包皮はペニスの敏感な亀頭を包んで保護しています。多くの場合、10代の子供や大人にとって、包皮をむくのは簡単で痛みはありません。しかし、包皮を引っ張ろうとすると激しい痛みや出血がある、赤みや腫れがある、また、特に包皮がむいたままの位置から戻らないといった場合は、すぐに医師に問い合わせましょう。そういった症状がなくても、包皮がむけずに困っている場合の対処として、包皮をほぐすテクニックがあります。どんな場合であっても包皮は清潔に保ち、子どもの包皮は特に注意して扱いましょう。

方法 1 の 3:
かたい包皮の扱い方

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    包皮をやさしくゆっくりと引っ張る たいていの場合、包皮をむいてペニスの亀頭をむき出しにするには指を使うのが簡単です。ただし、通常よりかたい包皮の場合、痛みを和らげ怪我をしないようにゆっくり慎重に包皮をむきましょう。[1]
    • (不快感だけではなく)痛みを感じる場合、包皮をむこうとしてはいけません。敏感な肌に痛い裂傷を負ってしまうかもしれません。包皮をほぐす他の方法を試しましょう。
    • かたい包皮を真性包茎といいます。 子どものペニスはこの状態が普通ですが、通常青年期にそれがなくなります。しかし、大人になっても真性包茎のままの場合もあります。
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    シャワーや入浴中に包皮をむく お湯や湿気は包皮を柔らかくしてほぐします。ゆっくり注意しながらペニスの陰茎に向かって包皮を指ですべらせむいていきます。[2]
    • 10代の子供や大人は、入浴するたびに包皮の下を洗いましょう。包皮をむいて、刺激の少ない石鹸と大量の水でやさしく洗い、水でくまなく流し、包皮を元にもどしましょう。
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    数日または数週間かけて徐々に包皮をむく 包皮がかたすぎて痛みを伴い、全部をむけない場合は、少しずつストレッチします。1日目は不快感を感じるところまでやさしく包皮をむきます。2日目はもう少しだけやさしく引っ張ります。これを1日1回もしくは2回、数週間続けます。[3]
    • 通常、こうすることで時間とともに次第に包皮が伸び、むきやすくなります。
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    必要に応じて、より徹底的な包皮のストレッチ療法を試す 徐々にストレッチする方法の効果がなければ、さらに強力なストレッチ療法を試しましょう。包皮輪がかたい場合は、一度に20秒から30秒間指でやさしく広げ伸ばします。包皮の他の部分がかたい場合も、同じように手を使ってやさしくその部分を伸ばします。[4]
    • このストレッチ療法は1回3~5分間を1日に3回まで行います。結果が見えるまで数週間から一年、もしくはそれ以上かかることもあります。
    • 痛みや赤み、出血が見られる場合はストレッチ療法を止め、医師に指示を仰ぎましょう。
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    痛みのあるかたい包皮は医師の診断を受ける 包皮をむくときの痛みにストレッチ療法が効かない場合 や、赤みや腫れ、膿の分泌を繰り返す場合、医師に問い合わせましょう。適切な治療方法を提示されます。[5]
    • 毎日塗布するステロイド外用薬を処方されるかもしれません。ステロイド外用薬は包皮を伸ばす効果があります。
    • 包皮がかたいために感染を起こしている場合、抗真菌薬または抗生物質を処方されます。
    • 最適な治療方法として包茎手術を勧められることもあります。大人の場合、一般的に局所麻酔ですぐに終わる施術で、1~2週間で回復します。

方法 2 の 3:
子どもの包皮のケア

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    子どもの包皮は無理やりむかない 生まれてから数年は、ほぼすべての人の包皮は亀頭にくっついたままです。通常5歳までに包皮が亀頭から剥がれむけるようになりますが、思春期まで剥がれないこともあります。その時まで、亀頭にくっついた包皮を力ずくで引っ張ってはいけません。[6]
    • くっついた包皮を無理に引っ張ると、激しい痛みや裂傷、出血、神経損傷を起こしたり、傷跡が残る可能性もあります。
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    思春期前の子どもは包皮の下を洗わなくてよい 思春期前は、亀頭から剥がれていたとしても包皮をむいて洗う必要はありません。通常ペニスの表面を刺激の少ない石鹸ときれいな水で定期的に洗えば十分です。[7]
    • 恥垢が溜まって臭いや不快感がある場合、包皮が剥がれてむけるなら、包皮の下を洗っても問題ありません。
    • 亀頭に包皮がくっついたままで、恥垢が溜まって不快な場合は、医師の指示を仰ぎましょう。
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    包皮がむけるようになったら子どもに清潔に保つよう教える 亀頭から包皮が剥がれむけるようになったら、子どもに正しいペニスの洗い方を教えましょう。入浴中もしくはシャワー中にゆっくりと包皮をむいて亀頭を出すようアドバイスします。[8]
    • 包皮をむいたら、亀頭と包皮の内側を刺激の少ない石鹸でやさしく洗い、きれいな水でよくすすぎ、包皮を元に戻すよう教えましょう。
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    思春期が始まっても包皮がむけないときは医師の診察を受ける 思春期が始まった後も包皮が亀頭にくっついたままの場合、もしくは包皮がかたいためにむけない場合(真性包茎)は、医師に診察してもらいましょう。包皮のストレッチ療法やステロイド外用薬での治療、または単に経過観察を勧められます。[9]
    • 重度の真性包茎の場合、最適な処置として包茎手術をすすめられることもあります。

方法 3 の 3:
その他の包皮に関する悩みへの対処

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    むいた状態から包皮が戻らないときは医療機関で診察を受ける 包皮をむいて亀頭を出した後元に戻せなくなる症状を嵌頓包茎といいます。むけた包皮が亀頭への血流を圧迫するため、すぐに医師に問い合わせるか、病院に行きましょう。[10]
    • ぬるま湯のシャワーを当てると、包皮が十分に柔らかくなり弛緩するため、この状態が治る可能性もありますが、無理やり包皮を元に戻そうとしてはいけません。裂傷やその他の損傷を引き起こす可能性があります。
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    ペニスを定期的に洗い、恥垢の蓄積を防ぐ 恥垢とは、包皮の下に溜まった単なる皮膚の老廃物です。定期的に包皮の下を洗わないと、恥垢が粘液状になり臭いを放ち、細菌のすみかとなり感染を引き起こしますこともあります。[11]
    • 10代の子供や大人は、入浴もしくはシャワーを浴びるたびに包皮の下を刺激の少ない石鹸で洗い、たっぷりの水ですすぎましょう。
    • それ以下の子どもは、炎症や膿が出たりしない限り、恥垢が溜まっていても心配ありません。炎症や膿が出ている場合は、医師の診察を受けましょう。
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    赤みや炎症には塗り薬を使う 包皮の下や亀頭、もしくはその両方に赤みや炎症がある場合は、高確率で真菌感染しています。市販の抗真菌薬を(用法・用量に従って)塗布し、数週間様子を見ましょう。[12]
    • 市販の抗真菌薬で効き目がなく、痛みや炎症、腫れがひどくなった場合は医師に問い合わせましょう。

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カテゴリ: 健康
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