潜望鏡とは、自分の視点の位置を変えて、角の向こうにある対象物を確認したり、頭上から眺めることのできる仕組みです。最新式潜水艦や先進技術が取り入れられた自家用車などには、より複雑なプリズムやレンズが用いられているものの、この記事で紹介する作り方を試せば、反射鏡を用いた、より基本的な潜望鏡を作ることができます。基本的とは言っても、20世紀も軍事的な目的などに用いられていた仕組みなので、かなりはっきりと目視することができるでしょう。

方法 1 の 2:
ボール紙で潜望鏡を作る

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    同じ大きさの小さな鏡を2枚用意する 平らな鏡であれば、四角、丸、などどのような形状の物でも用いることができます。2枚の鏡は全く同じ形状である必要はありませんが、どちらも牛乳パックに収まる大きさであることが求められます。
    • 小型の鏡はクラフト用品や画材専門店、あるいはオンラインショップなどで探してみましょう。
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    牛乳パックの上部を切り取る 空の牛乳パックを2本用意しましょう。どちらも少なくとも1リットル容量の大きさがあり、鏡が収まる十分な幅があるものを選びましょう。上部の三角屋根のようになっている部分を切り取り捨てましょう。次に、内側をよく洗い、牛乳の臭いも残さないようにします。
    • 牛乳パック以外にも、頑丈なボール紙で作られた筒でも大丈夫でしょう。
    • 大きく平らなボール紙を1枚使うこともできます。工作用ナイフなどで軽く切れ目を入れ、4つのパーツに分けて折りたたみ、テープで固定して4面が閉じられた箱のような形状を作りましょう。
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    2本の牛乳パックをテープでつなげる 梱包用テープといった粘着力の強いテープを用いて、2本の牛乳パックの端をつなぎ合わせ1つの細長い箱を作りましょう。箱の内側同士、次に外側の4面全てをテープで留めると、しっかりと固定することができます。
    • 2本の筒あるいは2本の手作りの箱も同じ方法でつなぎ合わせ、1本の細長い形状にしましょう。ただし、長さが増すほど、対象物が小さく見えるようになります。[1]
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    鏡が収まるだけの穴を切り開ける 牛乳パックの垂直面の1つに鏡をあてます。端から6ミリほどの位置に合わせましょう。[2] 鉛筆を使い、鏡の外枠をなぞります。その線に沿って穴を切り開けましょう。
    • 工作用ナイフがあると切りやすいですが、かなり鋭いので、子供が用いる際は必ず大人が見ているようにしましょう。
    • 牛乳パックの代わりにボール紙の筒を用いる場合は、わずかにつぶし平らにすると鏡の外枠もなぞりやすくなるでしょう。
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    45度の角度で鏡をはめこむ 粘着力のあるパテや両面テープを使い、鏡を切り開けた穴からはめ込むようにして、穴を開けた面の真向いの壁に取り付けましょう。穴から覗き込んだ時に鏡面全体が見えつつも牛乳パックの反対の端に向かって45度に傾けた状態にします。
    • 定規を使い、牛乳パックの最も近いへりと、鏡の下端が牛乳パックの面に触れる位置の距離を計測しましょう。次に、同じ角と鏡の反対側の端(鏡と牛乳パックの上が接触している位置)との距離を計測します。2つの距離が同じであれば、角度は45度です。
    • 鏡の位置を微調整する可能性もあるので、まだ糊は使用しません。
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    1つ目の穴から対角線上の位置に2つ目の穴を切り開ける 牛乳パックを縦長に立たせ、1つ目の穴がある方を上にします。この穴が自分と反対の方を向くようにパックを回転させます。2つ目の穴は、この時に手前を向いている面の下の端に開けます。1つ目の鏡と同じ要領で外枠をなぞりましょう。
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    2枚目の鏡をはめこむ 1枚目の鏡と同様に穴の外から鏡面全体が見えつつも、反対側の端に向かって45度傾ける必要があります。この角度にそろえると、鏡の1枚に映った対象物が反射して潜望鏡の内部を通り、2枚目の鏡に届き、穴の外から除いている目に届きます。
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    穴から覗き込み調整する 穴の1つから覗き込み、対象物が鮮明に見えるか確認しましょう。ぼやけている時や、潜望鏡の内側しか見えないという時は鏡の位置を調整する必要があります。45度になっていれば、よく見えるはずです。
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    鏡を固定する パテやテープでは十分に安定させることができないのであれば、糊を使いましょう。適切な位置にしっかりと鏡を固定し、こっそりと誰かのことを観察したり、人混みを頭上から見てみましょう。
    • 光が入り過ぎて見づらい場合は、穴の外側の縁に黒の画用紙を貼ってみましょう。
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方法 2 の 2:
塩ビ管を用いる

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    塩ビ管(ポリ塩化ビニル管)を1~2本用意する 30~50センチほどの長さがあると良いでしょう。ただし、長くなるほど対象物は小さく見えるという特徴を考慮しましょう。[3] 若干太さが異なるパイプを2本用意し、端を重ね合わせるように、ぴったりとつなぎ合わせて用いても良いでしょう。こうすると一方の端を回転させながら使うことができるので、向きを自由自在に変えながら見えるようになります。
    • 塩ビ管は工具店やホームセンターで探してみましょう。
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    両方の端にL字の継手を取り付ける L字型に湾曲した継手を双方の端に取り付け、潜望鏡の形を作りましょう。角の向こうや障害物の向こう側を見るために用いるのであれば、それぞれが逆方向を向くように調整します。
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    管に収まる大きさの鏡を2枚用意する この鏡は、管の先端に収まる大きさである必要があります。また、丸型の方が扱いやすいかもしれません。クラフト用品の専門店やオンラインショップで探してみましょう。
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    一方の端に45度の角度で鏡を取り付ける パテや粘着力の強い両面テープで鏡を継手の内側の角に取り付けます。[4] この継手から鏡を覗き込んでみましょう。覗き込みながら、反対側の端の底が見えるように鏡を調整します。あるいは、反対側の継手を一旦取り外し、管の反対側の端まで見通すことができるようになるまで調整しましょう。straight through the pipe.
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    2枚目の鏡を反対側の端に取り付ける この鏡も45度に調整します。こうすることで、一方の鏡に反射した光が管を通り、2枚目の鏡に到達し、覗き込んでいる人の視界に入ってくるようになります。
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    調整が完了したら鏡を固定する 対象物がはっきりと見えるようになるまで鏡を調整しましょう。大丈夫なようであれば、梱包用のテープを重ねて貼ったり、塩化ビニル用接着剤、エポキシ系接着剤といった特殊な糊を使い、しっかりと鏡を固定します。[5]
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ポイント

  • 鏡が大きいほど、見える範囲が広がります。
  • マスキングテープを使い中央を密閉しましょう。
  • ボール紙と2~3枚の鏡を用意しましょう。鏡は多少ぼやけていても、見えるのであれば問題ありません。見えない場合は、汚れていないものを用意しましょう。
  • 不要になったCDを使って小さな鏡を手作りすることもできますが、必ず手袋と保護用のゴーグルを装着し、裂片から身を守りましょう。また、必ず大人が見ているようにしましょう。まず、ドライヤーでCDを熱すると壊れにくくなります。次に、工作用ナイフで複数回に分けて浅い切れ目をいれながら、お好みの形状に切り取ります。[6]

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注意事項

  • ハサミや工作用ナイフは怪我に気をつけて慎重に扱いましょう。また、必ず大人が監督しているようにしましょう。
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必要なもの

  • 空の牛乳パック2本または塩ビ管1本(代わりになる材料は上記の本文を参照)
  • 小型の鏡2つ
  • ハサミまたは工作用ナイフ
  • 粘着性のパテあるいはテープ
  • 強力なテープ、糊、または接着剤

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カテゴリ: 趣味・DIY
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