爪真菌症を治す方法

共同執筆者 Luba Lee, FNP-BC, MS

爪に異変(硬くなる、厚くなる、黄色くなるなど)が見られた場合は爪真菌症が原因かもしれません。ただ、これは深刻な病気ではないので心配する必要はありません。様々な方法で対処することが可能です。まず、市販薬や自然療法を用いて家庭で対処してみましょう。症状に改善が見られない場合は、医師の診察を受けましょう。真菌症が治癒した後は、再発しないよう予防策を取りましょう。

方法 1 の 3:
家庭で対処する

  1. 1
    爪を切り抗真菌成分を染み込ませやすくする 爪を切ることで、真菌も部分的に取り除くことができるかもしれません。爪きりで真菌を取り除くことができない場合でも、爪を薄くして治療成分を染み込ませやすくすることは可能です。治癒を助けます。[1]
    • 普段から足の爪が長い人は、真菌が消えるまで短めに維持するようにしましょう。
  2. 2
    白っぽくなった部分が見られる場合は爪やすりで取り除く 白っぽくなっている部分を取り除くことで、爪の表面のバリアが取り除かれます。局所治療の効果が真菌に到達するよう、丁寧に整えましょう。ギザギザになっている部分や変色している部分にエメリーボードを用いましょう。小刻みに手を動かし、症状が現れている箇所をできる限り取り除きましょう。こうして爪にやすりをかけることで、治療効果も高まります。[2]
    • 少なくとも週1回(気になる部分がある時はさらに回数を増やして)爪にやすりをかけましょう。
    • 専門のサロンでペディキュアの施術を受けると、爪の見た目が改善されるだけでなく、気分が良くなりリラックスできます。
  3. 3
    市販の抗真菌剤を使用する 様々な医薬品がドラッグストアや薬局で販売されています。軟膏、クリームのどちらも効きます。自分に最も合った製品を選びましょう。パッケージに記載されている使用方法をしっかりと読みましょう。症状が治ったように見えても、使用方法に書かれている期間は使用し続けましょう。[3]
    • どの製品を選べば良いのか分からない場合は薬剤師や医師に相談しましょう。
    • 市販の抗真菌剤が高すぎるという場合はヴィックスヴェポラップで代用してみましょう。1日2回、少量を患部に塗ります。足元が清潔になっているので入浴後に塗るのが最も効果的です。効き目が現れるまで3~4か月を要することもあります。[4]
  4. 4
    毎日酢に浸す 医薬品を使うことに抵抗があるという人は、ごく普通の酢を使いましょう。洗面器などにぬるま湯とホワイトビネガーを2対1の割合で混ぜ合わせましょう。[5]
    • 少なくとも20分間は浸したまま待機し、最後に水道水で洗い流します。毎日続けると、より効果的です。
    • この方法の効能は科学的に実証されていませんが、酢の効果を実感している人は決して少なくありません。試す価値はあるでしょう。
  5. 5
    ニンニクを塗る 医療科学上効果が実証されていないにも関わらず、ニンニクに頼る人は数多くいます。試して損をすることはありません。台所にあるニンニクを使ってみましょう。ひとかけをみじん切りにして、患部に直接こすります。[6]
    • そのまま30分待機しましょう。不快感がある場合はすぐに取り除き、石鹸と水で洗い流しましょう。
  6. 6
    ティートゥリーオイルを使用する ティートゥリーオイルには収斂成分が含まれていて、真菌を撃退する方法として適しています。1日2回、希釈されていないものを患部に塗りましょう。これを6か月間続けましょう。コットンボールをオイルで浸し、爪の表面をぬぐいます。足を清潔にして、この手順を行いましょう。[7]
    • ティートゥリーオイルはオンラインショップだけでなく、健康用品や美容用品を取り扱っている店舗で手軽に購入することができます。
    広告

方法 2 の 3:
病院で治療する

  1. 1
    診察を受けて相談する 2~3週間が経過しても真菌が残っている、あるいは不快感があるといった場合は、医師に相談しましょう。まず、かかりつけ医の診察を受けましょう。そこで対処することが出来ないと判断された場合は、足病の専門医を紹介されるでしょう。[8]
    • 糖尿病を患っている人は、真菌が発生したら直ちに医師の診察を受けましょう。合併症を起こす可能性があるので注意が必要です。
  2. 2
    医師に足の爪を調べてもらう 医師は、実際に爪を見たり、手で触れたりするだけで状況が把握できることもあります。さらに爪を少し切ったり、爪の下の細胞を採取するかもしれません。痛みは伴わないので心配する必要はありません。[9]
    • 切った爪や採取した細胞を検査に送り、診断に誤りがないことを確認し、さらに真菌の種類を特定することもあります。
    • 何が原因なのか、健康全般にどのような影響を及ぼしているのか、そして代替治療の選択肢があるのかといった点を質問してみましょう。
  3. 3
    治療薬について医師と話し合う 市販薬が効かなかったという場合は恐らく処方薬を勧められるでしょう。例えば下記のような選択肢があります。[10]
    • テルビナフィンやイトラコナゾールなどの経口薬が最も効果が高いことから、かなり頻繁に用いられています。一般的に12週間服用し続けます。例えば、イトラコナゾールは連続投与しても、12週間のパルス療法を取り入れることも可能です。副作用についても医師に確認しましょう。
    • シクロピロクスといった医療用マニキュアは内服薬ほどの効果はないものの、症状が軽度であれば症状の改善につながるかもしれません。場合によっては経口薬の服用を医師が勧めないこともあります。マニキュアは7日間塗り重ねます。そして、塗られた層をすべて爪やすりで除去し、再び塗り始めます。効果は48時間持続し、経口薬に見られるような全身性の副作用の心配もありません。
    • 薬用ネイルクリームを使うこともあるでしょう。簡単で、まず爪をしっかりと湿らせると効果が最も高まります。医師の指示通りに使用し、途中で使用を止めないようにしましょう。
  4. 4
    やむを得ない場合は爪を除去する 頑固で強力な真菌の中には薬が効かないものもあります。こうした場合、爪の除去を勧められるかもしれません。この処置は診療所で行われます。[11]
    • この処置方法に大きな不安がある人は、別の治療法がないか相談しましょう。
    広告

方法 3 の 3:
爪真菌症を予防する

  1. 1
    根底にある健康問題を解決する 様々な真菌が爪真菌症を引き起こします。高齢の人に最も多く見られます。もちろん真菌の感染は誰にでも起こり得るものですが、そのリスクを高める要因もあります。糖尿病や循環障害を抱えている人は、治療法について主治医と相談しましょう。真菌症以外にも健康問題を抱えていて放置していると、真菌症の治療はより困難になります。[12]
    • 高齢、喫煙、循環の悪さ、免疫抑制によって爪真菌症が起こることもあります。
    • 思春期前の子供が爪真菌症にかかるのは珍しいものの、家族に爪真菌症にかかっている人がいると、子供でもかかる恐れがあります。
    • 真菌症以外に抱えている健康問題を放置していると、真菌症の治療が難しくなります。必要に応じて、食生活や薬剤投与(インスリンなど)に関する医師の指示を忠実に守りましょう。
  2. 2
    公共施設のロッカー室ではサンダルを履く プールやジムのロッカールームは雑菌の温床です。サンダル、あるいはビーチサンダル等を用意して、足元を守りましょう。オンラインショップ、量販店、あるいはドラッグストアなどで手軽に購入できます。
    • サンダルは1週間に1度、せっけんと水で洗い、真菌を残さないようにしましょう。
  3. 3
    毎日足を洗い保湿する 足を柔らかで清潔な状態に維持することが足真菌症の予防につながります。少なくとも1日1回はせっけんと水で足を入念に洗いましょう。しっかりと乾かし、保湿剤を塗りましょう。[13]
    • 汗をかきやすい人や、足が何らかの理由(雨で靴が濡れたなど)で湿っている時は、さらに洗う頻度を増やしましょう。
  4. 4
    靴と靴下はできる限り乾いた状態を維持する 真菌は湿った環境を好むので、乾燥した状態を保つことが大切です。例えば、靴下は速乾性の素材を用いたものを、靴はナイロンなどの通気性の良い素材が用いられているものを選びましょう。[14]
    • 歩いている最中に急に雨に降られるといった事態に備えて、予備の靴下も持ち歩きましょう。
    • 靴の中に重曹を振りかけて、余分な水分を吸い取ると良いでしょう。
    広告

ポイント

  • ネイルサロンにいく時は、器具がしっかりと消毒されているサロンを選びましょう。
  • 足の爪にマニキュアを塗らない方が良いかもしれません。何も塗られていなければ、真菌が発生した時にすぐに気がつきます。
  • 真菌症を治さないことにした場合は(このような人は実際に多く存在します)、爪やすりで整えたり、マニキュアで覆うなどして隠してみましょう。

広告

このwikiHow記事について

治験審査委員
この記事はLuba Lee, FNP-BC, MSが共著しています。 ルーバ・リーはテネシー州に住む家庭医療を専門とするナース・プラクティショナー(一定レベルの診断や治療を行うことが許可されている上級看護師)です。2006年にテネシー大学にて 看護学修士号を取得しています。
カテゴリ: 全般的健康
このページは 350 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告