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この記事の共著者 : Yan Kandkhorov. ヤン・カンドコロフはニューヨーク市のミートパッキング地区にて「K&S Salon」を経営するヘアスタイリストです。ヘアスタイリストとして20年以上の経験があり、業界における象徴的なトレンドの仕掛け人として知られています。2017年より自身のサロンを運営しており、2019年にはExpertiseよりニューヨーク市における「Best Hair Salons」に選ばれました。現在まで数々の有名人や、Marie Clair USA、Lucy Magazine、Resident Magazineなどの一流ファッション誌とのコラボレーション企画に携わってきました。
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注意して時間をかければ、男性の髪を切り揃えることは比較的単純な作業です。散髪用ハサミ、バリカンのどちらか、または両方を使用します。相手にどれくらい髪を短くしたいか、どれくらい均一に髪を切って欲しいか、後でどのような髪型にスタイリングしたいか聞いてみます。自信を持って、自分の直感を信じましょう。技術を磨くには練習が一番です!
ステップ
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どんな髪型にしたいか尋ねる 髪を切ってほしい男性と話し、どれくらい短くしたいか、どれくらい均一にしたいか、後々どのようなスタイリングをするつもりか確認しましょう。枝毛を切って欲しいだけかもしれませんし、全部切って欲しいのかもしれません。切り始める前に、必要な質問事項をすべて尋ね、本人がどんな髪型にしたいのか理解することが重要です。最初からしっかりとコミュニケーションを取れば、勘違いすることもないでしょう。
- 男性の髪を切るときは、最大7箇所にブロッキングします(頭頂部、左横、右横、後頭部、左もみあげ、右もみあげ、前髪)。ブロッキングすることで、本人はどのブロックからどれだけ髪を切って欲しいのか説明しやすくなります。
- 会話を続けましょう。髪を切りながら、意見を求めます。鏡(壁掛け鏡、手持ち鏡)で髪型を確認できるようにし、もっと切った方がいいかときどき尋ねてみましょう。
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男性の顔や毛量に合う髪型を選ぶ 頭頂部の髪が薄くなってきている男性はドン・ドレイパーのようなサイド・スイープ(中央はオールバック、横の髪は短く、ワックスでしっかりと撫で付けた髪型)を好むかもしれませんが、同じ様な見た目にならず落胆する可能性があります。
- 髪の毛が多い男性には派手な髪型が似合います。
- 薄くなってきている髪には地味な髪型が似合います。
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時間が十分あるか確認する ヘアカットの経験が少ない場合は特に、時間に余裕があることが重要です。神経を刺激して手が不安定になったり、集中力が途切れたりするようなものは周りに置かないようにしましょう。
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ヘアカットに取り掛かる場所を準備する 頑丈な椅子に座ってもらい、自分の手が相手の頭に無理なく届くか確認します。散髪ケープ、シーツ、タオルで相手の肩を覆い、髪の毛がつかないようにすると、後の掃除が楽です。ピンやクリップを使い首周りでシートを固定すると、肩からずり落ちません。さらに、オンラインで購入できる散髪用の使い捨てシート(ネックストリップ)や、小さめのタオルを相手の首に巻きます。
- 後で掃除しやすいような床を選びましょう。タイル、木、リノリウム、コンクリートが有効です。カーペット、特に分厚いカーペットは切った髪が中に入り込むので、掃除するのが難しくなります。風呂場、台所、ベランダはヘアカットする場所に向いています。
- 散髪用の切れ味の良い高品質なハサミを使用しましょう。紙用や布用ハサミは髪を切るのには向いておらず、思うように上手く仕上がらないでしょう。
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常に髪を清潔にしてから切り始める バリカンを使用する場合は乾いた髪で切ります。ハサミのみを使用するなら、少し髪を湿らせると切りやすいでしょう。スプレーボトルでさっと水を吹き掛けて、髪を湿らせます。髪の毛が濡れすぎたら、タオルで優しく乾かします。[1]
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櫛で髪のもつれをときほぐす こうすることで、どこをどの程度切るべきかというイメージが得られるでしょう。本人がしたい髪型に髪をときます。右側に髪を流すのを好む男性もいれば、中央分けを好む男性もいます。広告
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バリカンのアタッチメントを選ぶ 後頭部や横の髪を切ったり、耳周りの不揃いな髪を揃えたり、長さを揃えるために頭全体を刈るのにバリカンを使用できます。バリカンには髪を切る長さを調整するアタッチメントが付属しています。アタッチメントが長いほど、髪を短く切ることになります。どのアタッチメントを使うかは男性によって好みが違うので、希望があるか聞いてみるといいでしょう。ほとんどのバリカンは6個のアタッチメントとセットになっています。[2] アタッチメントの番号が小さいほど、切る長さが長くなります。
- 少し長めに残したければ、6番を使います。
- 標準的な長さにしたければ、3番か4番を使います。
- 短めにしたければ2番を、「スポーツ刈り」には1番を使います。
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親指、人差し指、中指でバリカンをしっかり握る きつくしっかり、楽に握ります。握りしめたり、格好良くバリカンを使おうとする必要はありません。誤って相手に怪我をさせるかもしれません。
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頭の下から刈り始める 頭皮に当たるようにバリカンを持ち、うなじから頭の中間まで髪を刈ります。バリカンを上向きに動かし、刈り終えます。次に横の髪に取り掛かり、常に上に向かって、髪が生えている方向とは逆に刈ります。[3]
- ゆっくりと頭の周りの髪を刈っていきます。耳の周りは注意して刈ります。頭頂部はハサミで切るのでそのまま置いておきます。
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後頭部の髪を整える 後頭部の髪を整えるには、今の髪のラインを保ったまま、はみ出している髪を切ります。バリカンを逆さまに持ち、刃を頭に対して直角に当て、下向きに切ります。中央のネズミの尻尾のような髪を切り落とします。後頭部のラインを短く切る際は、よく見えるように必ず相手に下を向いてもらいます。切り終わったら顔を上げてもらい、髪を確認してもらいましょう。
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横の髪を整える 横の髪は後頭部の髪よりも量が多くなりますが、後頭部のラインを前に向かって上げていき、耳周りの髪を切り落とすことを目標にしましょう。バリカンを横に向け、刃の端を使って後ろから前に、髪が生えている方向に逆らって刈っていきます。刃に角度を付けて、ラインを馴染ませます。広告
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頭頂部を濡らし、髪を前に向かってとく まだ切っていない髪にスプレーボトルの水を軽く振りかけます。髪を前にとき、左右の目の間を通り、右側と左側を分けるラインが頭の中央にあると想像します。必要であればクリップで髪をブロッキングします。[4]
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頭頂部の髪を切り揃える 後頭部から始め、想像上の線に沿って前へと切っていきます。櫛で髪を1cm程度持ち上げます。人差し指と中指で髪を挟み、指を上下に動かして、切りたい長さに合わせます。そうすると、指の下の髪は切られずに残ります。指からはみ出ている髪を切り落とします。散髪用ハサミで角度を付けて切っていくと、不揃いに見えません。[5]
- きれいに切るために髪に対して直角に切ります。例えば、うなじの方向に下向きに縦に生えている髪は、後頭部を横切るように水平に切ります。
- ハサミ全面で大きなブロックを切ってはいけません。短く飛び出ている部分をハサミの先端や刃で切ります。不安であれば、少しずつ切っていきましょう。必要であれば、後からもっと切り足すことができます。
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すべて切った後、再び髪を前にとき、頭の真正面から切り始める 切ったばかりの箇所との長さの違いに気付くはずです。新しいブロックを切るときは、切ったばかりの髪を指の間に挟み、切り揃える長さの参考にしましょう。
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頭頂部の髪を馴染ませる 想像上の線に沿って切っていきます。すでにカットした髪を参考にし、元の想像上の線の右か左にもうひとつの線を想像します。 再び、後頭部から前に向かって切り始めます。すでに切り揃えたブロックの髪を参考にし、それより長い髪を切ります。ブロッキングし、前から後ろへと髪を切り続けます。常に先に切ったブロックの髪を少し取り、切る長さの参考にします。
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前髪を切る 前頭部まで切り揃えたら、前髪をときます。まだ聞いていなければ、相手に前髪の切りたい長さを尋ねます。 ハサミの先端を上に向け、垂直に持ちます。ハサミの先端を使い、少しだけ切っていきます。他の部分と馴染ませるために角度を付けて切ります。
- 前髪を切るときは気を付けましょう。「一度切った髪は戻ってこない」のが鉄則です。いつでも後から切り足せることを覚えておきましょう。切った後に髪を戻すことはできません。どこを切っているのかしっかり確認しましょう。
- 乾いてしまっているかもしれないので、前髪が濡れているか確認しましょう。髪が乾いていると、毛先があちこちに向いてしまってバラバラになる場合があります。しかし、くせ毛は乾いたときに最大10cm程度縮むことがあります。直毛でさえ4cmも縮むことがあります。前髪を切ったことがなければ、注意しましょう。
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ハサミで切った部分とバリカンで切った部分を馴染ませる 目の細かい櫛で、バリカンで切った部分とハサミで切った部分が交わる箇所の髪を上向きにときます。ハサミからはみ出ている髪を切り揃え、馴染ませます。または、ハサミで切った部分とバリカンで切った部分が分かれているはっきりしたラインを「うすく」します。これはシアー・オーバー・コームと呼ばれる技術です。頭全体のラインを馴染ませていきましょう。[6]
- 櫛を使用するときは、櫛の歯がまっすぐ上を向くように持ちます。角度が付いていないか確認しましょう。
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首ともみあげを切る アタッチメントを付けずにバリカンを使い、首と耳周りの髪を切ります。もみあげを切り、ときどき後ろに下がって、真正面から相手を見て左右のもみあげの長さが揃っているか確認します。上まで刈りすぎないようにするために、上から切り始め下に向かいます。
- ひげ剃りを頼まれたら、バリカンを使って剃るか、もみあげの下の毛を取り除きます。(短く剃る場合は)かみそり、(キメを粗めに剃る場合は)アタッチメントなしのバリカンが使用できます。ひげを剃るのであれば、どれくらい短くしたいか本人に尋ね、それに応じてバリカンのアタッチメントを選びましょう。 ひげの一番長い部分を均一に切るには、ハサミも使用できます。
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頭全体を切り揃えた後、最後にもう一度櫛でとく 切り損ねた部分がないか確認します。ハサミやバリカンで雑な箇所を手直しします。鏡で本人に髪を見てもらい、気に入ったか感想を求めましょう。必要であれば、切り足しましょう。最後の手直しを加えます。
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頭にくっついている髪を落とすため、もう一度髪を洗うか、濡らす 髪と首をタオルで優しく乾かします。くっついている髪を取り除くために、軽く首元をドライヤーで乾かしても構いません。本人が希望すれば、スタイリング剤を付けましょう。
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相手が椅子から降りる前に床を掃く 切った髪を邪魔にならない場所に小さく掃き集めます。髪の上を歩くと非常に滑りやすいので、必要な安全予防策です。その後、櫛、ハサミ、かみそりを洗います。
- 靴下を履いている場合、髪が靴下の中に入るかもしれません。間違った方向に育ち、皮膚の中に埋もれている毛がたまにあります。この毛は痛みを伴います。
- 裸足の場合、足の裏に髪がくっついて、家中に散らばってしまう可能性があります。
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ポイント
- お気に入りのヘアスタイル雑誌からヒントを得ましょう。
- 首、耳などから短い髪を落とすために、ヘアカットの後や外出する前にシャワーを浴びた方がいいでしょう。
- 次に美容院に行く際、美容師が男性の髪を切っているのを観察して、メモを取りましょう。男性の髪の切り方を学ぶ最善の方法です。
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注意事項
- 髪を切るのが初めてであろうが、100回目であろうが、早かれ遅かれ指を切ってしまうことになるでしょう。自分の指やハサミがどこにあるか注意しておきましょう。相手の耳も切らないように注意しましょう。
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必要なもの
- 切れ味の良い高品質のハサミ、散髪用ハサミ
- アタッチメント付きバリカン
- 多目的用櫛
- スプレーボトル(任意で)
- 鏡(任意で)
- 散髪ケープ、シーツ、タオル(任意で)
- スタイリング剤(任意で)
- 念のため、指を切ってしまったときのバンドエイド
出典
- ↑ https://www.liveabout.com/how-to-cut-mens-hair-2326533
- ↑ https://www.liveabout.com/how-to-cut-mens-hair-2326533
- ↑ https://blog.mimas.ac.uk/hairdressing/wp-content/uploads/sites/22/2016/06/G3_Cut-hair-using-basic-barbering-techniques.pdf
- ↑ https://blog.mimas.ac.uk/hairdressing/wp-content/uploads/sites/22/2016/06/G3_Cut-hair-using-basic-barbering-techniques.pdf
- ↑ https://blog.mimas.ac.uk/hairdressing/wp-content/uploads/sites/22/2016/06/G3_Cut-hair-using-basic-barbering-techniques.pdf
- ↑ https://blog.mimas.ac.uk/hairdressing/wp-content/uploads/sites/22/2016/06/G3_Cut-hair-using-basic-barbering-techniques.pdf
- ビデオ提供元chris bossio
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