日々の生活で節約したいと考えている人はたくさんいるでしょう。近年、これまでに比べ、より多くの人が限られた予算で生活する節約術を求めています。節約は難しいことではありません。時には、思いもよらなかった節約術を発見できるでしょう。節約は、日々の暮らしを守るだけでなく、毎日の生活を楽しくて豊かなものにします。節約生活というチャレンジに挑戦してみましょう。

パート 1 の 3:
予算を決める

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    収入を見積もる これは、予算を決めるための第一歩です。使える金額を知るには、まずは入ってくる金額を知る必要があります。ここでの収入は、所得から税金を引いた後の手取りの金額(可処分所得)を意味します。おそらく、月ごとに予算を決める方法が一番良いでしょう。先月の収入を把握するために、給与明細を確認しましょう。
    • 自営業者やフリーランサーの場合、確定申告時に払うであろう税金の金額を把握しましょう。支払いの際に困らないよう、年間を通して予算に組み込んでおきましょう。
    • 会社員の場合、源泉徴収額の還付を当てにしてはいけません。実際に還付があった場合は、その分を好きなことに使っても良いでしょう。しかし、実際に還付があるか、またその金額がはっきりしない状況では、予算に入れてはいけません。
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    支出のリストを作る 支出には、定期的で毎月の金額が決まっているもの(家賃、奨学金の返済、交通費など)と、そうでないもの(食費、交際費、光熱費など)があります。現実的な概算を算出し、変動が大きい場合には、多めに見積もりましょう。リストから抜けているものがないか、確認しましょう。定期的にボランティア団体への募金を行っている。週に数回、数百円のコーヒーをテイクアウトしている。入会したけれども通っていない、ジムの月会費が引き落とされている。こういったことがないか確認し、きちんと支出を把握しましょう。
    • クレジットカードの明細書や銀行通帳を確認しましょう。カード支払いの長所は、自分が支払った金額やその内容が詳細に記録されるということです。しかし、だからと言って現金での支払いを無視していいというわけではありません。
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    節約可能なところを考える 先ほど作ったリストに目を通して、節約可能なところを探しましょう。固定電話は本当に必要か、ケーブルテレビを解約してNetflixに変更できないか、外で飲むコーヒーの回数を減らせないか、自問してみましょう。最も節約しやすいのは、自分でも支払っていることに気付いていないような、あやふやな支出です。
    • 特にインターネットや通信機器関連の場合、問い合わせをしてみることが大切です。電話・インターネット・テレビのプロバイダーに電話し、現在の金額を払い続けることができないため、解約したいと伝えてみましょう。一般には公開されていないお得なプランなどを案内してもらえるかもしれません。支出リストを見て、これ以上の節約はできないと感じていても、実際には節約の可能性は残っています。
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    目標を立てる 予算内での生活を続ければ、いくら貯蓄に回せるかを把握したら、その金額を元に、貯蓄の目標金額を決めます。予算を立てる際には、月々の生活に使う金額と貯蓄する金額の2つを設定します。収入からそれら2つの金額を引いた後の金額が、趣味など好きなことに使えるお金です。
    • 日ごと、週ごと、月ごとなど、自分に適した方法で予算の目標を立てましょう。例えば、外出を含む食費を一日千円に、食料品を一週間5千円や一カ月2万円に抑えるといった目標を立てます。金額は自分で自由に決めて大丈夫ですが、きちんと節約に繋がっていることを確認しましょう。
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    緊急の支出に備える いつ急にお金が必要になるか、わかりません。水漏れの修繕が必要になったり、急病で仕事を休む日が続いたりするかもしれません。予算には、きちんと緊急の支出を組み込んでおきましょう。幸運にも何事も起こらなければ、その分は余剰金として好きに使えます。
    • 衝動買いなど、計画していなかったことにお金を使った経験はありませんか。ほとんどの人は、そのような経験を何度も繰り返しているでしょう。緊急の支出に備えておけば、急に友人の結婚式や誕生日パーティに呼ばれても、慌てる必要はありません。
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    余剰金を使う優先順位を決める 自分の好きに使えるお金が空中を漂っていればいいのですが、残念ながらお金のなる木などもなく、現実的に手に入る金額には限りがあります。そのため、きちんと優先順位を決めましょう。子犬をいっぱい飼いたい、定期的に新作のコスメを買いたいといった願望はあるでしょう。しかし、何が自分にとっての幸せかをきちんと考えましょう。
    • ペットや新作のコスメにお金をかけるのは、悪いことではありません。ある人には必要でないものでも、別の人には生活を豊かにする重要なものかもしれません。自分が大切だと考えるならば、それらにお金をかけると良いでしょう。しかし、現実を見失ってはいけません。節約をしても手に入れられないものは、あきらめましょう。
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パート 2 の 3:
ライフスタイルを変える

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    すぐにお金を仕分ける 多くの人にとって、これは大きなライフスタイルの変化となるでしょう。給料日にお金が入ると、気が大きくなり、散財してしまう人も多いでしょう。今後は、そのようなお金の使い方はやめましょう。給料が入るとすぐに、貯蓄に回すと決めた金額を貯金し、使えないようにしましょう。
    • 可能であれば、普段使う口座とは別の銀行口座や貯蓄用の口座に預金します。絶対に使わないという自信があれば、現金でクローゼットの下着用の引き出しに入れても良いでしょう。また、母親に預けるという方法もあります。そうすれば、自分が決めた予算の中で、生活せざるを得ません。
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    自給自足の生活をする それは、テクノロジーが発達した現代では、難しいことに思えるかもしれません。私たちは、インスタント食品やエンターテインメントが簡単に手に入る便利な生活を送っています。しかし、節約するには、そのようなライフスタイルをやめる必要があります。例えば、次に挙げる例のように、自分でできることは自分で行いましょう。
    • 自炊しましょう。健康的な食事を摂れるだけでなく、食費も抑えることができます。一度に数食分を作って冷凍しておけば、雨の日に外出する必要もなくなります。
    • 家庭菜園を始めましょう。自炊だけでは物足りなくなれば、果物や野菜などを栽培してみましょう。確実に節約に繋がるでしょう。スーパーマーケットの高い果物や野菜を買う必要がなくなり、自分の食べるものを自分で作るという満足感を得ることもできます。何ものにも代えがたい経験となるでしょう。
    • 裁縫をしましょう。穴が開いてしまった服をどうしていますか。多くの人は、すぐに捨てているでしょう。しかし、裁縫ができれば、ゴミとして捨てずに、穴をふさいだり、別の服に仕立て上げたり、再利用できます。
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    副収入を得る 収入を増やしたければ、仕事を増やすというのは、いたってシンプルな考えです。履歴書や面接が必要なきちんとした仕事でなくても、一週間に一度知り合いの家でベビーシッターをするといった簡単な仕事でも良いでしょう。少し収入が増えるだけで、金銭的な余裕が生まれ、精神的にも楽になるでしょう。節約した生活では、精神的なストレスが大きな問題として立ちはだかります。お金を貯めるためではなく、幸せな生活を送るための節約をしましょう。
    • 「ショットワークス」などで短期・単発アルバイトを探しましょう。一日だけといった仕事も多く掲載されています。また、友人や知り合いに尋ねてみましょう。ベビーシッターなどの手伝いを探している人を紹介してもらえるかもしれません。とりあえず、周りに聞いてみることから始めましょう。
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    ルームメイトを探す 仕事を増やすのと同様に、明らかに節約に繋がる方法です。大きな都市であっても、小さな町であっても、ルームメイトとシェアをすれば、家賃は半分になります。家賃だけではなく、トイレットペーパーや洗剤などの生活用品にかかる費用も半分になります。また、気が合うルームメイトであれば、一緒にデリバリーピザをオーダーし、半分ずつにすることもできます。
    • ルームメイトを見つけ、今の家賃を半分にしても、今の家賃のまま大きなアパートに引っ越しても良いでしょう。家賃が変わらなければ、厳密には節約にはなりませんが、どちらにもメリットがあります。一つの寝室をシェアするために、ベッドをカーテンで仕切らなければいけないのであれば、そうしましょう。それでも生活はできます。世の中には、仕切りの無い寝室で雑魚寝をして暮らす人もいます。
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    悪習慣を断ち切る このような習慣は高くつきます。タバコや酒などが最もわかりやすい一例ですが、その他にもたくさんのものが悪習慣に含まれます。自分が生きるために必要でなければ、本当に必要なものとは言えません。その上、自分に悪影響を及ぼすのであれば、本当に不必要なものだと言えます。誰でも自分の生活を現実的に考えなければならない時があり、今がまさにその時です。
    • 映画館に行くことがやめられない場合、改善方法はないか考えてみましょう。自分を正直に見つめ直してみましょう。誰でも、無駄にお金のかかる趣味を持っているでしょう。それがやめられないのであれば、よりお金のかからない方法を考えます。映画館に行く代わりに、DVDをレンタルするという方法を検討しましょう。
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    現金を使う 実際に触れられる形で、お金を持ちましょう。カードで支払えば、お金は銀行口座から勝手に引き落とされるため、実際にどれだけのお金を使っているか把握できません。カードを使う度に、小さな悪魔が現れて「お前のお金をこんなにもらったぞ」と使用金額分のお金を見せびらかすところを想像すれば、おそらくカードの使用頻度が減るかもしれません。カードではなく、現金で支払えば、お金を手元に置いておきたいと思うようになるでしょう。
    • 週ごとに、その週の予算を現金にして財布に入れると良いでしょう。現金がなくなれば、使えるお金はもうないということです。予算を、きちんとペース配分して使うことを学びましょう。
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    考え方を変える 節約のためのライフスタイルの変化に最も重要なのは、メンタル面での変化です。高級レストランで食事をしないと満足できないのであれば、節約生活は難しいものになるでしょう。考え方を変え、予算内でのやりくりに充足感を得られれば、節約を簡単だと感じるでしょう。「節約生活の疲れ」[1]に負けるリスクや、精神的に追い込まれる可能性も減るでしょう。精神を病んでまで節約をする必要はありません。
    • 他の人と同じような暮らしを求める必要はありません。また、体面を保つ必要もありません。自分の手元にあるものだけでも、幸せに生きることができます。幸せな生活を形作るのは、所有物ではなく、心の持ち方です。自分の現状に満足していれば、幸せな生活と言えます。そして、自分自身がどう感じるかが重要なのです。
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パート 3 の 3:
お金をやりくりする

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    クーポンを活用する クーポンの使用は、近年のトレンドです。恥ずかしく思う必要はありません。クーポンマガジンやウェブサイトも数多く存在します。一大ムーブメントとも言えるでしょう。はさみを手に取り、クーポンを切って集めましょう。近所のスーパーマーケットなどのチラシや食品メーカーのウェブサイトにもお得な情報がないか、忘れずにチェックしましょう。
    • 季節ものやセールの時期を考えましょう。今週はセールになっていなくても、来週値下げされるかもしれません。セール価格になるまで待ちましょう。また、週の半ばや、夏や冬のセール時期には、一層値段が下げられる可能性もあります。
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    共同購入クーポンを利用する フリーペーパーなどのクーポンやメーカーのウェブサイトだけでなく、「グルーポン」や「くまポン」といった共同購入クーポンサイトもチェックしましょう。これらには、食料品に限らず、時には通常の半額で食事ができるレストランのクーポンなども掲載されています。少しの知恵で、豊かなライフスタイルを維持することができます。
    • 生活を充実させるためにも、クーポンを活用してみましょう。ジムに通いたいけれど、余裕がないという場合、80%オフになるキックボクシングのレッスンをグルーポンで探してみましょう。クリスマスプレゼントが必要な場合、どこでクーポンが見つかるか考えてみましょう。生活用品だけでなく、あらゆるもののクーポンが見つかるでしょう。
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    リサイクルショップを利用する リサイクルショップもトレンドになりつつあります。中古で安く購入できるのであれば、お得だと言えるでしょう。現在ではヴィンテージが流行し、消費主義は時代遅れです。リサイクルショップだけでなく、ガレージセール、中古品販売サイト、オークションサイト、地域のイベント(学校の古本バザーなど)に参加してみましょう。掘り出し物が見つかるかもしれません。
    • 家族にもらえるものがないか、尋ねてみましょう。モノがあふれた現在の社会では、過剰なモノを保管するために、収納スペースをレンタルする人も少なくありません。矛盾しているように感じられますが、実際に最低限必要なものしか持たずに生活するミニマリストがどれほどいるでしょうか?溜め込んだモノの中には、きっと処分を考えているものもあるはずです。そのため、もらえるものがないか、尋ねてみましょう。
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    インターネットを最大限活用する 「ジモティー」などのクラシファイドサイトでは、中古の家具などを無料または格安で手に入れることができます。[2] 自分の住んでいる都道府県を選択し、「売ります・あげます」カテゴリーから、欲しいものを探すことができます。反対に、欲しいものがあれば、「譲って・助けて」カテゴリーに投稿することもできます。このようなサイトは他にもたくさん存在します。
    • 定価でものを買う必要はありません。先に述べた共同購入クーポンサイトだけでなく、「eBay」や「メルカリ」など、個人で商品を売買できるサイトもあり、ほとんどの場合、相場よりも安い価格で購入できます。
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    特典付きのクレジットカードを使う この方法は、人によっては危険かもしれません。浪費家であれば、クレジットカードを持つことは、節約に悪影響でしかありません。しかし、カードを使い過ぎないという自信があれば(また、クレジットカード審査に通るならば)、特典が付いたクレジットカードへの入会を考慮しましょう。カードで支払う度に、ポイントが貯まり、そのポイントを商品に交換したり、現金に還元したりできます。わずかでも収入の足しになるでしょう。
    • 入会の際には、規約をきちんと確認しましょう。高い金利のカードを作り、返済に追われ、どんどんと借金が膨らむといった状況に陥ることは避けましょう。そうなってしまえば、本末転倒です。
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    モノよりも、経験を大切にする モノよりも経験が人生を豊かにするとはよく言ったものです。経験は長い目で見ても役に立つと言えます。また、使われなくなって、部屋の片隅に追いやられることもありません。人生に充足感が得られないのであれば、経験を得ることに目を向けましょう。モノを手に入れても、本当の意味では幸せになれません。幸福感を得られたとしても、それは一時的なものです。
    • クリスマスプレゼントには、レッスンやジムの会費や旅行券など、実際に使用できるものをリクエストしましょう。50インチのテレビをもらえば、その時は嬉しいかもしれませんが、一年後にはきっと最新のものが欲しくなるでしょう。モノではなく、経験で人生を豊かにしましょう。
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ポイント

  • 飲み物は水を選びましょう。他の飲み物よりも健康的で、なおかつ経済的です。
  • 食費を抑えるために、スーパーマーケットへの買い出しは、週1~2回にします。他の日は、冷蔵庫やキッチンにあるものを使って料理をしましょう。
  • 払い終わっていないローンや請求書が残っているのであれば、すぐに清算しましょう。金利が発生し、返済金額が増えていくので、クレジットカードの分割払いやリボ払いはできる限り早く返済しましょう。
  • こまめに動くことで、光熱費を節約しましょう。部屋を出る時は電気を消し、使っていない家電のプラグを抜きます。電源を切っても、家電は電気を消費しているので、その分光熱費も上がります。
  • 余計な医療費がかからないよう、ヘルシーな食事や適度な運動で、健康を維持しましょう。
  • 洗濯や調理などの家事を進んで行いましょう。節約になるだけでなく、カロリー消費にも繋がります。
  • 外食を減らすため、お弁当や手作りのスナックを持参します。節約だけでなく、健康維持にも効果的です。
  • 予算内で日々の生活を送るために、スマートフォンアプリを使用しても良いでしょう。

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注意事項

  • ルームメイトを募集する際には、一緒に住んでも問題がない人を、きちんと選びましょう。例えば、過去に犯罪歴がある、騒音が激しく我慢できない、といったトラブルが発生すれば、新しいルームメイトを探すのに余計な手間と時間がかかってしまいます。
  • クレジットカードの使いすぎには気を付けましょう。自分の返済能力を超えた使用を続ければ、返済に数カ月、時には数年間かかり、借金が膨らんでしまいます。借金が返済できなければ、自己破産に繋がり、住む家も失う恐れがあります。
  • たまに予算を超える買い物や支払いをしても、自分を責めてはいけません。その分をカバーできるように、翌週や翌月の予算を立てましょう。
  • 節約した暮らしを続けるには、自分が決めた予算や計画を、辛抱強く確実に守る必要があります。
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このwikiHow記事について

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