皮膚に噛みついたダニを除去するには、マッチの火を近づける、ワセリンで窒息死させる、マニキュアで殺すなど、さまざまな方法が用いられているようです。一般的に、これらの方法は有効であると考えられていますが、実はダニを皮膚の中へとさらに潜り込ませてしまうだけです。正しい除去方法は至って簡単で、ダニを皮膚から引き抜くだけです。この記事で紹介する簡単なダニの除去方法を実践すれば、ダニともすぐにお別れできます。

方法 1 の 4:
ピンセットを使用する

  1. 1
    ダニの頭部を探す 注意深く観察すると、皮膚に噛みついているダニの口とその胴体部が見つかります。
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    ピンセットを使って、できるだけ皮膚に近いところでダニをつまむ ダニをしっかりとつまめるように、先が丸いものではなく鋭いピンセットを使用しましょう。[1]
    • 指でつまもうとしないようにしましょう。指ではダニをうまく、しっかりとつまむことができません。
    • できるだけダニの口に近い部分にピンセットを持っていき、ダニの頭部をつまむようにしましょう。
    • ダニの胴体部をつまむと、ダニが唾液や血液を皮膚内に注入してきます。これにより、感染症を引き起こす可能性が高くなるため、ダニの胴体部はつままないようにしましょう。[2]
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    しっかりと着実に外側に引き抜く ダニの口の部分が皮膚から離れます。ダニの口が皮膚に残らないように、引き抜く際にはピンセットをねじる、急に引っ張る、くねらせるなどの動きをしないようにしましょう。ダニを引き剥がしながら皮膚も引っ張られるのは、ほつれ毛を抜くときと同じでよくあることです。
    • 口の部分が残ってしまった場合は、ピンセットで取り除きます。口の部分が皮膚の中に埋まっている場合は、皮膚に感染が起こっていないことを時々確認しながら、皮膚の回復を待ちましょう。[3]
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    せっけんとお湯で洗浄する 消毒用アルコール、オキシドール、ヨードなどを利用することもできます。噛まれた箇所と両手をしっかりと洗って清潔にしましょう。[4]
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    ダニを除去するのが難しい場合は医師の診察を受ける ダニの種類によっては、小さすぎて一般的な方法では皮膚から除去するのが難しい場合があります。こうした場合は、医師がダニを取り除く処置をしてくれます。
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方法 2 の 4:
糸を利用する

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    糸を1本切る ワックス加工されていない細いフロスや別の種類の細い糸を準備しましょう。この方法は、ピンセットが手元にない場合に実践できる方法です。[5]
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    ダニの頭部に糸を巻きつける できるだけ皮膚に近いところに糸を巻きつけましょう。
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    巻きつけた糸で頭部を縛る 糸がピンとなるように両手で引っ張りましょう。
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    糸の両端をゆっくりと一定の動きで上に引っ張る ダニの口が皮膚から引き剥がされていきます。
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    せっけんとお湯で洗浄する 噛まれた箇所と両手をしっかりと洗って清潔にします。感染症、ダニ媒介疾患の拡大の防止のために、消毒用アルコール、オキシドール、ヨードなども利用することもできます。
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方法 3 の 4:
クレジットカードを利用する

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    カードにV字の切れ目を入れる カードの端にハサミで小さなV字の切れ目を入れます。切れ目は、あまり大きすぎるとダニが隙間から抜けてしまうため、ダニを挟むのにちょうど良い大きさにしましょう。[6]
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    クレジットカードをダニの頭部に滑り込ませる V字の切れ目をダニの頭部に合わせるようにしながら、クレジットカードを皮膚とダニの頭部の間に滑り込ませましょう。[7]
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    ダニの背中を動かないようにしっかりと抑える
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    ダニの頭部の下に入れたクレジットカードを皮膚に沿って滑らせる これを何回か繰り返すと、ダニの体全体が皮膚から引き剥がされます。
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方法 4 の 4:
後処理をする

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    ダニを適切に処分する ダニは皮膚から剥離された後も生きている可能性があります。取り除いたダニは、消毒用アルコールにつける、トイレに流すなどして自分や家族などが噛まれることを防ぎましょう。[8]
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    検査のためにダニを保管する 居住地域でダニが頻繁にライム病を媒介していることが分かっている場合は、検査の必要が生じた場合に備えて、取り除いたダニを保管しておくとよいかもしれません。ダニを食品保存用のポリ袋に入れて閉じ、冷蔵庫に保管しておきましょう。ダニを検査する検査所を探し[9]、ダニを適切に提出するための手順にしたがいましょう。
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    噛まれた箇所の症状を観察する ダニを除去してから数週間は、ライム病や他のダニ媒介疾患にかかった兆候がないかを観察しましょう。ダニに噛まれたことに気づいた時期とそれを除去した時期、その後気づいた症状などを医師に伝える必要があります。以下の症状が見られる場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。[10]
    • 発熱または悪寒:これは、ダニ媒介疾患の一般的な症状です。
    • 頭痛および筋肉痛
    • はっきりとした環状紅斑:これは、ライム病や南部ダニ紅斑病(STARI)の症状のひとつです。ダニに噛まれた箇所の周囲に牛の目のような模様の赤い斑点が現れていないか、注意して観察しましょう。
    • その他の発疹:ロッキー山紅斑熱(RMSF)もダニ媒介疾患のひとつであり、牛の目のような模様ではありませんが発疹を引き起こします。
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ポイント

  • 日のあまり当たらない深い茂みに入った後でダニに噛まれたかどうか不確かな場合は、シャワーを浴びましょう。その後、ダニに噛まれていないか自分、家族、ペットの体を調べましょう。
  • ダニは日陰を好むため、庭の芝を短く保ってダニの発生を防ぎましょう。
  • 自分でダニを除去することができない場合や不安な場合は、誰かに手伝ってもらいましょう。
  • ダニに噛まれた場合は、いつ噛まれたのかを記録しておきましょう。すぐには気づかなくてもライム病にかかっている可能性があります。場合によっては、噛まれてから1年後に症状が現れることもあります。ライム病は一定時間経過後に慢性化する場合があるため、日付を記録しておくことで、医師がそれを考慮しながら診断することができるようになります。
  • ダニを除去した後に噛まれた箇所の腫れを確認しましょう。患部が腫れている場合は、医師の診察を受けましょう。
  • 皮膚にダニが付いている場合は、できるだけ速やかに取り除きましょう。
  • 多くのアウトドア・アパレルメーカーがダニ除去器具を販売しています。器具の穴をダニのそばの皮膚に押し当てます。そのまま、器具をゆっくりとダニの口の下へと運びダニを皮膚から引き剥がしていきましょう。
  • 噛まれてからすぐにダニを除去すれば、感染症にかかる可能性が大幅に低下します。ダニが噛みついてから36~48時間以内であれば、ライム病にかかることは恐らくありません。[11]

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注意事項

  • ダニをワセリンで窒息死させようとしてはいけません。これによって、ダニがさらに強く皮膚に噛みつくようになってしまいます。
  • マッチの火でダニを除去しようとしてはいけません。これによって、ダニがさらに深く皮膚の中に潜り込んでしまいます。
  • ダニを指で除去しようとしてはいけません。これによって、ダニの頭部が皮膚に埋もれたまま残ってしまい、感染症につながる可能性があります。
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必要なもの

  • ピンセットまたは糸
  • 脱脂綿
  • 消毒用アルコール

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このwikiHow記事について

Sarah Gehrke, RN, MS
共著者 by
正看護師
この記事の共著者 by Sarah Gehrke, RN, MS. セーラ・ゲールケはテキサス州在住の正看護師、および認定マッサージ療法士です。患者の身体、精神、気持ちのサポートを重視した静脈切開術と点滴療法の指導・実践を10年以上行っています。2008年にアマリロマッサージセラピー協会にてマッサージ療法士の資格を取得後、2013年にフェニックス大学にて看護学の修士号を取得しています。
カテゴリ: 動物
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