PDF形式でダウンロード PDF形式でダウンロード

牛乳を飲んでいる人は太りにくいことを示す研究があるように、牛乳は健康的な生活を送る上で欠かせない飲み物です。骨によいカルシウム、カリウム、マグネシウム、たんぱく質、ビタミンB12、ビタミンA、亜鉛、リボフラビン、葉酸、ビタミンC、そして最も重要なビタミンDが含まれています。[1]

米国農水省の研究では、牛乳にはカルシウムやビタミンDが含まれているため、骨粗しょう症を予防すると言われています。また、牛乳・乳製品を摂取すると骨の健康が改善し、心臓病や2型糖尿病のリスクが低下することを示す研究もありあます。[2]

この記事では、牛乳を飲んで健康になる方法を紹介します。

ステップ

  1. 1
    有機牛乳を買う 有機牛乳はほかの牛乳と比較してはるかに健康によいことがさまざまな研究でわかっています。有機牛乳は、乳牛に成長ホルモンを投与せず、無農薬のえさを与えて健康に育てた牛から搾った牛乳です。
    • 有機牛乳の牛には抗生物質を与えていません。牛に抗生物質を与えすぎると健康に深刻な影響が出ます。現在の農業では、抗生物質が過剰に使用されています。有機牛乳は抗生物質を与えていない牛から搾られた牛乳なので、耐性菌が増加しません。
    • 有機牛乳は、共役リノール酸(CLA)が多く含まれています。CLAは、健康によい脂肪酸の1種で、心臓病や糖尿病のリスクを低下させることがわかっています。実際にアメリカの医学雑誌では、マサチューセッツ総合病院とハーバード公衆衛生大学院の研究者らによって、低脂肪の牛乳・乳製品を摂取すると(男性では)2型糖尿病になるリスクが低下することが報告されています。
    • 有機牛乳の中でも約140度の高温で加熱殺菌されているものは、2ヶ月ほど保存でき、他の牛乳と比較して日持ちします。一方で、他の牛乳は、60度程度の低温で殺菌されるため、保存期間はそれほど長くありません。牛乳がすぐに悪くなってしまうのが心配な人は、高温殺菌の有機牛乳を買えば、節約にもなります。[3]
    • 正しい飼育方法について理解しましょう。有機牛乳の乳牛は、牛舎ではなく広い牧場で放牧されて育てられます。有機牛乳を出す乳牛や有機牛は、無農薬の草を自由に食べて育ちます。このような飼育方法は、乳牛にストレスを与えることなく飼育することができ、野生生物の保護になるほか、空気、水、土を大切にすることができます。また、地域コミュニティや人々の健康によい影響を与えます。
  2. 2
    お茶に牛乳を加えると、お茶の利点が「全て」打ち消される[4] [5] [6]  牛乳には、お茶ではなく蜂蜜を加えましょう。または、コーヒーの場合はそのような影響がないので、コーヒーに加えましょう。
  3. 3
    ビタミンやミネラルなど牛乳に含まれる栄養素 
    • カルシウム:骨や歯を丈夫にし、骨量の維持に役立ちます。
    • たんぱく質:エネルギー源となり、筋肉の修復に使われます。運動後に摂取するとよいでしょう。
    • カリウム:良好な血圧の維持に役立ちます。
    • リン:骨を強くし、エネルギーの代謝に必要な栄養素です。
    • ビタミンD:骨の維持に役立ちます。
    • ビタミンB12:赤血球と神経組織を健常に保ちます。
    • ビタミンA:免疫系や視力を正常に維持し、健やかな肌の維持に役立ちます。
    • ナイアシン:代謝を改善する働きがあるため、有酸素運動の前に摂取すると効果的です。 [7]
  4. 4
    病気の予防に牛乳を飲む 米国農水省の研究では、牛乳にはカルシウムやビタミンDが含まれているため、骨粗しょう症を予防すると言われています。また、牛乳・乳製品を摂取すると骨の健康が改善し、心臓病や2型糖尿病のリスクが低下することを示す研究もあります。[8]
  5. 5
    牛乳・乳製品が殺菌されたものかどうかを確認する 殺菌によって、生乳に潜む細菌などの有害な微生物を死滅させます。生乳をそのまま飲むのは危険です。
    • 食品表示ラベルを確認しましょう。殺菌された安全な牛乳の容器には「殺菌済み」と表示されています。表示されていない場合は生乳が含まれている可能性があります。
    • 牛乳・乳製品を買う時は、特に冷蔵庫に陳列されているものは、殺菌済みかどうか店員に聞きましょう。農場や直売所で買う場合は、殺菌されたものかどうかを確認してから買いましょう。[9]
  6. 6
    牛乳を飲んで胃酸過多を防ぐ [10] 胃酸が出すぎると胸焼けが起こります。[11] 胸焼けの症状を抑えるのに牛乳を飲むのは理にかなっていることなのです。
  7. 7
    牛乳を飲んで透明感のある肌に導く 何千年にもわたり、牛乳は肌の透明感を保つお手入れに使われてきました。牛乳に含まれる乳酸は角質を除去するため、明るい活き活きとした肌を保つことができます。[10]
  8. 8
    牛乳で健康な歯を保つ 牛乳は、酸性の食品がエナメル質を溶かすのを防ぐことが分かっています。また、歯は骨の一部ではありませんが、カルシウムとビタミンDは骨を強くすることがわかっています。[12] [10]
  9. 9
    牛乳を飲んで減量する 一般的に、牛乳は減量に効果がないと思われているので、減量中に牛乳を飲む人はあまりいません。ベン・グリオン大学が実施した最近の研究では、食事中のカルシウム量を増やすと体重が減少することが示されました。1日約350mlの牛乳の摂取で体重が平均約5.4kg減少したのに対し、1日約240mlの摂取では平均約3.2kgの減少にとどまりました。
    広告

ポイント

  • 特に妊娠中の人は牛乳を飲みましょう。牛乳に含まれるカルシウムはお腹の赤ちゃんに必要な栄養素です。
  • アイスクリームは太る原因だということはわかっていても、どうしても食べたくなった時は、牛乳を含むアイスクリームを食べましょう。体に悪いものを摂るよりは、そこに牛乳を加えた方がまだよいと言えます。ただし、食べる量や回数はほどほどにしておきましょう。アイスクリームにもカルシウムが含まれるため、適度に食べる分には問題ありません。牛乳の代わりにアイスクリームを食べるのは避けましょう。アイスクリームは、牛乳と栄養成分は似ていますが、脂肪や糖分が多くカロリーが高いため、当然のことですが、牛乳の代わりにアイスクリームを食べると、あっという間に体重が増えてしまいます。
  • 様々な理由で牛乳・乳製品を摂ることができない人は、ブロッコリー、豆類、オクラ、ほうれん草、キャベツ、米、芽キャベツ、カリフラワーなどカルシウムの多い食品を摂りましょう。また、牛レバー、鮭、卵(卵黄にビタミンDが含まれる)、イワシ、マグロ、肝油などビタミンDを多く含む食品を摂りましょう。
  • 牛乳を飲むとさまざまな健康効果を得ることができますが、運動をしなければ効果を十分に得ることはできません。強い運動や汗をかくほどの運動でなくてもかまいません。毎日30分、軽くウォーキングをするだけで健康を大きく改善することができます。運動不足の人は、少しずつ始めましょう。
  • 減量が必要な人は、牛乳は低脂肪牛乳か無脂肪牛乳にしましょう。
  • 固形食からも栄養を摂らなければいけないので、食事を牛乳に置き換えてはいけません。サラダやスイカなどを牛乳に置き換えて、適量を超えてしまっては意味がありません。ミルクだけで栄養を補うのは、生まれてから6ヶ月までの新生児だけです。
  • 牛乳を夜早い時間帯に飲むと、滑らかなやわらかい肌になります。また、アーモンドミルクは髪を滑らかにする効果があります。
広告

注意事項

  • 加熱殺菌されていない牛乳を飲むと病気になる危険性があるので注意しましょう。生乳は加熱殺菌されていない動物の母乳です。栄養的理由、倫理的理由、環境的理由から生乳が使用される場合もあります。牛乳・乳製品には体に良い栄養素が含まれますが、生乳には健康を脅かす微生物が含まれています。生乳には病気の原因になるサルモネラ菌、大腸菌、リステリア菌などの危険な細菌が潜んでいます。生乳を飲んだり、生乳を原料とする食品を食べると、危険な微生物によって、特に妊娠中の女性、小児、高齢者、免疫力が弱い人では、健康状態が悪化することがあります。[9]
  • 腎臓結石が発生する可能性があるため、牛乳の飲みすぎに注意しましょう。腎臓結石ができやすい体質でなければその可能性は高くはありませんが、飲みすぎによる弊害は他にもあります。牛乳を約2リットルも飲んでしまうと、おそらくそれ以外の飲料も飲むため、1日の必要液体量を超えることがあります。
広告

関連記事

お酒の酔いを早く覚ますお酒の酔いを早く覚ます
爪が割れたときの対処
自分で身長を測定する自分で身長を測定する
勃起を抑える勃起を抑える
吐き気を止める
声を低くする声を低くする
割れた足の爪を処置する割れた足の爪を処置する
キスマークを偽造するキスマークを偽造する
生理をはやく終わらせる生理をはやく終わらせる
2週間でお腹周りの脂肪を落とす2週間でお腹周りの脂肪を落とす
二重関節かどうか見分ける二重関節かどうか見分ける
自分が酔っているかどうかを知る自分が酔っているかどうかを知る
胸骨をポキッと鳴らす胸骨をポキッと鳴らす
体温計を使わずに熱があるか知る体温計を使わずに熱があるか知る
広告

このwikiHow記事について

wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、匿名の筆者を含む15人が執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。
カテゴリ: 健康
このページは 781 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告