カーペットに猫のおしっこの臭いが残ってしまうことほど厭なものはありません。この頑固な臭いの問題に対処するには徹底的な掃除と習慣の改善が必要です。後始末に使う道具を家に常備して、いつ猫が粗相をしてもいいように万全な準備を整えておきましょう。

パート 1 の 3:
猫のおしっこの後始末

  1. 1
    カーペットに浸み込んだ猫のおしっこをペーパータオルで吸い取ります。できるだけ多くのおしっこをふき取りましょう。ここできちんとふき取っておくと後の作業が楽になります。汚れていないペーパータオルをカーペットに強く押し当てておしっこを吸い取ります。新しいペーパータオルに替えて、これ以上吸い取れなくなるまで何度も繰り返しましょう。[1]
    • おしっこが既に乾いてしまっている場合は次に進みましょう。
    • ペーパータオルの代わりに使い古したタオルを使うこともできます。厚みのあるタオルは吸収力がよく、猫のおしっこをより多く吸い取ります。可能ならば白いタオルを使いましょう。タオルが黄色く変色しなくなったら、猫のおしっこが全て吸収されたことが分かります。
  2. 2
    酵素入り洗剤を使いましょう。酵素入り洗剤は尿のたんぱく質を分解する特別な天然酵素を含んでいるため、臭いを抑える、あるいは完全に臭いを消す働きをします。[2]
    • 酵素入り洗剤の中には事前に他の化学薬品を使って染み抜きを行った場合には効果が表れないものもあります。酵素入り洗剤は他の薬品を使う前に使用し、猫がおしっこをしてしまった場所に十分にかけましょう。説明書の指示に従って使用し、カーペットが乾くまで数日間待ちます。それ以外には何もしなくてよいかもしれません。
  3. 3
    お酢を使った液剤を作ります。酵素入り洗剤で臭いを完全に消すことができなかった時にはお酢入り液剤を使ってみましょう。同量のお酢と水をボウルまたはスプレーボトルの中で混ぜます。猫がおしっこをした場所にこの液剤を直接かけるかスプレーします。おしっこの臭いが残らないように、おしっこがかかった場所よりも広めにこの溶剤をかけましょう。
    • ブラックライトまたはUVライトがあれば、おしっこが暗闇で光るため、どこにおしっこがかかっているのかが分かります。
  4. 4
    おしっこがかかったカーペットの部分にお酢の溶剤を擦り込みます。カーペットに酢水の溶剤が浸み込むまで掃除用ブラシで擦ります。猫のおしっこが発するアンモニア臭をお酢が中和します。[3]
  5. 5
    カーペットを完全に乾かします。ここでもペーパータオルや使い古したタオルを使って酢水の溶剤をなるべく多く吸い取りましょう。液体を吸い取ったら、カーペットをしっかりと自然乾燥させます。
  6. 6
    カーペットを殺菌します。おしっこが染みついたカーペットをアンモニアを含まない家庭用洗剤で拭き、その後に水拭きをします。スプレーボトルに水と漂白剤を10:1の割合で入れます。ゴム手袋をして、カーペットに漂白剤入りの水を吹きかけます。30秒ほど待ってからカーペットを水拭きします。
    • 漂白剤の使用でダメージを受けたり変色する素材があることに注意しましょう。
  7. 7
    おしっこが服についていないかを確認します。服におしっこがついた場合は洗濯時にリンゴ酢1カップを加えていつもと同じように洗濯しましょう。それでもまだ臭いが落ちないときは酵素入り洗剤を使って洗濯するとよいでしょう。[4]
    • ドライクリーニングが必要な場合もあります。また、どうしても臭いやシミが落ちなければ、捨てる以外の方法はないかもしれません。
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パート 2 の 3:
カーペットの消臭

  1. 1
    おしっこのシミに重曹を振りかけます。重炭酸ソーダとも呼ばれる重曹は天然の洗剤であると共に消臭、脱臭効果を持ちます。
  2. 2
    少量の過酸化水素水(オキシドール)と食器洗い用洗剤を混ぜます。半カップの過酸化水素水(3%)と食器洗い用洗剤小さじ1(5ml)を混ぜたものを重曹の上にかけます。[5]
    • 目立たない場所にこの溶剤をかけて事前にパッチテストを 行ない、変色しないことを確認したほうがよいかもしれません。
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    掃除用ブラシで溶剤を重曹に擦り込みます。なるべくならゴム手袋をはめて、重曹と過酸化水素水の特徴的な反応が起きるのを待ちましょう。
  4. 4
    水分を吸収し、カーペットを乾かします。
  5. 5
    カーペットに掃除機をかけます。掃除機が尿の粒子と即席脱臭剤を吸い取ります。水洗い式の掃除機はカーペットを水洗いしながら汚れを吸い取るため最も効果的ですが、[6]急いでいるときは普通の掃除機を使ってもかまいません。ただし、水洗い式掃除機ほどの効果は期待できません。
    • 水洗い式掃除機の効果を高めるためには冷水を使い、かならず取扱説明書の指示に従いましょう。
    • スチームクリーナーは高熱がシミを定着させてしまうため、この用途には向きません。[7]
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パート 3 の 3:
猫の粗相を減らす

  1. 1
    猫のトイレトレーニングを再度行いましょう。猫が間違った場所でおしっこをしてしまっても、決して叱ったり怒鳴ったりしてはいけません。その代りに、すぐに猫をトイレに連れていきましょう。猫を頻繁にトイレに連れていき、トイレできちんと用が足せたら必ず褒めます。これを繰り返しているうちに、おしっことトイレの肯定的な関連付けが強化されます。
  2. 2
    トイレ掃除の回数を増やしましょう。猫も人間同様にきれいなトイレを好みます。猫のトイレ掃除を怠って猫のニーズに応えていなければ、猫が飼い主のソファーやカーペットに粗相をするのは当然です。
    • 猫のトイレは餌を与える場所から遠い静かな場所を選びましょう。これで猫がきちんとトイレを使う可能性が高まります。
  3. 3
    去勢手術や卵巣除去手術を検討しましょう。卵巣を除去した猫はマーキングのために故意におしっこをすることがないため、最初からおしっこの問題に悩まされなくて済みます。その上、子猫が増えて、その子猫たちにもトイレトレーニングをしなければいけないという悪循環を断ち切ることもできます。
  4. 4
    獣医師の診察を受けさせましょう。子猫や年老いた猫がトイレ以外でおしっこをしてしまうことはよくありますが、不適切な場所での排泄行為は病気が原因である場合もあります。獣医師に相談して、猫がトイレ以外の場所でおしっこをしてしまう原因が病気ではないことを確かめましょう。尿道炎や腎臓病、糖尿病などを放っておくと命にかかわることもあります。
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ポイント

  • 高価なカーペットやソファー、カーテンなどへのおしっこの被害を防ぐためには専門家に相談する必要があります。
  • 新しい猫を初めて家に連れて帰った後にはおしっこのアクシデントがよくあります。トイレトレーニングで正しいトイレの使い方を教え、粗相をしてしまった時にはすぐに後始末をしましょう。病気のせいで粗相をしてしまう場合は治療を受けさせましょう。
  • 猫の粗相の後始末にうんざりしている場合や、猫のおしっこがカーペットの裏やフローリングの床にまで浸透している場合は、専門家に連絡しましょう。もちろん高くつきますが、おそらくそのほうが効果的でしょう。
  • 犬や猫は人間には分からない臭いが判別でき、以前おしっこをした場所に戻る習性があります。酵素入り洗剤でおしっこの臭いをしっかりと取り除いたほうがよいでしょう。

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注意事項

  • アンモニアを含む製品は絶対に漂白剤と混ぜてはいけません。致死的な化学反応が起こります。[8]
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必要なもの

  • ペーパータオルまたは布製のタオル
  • ペットの消臭・シミ抜き用の酵素入り洗剤
  • 重曹
  • 過酸化水素水(オキシドール)
  • 食器洗い用洗剤
  • 掃除機
  • ブラックライト(あれば)
  • 家庭用洗剤(アンモニアを含まない)
  • 漂白剤
  • スプレーボトル
  • 掃除用ブラシ
  • ゴム手袋

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このwikiHow記事について

Pippa Elliott, MRCVS
共著者 by
獣医、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)
この記事の共著者 by Pippa Elliott, MRCVS. Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるピッパ・エリオット獣医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医師、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得し、生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。 この記事は95,541回アクセスされました。
カテゴリ: ペット・動物 |
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