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水のおおよその温度を知りたいときに、防水温度計が手元にないこともあるでしょう。そんな場合でも、水が沸騰または凍結するまでの過程で表れるサインから、大まかな水温を判断することができます。手や肘を温度計代わりに使ってもいいでしょう。ただし、温度計なしで水温をチェックする場合には、正確な温度まではわかりません。

方法 1
方法 1 の 3:
手と肘を使って温度を測る

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    水に手を近づけてみる まずは水の上に手をかざし、水が冷たいのか、ぬるいのか、あるいは熱いのかを大まかに確認しましょう。熱気を感じたら熱いお湯ということなので、触ると火傷をする危険があります。熱気を感じない場合は、常温の水か冷たい水ということです。
    • キッチンでも自然界でも、いきなり水に手を突っ込まないようにしましょう。最初は必ず水の上に手をかざして温度を確認します。
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    肘を水に浸す 水の入っている容器が大きめのものであれば、片方の肘を水に浸けてみましょう。これで大まかな水の温度がわかります。水が熱いか冷たいかは一瞬で判断できるでしょう。
    • ステップ1で熱いか冷たいか判断がつかなかった水には、手や肘を突っ込まないようにしましょう。火傷を負う恐れがあります。
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    水温を判断する 5~10秒ほど水に肘を浸けたままにし、大まかな水温を判断しましょう。少し温かく感じるが熱いというほどではないという場合は、38℃くらいです。[1]
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方法 2
方法 2 の 3:
水が冷たいかどうかを判断する

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    水の入っている容器に結露が発生していないか確認する 水がガラスや金属製の容器(魔法瓶や鍋など)に入っていて、容器に結露が発生し始めている場合は、水は周囲の空気よりも冷たいということです。[2]
    • 水の温度が気温よりもはるかに低い場合、すぐに結露が発生します。
    • 2~3分のうちにグラスの外側に結露が発生したら、水はかなり冷たいということです。
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    凍り始めているかチェックする 水がかなり冷たく、凍り始める温度になっていれば、水の縁に小さな氷の層ができているでしょう。この段階で水の温度は0℃近くになっているはずですが、1℃~2℃など、まだ0℃より少し温かい場合もあります。[3]
    • 実際に水の入ったボウルを冷凍庫に入れて観察してみると、水とボウルの側面が接している部分に、小さな氷のかけらが浮いてくるのがわかります。
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    水が凍っているかどうかを確認する 凍っているかどうかは一目で簡単に判断できます。水が凍っている(カチカチに固まった氷ができている)場合は、水の温度が0℃以下だということです。
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方法 3
方法 3 の 3:
気泡の大きさでお湯の温度を判断する

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    水が温まると発生する小さな気泡を観察する 水の温度を正確に把握したい場合は、平鍋や深鍋の底から発生する小さな気泡で判断しましょう。気泡が非常に小さい場合、水温は大体71℃くらいです。[4]
    • 温度が低めの時点で発生するこの気泡は、ピンの頭くらいの大きさで、「エビの目」にたとえられます。
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    気泡が中くらいの大きさになる お湯を加熱し続けると、底から発生する気泡が「エビの目」より少し大きくなります。これは、お湯が79℃近くになっていることを示しています。[5]
    • 79℃に達すると、霧状の細かな蒸気も発生し始めます。
    • この大きさの気泡は 「カニの目」と呼ばれています。
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    気泡がより大きくなり、水面まで上昇してくる 鍋の底から発生する気泡はどんどん大きくなり、最終的には水面まで上昇してくるようになります。この時点の水温は85℃くらいです。85℃に達すると、鍋の底からわずかにコトコトと音がするので、その音でも判断できるでしょう。[6]
    • 水面に上昇し始めるときの気泡は「魚の目」くらいの大きさです。
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    「真珠の糸」が現れる お湯が完全に沸騰する前の最終段階です。鍋の底から発生した大きな気泡はすぐに水面まで上ってくるようになり、上昇する気泡が鎖のように連なって見えます。この段階の水温は91℃~96℃の間です。[7]
    • 「真珠の糸」の段階を過ぎると、すぐに水温は100℃に達し、ぐつぐつと煮えたぎります。
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ポイント

  • 標高の高い場所では水の沸点が変わります。通常、水は100℃で沸騰しますが、高地では気圧の低下により90℃という低い温度で沸騰します。[8]
  • 水に塩のような不純物が含まれている場合も沸点が変わります。不純物が多ければ多いほど、沸騰する温度は高くなります。
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注意事項

  • 沸騰しているお湯や沸騰直前のお湯に、指や手を突っ込まないようにしましょう。ひどい火傷を負う恐れがあります。
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このwikiHow記事について

Meredith Juncker, PhD
共著者 ::
科学研究者
この記事の共著者 : Meredith Juncker, PhD. メリディス・ジュンカーは生物化学と分子生物学の博士候補生です。ルイジアナ州立大学ヘルスサイエンスセンターにて、タンパク質と神経変性疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症等)の関連性に焦点をおいた研究に取り組んでいます。 この記事は14,576回アクセスされました。
カテゴリ: 健康
記事のサマリーX

温度計を使わずにイースト用の水温を確認するには、蛇口からお湯を出して手首でお湯に触れ、熱すぎず非常に温かいと感じられるように水温を調節します。この状態では、水温が約40°Cになるはずです。これは、ほとんどのイーストに適した温度です。また、温度計を使わずに紅茶用のお湯の温度を確認するには、まず鍋に水を入れて強火にかけます。鍋の底に小さな泡が出始めたら、水温は約70°Cです。目に見えて蒸気が上がってきたら、水温は75〜80°Cです。大きな泡がポコポコと水面で静かに割れるようになると約90°C、泡が次々と水面に上がってくるようになると95℃です。さらに、お湯がボコボコと煮立って完全に沸騰すると、約100℃です。 水の凍り始めを確認する方法については、記事を読み進めましょう!

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