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電気を大事に使うと、長期的に地球温暖化防止と電気代節約の2つの目的を果たすことができます。家庭でも職場でも、エネルギー効率を上げられる電気製品が無いか見てみましょう。家を断熱したり日々の習慣を変えたりすることも、使用する電気量の効果的な減少につながります。電気を節約するいろいろな方法について、読んでいきましょう。
ステップ
方法 1 の 4:
照明
方法 1 の 4:
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1自然光を取り入れましょう。カーテンを開け、日光を取り込みましょう。人工の照明に頼るのではなく、日中に可能な限り自然の光を利用することで、1日の電気使用量を大幅に減らすことができます。[1] これは、職場での勤務時にも、家で過ごすときにも同じことが言えます。自然の光を浴びると幸福感も増加させられると知れば[2] 、さらに進んでブラインドを上げたくなるでしょう。
- 自然の光が自分のデスクに当たるように、作業場を配置しましょう。可能な時には頭上の照明を消しましょう。さらなる光が必要な時には、代わりに低出力のデスクランプを使いましょう。
- 薄いカーテンやブラインドを購入しましょう。光を取り入れつつも、プライバシーが必要な時にはその役目を果たします。
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2電球を変えましょう。通常の白熱電球から、コンパクト蛍光ランプ(CFL)またはLED電球に変えると、大きな省エネルギーになります。白熱電球は消費エネルギーの98%を熱で排出しますが、CFLやLEDはエネルギー効率がより良く、数倍も長持ちします。[3]
- CFL電球は白熱電球の初めの代替品で、白熱電球の4分の1程のエネルギーしか使いません。水銀を微量に含むため、電球が切れたら適切に処理する必要があります。
- LED電球はより最近市場に出たものです。CFLよりも高価ですが、長持ちするうえに水銀を含みません。
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3電気を消しましょう。これこそが最も単純かつ一般的な電気の節約方法で、本当に効果があります。一定の時間にいくつの電気が点いているか、注意を払うようにしましょう。同時に点けたい本当に必要な電気はいくつなのか、心に留めましょう。部屋を出るときは、毎回電気を消すことを習慣づけましょう。
- 短時間しか使用されない電気のある場所には、「暖機運転」の要らない電球を使いましょう。この情報は電球のパッケージに記載されているでしょう。
- さらに徹底したい場合は、夜間、家族がそれぞれの場所で過ごして家全体の電気を点灯するのではなく、1~2部屋でまとまって過ごすようにしましょう。
- 最大の電気節約のためには、ろうそくを使いましょう。夜に明かりを灯す昔ながらのこの方法は、効率的で、ロマンティックかつ安らかな気持になります。毎晩のろうそくの使用が現実的でないと感じるなら、週に1~2回使ってみるようにしましょう。小さな子どもがいる場合には気を付けましょう。家族全員でろうそくの安全な扱い方を確認します。
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方法 2 の 4:
電気製品
方法 2 の 4:
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1使用していない電気製品の電源プラグを抜きましょう。電気製品のプラグが差されたままだと、スイッチが切れていても電気が使われてしまうことを知っていましたか?コーヒーポットほどの小さな製品でもコンセントに差し込まれている限り、最後の1杯のコーヒーを終えた後から長い間、ゆっくりと絶えずエネルギーを奪っていくのです。
- スイッチ付きの電源タップはずっと簡単です。5つの電気製品のプラグを引き抜く代わりに、スイッチを切りさえすればよいのです。
- コンピューターは、1日の終わりには電源を切ってプラグを抜きましょう。コンピューターは多くのエネルギーを消費するので、コンセントに差し込んだままにするとエネルギーと電気代の両方を無駄にしてしまいます。[4]
- テレビの電源プラグも常に差しっぱなしにするのはやめましょう。観終わった後にプラグを抜くのは面倒に感じるかもしれませんが、節約には手間をかける価値があります。
- 音響システムやスピーカーの電源プラグを抜きましょう。これらは、使用していないときに無駄なエネルギーを浪費してしまうひどい原因となります。
- 携帯電話の充電器、台所用品、ヘアドライヤーなど、電気で作動する小さな機器も忘れないようにしましょう。
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2古い機器は、エネルギーの節約ができるモデルに替えましょう。古い機器が生産された時代には、会社は電気節約についてあまり重要視していませんでした。新しいモデルはエネルギーを大事に使い、家計を助け、二酸化炭素排出量を抑えるようにデザインされています。古い冷蔵庫、電気式コンロやオーブン、食器洗い機、洗濯機や乾燥機などの大きな電気製品を持っている場合は、買い替えることを検討しましょう。
- 新しい製品に「エネルギースター」(日本では省エネ性に優れたオフィス機器が対象)の評定があるか探しましょう。これによって、製品が使うエネルギー量を見積もることができます。省エネルギーの製品はそうでない製品よりも高価ですが、長期的には電気の節約によって元を取ることができるでしょう。
- 製品を買い替えることができない場合でも、日常の慣例を変え、できる限り少量の電気の使用にとどめる方法があります。
- 食器洗い機は、こまめに使うのではなく、使用済み食器がたまってから使いましょう。
- オーブンは使用中には開けないようにしましょう。途中で開けると熱が逃げ出てしまうため、さらなる熱を生産するために余計なエネルギーを使うことになってしまいます。
- 冷蔵庫を開けたまま、何を食べようかと考えるのをやめましょう。冷蔵庫の開閉は可能な限り素早く行います。冷蔵庫のドアパッキンも確認し、傷みがあれば買い替えましょう。
- 少量の洗濯物を洗濯機で回すのではなく、いっぱいになってから洗うようにしましょう。
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3電気機器に頼りすぎないようにしましょう。昔は大きな機器を使わずに所帯を切り盛りしていました。本当に必要なものが何であるか、実験してみましょう。使う機器の数を制限することで、さらに時間がかかるようになる作業があるかもしれませんが、家族みんなで協力すれば、家事に時間をかけすぎることもないでしょう。
- 多くの人が必要以上に服を洗濯しています。毎週、洗濯の回数を減らすように意識しましょう。
- 乾燥機を使用する代わりに、裏庭に洗濯物を干して乾かしましょう。
- 食器洗い機を使う代わりに、食器は(水を大事に使いながら)手洗いをしましょう。
- オーブン調理は週に1度に制限し、同時に何種類もの調理をしましょう。そうすれば、オーブンを何度も熱する必要がなくなります。
- 例えばプラグイン芳香剤のような、そこまで必要としない小さな機器は排除しましょう。代わりに窓を開けましょう。
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方法 3 の 4:
暖房と冷房
方法 3 の 4:
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1家を断熱しましょう。ドアや窓にすき間が無いようにすると、エネルギーコストを大きく節約することができます。断熱によって、夏には冷房で冷やされた空気が、冬には温められた空気が外に漏れ出ていくことが無くなります。
- 土建業者に家の断熱検査をしてもらい、効果的かどうか判断しましょう。屋根裏、床下、地下、壁、天井についても検討しましょう。場合によっては、新しい断熱対策が必要になるかもしれません。
- 戸口、窓、窓用エアコンの周囲など、コーキング材や目張りを使って家のすき間を塞ぎましょう。冬の間、窓に貼り付けられるプラスチックシートを購入することもできます。
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2温水の使用を控えましょう。水を温めるために、たくさんのエネルギーが使われます。冷たいシャワーを浴びる必要はありませんが、お湯の使用量と湯沸かし器の仕組みに注意すれば、多くの電気とお金を節約することができるでしょう。
- 湯沸かし器に断熱施工して、簡単に熱を失わないようにしましょう。
- パイロットランプが常に点いているタイプでない湯沸かし器の購入を検討しましょう。
- 湯船の代わりにシャワーで済ませましょう。湯船はシャワーよりも多くの水を必要とします。
- シャワーの時間を短くしましょう。20分間もシャワーを浴びれば、多くの電気を使ってしまいます。
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3エアコンの使用頻度を減らしましょう。エアコンがどうしても必要になるときはありますが、春の初旬から夏の終わりまで、切らずにずっと使い続ける必要はありません。涼を取るためのエアコン以外の方法を見つけましょう。
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4冬には、家の暖房の設定温度を低めにしましょう。冬に設定温度を数度低く定めると、エネルギーとお金をかなり節約できます。設定温度を上げる代わりに、寒ければセーターを着ましょう。広告
方法 4 の 4:
エネルギー源
方法 4 の 4:
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1再生可能エネルギーを使いましょう。風力や太陽光のエネルギーを供給する会社から電力を得る方法を調べましょう。これらを供給する電力会社は小さいことが多いため、探し出す必要があるかもしれません。電力会社を切り替えることで初めはお金がかかるかもしれませんが、長期的には節約になるでしょう。[5]広告
ポイント
- 節約術は、あなたの自由を制限するためのものではなく、自分自身、自然、世界に対して公平でいるための手段だと理解しましょう。
- 電気を節約するために、電気製品を使用しないときには電源プラグを抜きましょう。
- エアコンは一度つけたら家全体を冷やすようにし、使用頻度を抑えましょう。
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出典
- ↑ http://www.lbl.gov/Science-Articles/Archive/daylight-energy.html
- ↑ http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2077351/
- ↑ http://energy.gov/energysaver/articles/when-turn-your-lights
- ↑ http://www.pcworld.com/article/153245/unplug_and_save.html
- ↑ http://www.mass.gov/eea/energy-utilities-clean-tech/renewable-energy/
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