猫の風邪に対処する方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

この記事には:自宅で看病する獣医に相談する再発を防ぐ9 出典

猫の風邪は、軽い呼吸器感染症が原因で起こることが多い。しかし、軽度の感染症であっても、何らかの治療は必要となる。この記事では、風邪の症状の見分け方と世話の方法を紹介しよう。

1
自宅で看病する

  1. 1
    症状を見分ける 風邪の原因は細菌による感染症である。鼻をすする行為やくしゃみ、咳、鼻水、目やに、息切れ、無気力といった症状が一つでも当てはまれば、風邪を引いている可能性がある。[1]
  2. 2
    室内の湿度を保つ 病気の猫にとっては、室内の湿度が高いほど呼吸がしやすくなる。加湿器を使用するか、一日に2~3回、湯気のこもった浴室に10~15分ほど猫を閉じ込めてみるとよい。[2]
    • 猫が閉じ込められるのを嫌う場合もある。しきりに鳴いたり爪でドアを引っ掻いたりする猫は多い。この状態が3~5分以上続くようであれば、無理強いをしてはいけない。ストレスが病気の悪化や回復の遅れを招く恐れがある。
  3. 3
    猫の顔を清潔に保つ 病気の猫には目やに、鼻水、耳だれの症状が見られることがある。その場合は、優しく声をかけながら、濡れタオルで一日に数回、顔を丁寧に拭いてやるとよい。[3]猫は飼い主の声のトーンを敏感に感じ取る。猫が嫌うこうした作業も、優しく話しかけながら行うと猫が落ち着きを見せることがある。
    • ぬるま湯を使おう。極度に高温または低温のタオルでは猫の体を刺激する恐れがある。
  4. 4
    できるだけ食事を摂らせる 病気の猫はなかなか食べてくれないものだ。しかし、そうした時こそしっかりと栄養を摂らせ、病気と闘える強い体を作らなければならない。昨日までは嬉しそうに食べていた餌でも、病気の時には見向きもしないということはよくある。食欲のない猫には、餌を電子レンジで数分間温めてから与えてみよう。加熱すると餌の香りが増すため、匂いにつられて食べる可能性がある。普段は食べさせないような味の濃い特別な食事を与えると、食欲を刺激できることがある。[4]
  5. 5
    他のペットと隔離する 家で他のペットを飼っている場合は、病気の猫と接触させないほうがよい。風邪などの感染症は潜伏期間が2~10日間あり、他のペットが罹患する恐れがある。[5]
    • 病気の猫は体力がないため、食べる速度が普段よりも遅い。餌の時間には他のペットを近づけないようにして、餌を横取りされないように配慮する必要がある。
  6. 6
    十分に水を与える 新鮮で清潔な水を飲める環境を常に整えておこう。病気の猫は水分をしっかりと取る必要がある。水の量には常に注意を払い、汚れていればすぐに取り換えよう。

2
獣医に相談する

  1. 1
    動物病院に連れて行くべきかどうかを判断する 通常、感染症は1~3週間で治癒する。軽い感染症であれば自然治癒するケースがほとんどだ。しかし、以下の場合には獣医の診察が必要となる。
    • 5~7日経っても症状が改善しない
    • 餌を一切食べない、または激しい呼吸困難に陥っている[6]
  2. 2
    検査を受けて症状の元凶を特定する 猫の疾患には、風邪と似た症状を伴うものが多く存在する。他の症状や危険因子によっては、獣医は他の疾患を考慮に入れた検査を行う。診断と治療に必要な検査について、遠慮せずに獣医に質問しよう。[7]
    • 全血球計算(CBC検査):血液疾患の可能性を排除する
    • 化学検査:腎臓や肝臓などの内臓機能を調べる
    • 電解質検査:血液中のイオン濃度を測定し、脱水症や体内のバランス異常を調べる
    • 尿検査:尿路感染症と腎臓疾患を調べる
    • 猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症または猫白血病(FeLV)の検査:深刻な病気の疑いがある場合
  3. 3
    必要な薬は必ず与える 症状の原因となっている疾患によっては、獣医は薬を処方することがある。処方薬は必ず獣医の指示に従って投薬し、不明な点は病院を出る前に質問しておこう。症状が改善しても自身の判断で薬の服用をやめたりせず、指示通りにすべて使い切ることが大切だ。

3
再発を防ぐ

  1. 1
    ビタミンCを与える 人間とは違い、猫や犬は餌に含まれるグルコースや肝臓が生成するグルコースを代謝して、必要な量のビタミンCを体内で合成することができる。[8]しかし、サプリメントを摂取してビタミンCを補うと、複数の健康障害を改善できるという報告もある。
    • サプリメントについて獣医に相談しよう。ただし、尿路結石症の既往歴がないことを確かめておく必要がある。サプリメントは大変効果的ではあるが、すべてのペットに有効であるとは限らない。[9]
    • 獣医に相談することなく、猫にビタミンCを与えてはいけない。特に、猫が健康障害を抱えている、または何らかの薬を服用している場合は、必ず事前に獣医に相談しよう。
  2. 2
    予防接種を受けさせる 猫には予防接種を定期的に受けさせよう。予防接種には、疾病全般や風邪、あるいは風邪に似た症状を伴う感染症を防止する効果がある。一年に一度、予防接種の時期を獣医に確認しよう。
  3. 3
    室内で飼う 猫は通常、他の猫との接触によって風邪に感染する。屋外で他の動物と接触する機会を減らすことが一番の予防策だ。猫は室内で飼い、見知らぬ猫(予防接種を受けていない可能性がある)には近づけないようにしよう。時々屋外に出す場合も、猫から目を離さないように心掛けよう。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ:

他言語版:

English: Treat a Cat With a Cold, Español: tratar a un gato resfriado, Italiano: Curare un Gatto Raffreddato, Português: Tratar Um Gato Com Resfriado, Русский: лечить кота с простудой, Deutsch: Eine erkältete Katze behandeln, Français: soigner un chat enrhumé, Bahasa Indonesia: Menangani Kucing yang Terserang Flu, العربية: علاج نزلات البرد عند القطط, Nederlands: Verkoudheid bij een kat behandelen, 中文: 照顾感冒的猫咪

このページは 8,882 回アクセスされました。
この記事は役に立ちましたか?