X
この記事の共著者 : David Jia. 家庭教師のデイビッド・ジアは、カリフォルニア州ロサンゼルスの家庭教師派遣会社「LA Math Tutoring」の創業者です。教育者としてのキャリアは10年以上、科目、年齢、学年にかかわらず生徒たちを指導し、大学受験対策カウンセリング、ならびにSAT、ACT、ISEEなどの受験対策指導も行っています。さらに、Larson Texts、Big Ideas Learning、Big Ideas Mathなど、教科書会社のオンライン動画作成指導も行いました。SATで数学は満点の800点、英語690点の高得点を挙げ、マイアミ大学よりディッケンソン奨学金を獲得。同大学を卒業し、ビジネス管理学学士号を取得。
この記事は3,083回アクセスされました。
統計学で、「範囲(レンジ)」はデータの最大値と最小値の差を意味します。レンジを見ればデータの値のばらつきの程度が分かります。レンジが大きければデータの値のばらつきが大きく、レンジが小さければデータの値のばらつきが小さいことを意味します。以下を読めばレンジの求め方が分かります。
ステップ
-
1データの各値をリスト化します。レンジを求めるためには、最大値と最小値を見つけられるよう、データを構成する全ての値をリストアップする必要があります。全ての値を書き出しましょう。ここでは例として20、 24、 25、19、 24、 28、14というデータがあるとします。[1]
- 数値を小さい順にリストアップすれば、より簡単に最大値と最小値を見つけられます。例の場合、14、19、20、24、24、25、28と並べ替えます。
- データを順番に並べると、並数、平均、中央値といった値も求めやすくなります。
-
2データの最大値と最小値を見つけます。例の場合だと、最小値は14、最大値は28です。
-
3データの最大値と最小値の差を求めます。最小値と最大値が分かったら、引き算でそれらの差を求めます。28から14を引く(28-14)と14が求められ、これがレンジとなります。[2]
-
4レンジを明記します。レンジが求められたら、それを明記します。そうすれば、中央値、平均、並数といったその他の値を求めた場合に混同しません。[3]広告
ポイント
- 統計データにおける中央値は、データの散らばりの中で「中央」に位置する値を指し、レンジとは異なります。中央値はレンジを2分の1した値、つまり最大値と最小値の中間の値だと思われがちですが、通常はそれとは異なる値になります。中央値を正しく求めるには、データの値を順番に並べ、並んだ数字のうち中央に来る値を見つけます。この値が中央値です。例えば、29個のデータがある場合、15番目の数字は上から数えても下から数えても15番目で等しくなるため、これが中央値となります。レンジの値と比較する必要はありません。
- 「レンジ」に代数を用いることもできますが、まず代数関数の基礎、つまり与えられた数に対する演算方法を理解しなければいけません。関数は、不明な値を含む全ての数で演算でき、通常その値は変数「x」として表します。定義域はその不明な値に置換できる全ての値の集合を意味します。それに対して関数のレンジは、定義域の数字のいずれかを置換し、関数を演算した際に求められる解の集合です。あいにく、関数のレンジを一発で求める方法はありません。関数をグラフ化したり、いくつかの値を置換して計算してみたりすると、明らかな規則性が見つかることもあります。また、関数の定義域に関する知識を用いて、予想される値の選択肢を絞り込んだり、レンジの範囲を狭めたりすることもできます。
広告
出典
このwikiHow記事について
他言語版
English:Calculate Range
Italiano:Calcolare un Intervallo Statistico
Português:Calcular a Amplitude
Español:calcular el rango estadístico
中文:计算组距
Русский:вычислить размах
Bahasa Indonesia:Menghitung Jangkauan
ไทย:คำนวณพิสัย
Nederlands:De spreidingsbreedte berekenen
العربية:حساب المدى
한국어:범위를 계산하는 방법
Tiếng Việt:Tính phạm vi
このページは 3,083 回アクセスされました。
この記事は役に立ちましたか?
広告