今日の為替市場では、普通の投資家(FXトレーダー)が世界のいろいろな通貨を売買(取引、トレード)することができます。こうした売買のほとんどは、週5日、1日24時間営業しているForex(オンライン為替市場)を通して行われます。[1] 市場に関する十分な知識、そして多少の運さえあれば、通貨の売買でお金を稼ぐことが可能です。

パート 1 の 2:
為替取引について学ぶ

  1. 1
    自分が売りたい通貨と買いたい通貨の為替レートを調べます。為替レートがどのように変動しているかを確かめましょう。
    • 為替レートとは2つの通貨の両替率のことで、売りたい通貨に対して受けとることができる他の通貨の価値(通貨単位)を表します。例えば、為替レートが1ドル100円のときに1万円を売ると100ドルを受けとることができます。[2]
    • 為替レートは頻繁に変動します。政情不安定、自然災害など、変動の要因はさまざまです。通貨間の両替率が絶えず変化していることを理解する必要があります。[3]
  2. 2
    取引の戦略を立てましょう。為替取引で利益を得るには、これから価値が下がると予想される通貨(基準通貨)を価値が上がると予想される通貨(取引通貨)に交換します。例えば、現在通貨単位あたり100円の基準通貨Aが高くなると予想される場合は、その通貨の一定額を「為替予約」にて購入することができます。為替レートが100円/Aから120円/Aに上がれば、差額が自分のものになります。[4]
    • 通貨価値が大きく変動する可能性を見極めましょう。経済がうまくいっている国の通貨は、他の通貨に対して価値が安定、または上昇する可能性が高くなります。
    • 金利、インフレ率、公債、政治的安定などは、すべて通貨価値に影響を与える要因となり得ます。[5]
    • 消費者物価指数や購買担当者景況指数といった経済的要因の変化は、通貨価値がもうすぐ変化することを示している可能性があります。[6]
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    為替取引にはリスクがあることを知っておきましょう。経験豊かなトレーダーであっても、外貨の売買は難しいものです。多くのFXトレーダーは、より多くの通貨を購入するために資金を借りるという「レバレッジ」を利用しています。例えば、100万円の通貨を取引する場合、10倍のレバレッジであれば、100万円の10分の1、つまりわずか10万円で取引することが可能となります。[7]しかし、万が一取引に失敗した場合は、自分のお金を失うだけではなく、株式や先物の取引よりも多額の費用をブローカー(取引仲介業者)に負うことになります。
    • また、取引のタイミングや1回あたりの取引金額を決めることが難しいこともあるでしょう。通貨の価格は、場合によっては数時間以内に急速に上下変動することもあります。[8]
    • 例えば、2011年には、24時間の内に米ドルが日本円に対して4%下落し、その後7.5%上昇したことがありました。
    • こうしたことから、FXトレードでは個人トレーダーによる小口取引のうちの約30%しか利益を上げていません。[9]
  4. 4
    デモ口座に登録して、取引の練習をしてみましょう。FX取引の仕組みを理解するのに役立つでしょう。
    • FXCMなどのウェブサイトでは、仮想通貨を使ってFX取引の練習をすることができます。[10]
    • デモ口座で安定的に利益を上げられるようになったら、実際の市場で取引を始めましょう。
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パート 2 の 2:
通貨の売買

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    まず、自国の通貨で現金を用意しましょう。他の通貨を購入するのに必要な元手となります。
    • 現金は資産、株式、債券、投資信託を売ったり、当座または普通預金口座からお金を引き出したりして用意します。
  2. 2
    為替ブローカーを探しましょう。個人トレーダーは通常、仲介サービスを利用して外貨取引を行います。
    • 外貨の売買をしたい初心者向けに「fxUnity」という使いやすい小口取引プラットフォームが、オンラインブローカーOANDAによって提供されています。[11]
    • オンラインFX業者である「FOREX.com」や「TDAmeritrade」でも為替売買ができます。
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    スプレッド(売値と買値の価格差)が小さいブローカーを見つけましょう。外国為替ブローカーは伝統的な手数料や料金を請求しない代わりに、スプレッドから利益を得ます。
    • スプレッドが大きいと、ブローカーに支払う金額も多くなります。例えば、1ドル110円の為替レートで米ドルを買い、120円で米ドルを売るブローカーは、スプレッドが10円ということになります。[12]
    • ブローカーに口座を開設する前には、そのウェブサイトまたは親会社のウェブサイトをチェックし、そのブローカーが先物取引業者として登録され、商品先物取引委員会の管轄にあることを確認しましょう。
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    ブローカーと通貨取引を開始します。取引を始めたら、ビジュアルソフトウェアなどのリソースを使って投資の進捗状況をフォローすることが必要です。一度に大量の通貨を売買しないようにしましょう。FXトレードの専門家は、1回の取引で口座残高の5%~10%程度を投資することを推奨しています。[13]
    • 取引の前に通貨レートの動向を確認しましょう。動向に沿った取引をすれば、収益が得られるチャンスが大きくなります。
    • 例えば、米ドルが日本円に対して着実に値上がりしているとします。その場合、何か理由がない限り、迷わず円を売って米ドルを購入しましょう。[14]
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    「損切り注文」を設定しましょう。損切り注文は通貨取引では非常に重要です。損切り注文を設定すると、取引通貨が一定の価格に達すると、自動的に取引を終了、つまり基準通貨を売ります。これは、購入する通貨が急落し始めたときに被る損失を減らします。[15]
    • 例えば、米ドルで日本円を購入する場合、現在1ドル115円が一定の価格であれば、仮に110円に下がると取引を終了するよう損切り注文を設定することができます。
    • これとは逆に、一定の利益を上回ったときに自動的に売るよう「利食い注文」を設定することができます。例えば、1ドルが120円に達すると自動的にドルを売るように設定できます。これにより、その時点での売却によって得られた利益が保証されます。
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    取引コストを記録しておきましょう。多くの国では、所得税申告のために取引コストの情報が必要となります。
    • この情報には、取引通貨の購入にかかった金額、基準通貨を売ったときの価格、通貨を購入した日、そして通貨を売却した日が含まれます。
    • ほとんどの主要ブローカーは、トレーダー自身が取引コスト情報を記録していない場合に備えて、この情報を記載した通知書を毎年トレーダーに送付してくれます。
  7. 7
    大量の通貨取引は避けましょう。一般的に、通貨取引はリスクを伴うので、取引額を口座残高のわずかな割合に止めるようFXトレードの専門家は推奨しています。[16]
    • 小口取引の70%がそうであるように、取引が失敗した場合を考えると、取引額や口座残高のうち取引に使う割合を制限すると、万が一の損失を少なくできます。
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注意事項

  • 通貨の暴落など、勘に頼っての取引はやめましょう。今後の動向に関して信頼できる情報があれば、通貨売買から利益を得る戦略を立てるのに役立ちます。しかし、勘や感情だけで取引する人は、たいてい損をします。
  • 損をしても余裕がある以上の通貨を取引してはいけません。たとえ確かな情報と堅実な投資戦略があったとしても、通貨取引はつねにギャンブルであることを忘れないようにしましょう。為替市場がどのように変化するかを正確に予測することは誰にもできません。
  • FXトレードは、金銭への執着心を起こさせる活動であり、道徳的・宗教的観点からは避けるべき行為です。したがって、1年以上の中長期投資の選択が望ましいでしょう。
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このwikiHow記事について

Michael R. Lewis
共著者 by
ビジネスアドバイザー
この記事の共著者 by Michael R. Lewis. マイケル・R・ルイスはテキサス在住の元企業重役、起業家そして投資アドバイザーです。テキサスブルークロス・ブルーシールド協会テキサス支部の副社長などを歴任し、ビジネス・金融の分野で40年以上のキャリアがあります。テキサス大学オースティン校にて工業経営の学士号を取得。 この記事は1,582回アクセスされました。
カテゴリ: 資金管理
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