発熱自体は病気ではありませんが、通常は体がなんらかの病気と闘っているサインです。熱にはウイルスや細菌と闘う働きがあるため、むやみに熱を下げようとするのは賢明ではありません。熱が下がるのを待つか、医療処置を受けるかを決めるのは、発熱の原因次第です。発熱に不快感が伴う場合や高熱が心配な場合に熱を下げる方法はいろいろとあります。

方法 1 の 4:
体をいたわる

  1. 1
    薄着になる 発熱時には寒気を感じることがありますが、体温は普段より高くなっています。暖かさを感じるためには体温を下げる必要があります。薄着をして余分な体温を放出し、必要ならば薄手の毛布やシーツをかけましょう。[1]
    • トレーナーを何着も重ね着したり、厚手の毛布にくるまっているのは、体温をさらに上げるため、実際には危険です。
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    室温を快適な温度に設定する 部屋の温度が高すぎると、体温を放出できなくなることがあります。しかし、室温が低すぎるのも問題です。体の震えは体温を上げようとする体の自然な反応です。室温が低すぎて体が震えるようでは、発熱を促しているようなものです。[2]
    • 部屋が暑すぎて息苦しいようであれば、窓を開けて扇風機を回しましょう。
  3. 3
    水で涼む 肌を濡らすのは体温を下げるよい方法です。ただし体を冷やしすぎないように気を付けましょう。湿らせたタオルを額や手足に当てたり、ぬるま湯で体を拭きます。体が震えないように必ずぬるま湯を使いましょう。[3]
    • 子供の発熱時には体を拭いてあげるとよいでしょう。
    • 消毒用アルコールを体に塗ると熱が下がると聞いたことがあるかもしれませんが、アルコールは皮膚に吸収され、アルコール中毒を起こす危険性があります。水を使いましょう。
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    市販薬を服用する 発熱に不快感が伴う場合は市販のアセトアミノフェンやイブプロフェンといった解熱剤を服用するという手もあります。必ず容量を守って服用しましょう。[4]
    • 成人はアスピリンを服用することができます。ただし、子供には絶対に与えてはいけません。アスピリンはライ症候群という深刻な疾患との関係が指摘されています。[5]
    • 解熱剤は熱の症状を緩和しますが、熱の原因である病気を治療するものではありません。細菌性の感染症の疑いがある場合は医師の診察を受けて処方薬をしっかりと服用することが極めて重要です。
  5. 5
    十分な休息をとる いつもより多く睡眠をとり、なるべく動き回らないようにして、体の回復を促しましょう。だからといって一日中ベッドの中で過ごす必要はありませんが、無理は禁物です。[6]
    • 学校や仕事は休むのが賢明です。これは、自分の体を休ませる目的と、同級生や同僚にウイルスや細菌を移さない目的の両方からです。
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方法 2 の 4:
正しい飲食

  1. 1
    水分補給 発熱はすぐに脱水症状を引き起こし、それが他の症状の発症につながります。十分に水分補給を行うと、体調もよくなり、病気に対する抵抗力も高まります。[7]
    • 必要な水分量は体重や運動量などの様々な要因により異なります。たいていの人は1日にグラス9-13杯の水分を必要とします。[8]
    • 水分補給に最も適した飲み物は水ですが、果汁やスポーツドリンクでもよいでしょう。
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    正しい食事 栄養価が高く消化の良い食品の摂取は体を丈夫にして病気に対する抵抗力を養います。ジャンクフードを避けて野菜や果物をたくさん食べましょう。[9]
    • 脂肪分の少ないたんぱく質やオリーブオイルのような体に良い油脂の摂取も重要です。
    • ヨーグルトのような天然の乳酸菌を含む食品は病気への抵抗力を高めます。
    • 食事の他にも、健康全般のためにマルチビタミンのサプリメントを摂取したり、免疫力向上や抗炎症効果のあるビタミンCとオメガ3脂肪酸を摂取してもよいでしょう。現在服用中の薬がある人はサプリメントの摂取を始める前に必ず医師に相談しましょう。
  3. 3
    液体ダイエットをする 食事のすべてを液体に替える必要はありませんが、水分補給や消化促進の目的で普段の食生活に液体を多く取り入れましょう。棒アイスやスープなどがよい選択です。[10]
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方法 3 の 4:
家庭療法

  1. 1
    ハーブティー入りのお茶を飲む 体が感染や炎症と闘う手助けをすると考えられているハーブはたくさんあります。有効成分を含む食材の入ったお茶を購入するか、生のハーブや粉末ハーブを使ってハーブティーを淹れましょう。以下の食材には解熱作用があると考えられています。[11]
    • 緑茶
    • キャッツクロー
    • 霊芝
    • マリアアザミ
    • センシンレン
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    ホメオパシーの薬を服用する 抗生物質での治療を必要としない発熱にはホメオパシーの薬を利用してみるのもよいでしょう。ホメオパシーの薬はすべて天然素材から作られていますが、現在服用中の薬がある人は特に、こうした薬を使う前に必ず医師に相談しましょう。以下の材料は天然の解熱剤として販売されています。[12]
    • 附子(ぶし)
    • セイヨウミツバチ
    • ベラドンナ
    • ブライオニア
    • ファーラム・フォスフォリカム
    • ゲルセミウム
  3. 3
    濡れた靴下をはく これは逆効果のように思えますが、濡れた靴下をはいて寝ると体の免疫機能が刺激され、熱を下げる効果を発揮します。濡れた靴下の上に乾いた厚手の靴下をはくと最大の効果が得られます。必要に応じてこれを数晩続けて行いましょう。[13]
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方法 4 の 4:
原因への対処法

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    症状を判断する 熱を下げるための最良の方法を知るためには、発熱の原因を突き止めることが大切です。現在感じている症状を確かめましょう。一般的なウイルスが原因で起きるのどや耳の痛みなど以外の症状がある場合は、医師の診断を仰ぎましょう。[14]
    • 意識の混乱、移動困難や呼吸困難、唇や爪の青い変色、ひきつけ、肩や首のこり、激しい頭痛といった症状が現れたら、直ちに医療処置を受けましょう。
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    抗生物質を服用する レンサ球菌扁桃炎や尿道炎などの細菌性感染であると診断されたら、医師は抗生物質を用いた治療を行います。指示通りに抗生物質を服用すれば、数日以内に症状が改善して熱も下がります。[15]
    • インフルエンザや一般的な風邪のようなウイルス性の疾患には抗生物質を服用してはいけません。抗生物質はウイルス性疾患には効果がありません。
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    高熱の程度を知る 通常は発熱を心配する必要はありませんが、体温が異常に高い場合や高熱が長く続く場合は危険な状態になることもあります。ご自身やお子さんが極めて高い熱を発症していると心配になったら、すぐに医師の診察を受けましょう。[16]
    • 生後3か月以下の乳児は38℃以上の熱が出たら医師の診察を受けましょう。
    • 3か月から12か月の幼児は39℃以上で医療処置が必要になります。
    • それ以上の児童および成人は40℃以上の発熱が治療を受けてもなかなか引かない場合に医師の診察を受けましょう。
    • また、発熱が48-72時間(2歳以下の幼児は24-48時間)以上続く場合にも医師の診察を受けたほうがよいでしょう。
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    慢性疾患の治療を受ける 発熱は狼瘡や血管炎、潰瘍性大腸炎などの慢性的な自己免疫疾患や炎症性疾患が原因で起きることもあります。こうした発熱への対処法は医師と相談して現在患っている疾患の治療プランを立てることが最善の方法です。[17]
    • 慢性疾患を抱えている人は発熱時には必ず医師の診察を受けましょう。
    • 発熱はがんなどの深刻な病気の兆候である場合もあります。発熱が長く続く時には必ず医師の診察を受けましょう。
  5. 5
    環境に起因する発熱は直ちに医療処置を受ける 極めて気温の高い場所にいた後に発熱が起きたら、悪性高熱症や熱中症にかかっている可能性があります。こうした場合にはすぐに体を冷やす必要があります。[18]
    • 悪性高熱症はその他にも虚弱、吐き気、意識の混乱、めまい、精神状態の変化などの症状を伴います。
    • 悪性高熱症は病院での治療が必要です。すぐに緊急医療処置を受けましょう。
    • 医療処置を待っている間に、服を脱ぐ、肌に冷水をかける、風通しの良い涼しい場所に移動する、冷たい飲み物をたくさん飲むなどして、体温を下げるように努めましょう。
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ポイント

  • お子さんが自分の症状を伝えられる年齢ならば、きちんと話を聞きましょう。子供は自分の体のことをよく分かっています。
  • 発熱は体内の炎症を抑えるためのものであり、完全に解熱するべきではないことを覚えておきましょう。極めて不快な症状がある場合には熱を下げるのも致し方ありませんが、たいていの発熱に治療は必要ありません。[19]

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注意事項

  • 極めて高い発熱は脳傷害を起こす恐れがあります。ただし、42℃以上の発熱でないかぎり、そこまでに至ることは滅多にありません。[20]
  • 子供は発熱と共にひきつけを起こすことがありますが、通常はすぐに治まり、永久的な副作用を起こすこともありません。ただし、お子さんがこれまでに熱性けいれんを起こしたことがある場合は発熱時には医師に連絡したほうがよいでしょう。[21]
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カテゴリ: 全般的健康
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