知的に質問する方法

5 方法:基本的なテクニック様々な場面質問を洗練する質問をする有意義な回答を引き出す

質問したくても、「こんな質問をして相手の気分を損ねたらどうしよう」「せっかく答えてもらっても、話の内容を満足に理解できなかったらどうしよう」と不安になり、結局は遠慮して聞きそびれてしまった経験は誰しもあるでしょう。しかし、相手に心を開き、豊富な知識に基づいた質問ができれば、みなさんだけでなく、相手にとってもその場の話題について一層理解を深めるきっかけとなり、さらに有益な情報を引き出すことができます。以下のステップに従い、知性豊かな人々がどのように質問するのかを詳しく見ていきましょう。

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基本的なテクニック

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    誤解を説明しましょう。話を上手く理解できなかったことについて、「申し開き」をしましょう。本当の理由を述べる必要はありません。まったくの不注意で話を聞き逃してしまったとしたら、それだけは相手に悟られてはいけません。
    • 「申し訳ありません。私の聞き間違いかもしれませんが…」
    • 「ご説明の中で、若干理解できない部分があるのですが…」
    • 「ノートを取るのに夢中で聞き逃した箇所があるかもしれません。今一度確認したいのですが…」
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    知っている事柄を述べましょう。目の前の話題について理解している事柄を述べましょう。その話題について着実に理解を深めていることが伝われば、みなさんはさらに知性的な人物に見えるでしょう。
    • 「ヘンリー8世がカソリック教会と袂を分かってまで離婚しようとしたことは理解できました…」
    • 「この仕事の福利厚生についても説明していただきました…」
    • 「全ての学部で入学者数が増えていることは存じております…」
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    そのうえで、分からない部分について述べましょう。
    • 「しかし、なぜそれがイギリス聖公会の設立につながったのか、いまひとつ理解できないのですが」
    • 「ただ、そこに歯の治療費も含まれるのかどうかがはっきりしないのですが」
    • 「それで、なぜこうして善後策を協議する必要があるのか、どなたかもう一度説明していただけますか?」
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    堂々と話しましょう。多少の行き違いはあったとしても、話し相手には、みなさんがどこまでも聡明な人間で、注意深く話を聞いているという印象を与えておきたいでしょう。
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    上手な「返し」を用意しておきましょう。すでに説明の中で必要な情報が明確に述べられていたことを指摘された場合は、適切な返答によって、さらに物分かりの良い人物であるという印象を与えましょう。
    • 例: 「いや、恐れ入ります。その部分については、話の本筋とはあまり関係がないように思えたものですから。失礼にあたるかと思いながらも、あえて確認させていただきました。こちらの早合点でした。申し訳ありません」
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    できる限り丁寧な口調で話しましょう。適切な言葉遣いを心掛けるとともに、文法にも注意を払いましょう。みなさんは質問を通して相手に知的な印象を与えなければなりません。丁寧な口調はそのための第一歩です。

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様々な場面

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    採用面接で質問しましょう。勤め先になるかもしれない会社について質問する際は、みなさんはどのような仕事ができるのか、そして、その会社の労働環境下でどのように能力を発揮できるのかをアピールしなければなりません。質問の中で、その会社の価値観や経営方針に賛同していることをそれとなく伝えましょう。例えば、以下のような質問が有効です。
    • 「月曜日から金曜日までの勤務作業の大まかな流れについて説明していただけないでしょうか?」
    • 「昇給や昇進の機会にはどういったものがありますか?」
    • 「社員のマネージメントについて、御社の最も大きな特徴は何でしょうか?」
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    就職希望者に質問しましょう。みなさんが面接官の立場にある場合は、目の前の希望者が将来どのような社員になるのかを見極めなければなりません。あらかじめ準備した模範回答しか得られないような、ありきたりな質問は避けましょう。高い確率で希望者から本音を引き出すために、少し変わった質問をいくつか用意しておきましょう。例えば、以下のような質問が有効です。
    • 「○○部署に配属されたとしましょう。その部署で、できれば避けたい業務は何ですか?」といった質問は、希望者の苦手分野を明らかにするのに効果的です。
    • 「当社の業務は、この先5年ないし10年でどのように変わるとお考えですか?」など、希望者の変化への対応力や先見の明を引き出す質問を投げ掛けましょう。
    • 希望者がしっかりとした倫理観を持った人物かどうか、また同時に、複雑な状況に柔軟に対応できる人物か、あるいは逆に融通の利かない人物かも見極めたいところです。その場合、「やむを得ず規則を破るのはどのような場合だとお考えですか?」といった質問が効果的です。
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    インターネット上で質問しましょう。きちんと道理をわきまえた質問であれば、大抵の場合、インターネットユーザーはみなさんの質問に誠実に答えてくれます。ただし、2分もあればGoogle検索(またはwikiHow!)で回答を得られるような質問には、誰も真剣に答えようとはしないでしょう。人々からさらに豊かな回答を引き出す方法については、次章で詳しく説明します。同時に、以下のポイントを心掛けましょう。
    • まずはみなさん自身で調べましょう。疑問が湧いたら、常に下調べをして、できる限り自力で答えを探しましょう。
    • 冷静さを保ちましょう。怒りや焦りが文体に現れていると、大抵の場合、無視されるか、笑いものにされるだけでしょう。
    • 文法に細心の注意を払い、誤字脱字のない文章を書きましょう。礼儀正しい文章によって、みなさんの質問が真剣なものであること、そして、真面目な回答を求めていることを人々に理解してもらいましょう。英語で質問する際は、WordまたはGoogle Docsのスペルチェックやグラマーチェックを活用しましょう。
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    商談で質問しましょう。商談の場で行うべき質問は、ビジネスの内容やみなさんの立場によって大きく変わります。上記の項や次章で紹介する方法が役に立たなくても、以下の基本事項だけは押さえておきましょう。
    • 商談での質問は、話を先へと促し、問題を解決に導くためのものです。質問を通して、話の流れが商談本来の目的から外れていないかを確認しましょう。その場の話題が、現在会社が直面している課題とどのような関わりがあるのかを見極めましょう。
    • 要点をはっきりと述べましょう。取りとめのない発言は禁物です。相手はすぐに興味を失い、そっけない態度を取るでしょう。
    • 将来を見据えた質問を心掛けましょう。将来の来るべき変化にどのように対処すべきか、そして、会社のさらなる発展のために乗り越えなければならない障害は何かについて質問しましょう。 

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質問を洗練する

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    核心をついた質問をしましょう。知的な質問をするうえで最も大切なのは、最初にできる限りたくさんの情報を集め、自分が何を話そうとしているのかをきちんと理解し、愚かな質問を避けることです。本来、愚かな質問などありませんが、Googleで検索すればすぐに回答を得られるような質問は、やはり愚問とみなされるでしょう。質問の場に臨む前に、質問を完璧に仕上げましょう。
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    まずは質問の目的を考えましょう。みなさんの質問の意図を明確にしましょう。回答を得ることによって、みなさんは一体何を達成するのでしょうか?何のために質問するのかがはっきりすれば、おのずと、これから話を聞く人物からどのような情報を引き出すべきかが分かります。みなさんが具体的にどのような情報を求めているのかが明確に伝われば、質問はさらに知的なものになり、みなさんはますます賢い人物に見えるでしょう。
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    分かっている部分と分からない部分を区別しましょう。質問を行う前に、その話題について何を理解していて何を理解していないのかを考えましょう。すでにたくさんの情報を得て、あとは細かい部分について確認したいだけでしょうか?それとも、その話題についてほとんど何も知らない状態でしょうか?トピックについてできるだけたくさんの情報に接すれば、それだけみなさんの質問は知性的になります。
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    思い違いをしている部分を探しましょう。その話題について理解している部分を再確認するとともに、誤解している部分がないかを調べましょう。みなさんの知識は本当に正確でしょうか?下調べの段階で誤った情報を鵜呑みにしたために、誤った知識によって、まったく答えの出ない質問をしてしまうケースも少なくありません。できれば、情報を得る際には、その都度基本的な事実関係を確認するのが賢明です。
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    物事をあらゆる側面から見ましょう。みなさんが直面している問題をあらゆる視点から見ることによって、自力で答えを導き出せる場合もあります。今のままでは理解に苦しむ問題の解決には、新たなアプローチが必要です。立場や視点を変えることによって、今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。
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    下調べをしましょう。みなさん自身では答えを出せない問題に回答してくれる人物がいる場合は、質問を行う前にしっかりとリサーチをしましょう。繰り返しになりますが、知的な質問をするうえで最も大切なのは、その問題についてできるだけたくさんの知識を身に着けておくことです。 みなさんがその問題についてどれほど詳しいかは、専門家である回答者には一目瞭然でしょう。
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    必要な情報は何かを見極めましょう。下調べを終えたみなさんは、今自分が正確にどのような情報を必要としているのかを詳しく理解しているはずです。そのうえで、いざ質問する際に忘れないように、必要事項はすべて書き出しておきましょう。
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    正しい人物に質問しましょう。せっかく時間をかけて知的な質問を準備しても、正しい人物に質問しなければ意味がありません。その話題についてきちんと下調べをしていれば、どのような人物に話を聞くべきかもすでに明らかなはずですが、場合によっては、今から連絡を取る人物がしかるべき回答者かどうかを再確認する必要があります(例えば、特定の学部や部署に連絡を取ろうとする場合、あるいは見知らぬ人物に助力を求める場合)。

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質問をする

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    正確な文法を心掛けましょう。質問をする際は、言葉遣いや発音に最大限の注意を払いましょう。はっきりとした発音と口調で話しましょう。丁寧な言葉遣いはみなさんを知的に見せるだけでなく、相手にみなさんの話をきちんと理解してもらい、みなさんが何を知りたがっているのかを明確に伝えるための手段にもなります。
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    明快な言葉で話しましょう。できる限り具体的な話を心掛け、明快な言葉を選びましょう。もったいぶった言い回しは禁物です。みなさんが本当に知りたいことについて質問しましょう。例えば、転職を考えている最中に、とある企業の社員に会った場合、漠然と「今あなたの会社は求人募集を行っていますか?」と尋ねてはいけません。みなさんが何よりも知りたいのは、その会社の特定の部署で採用の見込みがあるかどうかでしょう。同様に、「空きのある部署はありませんか?」と尋ねるのではなく、みなさんが希望する役職や、みなさんの能力を生かせる部署に欠員があるかを尋ねましょう。
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    礼儀正しく質問するとともに、注意深く先の展開を読みましょう。知識の隙間を満たす情報を追い求めてきたみなさんは、今ようやくその願望を叶えてくれそうな人物を目の前にしています。くれぐれも礼儀を忘れてはいけません!納得のいく答えを得られなかった場合や、質問の意図とは異なる返答が来た場合は、話を先へ進め、相手がどのようにしてその情報を得たのかを丁重に尋ねましょう。まだ満足な回答を手にしていないみなさんには、この先自力で答えを出すための手段が必要です。その分野の一般的な傾向について教えを乞い、必要な専門知識を手っ取り早く身に着ける方法を探りましょう。
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    質問は簡潔にしましょう。とりとめのない話は禁物です。相手がみなさんの抱える問題を理解し、質問に答えるのに必要な情報を得ることができれば、それ以上の説明は控えましょう。余計な情報は相手の注意を散漫にします。それによって相手はみなさんの目的を誤解し、気が付けば、みなさんが意図した質問とはかけ離れた質問に回答しているかもしれません。
    • 例えば、かかりつけの医師に、具合が悪くなるまでの1日の様子をすべて事細かに伝えてはいけません。朝の遅い時刻にバスに乗ったかなど医師にとっては必要な情報ではありません。医師が知るべきなのは、みなさんが普段とは異なる朝食を取り、現在腹痛を覚えていることです。
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    「オープン・クエスチョン」と「クローズド・クエスチョン」を使い分けましょう。状況に応じて、話をさらに展開させる「開かれた質問」と、選択や確認を求める「閉じた質問」を使い分けましょう。[1] 明確な答えを引き出す場合や、「はい」か「いいえ」の二者択一の回答を求める場合は、クローズド・クエスチョンを使いましょう。一方、できるだけたくさんの情報が必要な場合は、オープン・クエスチョンが有効です。
    • 通常オープン・クエスチョンは「なぜ~」で始まる質問や、「○○について説明していただけますか?」といった問い掛けです。
    • 通常クローズド・クエスチョンは「いつ」や「誰が」といった、回答が限定される質問です。
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    堂々とした態度で話しましょう。自信を持って質問しましょう。申し訳なさそうな態度や卑屈な姿勢を見せてはいけません。自信に満ちた態度はみなさんを一層知的に見せます。一方、オドオドしていると、質問の内容だけで人間性を判断されかねません。自信溢れる態度がとりわけ重要になる場面がいくつかあります。授業で質問する際は、あまり気にする必要はありません。しかし、採用面接など、自身の能力をアピールする場で質問する際には効果的でしょう。
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    「つなぎ言葉」は極力控えましょう。「えっと」「うーん」「あのう」「まあ」「何かこう」など、センテンスの途中で次に使うべき言葉を探す際に、間を持たせるために挟む言葉がつなぎ言葉です。ほとんどの人は無意識のうちにこれらの言葉を発します。しかし、自身をさらに知的に見せるためには、できる限りこれらの言葉を減らし、みなさんの質問が熟慮を重ねたうえでの質問であることを相手に理解してもらう必要があります。
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    質問する理由を説明しましょう。必要とあれば、またその場の状況が許せば、質問する理由やみなさんの最終的な目的を説明しましょう。これは相手の誤解を解くのに役立ちます。またそのおかげで、下調べの段階では必要だとは気付かなかった情報を得られる場合もあるでしょう。
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    決して攻撃的な態度で質問してはいけません。単に自分が正しく、他の人が間違っていることを証明するために質問しているようでは、とても相手には、みなさんが心の広い人物には見えないでしょう。みなさんが質問を行うのは、純粋にその話題に興味があるからであって、誰かに論争を挑むためではないはずです。みなさんの批判的な態度によって受け身に回った相手は、本気でみなさんの力になろうとは思わないでしょう。
    • 例えば、「肉食をやめて、家畜に与えていた穀物を直接食べるようにすれば、もっとたくさんの人々に食料が行き渡りますよね?」といったトゲのある質問の仕方をしてはいけません。
    • 以下のように質問の仕方を工夫しましょう。
      • 「ベジタリアンの間では、社会全体で畜産への投資を減らせば、さらなる食料源を確保できるという議論があります。一理あるとは思いますが、一方で、畜産業の衰退や肉食の減少による負の影響についてはどのような議論がありますか?」
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    質問しましょう!質問は質問してこそ意義があります! 基本的に、つまらない質問といったものはありません。人にものを尋ね、助けを求めるのは、何ら恥ずべき行為ではありません。賢人と呼ばれる人々はみな質問を行います!質問するのをためらっていると、みなさんの悩みは大きくなるばかりでしょう。

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有意義な回答を引き出す

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    相手を不愉快な気分にさせてはいけません。情報提供者が居心地の悪さを感じ始めたり、その様子から満足に回答できるだけの知識を持ち合わせていないと分かれば、それ以上厳しく追及してはいけません。ジャーナリストや議員または弁護士といった職業柄、徹底的に真実を追及しなければならない場合を除いて、日常生活で詰問や尋問が好結果を生むことはほとんどありません。聴衆の一人として、またはクラスの生徒の一人として質問する際、みなさんはあくまでも情報を求めているのであって、公衆の面前で誰かを非難したいわけではないでしょう。その場では、一旦話を切り上げて感謝の言葉を述べましょう。きっと後で改めて相手と個人的に話をする時間があるはずです。公共の利益のために情報開示を要求するような場合であっても、満足な回答を得るには、相手への細かい配慮が必要であることを肝に銘じましょう。
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    相手の話をさえぎらず、聞き役に徹しましょう。相手の回答をしっかりと理解するには、まず相手の発言を注意深く聴くことが大切です。[2]明らかに相手が重要な情報を誤解している場合に限り、礼儀正しく口を挟みましょう。
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    相手が回答を終えるまで待ちましょう。時には、重要な情報が見過ごされているように思えて、つい話の途中で口を挟みたくなるものです。しかし相手は、あえてその情報については、話の最後に詳しく言及するつもりかもしれません。相手はまだみなさんの質問に満足に回答したわけではありません。事前に理解しておくべき基本事項がたくさんあれば、なおさら相手は核心部分の説明を後回しにするでしょう。
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    相手の発言について考えましょう。相手がみなさんに提示したすべての情報を頭の中でおさらいしましょう。相手の回答はみなさんの質問にどの程度対応しているでしょうか?相手はみなさんのすべての疑問に答えてくれたでしょうか?また同時に、与えられた情報を額面通りに受け取ってはいけません。少しでも回答に違和感を覚えるのであれば、みなさんは誤った情報を受け取った可能性があります!質問したからといって、必ずしも正しい回答を得られるとは限りません。
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    はっきりしない部分があれば説明を求めましょう。回答をもらっても話が矛盾していたり、回答の中で理解できない箇所があれば、遠慮なく説明を求めましょう。まだみなさんは必要な情報をすべて手にしたわけではありません。後々面倒な問題が起きないように、疑問や誤解はすべて解消しましょう。
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    質問を続けましょう。話の最中に疑問が湧いたら、満足のいく答えを得るまで何度でも質問しましょう。対話の中で、思いもよらなかった疑問が閃いたり、下調べの段階では気付かなかった情報について話をする場合もあるでしょう。また、さらなる質問によって回答者は、みなさんが回答者の情報提供に心から感謝し、与えられた情報を深く理解しようとしていることを確信するでしょう。
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    全般的な助言を求めましょう。相手が専門家であれば、その分野について幅広い助言を求めることもできます。専門家はみなさんの知らない情報をたくさん持っているだけでなく、研究者や教育者として、膨大な情報をすべて知識として身に着けなければならない立場にあります。苦労して知識を身に着けた専門家ならではのアドバイスがきっとあるはずです。

ポイント

  • 大げさな言葉遣いは禁物です。誇張した表現を多用すると、相手にうぬぼれた印象を与えてしまいます。思慮深く、かつ親しみやすい振る舞いを心掛けましょう。自身を立派に見せることに囚われてはいけません。
  • スピーチの場では、「○○について考えたことはありませんか?」や「このような疑問を覚えたことはありませんか?」といった、聞き手への個人的な問い掛けはとても効果的です。
  • 難解な言葉を多用しても、決して豊かな教養の持ち主には見えません。教養人を装うために自身が理解できない言葉を使ってはいけません。派手な言葉や軽薄な言葉の乱用も禁物です。以下に例を挙げます。
    • 「昨日、“薬剤部”で健康診断を受けましたか?」(間違った用語)
    • 「あなたがやったのはアレですか?医者に行って、検査や何やらで、いろいろ診られて、あちこちいじられて、結局どこも悪い所はないとか言われるやつ」(あまりにもくだけた表現)
    • 「 課外活動に先立って、医師の下で健康診断を受診し、その医療従事者の他のすべての担当患者との比較において、諸君の健康状態がこの上なく良好であることが証明されましたか?」(大げさでくどい表現)
  • 質問によっては、事前に下調べをしましょう。インターネット上で検索して、自力で答えを探しましょう。Google検索を使えば、参考になる情報がたくさんヒットするはずです。
  • 例: 「私はこれまでクラシック音楽に興味を持てませんでした。理由として、周りの友人はみなクラシック音楽が苦手だったこともあるかもしれません。しかし、ミュージシャンや教養のある人々はクラシック音楽を楽しんでいます。やはり何か特別な魅力があるのでしょう。みなさんもクラシック音楽がお好きなようですね。どうか私にその魅力を教えていただけないでしょうか?」
  • たくさんの書物や記事に目を通し、内容のある発言を心掛けましょう。

注意事項

  • 単に注目を集めるための質問や、頭の良さをアピールするための質問など、いわゆる質問のための質問をしてはいけません。質問をするうえで、これらは最悪の動機といえます。
  • 気に入らない回答を得る場合もあります。相手を非難したくなる気持ちを押さえましょう。返答を一切望まないのであれば、質問してはいけません。中には、みなさんの無邪気な質問に攻撃的な態度を取る人もいます。気にしてはいけません。


記事の情報

カテゴリ: 教育関連・コミュニケーション

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