生殖能力を高める(30代女性)方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 16 出典

この記事には:健康的なライフスタイルと食生活を送るサプリメントを摂取する月経と性機能を管理する医師に相談する

女性の中には、30歳を過ぎると、自分の生殖能力に不安を覚える人もいるでしょう。30代、40代で生殖能力が落ち、個人差はあるものの、30歳を過ぎると数多くの要因が生殖能力に影響を与えるでしょう。健康的なライフスタイルと食生活を取り入れてサプリメントを摂ると、生殖能力の向上に役立ちます。また、排卵日を把握し、活発な性生活を維持することも、妊娠の可能性を高めます。自分自身の生殖能力に問題がある、または家族の中に不妊症の人がいる場合は、医者に相談して次のステップについて話をしましょう。また、日本における不妊症の治療についても後述します。

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健康的なライフスタイルと食生活を送る

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    バランスの取れた食事を摂り、健康的な体重を維持する 太りすぎ、または痩せすぎていると、生殖能力に悪影響を与えることがあります。また、体重の増減が激しいと、生理が不順になり、妊娠する可能性が低くなります。鶏肉、魚、豆腐、豆類などの良質なタンパク質や、新鮮な果物・野菜、全粒穀物を豊富に取り入れた健康的な食事を摂りましょう。[1]
    • トランス脂肪、人工調味料、精製された砂糖を多く含む食品は避けましょう。
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    オメガ3脂肪酸を豊富に含む、鮭と卵を定期的に食べる 鮭は週に1~2回、食べましょう。また、卵(脂肪酸であるDHAを強化したもの)も定期的に摂取しましょう。オメガ3脂肪酸の摂取を増やすと、生殖能力だけではなく体全体の健康も向上します。[2]
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    アルコールの大量摂取は避ける 1週間のアルコール摂取量を1~2杯に抑えると、高い生殖能力を維持できるでしょう。[3]
    • 男性も、生殖能力を高めるために、アルコール消費量を抑える必要があります。350mlの缶ビールであれば、週に8本程度に抑えましょう。また、この量は1日で消費するのではなく、3日以上かけて消費しましょう。アルコール摂取量が多いと、精子の質に悪影響を及ぼします。
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    禁煙する、または間接喫煙を避ける 喫煙は、健康と生殖能力に悪影響を及ぼします。喫煙の習慣がある場合は、 禁煙するか、喫煙本数を減らしましょう。また、煙草を吸う人の自宅や車などを避け、間接喫煙を防止しましょう。[4]
    • 男性は、喫煙本数が多いこと、または間接喫煙が原因で精子の質が低下することがあります。
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    定期的に運動する 定期的な運動で健康を維持すると、生殖能力も向上します。週に数回、ランニング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動を取り入れましょう。また、週に数回、ジムでフィットネスのクラスに参加したり、自宅で運動するのも良いでしょう。[5]
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    ヨガや呼吸運動をして、ストレスを軽減する 30歳以上の場合、ストレス値が高いと生殖能力に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。自宅やヨガスタジオでヨガを定期的に行って、穏やかな気持ちとリラックスした状態を保ちましょう。呼吸運動は、一日の始めや就寝前に行うと、集中力を高め、気持ちを落ち着けることができます。[6]

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サプリメントを摂取する

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    葉酸のサプリメントを摂取して、排卵を促す 葉酸のサプリメントは、薬局やインターネットで購入できます。主成分が葉酸で、添加物や保存料が少ないものを選びましょう。摂取量は商品ラベルに記載された用量を守り、過剰に摂取してはいけません。[7]
    • 男性も、健康的な精子を維持するために、葉酸のサプリメントを摂りましょう。
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    フィッシュオイルとマグネシウムのサプリメントを摂って、生殖能力を高める フィッシュオイルはオメガ3脂肪酸を含み、生殖能力を高めるのに大変役立ちます。マグネシウムも、卵管を健やかに保ち、妊娠の可能性を高める役割を果たします。どちらのサプリメントも、薬局やインターネットで購入できます。[8]
    • サプリメントは、必ず商品ラベルを確認して、主成分が無機物(ミネラル)であり、添加物や保存料が少ないものを選びましょう。
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    妊婦用ビタミン剤の摂取を医師に相談する 低用量の妊婦用ビタミン剤を摂取すると、体が妊娠の準備をして生殖能力が向上します。妊婦用ビタミン剤は薬局やインターネットで購入できます。[9]

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月経と性機能を管理する

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    生理の記録をつけて、規則性を調べる 規則正しい生理は、生殖能力が高いことを示す良い兆候です。生理は21~35日周期が一般的で、生理開始日から6~14日目が排卵日です。カレンダーやスマートフォンのアプリケーションなどを使って排卵日を記録し、毎月の生理が規則正しく来ているかを確認しましょう。[10]
    • 生理が不規則である、または周期が35日以上である場合、医師に相談しましょう。排卵の回数が少ない可能性があるので、生殖能力の確認のため、検査が必要でしょう。
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    妊娠を希望した時点で、避妊薬の服用を止める 妊娠を希望するまでは、避妊薬の服用を続けましょう。妊娠したいと思ったら、医師に相談してから服用を中止しましょう。避妊薬は、服用を止めてから数ヶ月は体内器官に残り、妊娠しにくいことがあります。
    • すぐには妊娠を望まないが、将来的に妊娠するために生殖能力を高めておきたい場合、定期的に避妊薬を服用しましょう。避妊薬は、定期的・規則的な生理の維持に役立ちます。飲み忘れて生理が不規則にならないように、避妊薬は毎日、同じ時間に服用しましょう。
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    規則的な生理のために、毎週性交渉を行う 最低でも週に1度、定期的に性交渉を行うと、規則的な生理の維持と確実な排卵に効果的です。健康的な性生活は、生殖能力の向上に役立つエストロゲン(女性ホルモン物質)の分泌を促進します。[11]
    • 性交渉は、毎週または月に数回行うと、高い生殖能力の維持に役立ちます。妊娠を希望してから、すぐに妊娠できる可能性も高まるでしょう。
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    性交中に精子にやさしい潤滑油を使用する 性交渉をする際、キャノーラ油、植物油、ピーナッツオイル、ミネラルオイル、ベビーオイルなどの天然の潤滑油を使いましょう。こういった天然油を性交中に使うと、精子と卵子が受精しやすくなります。また、薬局やインターネットで、精子にやさしい潤滑油・潤滑剤を購入することもできます。[12]
    • 潤滑剤として、唾液やオリーブオイルを使ったり、「精子にやさしい」と記載されていない潤滑油を使ったりするのは避けましょう。精子の能力を阻害する恐れがあります。
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    デリケートゾーンの洗浄を避ける ここでの「洗浄」とは、膣を香料の入ったシートで拭いたり、洗浄剤で洗ったりすることです。この行為で、膣内にある保護効果のある善玉菌(常在菌)を取り除いてしまい、細菌感染のリスクが高まります。膣内に特定の細菌が感染すると、生殖能力に悪影響を及ぼすことがあるので、注意が必要です。[13]

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医師に相談する

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    家族に不妊症の人がいる場合、医師に相談する 不妊症は、遺伝を含む数多くの要因によって引き起こされます。医師に不妊症の可能性について相談し、自分の生殖能力に問題がないかを確認するため、不妊検査を受けましょう。生殖能力の問題は、早めに解決しておくことで、妊娠の可能性を引き上げることができるでしょう。[14]
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    避妊をせず定期的に性交渉をしているにもかかわらず、妊娠しない場合は医師に相談する 避妊薬を服用せず、性交渉の際に避妊具を一切使用しなければ、妊娠の可能性は大幅に高まります。避妊せず、定期的に性交渉をしているのに妊娠しない場合は、生殖能力に問題がある可能性があるので、不妊症検査を受けましょう。[15]
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    卵子の凍結保存について、医師と相談する 30代のうちに卵子を凍結保存しておくと、将来的に、生殖補助医療の元、妊娠することができるでしょう。凍結卵子は、卵子保存バンクにて保存され、後に妊娠を希望する際に使うことができます。医師から、安全に卵子の凍結保存ができる病院の紹介を受けることができるでしょう。[16]
    • 卵子の凍結保存は、後の妊娠を保証するものではなく、その可能性を引き上げるものです。

日本における不妊症の治療

  • 日本では、女性の不妊症検査は婦人科や不妊専門の病院で受けることができます。男性の不妊症については、生殖能力を高める(男性)を参考にしましょう。
  • 不妊治療の中には、保険適用のものから、自費のものもありますが、受給資格を満たしていれば、国や自治体から経済的負担の軽減を目的とした助成金を受け取ることができる治療もあります。尚、受給資格を満たしていれば、国と自治体の両方から助成金を受け取ることもできます。助成金については、地域によって異なるので、お住まいの自治体に確認してみましょう。
  • 日本では、不妊治療を受ける夫婦が増加している現状を受けて、厚生労働省が様々な支援に取り組んでいます。上記の助成金以外にも、不妊に悩む人の相談支援窓口として、不妊専門相談センターを開設しており、無料で利用できます。また、不妊治療のため仕事を続けられない事例も多いとして、企業向けに 「仕事と不妊治療の両立支援のために」というリーフレットを作成し、不妊治療への企業の理解を仰いでいます。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 健康

他言語版:

English: Boost Fertility in Your 30s, Português: Aumentar a Fertilidade Depois dos 30 Anos, Español: aumentar la fertilidad a los 30 años, Italiano: Ottimizzare la Fertilità Dopo i 30 Anni, Français: stimuler la fertilité à la trentaine

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