猫に扉をがりがりと引っかかれるというのは、飼い猫がいる人にはお馴染みの悩み事かもしれません。好き放題引っかかれているという人は、この状況を改善する必要があります。扉を引っかくのは許されないということを示しましょう。就寝時に扉を閉じる前に、猫が退屈したり、お腹を空かせたり、あるいは孤独に感じていないよう気を配るなどして、猫をしつけていきましょう。

方法 1 の 2:
引っかかせないようにする

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    なぜ扉を引っかくのかを把握する[1]  猫が扉を引っかく理由は多々あります。原因が分かれば、適した解決策も考えられるでしょう。[2] 例えば、飼い主と一緒にいたいから、構ってほしいから、お腹が空いているから、トイレに行く必要があるからといった理由も考えられれば、体を動かし、爪をとぎたいから、などの事情もあるでしょう。原因を突き止め、猫の行動を理解するヒントを探しましょう。
    • 例えば、おもむろに爪をといでいるように見えた場合は、何かを要求しているわけではないとしても、退屈しているのかもしれません。この場合、おもちゃを増やしてみましょう(知育玩具になっているエサ入れや、爪とぎポールなど)。
    • 飼い主の気を引こうとして鳴き声をあげながら扉を引っかいている時は、何かを求めているのかもしれません(構ってほしい、エサが欲しいなど)。
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    構ってほしくて引っかいている時は無視をする 飼い主に構ってほしいので扉を引っかいている場合もあります。この場合、それに応じて部屋に入れたり、引っかくのを止めるよう扉越しに話しかけると、今後も引っかく行為が続いてしまうでしょう。無視をしていると、そのうち引っかかなくなるはずです。[3]
    • 猫が扉に損傷を与える恐れがある場合は、扉を覆う保護カバーを購入しましょう。
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    エサをやるスケジュールを調整する お腹が空いたから、おやつが欲しいから、という理由で扉を引っかく猫もいます。普段、猫にエサを与え、扉を閉めずに家の中を自由にうろつかせているという場合は、エサを与えてすぐに扉を閉めましょう。恐らく食べた後に眠ってしまうでしょう。[4]
    • 誤解されないように、扉を引っかかれる前にエサを与え扉を閉めましょう。「扉を引っかいたご褒美」を与えるのではなく、扉を引っかかせないようにすることが大切です。

    ポイント: エサを与える前に猫と遊びましょう。くたくたに疲れさせておくと、エサを食べた後に寝てしまう可能性が高くなります。

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    香り付きの、いたずら防止スプレーをふきかける 猫が嫌いな香りのエッセンシャルオイルが含まれている、いたずら防止スプレー(しつけスプレーなど呼び方は様々です)を購入しましょう。シトラス、ローズマリー、シナモンなどのエッセンシャルオイルが含まれているものを探しましょう。夜、就寝する前に扉にふきかけると、臭いが嫌いなので近寄らないはずです。[5]
    • 自分でスプレーを手作りすることもできます。エッセンシャルオイルと水を1:3の割合で混ぜ合わせ、スプレー容器に入れて使いましょう。
    • エッセンシャルオイルの中には猫に有害なものもあります。しつけのために安全に用いることのできる種類を事前に獣医に相談して確認しておきましょう。[6]
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    両面テープを扉に貼る[7]  短い短冊状に切った両面テープを2~3枚、扉に貼っておくという方法も手軽でありつつも効果的です。テープのベタつく感触が猫にとっては不快なので、引っかかなくなるでしょう。[8]
    • 猫の爪とぎ防止に特化した両面テープを探してみても、一般的な両面テープを用意しても大丈夫です。
    • 猫が引っかかなくなったようであれば、両面テープは 剥がしましょう
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    猫の爪を切る 爪が伸びてとぎたくなったので引っかいているということも考えられます。このような状況を防ぐためにも、毎週、猫の爪を確認し、ペット用の爪切りを使って短く切り揃えるようにしましょう。[9]
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方法 2 の 2:
意識を引っかくこと以外のことに向けさせる

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    猫と良質な時間を過ごす 退屈していたり、放置されているように感じると、猫は飼い主に構ってもらおうとして扉を引っかくことがあります。そもそも引っかく理由を作らないように、就寝時に扉を閉める前に一緒の時間を過ごして、撫でたり、遊んだり、話しかけてあげるようにしましょう。[11]
    • 例えば、扉を閉める前に30分時間をとり、抱っこしてあげて一緒の時間を過ごしましょう。
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    猫が過ごす部屋に爪とぎポールを設置する 直立式の爪とぎポールは、購入することも、カーペットやサイザル麻を使って手作りすることもできます。もちろん、猫によって好みも異なります。床に対して水平な爪とぎパッドを好む猫もいれば、布製の爪とぎ、あるいはロープや段ボールの方が好きという猫もいます。飼い猫の好みを把握しましょう。[12]
    • マタタビを少し爪とぎにふきかけておくと、猫が関心をもつかもしれません。
    • 猫がよく引っかく扉の近くに、爪とぎポールを設置しましょう。こうすれば、猫が扉の前に戻ってきても、引っかく動作を行う適切な場所が用意されています。
    • 猫が存分に体を伸ばしながら使えるよう、充分な大きさのある爪とぎを用意しましょう。また、猫が爪をといでいる間に動いたりしないよう、しっかりと固定しましょう。
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    刺激的なおもちゃを沢山与える 部屋で遊べるものがあまりない時などは特に、猫は退屈して扉を引っかいていることがあります。異なる種類のおもちゃを部屋のあちこちに用意して、猫が充分遊んで楽しめるようにしましょう。羽やアルミホイルの球がついているおもちゃ、あるいは音が出るおもちゃなどがあると良いでしょう。[13]
    • 猫が過ごす部屋が猫が眠る部屋でもある場合は、快適な空間にしてあげましょう。小さなベッドや毛布があると居心地が良いでしょう。

    知っていましたか? おもちゃに取れかかっている部分がないか必ず確認しましょう。外れてしまい、猫が怪我をすることもあるので注意が必要です。

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    猫が登れる場所を用意する 閉じ込められているような気持ちになって扉を引っかいているという場合は、窓や高さのある台など、猫が登れる場所を用意しましょう。猫は異なる位置から周りを眺めることが好きなので、何時間も楽しんでくれるかもしれません。
    • 外が眺められる窓に登れるようにしておくと、鳥を眺めているかもしれません。
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ポイント

  • 猫が扉を引っかいて困っている時に試すことのできる方法は沢山あるので、爪を除去する必要は全くありません。

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必要なもの

  • 両面テープ
  • 動きを察知して動作する猫よけ
  • おもちゃ

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出典

  1. Francine Miller. 認定動物行動カウンセラー. 専門家インタビュー. 10 September 2020.
  2. Francine Miller. 認定動物行動カウンセラー. 専門家インタビュー. 10 September 2020.
  3. https://www.catological.com/stop-cat-scratching-door/
  4. https://www.catological.com/stop-cat-scratching-door/
  5. https://thescaredycat.com/whats-the-best-natural-cat-repellent/
  6. https://www.petpoisonhelpline.com/blog/essential-oils-cats/
  7. Francine Miller. 認定動物行動カウンセラー. 専門家インタビュー. 10 September 2020.
  8. https://www.humanesociety.org/resources/cats-destructive-scratching
  9. https://vcahospitals.com/know-your-pet/declawing-cats-controversy-and-considerations
  1. Francine Miller. 認定動物行動カウンセラー. 専門家インタビュー. 10 September 2020.
  2. https://vcahospitals.com/know-your-pet/declawing-cats-controversy-and-considerations
  3. Francine Miller. 認定動物行動カウンセラー. 専門家インタビュー. 10 September 2020.
  4. https://pets.webmd.com/cats/cat-toys#1

このwikiHow記事について

Francine Miller
共著者 :
認定動物行動カウンセラー
この記事の共著者 Francine Miller. フランシーン・ミラーはカリフォルニア州サンディエゴにある「Call Ms Behaving」の設立者で、同社では犬と猫の問題行動に関するカウンセリングを行っています。 応用動物行動カウンセラーとして16年以上の経験を有し、専門は攻撃的行動、分離不安症、恐怖症、恐怖反応、破壊行動、尿マーキング、強迫性障害の治療。陽性強化のみを用いた行動管理プランと修正プランに基づく指導を行っています。アメリカン・カレッジ・オブ・アプライドサイエンス(ACAS)にて犬の行動カウンセリングを学び学位を取得。 同大学にて応用動物行動科学とファミリーカウンセリング(ペットを持つ家庭専門)の修士号課程を修了。国際動物行動コンサルタント協会(IAABC)の認定準会員、ペットプロフェッショナル協会の会員でもあります。
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