カビの一種である白癬菌が手足の爪に寄生すると、初期症状として爪の端が白や黄色に変色します。この症状は端に出ることが多いのですが、爪の他の部分に出ることもあります。爪の奥深くに感染が広がると爪が厚くなり変色し、端がボロボロになります。見た目も悪く、痛みを生じることもある皮膚病です。汗ばんだ靴や浴室の床など、暖かく湿度の高い環境に長くいることで発症します。遺伝子学的に感染しやすい人もいる一方で、水泳をしたり頻繁に汗をかくなど、高湿度な生活環境が原因で感染することもあります。爪白癬が悪化するとひどく痛み、極端な例では手足の活動が制限されることもあります。

方法 1 の 3:
民間療法で治す

  1. 1
    ティーツリーオイルを爪に塗ります。ティーツリーオイルは昔から防腐剤や防カビ剤として利用されてきました。直接患部に数滴塗ったり、コットンパッドにオイルを浸して爪に塗りましょう。
    • 歯ブラシで爪をやさしくこすります。使用した歯ブラシは忘れずに捨てましょう。
    • ティーツリーオイルとオリーブオイルを混ぜて爪に塗ります。必要に応じて数回塗ったり、ティーツリーオイルだけでも効果があります。症状が軽度であれば、1日2回塗るのが適当です。
    • ティーツリーオイルで手当てすると副作用もなく、経済的な方法です。[1]
  2. 2
    重曹、オキシドール、酢、塩を混ぜて使用します。950 ml のお湯に、オキシドール60 ml 、エプソムソルト120 g 、酢60 ml を混ぜます。これらの製品はインターネットやドラッグストアで見つけることができます。この溶剤に直接爪を浸すか、溶剤を浸み込ませたコットンパッドを爪に当てて10分ほどおきます。1日2回行います。
  3. 3
    ピュアオレンジオイルを爪に塗ります。ティーツリーオイルと同様に、オレンジオイルにも防カビ作用があるので、爪白癬を治療するのに効果的です。爪の表面だけでなく内側にもオイルが浸み込むように塗りましょう。皮膚に少量試してアレルギー反応を確認してから使用します。
  4. 4
    生のニンニクをつぶして酢と混ぜます。生のニンニクには抗カビ効果があります。ニンニクの組織が壊れると、抗カビ作用のある成分「アリシン」が生成されるので、よくつぶして使用しましょう。爪に直接塗ります。また、生のニンニクを食べても抗カビ・殺菌効果があります。
  5. 5
    リンゴ酢で殺菌します。リンゴ酢の酸が真菌の拡散を防ぎ、殺菌します。リンゴ酢を同量の水で希釈し、30分爪を浸します。毎日繰り返すと効果的です。浸した後は必ず乾かしましょう。
  6. 6
    殺菌作用のあるマウスウォッシュに爪を浸します。マウスウォッシュに含まれるアルコール成分には消毒作用があり、殺菌成分が白癬菌に効果的です。毎日15分ほど爪をマウスウォッシュに浸しましょう。
  7. 7
    ヴィックスヴェポラップを塗ります。充血除去作用のある薬を爪に少量塗って、手足を靴下や手袋で覆って就寝します。爪が乾いた状態で薬を塗りましょう。
  8. 8
    ラベンダーオイルで覆います。ラベンダーオイルには消毒作用があり症状が緩和します。電子レンジでオイルを少し温めます。コットンパッドに含ませて数分間、患部を覆います。1日に数回繰り返しましょう。
  9. 9
    抗カビ作用のあるオレガノオイルを使用します。オレガノオイルも爪白癬に効果的です。1日数回、爪に数滴たらします。
  10. 10
    レモンのしぼり汁を爪とその周囲に塗ります。レモンに含まれる酸は、白癬菌が別の爪や他の部分へ拡散するのを防ぎます。塗ってから15分ほどおいて、水で洗い流します。[2]
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方法 2 の 3:
医療的治療を受ける

  1. 1
    内服薬を服用します。民間療法で症状が改善しなければ医師の診察を受けて、抗真菌内服薬の処方を受けましょう。医師が爪の検体を取って検査し、薬での治療の必要性を判断します。効果的な内服薬として、テルビナフィン(ラミシール)または、イトラコナゾール(イトリゾール)がよく処方されます。症状に適した薬について医師と相談しましょう。
    • 蜂窩織炎を発症する恐れがあったり、爪白癬が痛む場合は内服薬が処方されます。
    • 内服薬の服用により健康な爪が生えますが、感染した爪が健康な爪に完全に生え変わるには長い期間が必要です。6~12週間で薬の効果が表れますが、完治までに数か月かかることもあります。
    • 内服薬を服用すると、発疹や肝機能障害をはじめとした副作用を起こす可能性があります。
  2. 2
    抗真菌外用薬を使用します。内服薬を必要とするほど重篤でない場合は、外用薬が処方されます。見た目が透明のマニキュアのような外用薬を爪の表面に塗ります。「クレナフィン爪外用液」や「ルコナック爪外用液」がよく処方されます。[3]
    • 1日1回、感染した爪が新しい健康な爪に生え変わるまで塗ります。爪の周りの皮膚についた薬液をティッシュペーパーや綿棒などでふき取りましょう。
    • 外用薬の欠点は、完治までの期間が非常に長いことです。1年かかることもあります。
  3. 3
    クリームやジェルを使用します。抗カビ作用のあるクリームやジェルまたは、余分な湿気を吸収する尿素を含むクリームなどが処方されることもあります。医師の処方が必要なクリームやジェルの他、市販の製品もあります。
  4. 4
    手術による治療を受けます。症状が悪化すると手術で感染した爪を取り除くこともあります。いずれ爪は生えてくるので心配する必要はありません。ただし、爪が生えるまでの間は多少痛むことがあります。
  5. 5
    レーザー治療を受けます。真菌を取り除くのにレーザー治療や光線力学療法を用いる医師もいます。ただし、レーザー治療は始まってから数年と歴史も浅く施術できる病院は限られており、認可が下りていないので自費診療となります。
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方法 3 の 3:
爪白癬を予防する

  1. 1
    基本的な衛生を心がけましょう。爪を通気性の良い状態に保ちます。きつい靴、靴下、タイツなどは蒸れやすいので避けて、代わりにつま先の開いた靴などを履きましょう。
  2. 2
    爪を、短く清潔で湿気のない状態に保ちます。ネイル道具で爪をケアしましょう。爪が短いと細菌が入り込みません。
  3. 3
    通気性の良い靴下を履きましょう。靴下をはいて足が汗ばむようなら、綿やウールの靴下を避けましょう。合成繊維の靴下は通気性が良く、靴下の中が蒸れません。
  4. 4
    食器洗いや洗浄剤を使用する際はゴム手袋をつけましょう。細菌を寄せ付けないばかりでなく、肌が湿るのを防ぎます。細菌は高温多湿を好むので、そのような環境に爪をさらさないように気を付けましょう。
  5. 5
    公衆の場所では靴を履きます。特にスポーツジムなどでシャワーを浴びる際は気をつけましょう。不特定多数の人が使用する場所でシャワーを使用する際は、必ずサンダルなどを履きましょう。継続的に湿って暖かく、汗まみれの人々が使用する場所は細菌の温床です。
  6. 6
    不衛生なネイルサロンを避けましょう。器具や施設の消毒をしっかり行っているサロンを選びます。
    • ネイルサロンの衛生状態が不明で確認できない場合、自分のネイルキットを持参して使用してもらう方法もあります。
    • ネイルやネイルチップを一切やめる選択肢もあります。マニキュアを塗った爪は蒸れやすく、少しでも傷がついたりすると細菌が繁殖しかねません。[4]
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このwikiHow記事について

Luba Lee, FNP-BC, MS
共著者
治験審査委員
この記事の共著者 Luba Lee, FNP-BC, MS. ルーバ・リーはテネシー州に住む家庭医療を専門とするナース・プラクティショナー(一定レベルの診断や治療を行うことが許可されている上級看護師)です。2006年にテネシー大学にて 看護学修士号を取得しています。 この記事は1,714回アクセスされました。
カテゴリ: 健康
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