禁煙を説得する方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 16 出典

この記事には:禁煙について話す継続的サポートを申し出る専門家のアドバイスや情報を与えるニコチン依存について理解する

誰かを説得してタバコを止めさせるというのは、常に簡単なこととは限りません。その人がかつて禁煙を試みて失敗していたり、または禁煙を考えているがそれを助けてくれるツールやサポートがないといった可能性があるからです。そこであなたの出番です。あなたの手助けや継続的なサポートによって愛する人を説得し、禁煙達成へと導きましょう。

パート 1
禁煙について話す

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    話の切り出し方を考える 禁煙は繊細な話ですので、どう話を切り出すかを先に考えておくのが得策でしょう。
    • どの場所で話を切り出すかを考えましょう。よく知っている場所か、落ち着いた空間で話すのが最善でしょう。
    • あまりにも唐突に話を持ち出さないように計画を練りましょう。できるだけ相手にショックを与えないように努めます。
    • 相手の反応に傷つかないように、予め対応を考えておきましょう。例えば相手が「自分のことは自分で決める」と言ったとしたら、次のように言葉を返せます。「その通りだし、口を挟むつもりはない。ただ君が心配なだけだ、何故なら……」。
    • 感情に訴えます。これにより、相手はあなたが本当に自分のことを思ってくれているのだとわかり、助言に耳を傾けてくれる可能性が高まるでしょう。
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    タバコの害を思い出させる 喫煙は不健康な習慣です。その害は喫煙者ばかりか、周りにも影響をもたらします。重要なのは、こういった事実を前向きな口調で伝えることです。相手を叱る、口うるさく言う、または恐怖を与えるような方法では伝えないようにしましょう。
    • どれだけあなたが相手を愛し、末永く共にいたいと思っているのかを知ってもらいましょう。喫煙は肺がんなどの重大な健康被害をもたらします。また、骨粗しょう症や脳卒中、うつ病を引き起こすことでも知られています。[1]
    • 相手が見た目を気にする人なのであれば、禁煙することでシワや歯の黄ばみを抑制し、現在の美しさを保つようにと励ましましょう。[2]
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    人間同士の繋がりを通して長寿を奨励する 孫や伴侶、大切な友人など、周りにいる彼らにとって、相手がどれだけ大切な存在なのかを再認識させましょう。子や孫の写真を飾れば、禁煙に対するモチベーションを日々維持してくれるでしょう。
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    サポートを申し出る 禁煙がなるべく楽になるようにしてあげましょう。
    • どうしても吸いたくなったらあなたに電話するよう言ってあげましょう。
    • 全面的に禁煙に協力するという姿勢を相手に知ってもらいましょう。
    • 可能であれば、部分的にでも、他の人にもあなたの愛する人の禁煙サポートに協力してもらうようお願いしましょう。
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    相手と行動計画を立てる 相手にとって毎日実施できる、具体的な禁煙プランを立てましょう。必要に応じて計画を調整しても問題ありませんが、調整後も相手がしっかりと取り組むものであるべきです。[3]

パート 2
継続的サポートを申し出る

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    気を紛らわさせる 喫煙はその人の日常生活の一部となり、習慣化してしまいます。よって、禁煙で最も難しいのは、喫煙に代わる習慣をつくることなのです。以下の方法でサポートを試してみましょう(または別の人に協力を要請しましょう)。
    • 仕事休憩の喫煙の代わりに、散歩に誘ってみましょう。
    • 食後の一服の代わりに、掃除の手伝いや犬の散歩をお願いしてみましょう。
    • 朝一番の一服の代わりに、一緒にコーヒーを飲むよう促してみましょう。
    • 飲酒時に一服しないよう、パーティーやバーなどのお酒のある場所は避けましょう。
    • どうしても吸いたい気持ちになった相手をなだめられるよう、いつでも相手と話せるようにしておきましょう。[4]
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    離脱症状に対処する 相手は離脱症状を経験するでしょうが、その際は正面から問題に対処しましょう。相手が困難な時を過ごしている間、ずっと献身的でいてあげることが最善の策です。離脱症状は一時的なものであることを相手に認識してもらいましょう。
    • 一般的に、体重の増加が発生します。この場合は一緒に運動することや、食生活改善の手伝いを申し出てみましょう。
    • しばらくの間、寝つきも悪くなるかもしれません。読書やテレビ鑑賞、日記をつけることなどを促してみましょう。
    • 相手のイライラした態度を個人攻撃と受け取らないようにしましょう。引き続き前向きな態度で接し、機嫌が悪くても問題ないということを教えてあげましょう。そしてどれだけ相手を誇りと思っているのかを伝えましょう。
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    しくじっても挑戦させ続ける 大抵の人は禁煙中、どこかのタイミングで「うっかり」吸ってしまいます。しかしこれはごく普通のことであり、問題ではありません。問題は、多くの人がこれを失敗と捉え、禁煙そのものを止めてしまうことです。通常、最初の2週間が最も難しい時期となります。
    • そもそもなぜ禁煙したかったのか(もしくはすべきなのか)、理由を思い出してもらいましょう。
    • 禁煙は続けられるし、まだ失敗したわけではないことを伝えてあげましょう。
    • 同じ過ちを次回も起こさないよう、「うっかり」の原因を特定しましょう。[5]
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    目標達成ごとのご褒美を用意する 禁煙は簡単ではありません。そこで、禁煙を続ける人には、その努力に対してのご褒美を与えます。これにより相手は励まされ、正しい方向に進んでいることを認識してくれるでしょう。
    • 禁煙による最も大きな恩恵の1つは、お金が貯まるということです。タバコに使うはずだったお金を取っておき、禁煙達成のあかつきには自分にご褒美を与えるよう、相手に提案してみましょう。例えばハワイ旅行などです。[6]
    • ご褒美と称賛をどんどん大きくしていくことが重要です。一貫して前向きなフィードバックや具体的なご褒美は、達成状況を認識してもらうのに役立ちます。
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    相手の進捗を確認する 進捗報告は相手任せにせず、こちらから尋ねるようにしましょう。適切なタイミングでサポートやご褒美を与えられるよう、常に相手の状況に注意を向けましょう。

パート 3
専門家のアドバイスや情報を与える

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    専門家に診てもらうことを勧める あなただけでは十分なサポートになっていない場合には、専門家の力を頼りましょう。行動療法を取り入れた治療は、多くの場合、禁煙達成に貢献してくれるでしょう。[7][8]また、1対1のセラピーや、集団セラピーに参加するのもよいでしょう。
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    グループセラピーを勧める 特に初めての場合、多くの人はグループセラピーに対して消極的です。一人で行くことを躊躇しなくなるまで、付き添って不安を和らげてあげましょう。
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    ニコチンパッチやガムを勧める ニコチンパッチやガムは多くの人にとって禁煙の補助になることがわかっています。[9] 相手にそれらを試すよう勧めてみるのもよいでしょう。
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    禁煙に有益な情報を提供する 禁煙に必要そうな情報はいつでも提供できるよう心がけましょう。例えば、相手がセラピストに診てもらう金銭的余裕がない場合、無料か低料金でできることの一覧を提供できます。また、ウェブで見つけた情報や統計データを相手に教えてあげるのもよいでしょう。
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    医者に診てもらうことを勧める 医師はプロならではの情報とアドバイスを提供してくれるでしょう。かかりつけの医師が手助けしてくれる場合もあるので、常にこういった類の話は医師に知らせておきましょう。[10]

パート 4
ニコチン依存について理解する

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    喫煙に関する統計情報を調べる ニコチンはタバコに含まれる依存性のある物質です。ニコチン依存を理解するための信頼できる統計情報は数多く存在します。まずは、インターネットで情報収集を開始してみましょう。
    • アメリカ疫病予防管理センターでは、人口層ごとに細分化した統計データを提供しています(英語のみ)。[11][12]
    • アメリカ肺協会では、喫煙と禁煙に関する情報を提供しています(英語のみ)。[13]
    • アメリカ合衆国保険福祉省では、喫煙と健康の因果関係に関する詳細なレポートを提供しています(英語のみ)。[14]
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    メモを取る より重要な統計データや情報はメモを取っておきましょう。禁煙を訴える際に参照するためです。
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    健康管理の専門家に相談してみる 統計情報を収集すれば、喫煙による影響やニコチン依存について大まかな知識は得られるでしょう。しかし、健康管理の専門家に相談すれば、質問をする機会を得られる上に、現在直面している状況に関してより詳細な情報が得られます。
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    禁煙に成功した人に話を聞く 禁煙プロセスについて一番詳しいのは、実際に禁煙に成功した人です。どんな人でも完全に同じわけではないので、2人以上の禁煙成功者に話を聞くとよいでしょう。インターネットにはない情報を与えてくれるでしょう。

ポイント

  • 相手が禁煙を開始する準備ができていることを確認しましょう。相手が動機づけされていないのであれば、成功しません。
  • 進捗は一緒に確認するようにしましょう。
  • 良い聞き手でありましょう。禁煙中の人は時に話を聞いてくれる人間を必要とします。[15]
  • 米国の特定の州では無料でニコチンパッチやトローチ剤を配布しています。また、全ての州が無料で情報を提供しています(英語のみ)。[16]

注意事項

  • 相手の禁煙期間中(特に最初の数週間)に、消極的に関わるのは避け、積極的で明るい態度をとるようにしましょう。相手の機嫌が悪い時でもです。
  • 敬意を示しましょう。愛する人の習慣に対して強い思いがあったとしても、その感情が相手の喫煙権に重くのしかかることがあってはなりません。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 健康

他言語版:

English: Persuade Someone to Quit Smoking, Français: persuader quelqu’un d’arrêter de fumer, Español: hacer que alguien deje de fumar, Português: Convencer Alguém a Parar de Fumar, Italiano: Convincere Qualcuno a Smettere di Fumare, Русский: убедить человека бросить курить, Deutsch: Jemanden überzeugen das Rauchen aufzugeben, Bahasa Indonesia: Membujuk Orang untuk Berhenti Merokok

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