鋭い破片やとげなどの「異物」が、どういうわけか皮膚に刺さることがあります。小さな木片(とげ)が刺さった経験のある人は多いと思いますが、金属、ガラス、プラスチックの破片が刺さることもあります。通常は、自分で取り除くことができますが、 特に難しい場所に刺さった場合は、医師に取り除いてもらう必要があります。[1] 手足の指と爪の間に破片が刺さると特に痛く、取り除くのも難しいのですが、いくつか方法がありますので試してみましょう。

方法 1 の 2:
毛抜きで取り除く

  1. 1
    医療機関に行く必要があるか考えましょう。爪の奥深くに破片が刺さっていたり、すでに感染症を起こしている場合は、病院で取り除いてもらいます。痛みが数日間続いたり、破片の周囲が赤くなったり腫れている場合は、感染症の疑いがあります。[2]
    • 破片による出血がひどく重篤な場合は、近くの救急外来で取り除いてもらいましょう。
    • 破片が爪の奥深くに入り込んで届かない場合や、患部周囲が感染症を起こしている場合は受診しましょう。破片を取り除き、抗生物質を処方してもらえます。
    • 多くの場合、治療ではあらかじめ局所麻酔をかけて、取り除く際の痛みを軽減します。
    • 破片を完全に取り除くために、爪の一部や全体を除去する場合もあります。
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    自分で破片を取り除きます。自分で破片を取り除くには、(破片はとても小さく、指でつまむのは難しいので)毛抜きが必要です。また、破片が爪の深くに入り皮膚から一部分も出ていない場合は、針が必要になります。[3]
    • 破片除去に使用するすべての器具を消毒します。消毒用エタノールや沸騰したお湯で毛抜きや針を消毒できます。
    • 消毒した器具に触れる前に、まず手を洗いましょう。
    • 作業を始める前に患部や爪を洗って、感染症を予防します。石鹸と水で洗うのが難しい場合は、消毒用エタノールで殺菌する方法もあります。
    • 患部の爪が長い場合は、取り除く作業を始める前に爪を切っておきましょう。患部を見やすくするためです。
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    毛抜きで破片を引き抜きます。患部全体がよく見える明るい場所で行いましょう。毛抜きで、皮膚から出ている部分をつまみます。しっかりつまんだら、破片が入った方向に引き抜きます。[4]
    • 木、ガラスなどの破片が複数が刺さっている場合もあります。もしくは、引き抜くときに切れることもあります。自分自身で完全に取り除けなければ、病院で残った部分を取り除いてもらいましょう。
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    皮膚に完全に入り込んだ破片は、針を使って取り除きます。破片が爪に深く刺さり、皮膚の下に入り込み、皮膚の表面に全く出ていない場合があります。このような破片を自分で取り除くのは大変難しいのですが、針で破片の一部分を皮膚表面に出して、毛抜きでつまめるようにする方法を試してみましょう。[5]
    • 裁縫用の細い針であれば、どんなタイプのものでも構いません。消毒してから使います。
    • 爪の下の破片の奥に針を差し込み、後ろの部分を持ち上げます。
    • 持ち上げて一部が表面に出たら毛抜きでつまみ、破片が入った方向に引き抜きます。
  5. 5
    患部周辺を洗います。破片の一部または全部を取り除いたら、石鹸と水で患部を洗いましょう。洗った後、抗生物質入りの軟膏(ドルマイシン軟膏など)を塗ると感染症予防に役立ちます。[6]
    • 患部が出血していたり、感染しやすい箇所にある場合は、包帯で保護しましょう。
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方法 2 の 2:
別の方法で取り除く

  1. 1
    お湯と重曹を混ぜて、患部を浸します。爪に深く入り込んだり、小さくて毛抜きでつまめない場合は、お湯と重曹でうまく取り除くことができるかもしれません。[7]
    • お湯に大さじ1杯の重曹を混ぜて、指を浸します。1日2回行うと効果があります。
    • 数日行うと、破片が皮膚表面に出て毛抜きでつまめるようになったり、自然にとれることもあります。
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    テープで破片を取り除きます。テープを使って取り除く方法もあります。この方法は比較的簡単です。テープを破片の皮膚表面に出ている部分につけて、素早く剥がします。[8]
    • 使うテープの種類はどんなものでも構いませんが、透明のテープを使うと破片が透けてみえるでしょう。
    • 作業の前に爪を切っておくと、破片を捉えやすくなります。
  3. 3
    脱毛ワックスを使います。破片が非常に小さいと、毛抜きでつまめないことがあります。脱毛ワックスを使って、このような破片を爪の中から取り除く方法があります。ワックスには粘り気があるので、 皮膚表面に出ている部分にぴったりつけることができます。[9]
    • 患部の爪を切ると、ワックスを塗りやすくなるでしょう。
    • 温めたワックスを破片の周囲に塗ります。皮膚表面に出ている部分全体を覆うように塗りましょう。
    • ワックスが乾く前に、細長い布をワックスの上につけます。
    • 細長い布の端をしっかり握り、素早く引っ張ります。
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    ブラッドルート軟膏を使って破片を取り除きます。イクタモール軟膏とも呼ばれていますが、爪の下に刺さった破片を取り除くのに使えます。イクタモール軟膏は、オンラインショップで見つけることができます。この軟膏には患部の皮膚を柔らかくする作用があり、破片が皮膚から自然に排出され除去できます。
    • 患部の爪の一部や全部を切ると、軟膏を塗りやすくなるでしょう。
    • この方法は痛みや不快感も少ないので、子供に行うこともできます。
    • 患部に軟膏を塗ります。
    • 包帯で覆って、24時間そのままにします。イクタモール軟膏が布(衣類や寝具など)にシミを付けることがあるので、軟膏がはみ出さないように包帯を巻いておきましょう。
    • 24時間経ったら包帯をとって、破片を確認します。
    • 軟膏の効果で破片が自然に取れてなくなります。破片が取れずにまだ爪の中にあっても、以前より取りやすそうなら、毛抜きでつまんで取り除きましょう。
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    重曹のペーストを作ります。重曹のペーストを作って、イクタモール軟膏の代わりに使うことができます。重曹のペーストで皮膚が腫れることもあり、そうなるとますます破片をとりにくくなるので、ほかの方法で取り除けなかった場合にのみ、この方法を試しましょう。
    • 患部の爪の一部またはすべてを切ると、ペーストを塗りやすくなるでしょう。
    • 重曹小さじ1/4を水に混ぜて固めのペーストを作ります。
    • 患部に塗り、包帯で覆います。
    • 24時間経ったら、包帯を取り破片を確認しましょう。
    • ペーストの効果で破片が自然に取れてなくなります。24時間で破片がとれなかったら、再度塗って24時間待ちましょう。
    • この時点で、破片が皮膚から少し出てつまめるようなら、毛抜きで取り除きましょう。
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ポイント

  • 手足の爪の下に発症する線状出血という症状があります。この症状は破片が原因で(または関連して)起こるわけではありません。爪を通して見える血痕の形が破片のように見えるので、線状出血と呼ばれています。[10] 心内膜炎(心臓弁の炎症)や爪床の損傷により線状出血が起こります。
  • 一般的に、破片が有機物(木片や棘など)の場合は、取り除かないと感染症を起こしやすい傾向があります。その一方で、破片がガラスや金属など無機物の場合は、皮膚の中にあっても感染症を起こすことはありません。

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このwikiHow記事について

Chris M. Matsko, MD
共著者 ::
家庭医(かかりつけ医)
この記事の共著者 : Chris M. Matsko, MD. クリス・M・マツコ医師はペンシルバニア州ピッツバーグ在住の元内科医です。25年以上にわたって医学研究を続け、コーネル大学最優秀指導者賞を受賞しました。テンプル大学にて栄養科学の学士号を取得後、同大学医学部にて2007年に医学博士号を取得。2016年にha この記事は2,829回アクセスされました。
カテゴリ: 髪とネイル
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