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飼い犬へのマッサージは犬との信頼関係の構築に役立つばかりでなく、しこりや痛いところなど、病気の兆候の発見のためにも非常に重要です。犬のマッサージは人へのマッサージとは異なります。筋肉をほぐすための深部組織のマッサージではなく、ペットがリラックスして快適に感じるようなやさしい動作を心がけましょう。自分が健康で幸せで愛されていることを実感させてあげるために、マッサージと被毛のお手入れ(グルーミング)を組み合わせることも検討してみましょう。

パート 1
パート 1 の 3:
正しいマッサージ方法

  1. 1
    まずは優しく撫でてあげましょう。一番好きなところを撫でてあげると犬は落ち着いて、マッサージを受ける前にリラックスすることができます。頭やおなか、背中などを優しくさすってあげましょう。[1]
    • 座らせる、寝転がらせる、立たせるなど、犬が快適な体勢にしてあげます。
    • 落ち着いてリラックスした表情と柔らかなトーンで話しかけ、犬の緊張をときましょう。
  2. 2
    首をマッサージしてあげましょう。指先で頭の下の辺りを円を描くように撫でてあげます。ゆっくりと力を加えていきますが、犬が苦しくならないよう力加減に注意しましょう。[2]
    • 小型犬には小さな動きで、大型犬には大きな動きでマッサージを行ないます。
    • 犬が怖がるほど強く押し付けてはいけません。これは筋肉繊維のマッサージではないことをお忘れなく。飼い犬を落ち着かせて信頼関係を深めるためにマッサージをしているのです。
  3. 3
    肩のほうへ移動します。ゆっくりと首から肩の間へと移動していきます。ここは犬の手が届かない場所なので、マッサージされるのを非常に好みます。この部分には特に時間をかけてあげましょう。
  4. 4
    次は脚と胸部です。中には脚に触られるのが嫌な犬もいるので、犬が怖がったら手を離して次の部位へ移動しましょう。脚のマッサージが好きそうであれば、肉球マッサージも喜ぶかどうか試してみましょう。
  5. 5
    犬の背中をマッサージします。マッサージを肩の間へと戻し、今度は背中のほうへゆっくりと下ろしていきます。指で小さく円を描きながら、背骨の両側をマッサージします。
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    仕上げは後ろ足のマッサージです。しっぽの付け根にたどり着くまでマッサージを続けましょう。後ろ足を下に向かってやさしくマッサージしていきます。肉球マッサージが好きそうならば、足をもちあげて足の裏もマッサージします。[3]
    • 関節のコリをほぐすため、後ろ脚のストレッチをしてあげましょう。
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パート 2
パート 2 の 3:
犬が快適に感じるには

  1. 1
    マッサージは一日のうちの落ち着いた時間帯に行ないましょう。夕食後、1日の終わりなど、あなたも犬も既にリラックスしている時間帯を選びます。そうすると、犬は触れられた時にリラックスしていられます。[4]
    • 何らかの理由で犬が興奮している時はマッサージを控えましょう。犬が落ち着くまで待ったほうが良いでしょう。
    • 運動の直後はマッサージを控えましょう。まずは30分程度、休憩させましょう。
    • 犬の具合がよくない時はマッサージを控えましょう。軽く撫でてあげる程度ならかまいませんが、犬はマッサージを受けるほど調子がよくないかもしれません。
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    最終的に5分から10分のマッサージができるように少しずつ慣らしていきましょう。ただ単に慣れていないために、最初はマッサージを嫌がるかもしれません。まず最初は様子を見ながら1分ほどのマッサージを行ない、次第に時間を延ばしていきましょう。犬がマッサージされることを喜んでいるようなら、いつまでマッサージを続けてもかまいませんが、5分から10分もあれば体中くまなくマッサージすることができるでしょう。
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    嫌がる場合はやめましょう。マッサージの目的は犬をリラックスさせて喜ばせることなので、嫌がるようであればすぐにマッサージをやめましょう。マッサージを喜んで受けているときの犬は体を伸ばして落ち着いた呼吸をします。そうでないときは、次のような行動をとるでしょう。[5]
    • 軽く撫でてからマッサージに移ると体をこわばらせる
    • 怯える
    • 唸る
    • 飼い主の手にかみつく
    • 逃げる
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    マッサージの一部に被毛のお手入れを取り込んでみるのも良いかもしれません。すでに犬は落ち着いてリラックスしているので、 被毛のお手入れには丁度よい機会かもしれません。ただし、これは犬がお手入れされるのを実際に喜んでいる場合に限ってのことで、そうでない場合はマッサージを不快感や不安感と結びつけてしまうのでやめましょう。[6]
    • 頭部からしっぽに向けて毛をブラッシングする
    • 爪が伸びていたら切る
    • 顔や脚、しっぽの周りの毛が伸びていたら切る
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パート 3
パート 3 の 3:
健康のための習慣にする

  1. 1
    犬の関節痛を和らげてあげましょう。飼い犬が老犬で、関節痛を患っている場合はマッサージが役に立ちます。痛みを和らげるためには、患部のまわりを極めてやさしく揉むようにマッサージしましょう。決して強く押したり、患部を直接マッサージしたりしてはいけません。[7]
    • 痛みを緩和するために犬の脚をそっと曲げたり伸ばしたりしてあげても良いでしょう。
    • マッサージが好きな犬もいれば、そうでない犬もいます。犬がマッサージを怖がるようであれば、すぐに中止します。無理やりマッサージを行うと、犬の具合を良くするどころか、悪くしてしまうこともあります。
  2. 2
    腫れや炎症を起こしている部位を手で探りましょう。定期的に犬をマッサージするのは犬の体の検査として非常に有効で、獣医師に診てもらわなければならないような痛む箇所を探し出すこともできます。今まで気が付かなかった腫れや打撲の箇所には細心の注意を払いましょう。ある箇所を触ったときに犬が「キャン!」と鳴く場合は特に注意が必要です。何か異常に気が付いたら、獣医師の診察を受けましょう。[8]
    • 腫れを探し出すのに一番良いのは、犬の体の表面にスーッと長く手をすべらせることです。腹部や脚、胸部や背中を触って確かめてみましょう。異常を見落とさないように注意しましょう。
  3. 3
    筋肉組織のマッサージはプロに任せましょう。筋肉のマッサージをした方が犬のためになると考えるのなら、動物病院の予約をいれましょう。深部組織のマッサージは動物のためにはなりますが、あなた自身が犬の身体構造に通じていない場合、実際にはただ痛めつけてしまうだけになるかもしれません。[9]
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ポイント

  • 犬にはリラックスする時間も必要なことを忘れないようにしましょう!
  • 犬はおなかをこすられるのが好きです。ちょっと時間をとって、軽くポンポンと撫でてあげましょう。
  • マッサージの時間は 被毛のお手入れにぴったりの時間でもあります。
  • 首輪を外すと、首の回りもマッサージしやすくなります。
  • 小さな犬には指先だけでマッサージを行い、必要に応じて適度な圧力を加えましょう。
  • 犬は耳のマッサージも大好きです!
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注意事項

  • マッサージの後に首輪を元通りにするのを忘れないようにしましょう。飼い主が見ていない間に走り出してしまうような犬の場合は特に気をつけましょう。
  • 力の入れすぎには注意しましょう。
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このwikiHow記事について

Marie Lin
共著者 ::
認定ペットトリマー
この記事の共著者 : Marie Lin. マリー・リンはニューヨーク市にあるペットサロン「Marie's Pet Grooming」の経営者です。ペットトリマーとして10年以上の経験があり、犬と猫のトリミングサービスを専門としています。2019年に同市にある米国ペットトリミング専門学校にてトリマーの認定資格を取得。全米ドッグトリマー協会の会員でもあります。2017年にハワイパシフィック大学にて経営学修士号を取得。 この記事は12,630回アクセスされました。
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