火を起こす方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

この記事には:必要なものを集める実際に火を起こす記事のサマリー

マッチを擦って火をつけるのは、大仕事のうちの半分です。火を起こす、これは、薪をどのように組むかということですが、それで火がどれくらい長く燃えるかが変わりますし、どれくらいの熱を出すかということも変わってくるのです。この記事はどんな場所でもうまく火を起こせる概要をお教えします。

パート 1
必要なものを集める

  1. 1
    着火するものを見つける。一番使われているのは、ライターかマッチでしょう。もしどちらも手元にないなら、以下の方法を参考にしてみてください。:
    • 虫眼鏡で火をつける方法
    • 濡れたマッチで火をつける方法(もし、あなたがやってみたければ、防水加工のマッチを作ってみましょう。)
    • 火打石を見つける方法。見つかれば、マグネシウムと火打石で火がつけられます。
    • 木の枝で火をつける方法
    • マッチやライターなしで火をつける方法
  2. 2
    乾いて火の付きやすいもの(導燃材)を集める。導燃材にはマッチの火がすぐについて、そして小枝に火が移ります。小枝が濡れていたら、導燃材をたくさん入れて、小枝が乾いて火がつくまで、火を保たせなければいけません。
    • 乾いた枝や木の皮などをナイフで裂いて粉のように細かい導燃材をつくることもできます。
    • 他にも:
      • 枯木や枯草
      • ろう
      • 糸くず
      • ブナの木の皮
      • チャークロス(Char cloth)
      • 木の削りかす
      • 松のやに
      • 針葉樹の葉
      • 燃え木
      • 発火具
  3. 3
    小枝を集める。8ミリから1.5センチほどの直径の大きさの枝を集めましょう。導燃材よりも大量に必要になります。そうすれば、簡単に火が移り、安定した熱と炎を出して、薪などの本燃料に火がつくようになります。
    • 良い材料となるもの:乾いた小枝、木片、段ボールの紙、大きな木片を小さく割ったもの、笹搔き状にした棒(枝を途中まで裂いて、ボサボサにしたもの)。
    • もし小さい薪をもっと小さく割るのであれば、以下の方法を試してください。
      • 割りたい木材を斧と平行に持ち、木材の端に斧を当てます。両手の位置は斧の取っ手の下の方です。片手で斧を持ち、もう片方で木材を支えます。刃を入れたい箇所に斧の刃を当て、まき割り台に向けて木材と斧を一緒に振り、まき割り台に打ちつけて割っていきます。端から端まで割れたなら、斧をねじって、割れた木材を二つにしましょう。
      • 木材を細かく裂きたい場合、土に打ちつけるか足で支えて、木材を垂直に立てます。こぶしより少し大きめの石を見つけ、木材の上部をひびが入るまで打ってください。指で皮を裂くように、木材を細かいものにします。
  4. 4
    薪か他の本燃料となるものをたくさん集める。火を長く燃やすのに良いものは、直径2.5~12.5センチの木材や、枯草をねじって棒状にしたもの、泥炭、乾いた動物の糞、石炭などです。自分が必要と思える量よりも余分に集めておきましょう。特に夜、火のそばで眠るつもりなら、余分に多く集めましょう。
    • まだ生木で乾いていない枝も燃やすことができますが、それを火の中にいれてもいいのは、火が起こって、しっかりしてからです。生木は乾いた木よりも火がつくのが遅いからです。
    • 針葉樹や常緑樹、針のような鋭い葉を持っています。針葉樹の枝はすぐに燃え、とても熱くなります。また火が燃え始めるのに良く、熱く燃える樹脂も含んでいます。そのため、固い木材よりも火がつきやすいので、針葉樹の木はたきつけにもよく用いられます。樹脂を含んだ木材は燃えているときに、パチパチと音を立てたり、時々はじけたりするので、それで分かります。
    • 固い木材の木は、広い平らな葉を持ちます。針葉樹よりはうまく火がつきません。しかし、一度火がつくと、長い間燃え、熱を出します。固い木の薪を割る方法かごつごつした木を割る方法を知っておいた方が良いかもしれません。
    • 新聞紙を束ねて、薪のようにすることもできます。

パート 2
実際に火を起こす

  1. 1
    直径1.2メートルほどの円で、火をおこす場所をつくりましょう。邪魔になるものをどけてください。その場所を石で囲むか、5センチから10センチほど深く掘り、火を起こす場所を作りましょう。石でその円を囲むと、そこで火を遮ります。薪か石で壁を作り、火の熱を返すようにします。特に、火の片側に座って、反対側は必要でない場合、熱が反対側で無駄にならないように、壁を作りましょう。
    • もし地面が濡れている、もしくは雪で覆われているのであれば、太くて燃えにくい生木で火床を組み立て、その上に土か石を被せましょう。
  2. 2
    たき火をする場所に小枝を雑に盛り上げます。小枝同士の間が遠すぎると火が移らず、近すぎると空気が入らないので、うまく積みましょう。
    • 積み上げた小枝の上に導燃材を置きます。マッチやライターなどで火をつけ、徐々に小枝を足していきます。
    • 火が熱くなり、激しくなるように、空気をゆっくりと吹き込みましょう。
  3. 3
    薪を小さいものから加えていき、徐々に大きいものを入れていきましょう。どのように薪を入れるかで、火の長さ、どれだけ早く燃えるか、どれだけ薪が保つのかが変わります。
    • 円錐状に組み立てる。導燃材と小枝を円錐状になるように置き、その中心に火をつける。そうすると、外側から薪が真ん中の火に落ちて、火が移り、燃えていきます。これが最も効果のある薪の組み方です。
      • 火の一番端の炎が一番熱いので(そこでは酸素が燃えて二酸化炭素に変わるので)、円錐形の一番上が、一番熱いところになります。薪の太い部分を、円錐形の上になるように置きましょう。
      • 円錐状に組むと、濡れた木や生木もよく燃えます。しかしこの組み方は熱を激しく出すので、薪は火の中で早く燃えてしまうでしょう。[1]
    • ログキャビン風に組む。薪を交互に重ねていき、四角の形で壁を作ります。真ん中に円錐状に盛り上げた小枝を置ける大きさに組んでください。そして壁の隙間から空気が入るようにしましょう。
      • 煙突効果は底から空気を吸い出し、強い炎として、空気を上から出していきます。もしたき火に十分な酸素が回っていないように思うなら、組んだ壁の下に小さな穴を掘って、そこから、空気が入るようにし、空気の流れを作りましょう。もしくは、炎がちょうどよい熱さになるまで空気を吹き込みましょう。
      • この組み方は、料理をするのに最適です。四角の壁の形が均一な熱を保つからです。大きめの、乾ききっていない薪を組んだ薪の上に置いて、その上に食べ物をしばらく置くことができます。
    • ピラミッドの形に組む。2本の細めの薪か枝を地面に平行に置きます。その上に2本の枝とは垂直になるように、細めの薪か小枝を並べ、層を作ります。
      • 層を3層か4層になるまで重ねる。層を重ねるごとに、木を下の層と垂直になるように置きます。下の層よりも上の層が小さくなるように組みましょう。
      • ピラミッドの一番上に火をつける。炎は自然と下の層に向かって燃えて移っていくでしょう。
    • 枝をお互いに寄りかからせるように組む。乾ききっていない枝を30度の角度で地面に挿して柱とします。向きは枝の先が風の方向を指すように挿してください。その根元に導燃材を置き、小枝を柱に寄りかからせるように置きます。火をつけ、必要であれば、小枝を足していきましょう。
    • 十字に掘る。縦横30センチほどの長さで十字を地面に書き、それに沿って7.5センチの深さの十字の溝を作ります。真ん中に大きく丸めた導燃材を置き、それを覆うように小枝でピラミッドを作ります。溝から空気が入るようにし、火に酸素を送ります。
    • 星形に組む。この組み方で、火を熱くしたいときは、薪を火の中に押したり、火を小さくするために、薪を火の中から出すことができます。燃料を節約したいときには、この方法は有効です。[1]
  4. 4
    完成!

ポイント

  • たき火に十分な薪を集めましょう。夜中の3時に起きたら火が消えてしまっていたという状況を、誰も見たくはないでしょう。一度集めてこれで十分かなと思った量から、その3倍の薪を集めましょう。
  • 熱を最大限に出すために、大きな岩の隣で、火を起こし、熱が岩で反射して返ってくるようにしましょう。たき火だけの熱の2倍の熱さになり、たき火のそばでさらに温かくいられるでしょう。
  • たき火の場所を囲むための石は、水のそばにあったものは使わない。石は中に水を含んでいます。そして急速に熱が加えられると、ひびが入ったり、はじけたりする危険があります。
  • 起こしたくない二次の火を避けるために。たき火のそばに置いてある薪で、後で燃やそうと思っているものは、たき火からの飛び火や残り火から守るために、薪を全部積み重ねて置いておくのではなく、お互いに離しておきましょう。
  • 一度たき火を消すけれども、またすぐに同じ場所でたき火をしようと思う場合、水で火を消すのではなく、土を被せるようにしましょう。水を使うと、その場所が濡れてしまい、火をつけるのが難しくなってしまいます。その場所が乾いてたき火に使えるようになるのは、大分時間がかかるでしょう。
  • 緊急の場合、残り火を夜通しまたはそれよりも長くつけて、またそこから火を起こすことができます。くま手で残り火と灰を集めて盛り上げます。盛り上げられた灰によって火に届く酸素は減りますが、灰は熱をよく保ちます。火は高温のままで、夜通しゆっくりと燃えるでしょう。
  • 小枝や薪が乾いているか確認しましょう。乾いていないと、火は普通のたき火よりも2倍の煙を出します。
  • キャンプ場や他の場所で、何日間かそこに滞在する場合、雨が降るかもしれないことを考えて、燃料となるものを乾いたところに保管しておきましょう。
  • テントや眠る場所に近すぎる場所で火を起こさない。
  • 火の中の薪を動かしたい場合、まだ火に入れていない薪を取り、端を水の中につけ、水につけた部分で火の中の薪を突いて動かします(もしくは、乾いていない木を使うこともできます)。しばしば、火の中の薪を移動させると、火をさらに大きくさせます。
  • たき火が終わった後に、火が残っていて、また火が起こるということを避けるために、その場所を去る前に、火がちゃんと消えていることをしっかりと確認しましょう。
  • 木の真下や垂れ下がっている木の枝の下で火を起こさないでください。
  • くま手でそれぞれの薪を離すことによって、たき火を小さくするか、残りの薪を燃やしきって消すことができます。
  • 燃やすものを選ぶ場合、地面に落ちている乾いたものを探す。木に生えている枝は、水気がありすぎますし、薪のために木から枝を切り取るのは、環境保護の精神を示すことにはなりません。
  • 薪をあちらこちらに移さない。薪を移動させると、そこにいた昆虫や幼虫も含む外来種も新しい場所へ移動することになります。もし薪が別の場所から移動された場合、それらは全部燃やして、移動された場所に何も残らないようにしましょう。
  • たき火をつけたまま場所を離れない。燃えている薪をそれぞれから離すと、だんだん冷えてきます。そしてたき火の場所に水をかけて、火を冷まし抑えましょう。放置されたたき火は、不注意に森林火災を起こしてしまうかもしれません。
  • たき火を始める前に、近くに水の入ったバケツを二つ置いておく。水が近くにあれば、火が大きくなりすぎたときに、その水をかけて、コントロールすることができます。水が手に入らないようであれば、代わりに砂が土をバケツに入れておきましょう。大きなたき火をするのであれば、さらにバケツが必要となるでしょう。
  • たき火の上で料理をするのは、楽しいですが、あまり効果的ではありません。キャンプストーブは空気の流れを制御し、より効果的に料理ができます。
  • 導燃材から小枝の間に、皮のついていないもっと細い枝を中間体として使いましょう。

注意事項

  • たき火を始める前に、その場所でたき火をしてもよいか確認してください。キャンプ場の多くは、また政府指定のある場所では、ガスか液状燃料のストーブしか使えない、または天候により(暑すぎるか乾燥しすぎていて)まったく火を起こすことはできません。ときには、日中たき火をすることは許されないこともあります。

必要なもの

  • 着火するもの
  • 導燃材
  • 小さな小枝
  • 燃やすもの
  • ショベルかハンドタオル

記事のサマリーX

火を起こすには、まず何もない乾燥した場所を見つけます。木や茂みから少なくとも1.8mほど離れた場所を選びましょう。次に枯れ葉や小枝など、発火して火が燃え広がる可能性のあるものを、その場所から排除します。火を起こす前に、水、土、砂などを使って火を消す方法を考えておきましょう。火を起こすには、まず次の3種類の材料を用意します。細く割いた樹皮、枯れ葉、枯草などの乾燥した導燃材、小さな棒や枝などの点火材、薪や大き目の木材などの本燃料です。導燃材でボールを作り、火を起こす場所の中心に置きます。その周りに枝を円錐状に配置します。導燃材の上に小枝を井桁に重ねる方法もあります。一方に隙間を作ると導燃材に火をつけやすいでしょう。基礎部分を作ったら、その上に本燃料を立てかけていきます。これで火を起こす準備ができました。ライターやマッチで導燃材に火をつけます。導燃材にはすぐに火がつきますが、均等に火が燃えるように数か所に火をつけましょう。火がうまく燃えなければ、火が広がるようにそっと空気を吹き込みましょう。火が燃えるのに酸素が必要です。導燃材に火がつくと、小枝にも燃え移ります。本燃料に火が移るまで、小枝は燃え続けるはずです。 ライターやマッチを使わずに火をつける方法については、記事を読み進めましょう!

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 住まいと暮らし・ガーデニング

他言語版:

English: Build a Fire, Español: encender una fogata, Français: faire un feu, Deutsch: Lagerfeuer machen, Português: Fazer Uma Fogueira em Qualquer Situação, Nederlands: Vuur maken, Русский: развести огонь, 中文: 生火, Italiano: Predisporre la Legna per Accendere un Fuoco, Bahasa Indonesia: Menyalakan Api, Čeština: Jak založit oheň, ไทย: ก่อไฟ, Tiếng Việt: Đốt một đống lửa, العربية: إشعال نار

このページは 17,796 回アクセスされました。
この記事は役に立ちましたか?