女性の生理(月経)は生殖器官が正常に機能していることを示すものであり、まったく生理が来ないとなると何らかの病や不摂生のサインと考えられます。とはいえ煩わしくもある生理を、健康で正常なまま、短い期間で終わらせる方法が実はあります。体を温めたり運動したり、血行をよくする習慣や、充分な水分とビタミンCを摂る食生活を身につけることで、生理の日数を減らしていくことができます。低用量ピルなど薬の服用によって生理周期を変え、長期的に生理期間を短くしていくことも可能です。

パート 1 の 3:
生理の終わりを早める習慣

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    熱を味方につけましょう。腰にカイロをあてたり、湯船につかることで、骨盤まわりの筋肉を緩めます。血管が広がって血行が促進され、生理の出血も早まります。[1]
    • これを口実にしてでも、お湯を沸かして、じっくり湯船に浸かる時間をとるとよいでしょう。生理痛がやわらいで出血の進みも早くなるかもしれませんし、なにより、ゆっくりと自分だけの時間を過ごすことができます。
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    適度な運動を心がけましょう。生理中に運動することで、むくみや倦怠感、気分のむらなどのPMS(月経前症候群)の症状が軽減されることがあります。[2] 長い目で見て、日常的な運動によって生理の重さや長さが改善するという人も多いようです。
    • さらに言えば、過度な運動や、体が慣れていない激しい運動によって元々の生理周期はがらっと変わってしまうことがあります。体操選手など、あまりに強度の高い運動をしている人はまったく生理が起きないということも多々あります。体の自然な活動が萎縮してしまうほどの運動には注意が必要ですが、日常的に適度の運動することで様々なメリットがあります。
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    鍼治療を受けましょう。世界で最も古い治療法である鍼術は、薬の服用に頼らず、ツボの刺激によって体の多様な不調を治療します。定期的に鍼治療を受けることで生理周期を整え、気分の不安定や生理痛などのPMSの症状を軽減することができます。[3]
    • ストレスの軽減にも効果があります。ただし、なかには生理周期そのものを止めてしまうと考える人もいます。治療を受ける前にきちんと医師に相談しましょう。
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    セックスをしましょう。最近の研究によれば、オーガズムによって生理期間の長さが抑えられるというのです。[4] どういうことかというと、オーガズムによって起こる筋痙攣が、子宮からの流血を促進するのです。無論、多少なりとも汚れや不快感を覚悟の上での行為になりますが、ひとつの手ではあります。
    • 生理中は性欲が高まる女性が多いこともあり、好都合かもしれません。出血量が少し落ち着く3日目頃まで待って、汚れてもいいようにタオルを敷き、体位は正常位だけにしましょう。意外な快感の扉が開けるなんてこともあるかもしれませんよ。
    • 可能性は低いものの、生理中のセックスでの妊娠もありえます。 [5] 避妊はしましょう。
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パート 2 の 3:
食事と水分摂取の改善

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    水をたくさん飲みましょう。生理中の水分不足はむくみなどのPMS症状に繋がります。普段以上に多く水を摂るよう心がけて、そのような症状に対抗します。
    • 脱水作用があるカフェイン、アルコール、塩分は生理中の摂取をなるべく抑えましょう。摂取する場合、それを補うためにさらに水を飲みます。
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    お茶をもっと飲みましょう。カフェインを取らないように、コーヒーや炭酸飲料を飲まないようにと我慢するばかりではつらいかもしれません。代わりにお茶を飲むようにしましょう。おいしいリフレッシュになるだけでなく、生理痛をやわらげるとの研究結果もあります。 [6]
    • お茶は水の次に優秀な飲み物です。水は飲みにくいという人はお茶を定番のドリンクにすべきでしょう。水分補給はもちろん、ガン、心臓疾患、糖尿病といった疾患への抵抗力を上げたり、体重の減少やコレステロールの低下を促したり、精神的な落ち着きと集中力が得られるなど、様々な作用が期待できます。[7]
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    ビタミンCを多く摂りましょう。ビタミンCを豊富に摂ることで黄体ホルモンの値が下がり、子宮内膜の剥離が促されます。これにより生理の進行が早まり、終わるまでの日数が減ります。[8] 以下にビタミンCを豊富に含む食品の例を挙げます。[9]
    • マスクメロン
    • オレンジやグレープフルーツなど柑橘系の果物
    • キウイ
    • マンゴー
    • パパイヤ
    • パイナップル
    • いちご、ラズベリー、ブルーベリー、クランベリー
    • すいか
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    生理の不調を整える作用のあるものを食べましょう。生理痛など生理による困った症状を食事によって改善しましょう。ビタミン、ミネラル、オメガ3脂肪酸や抗酸化物質はどれも生理痛や生理そのものの軽減に効果的です。以下、これらの要素の豊富な食品を挙げます。[10]
    • ディル
    • セロリ
    • ごま
    • ダークチョコレート
    • パセリ
    • フムス
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    乳製品、カフェイン、砂糖、アルコール、赤身肉といった食品は避けましょう。生理痛や胃のむかつきの原因になります。また、カフェインは特にストレスを感じやすくなったりイライラしやすくなるといわれます。[11] 生理中はこれらの食品は食べないのが無難でしょう。
    • 甘いものやお酒など、どうしても何か気分の上がるものがほしいときは、少量のダークチョコレートと赤ワインを選びましょう。ダークチョコレートは砂糖を含むものの、許容範囲量に留められます。赤ワインは心臓を助け、抗酸化作用もあるため、より体にやさしいでしょう。
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パート 3 の 3:
薬の服用

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    経口避妊薬の服用を検討しましょう。経口避妊薬(通称ピル)は排卵を抑制し、一時的に月経サイクルを抑えることで避妊を可能にします。生理期間を短く、周期を整えるだけの目的で服用している女性もたくさんいます。[12] 条件によってはピルを服用できないこともあります。安全に服用できるか医師に相談します。
    • 年間の生理の回数はピルの種類によって異なります。
    • ピルによって生理期間以外で不正出血が起きる場合もあります。
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    ピル以外の避妊薬も選択肢としてあります。IUDやIUS、また、日本では行われないものの、インプラント、注射、シール、リングによる避妊法も同様に生理を軽くします。今すぐに生理を止めるものではありませんが、後々起こり得るトラブルの予防になります。医師に相談して説明をうけましょう。
    • 注射による避妊法では、1年ほど続けたところ生理がまったく来なくなったという事例も多くあります(日本では未認可)。[13]
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    ピルの休薬をしないという手もあります。ピルを服用している場合、その種類によって休薬期間、あるいは同様の偽薬服用期間が設けられています。この期間を飛ばして実薬を飲み続けることも可能ではあり、その場合に生理は起きないことになります。
    • この方法は医師の承諾のもと、安全を確認して行いましょう。この方法に頼って出血を起こさない期間が長い、もしくは頻度が高いと、ピルを飲んでいても出血がある恐れがあります。また、不測の体の不調や、妊娠検査の精度に影響することも考えられます。[14]
    • 海外では12週間続けて実薬を服用するようにできているピルも販売されています。3か月に一度生理を起こすということです。このタイプはいずれも日本国内では処方されていないものの、国内で処方されている長期の連続服用が可能な低用量ピルとしてヤーズフレックス配合薬があります。[15] 経口避妊薬の服用は必ず医師と相談の上、安全に行います。
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    鎮痛剤を使いましょう。毎月の痛みや不快な症状の緩和に有効なイブプロフェンやナプロキセンといったNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は出血量を20~50%減少させる作用も期待できます。[16] 就寝前に服用することで、痛みを忘れて一晩ぐっすり眠れるでしょう。
    • 表示されている用法・用量は必ず守って服用しましょう。市販の痛み止めイブの主成分であるイブプロフェンの場合、大人の経口投与量は4時間から6時間ごとに必要に応じて200mgから400mgと定められています。[17]
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    カルシウムとビタミンDを摂りましょう。カルシウムとビタミンDが不足しているとPMSの症状が悪化すると考える医療専門家もいます。[18] 足りているか不安であれば、マルチビタミンのサプリメントで毎日補うか、カルシウムとビタミンDの豊富な食品を意識して摂りましょう。
    • カルシウムを多く含む食品には牛乳、カラードグリーン、ヨーグルト、ルバーブ、豆腐、鰯などがあります。
    • ビタミンDは魚(特に生魚)、卵、乳製品、牡蠣、きのこ、ビタミンDを強化したシリアルなどの食品に豊富です。[19]
    • また、タラ肝油のサプリメントはビタミンDとビタミンAの補給に有効です。[20]
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    生理が重いこと、月経過多の可能性を医師に相談しましょう。[21] 誰しも生理は早く終わってほしいものですが、あまりに重い場合は医師の治療を受けるべきでしょう。月経過多とは、生理が異常に長く続いたり、経血量が異常に多いことをいいます。月経過多により多量の出血があると、貧血、息切れ、倦怠感、睡眠障害といった症状にも繋がります。[22] どうして多量の出血が起きているのかによって必要な処置は異なります。イブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬を服用する場合や、ホルモン療法、または血液の凝固を促す薬を使う場合などがあります。[23]
    • 出血量が異常に多いのか判断する目安として、次のような症状があります。
      • タンポンやナプキンを毎時間替えなければいけないほど出血がある。[24]
      • 生理の日数が7日間を超える。[25]
      • 経血のなかに血の塊が見られる。[26]
    • 以上の症状があれば、医師に相談するのがよいでしょう。すぐに薬の処方を受け、通常の生理と健康を取り戻しましょう。
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注意事項

  • 避妊薬に性感染症を防ぐ効果はありません。避妊薬を服用していても、セーフセックスの実践は重要です。
  • ビタミンやハーブのサプリメントを新たに摂り始める前に、医師に相談します。他に薬を服用している場合は特に医師の助言を受けるようにしましょう。
  • 体重増加や血圧の上昇など、避妊薬は様々な副作用の可能性があることに留意します。[27] 避妊薬の服用にあたっては、目的に関わらず、そのメリットと副作用のリスクを充分に検討しましょう。
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カテゴリ: 健康
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