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買ったばかりの真っ白なコンバースは最高ですが、履いていると白いキャンバス地が薄汚れて魅力も半減です。この記事ではコンバースを真っ白にかっこよく蘇らせる様々な方法を紹介します。

方法 1
方法 1 の 4:

重曹と酢で丸洗いする

  1. 1
    靴ひもを取る 靴ひもを取り、白いキャンバス地をできるだけ表面に出して、スニーカーを丸洗いしやすくします。
    • バケツか洗面器にぬるま湯と洗剤を混ぜた液を入れ、靴ひもを浸すと靴とは別に洗えますが、もとの白さには戻らないかもしれません。代わりに靴ひもは新しく取り換えてもいいでしょう。
  2. 2
    流水で靴を洗う コンバースを冷たい水で完全に濡らします。蛇口の下で水を流しながら洗うか、大きなバケツか洗面器に水をはり、そこに靴を浸けます。
    • お湯を使うと染みが定着したり汚れなどの色が広がったりして、白いキャンバス地を余計に汚す恐れがあるので冷水を使います。[1]
    • 全ての作業はシンクで行えます。また、ワックスペーパーかビニールシートをカウンターや床に敷いてその上で作業してもいいでしょう。汚れが飛び散ることもあり、また洗剤溶液がカウンターや床に付くと材質を傷める可能性もあるので、じかに垂れないように注意が必要です。
  3. 3
    重曹と酢でペーストを作る ガラスかプラスティックのボウルで重曹と酢を混ぜて、泡状でゆるめのペーストを作ります。
    • 金属のボウルやスプーンを使ってはいけません。金属が酢に反応し、好ましくない結果になります。[2]
    • 家にある物次第で、重曹の代わりに粉末洗剤を、または酢の代わりに液体洗濯洗剤を使うこともできます。この混合液は混ぜてもそれほど泡立ちませんが、洗浄効果はあります。[3] [4]
    • ペーストは約重曹2:酢3の割合で作ります。赤ワインビネガーは染みになるので使用してはいけません。原則は、ペースト状の粘度になるように材料の量を加減します。
  4. 4
    ペーストで靴全体をこする 自家製の洗剤をきれいな歯ブラシか爪ブラシに浸します。靴の表面全体をブラシでこすり、全ての面をきれいに、特に汚れている部分は念入りにみがきます。
    • こすり終えたら冷水で洗い流します。これは必ずしも必要ではありませんが、汚れの落ち具合を確認するとともに、洗濯機に重曹や酢が付着するのを防ぎます。
  5. 5
    靴を洗濯機に入れる 白いコンバースを洗濯機に入れ、普段使っている洗剤を少量加えます。水を使った標準コースで洗濯します。
    • 塩素系漂白剤や塩素系洗剤を使用してはいけません。
    • 靴が洗濯槽に激しくぶつかるのが気になるようであれば、メッシュ、または布製の洗濯ネットに靴を入れて洗濯するといいでしょう。
  6. 6
    自然乾燥する コンバースの靴は自然乾燥に任せます。より早く乾かし、さらに白く仕上げるには、暖かく、陽の当たる、乾燥した場所に靴を干します。
    • 太陽の乾いた熱で靴は早く乾き、かつ太陽光には穏やかな漂白効果があります。[5]
    • 乾燥機を使用してはいけません。乾燥機でコンバースを乾かすと、型崩れの原因となります。
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方法 2
方法 2 の 4:

擦り傷を落とす様々な方法

  1. 1
    普通の石鹸と水を使う 石鹸水にスポンジを浸し、それで擦り傷をこすると大抵きれいになります。
    • ハンドソープや食器洗剤のような、化学薬品や香料を含まない刺激の少ない洗剤を使います。お湯1カップに洗剤を数滴垂らし、表面が泡立つまでかき混ぜます。
    • 傷をこすり落とす際には、スポンジを一定の力で円を描くように動かしながらこすります。
  2. 2
    WD-40を使う 少量のWD-40を擦り傷に直接スプレーし、スポンジか布で磨きます。[6]
    • WD-40は特に、湿気をはじき、あらゆる表面に付着したカスや汚れや落とすのによく使用されています。しかし、使用するのはゴムの部分だけにとどめ、キャンバス地への使用は避けます。油性製品なので、キャンバス素材に付着すると染みになります。
  3. 3
    除光液を使う 綿球、もしくはコットンにアセトン入り除光液を浸み込ませ、きれいになるまで擦り傷をこすります。[7]
    • 擦り傷を除光液で力を込めてこすり落とします。傷はすぐに薄く、目立たなくなります。
    • アセトン入り除光液がよく効きます。
  4. 4
    漂白剤を少量塗る 少量の漂白剤を水で薄めます。きれいな歯ブラシを漂白液に浸けて擦り傷をこすり落とします。[8]
    • 漂白剤は確かに白くなりますが、強い化学薬品です。靴を傷めないように使用量をできるだけ控えます。また、使用するのはゴムの部分だけにとどめ、キャンバス地への使用は避けましょう。
  5. 5
    ホワイトニング効果のある歯磨き粉で擦り傷をこすり落とす 歯磨き粉を擦り傷に直接塗り、歯ブラシでこすります。[9]
    • 重曹入りの歯磨き粉は他の歯磨き粉よりもよく効きます。重曹には汚れ落とし、および弱い研磨効果があるので、擦り傷の原因となっている汚れを取り除きます。 
    • 重曹入り歯磨き粉がなければ、ホワイトニング効果のある歯磨き粉でも擦り傷を消せます。
  6. 6
    レモンを使う レモンを半分に切り、切り口を直接、靴の擦り傷にあてて力を込めて傷をこすり落とします。
    • レモン果汁は、天然の漂白剤としてよく使用されます。
    • レモン果汁を擦り傷に塗り、15~20分ほどおいてから冷水で洗い流します。
    • 丸ごとのレモンがなければ、少量のレモン果汁を擦り傷に塗り、歯ブラシや布でこすります。
  7. 7
    ワセリンを塗る ワセリンを擦り傷に塗布します。5分ほどおいてから湿った布で拭き取ります。
    • 擦れた素材の汚れの粒子にワセリンが付着し、汚れを浮き上がらせて取り除きます。
    • ワセリンを使用するのはゴムの部分にとどめ、できればキャンバス地に付着しないように気を付けましょう。ワセリンの油分で生地に薄い染みが残る可能性があります。
  8. 8
    消毒用アルコールでこする 綿球、もしくはコットンに消毒用アルコールを浸し、擦り傷をまんべんなくこすります。傷が消えたら、湿らせた布でアルコールを拭き取ります。
    • 消毒用アルコールはこびりついたごみや汚れを拭き取るのに、強い味方となる家庭用品です。
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方法 3
方法 3 の 4:

「激落ちくん」を使う

  1. 1
    靴ひもを取る 靴ひもを取って白いキャンバス地をできるだけ表面に出すと、スニーカーを隅々まで磨きやすくなります。
    • バケツか洗面器にぬるま湯と洗剤を混ぜた液を入れ、靴ひもを浸すと靴とは別に洗えますが、もとの白さには戻らないかもしれません。代わりに靴ひもだけを新しく取り換えてもいいでしょう。
  2. 2
    靴を濡らす 冷水でコンバースを完全に濡らします。蛇口の下で水を流しながら洗うか、大きなバケツか洗面器に水をはり、そこに靴を浸けます。
    • 靴ではなく「激落ちくん」の方を濡らしてもかまいませんが、靴を濡らした方が作業中を通して必要な湿り気を保つことができます。[10]
  3. 3
    「劇落ちくん」でこする 爪先からかかとまで、靴全体をできるだけ隅々まで「劇落ちくん」で優しくこすります。
    • 「劇落ちくん」が汚れたら、向きを変えて違う箇所を使いましょう。
    • 「劇落ちくん」はきつい化学薬品を含まないので、ペットや小さな子供がいて、家に化学薬品を置くのが気になる人には特に便利な製品です。
    • 「劇落ちくん」はメラミンポリマーを含みます。[11]  柔軟性があり、やや柔らかい感触ですが、ポリマーに研磨効果があります。これを使用すると物理的作用で、汚れを文字通りこすり落とします。
  4. 4
    自然乾燥する 暖かく、陽の当たる、乾燥した場所で靴を干します。こうすることで、早く乾き、漂白効果も得られます。
    • 太陽の乾いた熱で靴が早く乾き、また、太陽光には穏やかな漂白作用があります。
    • 乾燥機の使用は避けます。コンバースを乾燥機に入れると型崩れの原因となります。
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方法 4
方法 4 の 4:

細かい個所の汚れをきれいにする

  1. 1
    靴ひもを取る 靴ひもを取って白いキャンバス地をできるだけ表面に出すと、スニーカーの部分汚れもきれいに落としやすくなります。
    • バケツか洗面器にぬるま湯と洗剤を混ぜた液を入れ、靴ひもを浸すと靴とは別に洗えますが、もとの白さには戻らないかもしれません。代わりに靴ひもだけを新しく取り換えてもいいでしょう。
  2. 2
    ステインスティックを汚れた箇所に塗る 汚れを落としたい個所にステインスティックを使用します。ステインスティックを汚れに塗布する際は、ラベルの説明書に従いましょう。
    • 説明書に特に明記がなければ、ステインスティックを使う前に、あらかじめ靴を濡らす必要はありません。靴を濡らす必要がある際は、説明書の指示に従って使用する水の量を決めます。
    • 細かな使用方法は製品によって異なる場合がありますが、基本的には、ステインスティックの先を濡らして、一定の力で円を描くように靴の汚れた部分をこすります。汚れが白いきれいな部分に広がらないように、クリーナーを伸ばすのは染みのきわぎりぎりまでにとどめます。
  3. 3
    靴を洗濯機に入れる コンバースを洗濯機に入れ、普段使用している洗濯洗剤を少量入れます。水を使って標準コースで洗います。
    • 塩素系の漂白剤や洗剤を使用してはいけません。
    • 靴が洗濯槽に激しくぶつかるのが気になるようであれば、メッシュ、または布製の洗濯ネットに靴を入れてから洗濯機に入れるといいでしょう。
  4. 4
    自然乾燥する コンバースの靴は自然乾燥させます。より早く乾かし、さらに白く仕上げるには、暖かく、陽の当たる、乾燥した場所に靴を干します。
    • 太陽の乾いた熱で靴が早く乾き、また、太陽光には穏やかな漂白作用があります。
    • 乾燥機の使用は避けます。コンバースを乾燥機に入れると型崩れの原因となります。
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必要なもの

  • 靴ひも(任意で)
  • ボウル、洗面器、またはバケツ
  • きれいな布
  • スポンジ
  • 重曹
  • ステインスティック
  • 材料を混ぜるボウルとスプーン
  • メッシュ、または布製の洗濯ネット
  • 非塩素系洗剤
  • 激落ちくん
  • 刺激の少ない石鹸
  • WD-40
  • 除光液
  • 漂白剤
  • ホワイトニング効果のある歯磨き粉
  • ワセリン
  • レモン
  • 消毒用アルコール

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このwikiHow記事について

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記事のサマリーX

白のコンバースをきれいにするには、まず靴紐をほどいて外します。次に、歯ブラシや布を使って、靴にこびりついた汚れを拭き取ります。ボウルに食器用洗剤小さじ2杯(10mL)とぬるま湯235mLを入れて混ぜ合わせます。ブラシや布を溶液に浸し、靴の両側面を前後に動かしながらこすります。汚れた部分が完全にきれいになるまでこすりましょう。次に、湿らせた布で靴を拭いて、残った泡を取り除きます。靴を乾かすには、新聞紙をくしゃくしゃにして靴の中に入れておきます。新聞紙を入れておくと、自然乾燥させている間も靴の形が崩れません。頑固な汚れには、重曹と過酸化水素を使います。まず、重曹大さじ1杯(14g)、水大さじ1/2杯、過酸化水素大さじ1/2杯をボウルに入れて混ぜ合わせます。その後、歯ブラシや布を使ってペーストを靴に塗ります。靴を4、5時間日光にあてた後、きれいなブラシや布を使って、乾燥したペーストを落とします。白い靴ひもをきれいにするには、石けん水を入れたボウルの中に10分ほど浸してから自然乾燥させましょう。 コンバースのこすれた跡を取り除く方法や、メラミンスポンジやレモン、ワセリン、消毒用アルコールを使ってきれいにする方法については、記事を読み進めましょう!

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