猫に謝る方法

飼い猫をひどく怒らせてしまい、近寄ることさえできなくなったとします。幸いにも、猫に許してもらうことは可能です。この記事では猫への謝り方だけでなく、引っ掻かれずに安全に謝る方法を紹介します。

パート 1 の 3:
飼い猫に謝る

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    謝るタイミングを計ります。猫が明らかに怒っているときは、近づいて謝るまでしばらく待つ必要があります。焦って近づくと、引っ掻かれる可能性があるからです。しかし、謝るまで時間を空けすぎてもいけません。猫が落ち着いたらすぐに近づきましょう。怯えている猫に近づくこともできますが、注意が必要です。この記事の「猫のボディーランゲージを読み取る」の項目を参考にすると、猫の気分を理解する方法が分かります。
    • 猫が飼い主を避け続ける場合、見つけやすいところに小さなおやつを置いておきましょう。そうすると、飼い主の反省の気持ちと、まだ愛情があることを猫に伝えられます。
    • 怯えている猫には注意して近づきましょう。怯えている猫には必ず逃げ場を与えます。特に大きな突発的な音があった場合などは、猫は居心地の良さと安心感を必要としています。しかし同時に、一人になりたいとも感じているため、逃げ道を与えることが重要なのです。怯えて隅に追いつめられた猫は、突然攻撃的になることがあります。
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    怒らせた原因を探ります。あなたのどんな行動が猫をそんなに怒らせたのでしょう。尻尾を踏んでしまいましたか。それともソファーの定位置を奪ってしまいましたか。何が問題だったか理解すると、猫への近づき方や、どうやって謝るかを考えるヒントになります。猫を怒らせる要因の例と、謝り方の例を紹介します。
    • 猫をからかって怒らせてしまった場合、おやつやご褒美をあげましょう。
    • うっかり猫の尻尾を踏んでしまったり、ポットを落として驚かせてしまった場合、単純に抱きしめてあげれば十分です。
    • ソファーのお気に入りの場所を奪ってしまった場合、その場所からどいておやつをあげましょう。
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    ゆっくり歩いて猫に近づきます。猫が飼い主から逃げる場合、まだ怒って気が立っているか、怯えているのでしょう。猫の後を追いかけてはいけません。数分待ってから再度挑戦しましょう。そうすれば、それ以上傷つけたり怒らせたりしないという安心感を猫に与えられます。準備ができるまで接触を待つことも、猫を安心させます。
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    猫に話しかけます。「ごめんなさい」と伝えましょう。猫の名前を呼ぶのも効果的です。柔らかく穏やで、普段より少し高い声を出します。[1] 猫は飼い主の言葉は理解できなくても、声色を理解します。大きくて甲高い声は出さないようにしましょう。猫の聴覚は敏感なので、猫を苛立たせてしまうかもしれません。
    • ゆっくり瞬きしましょう。相手を信じているとき、猫はゆっくり瞬きします。ゆっくり瞬きすると、猫に対する信頼を示すことができます。[2]
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    好きな場所を優しく撫でてあげます。まずは猫の気分を確認しましょう。猫が怒っていたり、気が立っている場合は撫でてはいけません。この記事の「猫のボディーランゲージを読み取る」の項目を参考にして、猫の気分を読めるようになりましょう。飼い猫の撫でられるのが好きな部分が分からない場合、以下を参考にしましょう。
    • 耳の後ろを掻きます。目と耳の間を優しく撫でられるのも喜びます。指先でその部分の細い毛をゆっくり撫でましょう。
    • 頬の下から頬にかけた部分を掻きます。猫は飼い主に対する怒りを忘れ、手に体を擦り付けてくるかもしれません。
    • 尻尾の付け根を掻きます。尻尾の付け根で、尻尾と背中がぶつかる部分に自分の指を当てて動かし、指先で優しく引っ張ります。
    • 頭、背中、胸を撫でます。ただし、これらの部分を撫でられることを、全ての猫が好むわけではありません。嫌がっているのを見逃さないよう、猫のボディーランゲージを注意して見ましょう。
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    猫と遊びます。飼い主が十分構ってくれないため、怒っている場合もあります。多くの猫は糸にじゃれついて遊びますが、より活発な猫の場合、一緒に遊んであげましょう。いくつか猫と遊ぶ方法を紹介します。
    • クシャクシャに丸めたセロファンやキッチンペーパーを猫に向かって投げます。おもちゃのネズミを使うこともできます。ただし、おもちゃは猫に向かって投げるのではなく、前足の前を狙いましょう。
    • 猫の前に糸をぶら下げます。それを軽くゆすり、猫に近づけたり離したりして、ゆっくり前後させます。足の間も通過させてみましょう。
    • レーザーポインターを購入し、壁や床にレーザーを照射します。猫が赤い点に興味を示したら、レーザーをあちこち動かします。猫はレーザーの後を追いかけようとするでしょう。
    • おもちゃの猫じゃらしで遊びます。猫じゃらしは、長くて柔軟な棒の先に羽や紐が付いたおもちゃです。鈴が付いている物もあります。猫じゃらしの端を持ち、飾りが付いた先端を猫の前足の近くで揺らします。優しくひょいひょいと上に上げると、猫は跳び上がって捕まえようとするでしょう。
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    猫を構ってあげます。最近猫を無視しがちだった場合、猫が普段よりも人懐っこさを失ったと感じるでしょう。これは猫が怒って孤独に感じていることを意味します。この場合、猫との時間を作って謝りましょう。猫の傍で本を読んだり音楽を聴いたり、あるいは優しく長い時間撫でてあげるだけで良いのです。要するに、時々猫に時間を割いてあげる必要があるということです。
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    飼い猫を褒めて、ご褒美をあげます。からかったり笑ったりしたことで、猫を怒らせた可能性もあります。猫用のおやつをあげて、愛猫がどれだけ素晴らしく美しいかということを伝えます。柔らかく、優しい声で話しましょう。猫は飼い主の言葉を理解できなくても、自分に話しかけていることや良いことを言っていることは分かります。
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    常識の範囲内で、猫が欲しがるものを与えます。望みがかなわないと猫は腹を立てます。フワフワのクッションの上に座ることなど、単純で無害なことが望みの場合もあります。飼い主の夕食など、有害なものを欲しがる場合もあります。人の食事の中には、猫の健康にとって非常に有害なものもあるのです。欲しがるものが無害なら、心を解いて猫にそれをあげましょう。欲しがるものに危険が伴う場合、代わりのものをあげましょう。
    • 猫がソファーのフワフワのクッションの上に座りたがる場合、そうさせてあげましょう。猫を持ち上げて、その場所に座らせてあげるのも良い方法です。1、2回撫でて安心させてあげましょう。
    • 牛乳やマグロをどうしても欲しがる場合、代わりのものをあげましょう。牛乳や生クリームは猫がお腹を壊す原因になります。また、マグロには高濃度の水銀が含まれるため、食べ過ぎると危険です。[3] 代わりに美味しい猫用のおやつをあげましょう。
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パート 2 の 3:
安全にご褒美をあげる

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    飼い猫におやつをあげます。[4] 猫がより近づきやすい様子なら、直接おやつをあげてみましょう。手に猫のおやつを3~5個握り、猫の近くで膝をつきます。猫があなたを許す気になっていれば、近づいてきておやつを食べるでしょう。このとき、耳の後ろ(またはその他の好きな部分)を撫でてあげます。猫が近づいてこない場合、おやつを床に置いてその場を離れます。おやつを持って行ってはいけません。猫をがっかりさせてしまいます。
    • 猫のおやつには色々な食感のものがあります。柔らかいもの、弾力があるもの、堅いもの、外はサクサクしていて中は柔らかいもの、干し肉(ジャーキーのようなもの)、フリーズドライしたものなどです。ペットショップの猫のおやつコーナーには、乾燥マグロもあります。
    • 猫のおやつは鶏肉、七面鳥、マグロ、サケなど、風味も様々です。キャットニップ味のおやつまであります。
    • 機能つきおやつをあげることを検討しましょう。毛球や歯石を防ぐおやつもあります。猫を喜ばせるだけでなく、健康管理もできるのです。[5]
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    おやつで猫を驚かせます。猫が見つけられる場所におやつを置いておきます。例を挙げます。
    • 猫がベッドの下に隠れている場合、そこにおやつを置きましょう。ベッドの下から離れすぎた場所に置いてはいけません。猫を安全な場所から這い出させることとなり、不安を与えます。猫に引っ掻かれるかもしれないので、ベッド下の奥に入れ過ぎてもいけません。
    • 猫がとても興奮している場合、おやつを餌の近くやお気に入りの場所に置きます。実際、ソファーのお気に入りの場所を奪って怒らせてしまった場合、おやつをそこに置くのが効果的です。猫はあなたが申し訳なく思っていることと、追い払われることなくその場所に座れることを理解します。
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    おやつを餌に加えます。3~5個のおやつを食事の時間に餌の上に置きます。飼い猫が気難しく、おやつと餌を混ぜるのを嫌がる場合、餌の横の皿におやつを入れましょう。
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    特別な餌をご馳走します。飼い猫にお気に入りの味の餌はありますか。違う味の餌をあげている場合、お気に入りの味を選んで食事の時間にあげましょう。
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    乾燥キャットニップをまきます。猫があまりに興奮している場合、キャットニップを床にまいて落ち着かせることができます。散らかったものを掃除するのが嫌な場合(キャットニップを食べる猫もいるし、その中で転がり回るだけの猫もいます)、キャットニップのおもちゃをあげましょう。
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    おもちゃをあげます。飼い猫がおもちゃに興味を持つ場合、新しいおもちゃを買い与えましょう。猫に近づき、膝をつき、おもちゃを差し出して見せます。おもちゃを床に置いてその場を離れるか、投げてあげます。これはあなたの猫がどのくらいおもちゃで遊ぶのが好きかによります。全ての猫が遊ぶのが好きというわけではないということを念頭に置きましょう。年を取った猫は特にそうです。
    • 布を小さい四角形に切り、スプーン一杯の乾燥キャットニップをその中央に置けば、キャットニップのおもちゃを手作りできます。布の端を上に上げてキャットニップを中に包み、紐で固定します。
    • 靴下に綿やポリエステルを詰めて、スプーン一杯の乾燥キャットニップを加えれば、別のキャットニップのおもちゃを作れます。紐で靴下を結びます。
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パート 3 の 3:
猫のボディーランゲージを読み取る [6]

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    猫のボディーランゲージに注意します。ボディーランゲージから、猫の気分を知ることができます。猫が怒ったり興奮し過ぎている場合、謝っても何の意味も無く、大概横っ面を張られてしまいます。この項目では猫のボディーランゲージの読み方を紹介し、安全に近づけるタイミングが分かるようにします。
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    尻尾を見ます。猫の体の中で、尻尾は最も表現に富む部位で、猫の気分を示す表示器です。犬とは異なり、猫は嬉しいときに尻尾を振りません。指標をいくつか紹介します。[7]
    • 先が少し横に曲がった状態で尻尾が上を向いている場合、猫は満足している状態で、近づいても安全です。
    • 尻尾を逆立てている場合、猫は怯えています。落ち着かせるために近づいてみても良いですが、ゆっくり近づきましょう。そして、猫が自分から逃げて隠れられる状況を作ってあげましょう。猫は追いつめられると、突然攻撃的になります。
    • 猫が尻尾をひきつらせたりバタバタ動かす場合、近づかないようにしましょう。それは恐らく、飼い主に対して猫が怒っている状態です。時間をおいてから謝りましょう。
  3. 3
    耳を観察します。猫の耳はとても表現豊かで、そこから感情を読み取ることができます。通常、耳が上を向いていれば猫は嬉しい気分で、耳が下がっていれば猫は嬉しくない気分です。以下でより詳細を紹介します。[8]
    • 耳は立って通常のリラックスした位置にありますか。その場合、近づいて猫に誤ってみましょう。
    • 耳が後ろを向いている場合、猫に近づいてはいけません。深く傷つき、怒っています。しばらく様子を見ましょう。怯えている可能性もあります。猫に近づくこともできますが、ゆっくり注意深く近づきましょう。
    • 猫の耳がピタッと後ろに張り付いている場合、怖がっているのでしょう。猫に近づくことはできますが、ゆっくり注意深く近づきましょう。
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    猫の目を見ます。猫の目は光によって大きく変化しますが、気分によっても変わります。猫の目を見る際は、猫のその他のボディーランゲージに加え、光も考慮する必要があります。いくつか指標を紹介します。[9]
    • 猫の瞳がとても大きい場合、怖がっている可能性があります。または部屋が暗いせいかもしれません。
    • 猫の瞳が狭い場合、怒って興奮している可能性があります。または光がとても明るいせいかもしれません。
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    顔を見ます。ひげが前を向き、歯がむき出し、鼻にシワが寄っていますか。その場合、猫はまだ怒っていて、謝る飼い主を寄せ付けたい気分ではありません。後で再度試しましょう。
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    猫の体と毛を見ます。毛は逆立っていますか。その場合、猫は怖がっているか興奮しています。毛が体にぴったりくっついていますか。それは猫が落ち着いていることを意味しますが、体のその他の部分からも猫の気分を読み取りましょう。[10]
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    爪を確認します。爪が伸びていたりピンと張っている場合は、特に注意しましょう。猫は素早く、襲いかかる準備をしているのかもしれません。
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ポイント

  • 色々な方法を試してみましょう。遊びにはうまく乗ってこないけれど、注目してもらったり抱きしめてもらうのが好きな猫もいます。餌をあげるだけで許してくれる猫もいるでしょう。
  • 自分が猫を怒らせた行動に気を付け、同じことをしないようにしましょう。
  • 猫に時間をあげて、焦らないようにします。猫が怒っていたり怯えていて近づかせてくれない場合、落ち着く時間をあげましょう。
  • 特別なおやつをあげてみましょう。

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注意事項

  • 猫に無視されても、決して叩いたり、怒鳴ったり、罰を与えたりしてはいけません。効果が無いだけでなく、余計に気分を害してしまいます。
  • 食料貯蔵室や冷蔵庫の食べ物をおやつとして猫にあげてはいけません。人間の食べ物の多くは猫にとって良くありません。
  • 猫のボディーランゲージを観察します。猫が怒っているようなら、触るのは避けましょう。引っ掻かれる可能性があります。
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このwikiHow記事について

wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、匿名の筆者を含む48人が執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。
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