簡単にお弁当を作る方法

日本でとても愛されている食文化のひとつにお弁当があります。行楽弁当や駅弁、会合で出される幕の内弁当など、お弁当が活躍するシーンは様々ですが[1]、中でも最もポピュラーで重要なのは勤め先や学校で食べる日々のお弁当でしょう。お弁当は家族の食欲と栄養を支えます。それに、朝手渡されて夕方空っぽになって返されるお弁当箱のやり取りには、愛情もいっぱいに詰められていることでしょう。でも、忙しい朝の戦場のようなキッチンでは、お弁当作りにかかる負担は深刻な問題です。そこで、時短テクニックをめいっぱい活用して、簡単においしい愛情弁当を作りましょう。お弁当作りのビギナーにもぴったりの方法を紹介します。

方法 1 の 3:
献立作りを時短しましょう

  1. 1
    彩りから組み立てる まずお弁当の彩りからおかずの組み合わせを考えることで、献立作りにかかる時間を短縮しましょう。料理の基本である緑・黄・赤の3色に白・黒の2色を加えて、各色ごとに食材をリストアップしましょう。それだけで何千通りもの組み合わせが生まれますし、色を組み合わせることで栄養のバランスも良くなります。
    • 基本になるのは緑・黄・赤の3色です。緑色の代表的な食材はブロッコリーやほうれん草、黄色では卵やかぼちゃ、赤なら肉や鮭など、たくさんの種類が挙げられます。
    • 白・黒の2色をプラスしてみましょう。白ならレンコンやジャガイモ、黒ならひじきや海苔などが手軽で栄養価も優秀です。
    • 難しく考えすぎる必要はありません。簡単な食材でも5色にカウントして構わないのです。ごはんに乗せる梅干しや黒いごま塩だって立派に5色食材の仲間です。
  2. 2
    味から組み立てる 味付けの種類を多く考えておくことも献立作りの時短になりますし、飽きさせないお弁当作りへの近道です。甘い・辛い・しょっぱい・酸っぱい味を基本として、似た味付けを同じお弁当に入れないように工夫しましょう。基本の味付けを組み合わせて、甘辛い、甘酸っぱいなどの味付けもバリエーションに加えておくと組み合わせの幅が大きく広がります。
    • お弁当の最重要食材とも言える卵は、甘い味付けの卵焼き、スクランブルエッグなど、色々な味付けに向いているので便利です。ツナやコーンを入れて変化をつけるのもいいでしょう。
    • 定番の豚の生姜焼きも、いつもの甘辛いタレにお酢を少し加えて甘酢あん風に仕上げれば、手軽に味のバリエーションを増やすことができます。
    • 万能食材のじゃがいもは、煮っころがし、ポテトサラダ、カレー味の炒め物など、様々な味付けのおかずに活用できます。
  3. 3
    好物を使う どうしても時間や余裕のない朝、色や味の組み合わせにこだわりすぎる必要はありません。今日のお弁当は食べる人の好きなおかずに決めましょう。無理を毎日続けないということも、お弁当作りの工夫のひとつです。
    • 食べる人の好物をひとつ、いつでも作れるように備えておくと、気持ちに余裕を持てるでしょう。
    • 前日の夕食の残りを有効活用するのも大事です。
    広告

方法 2 の 3:
時短食材を活用しましょう

  1. 1
    冷凍保存を使う お弁当に使う少量ずつの食材を、毎朝それぞれ下ごしらえして調理するのは大変な作業です。おかずや食材をまとめて処理して冷凍保存しておけば、大幅な時間短縮が期待できるでしょう。大半の食材は冷凍保存がききますが、中にはそうでないものもあるので注意が必要です。
    • キュウリやレタスなど水分の多い野菜は、原則冷凍保存に向きません。
    • ゴボウや大根はお弁当に重宝しますが、冷凍の難しい食材です。十分に下処理をしましょう。
    • 油分は分離しやすいので冷凍には不向きです。例えばポテトサラダはマヨネーズで和える前に冷凍しておき、使う時に解凍してから和えるようにしましょう。
  2. 2
    市販の冷凍食材を使う 下処理された冷凍食材も数多く市販されています。手間のかかる野菜の処理も、冷凍野菜をうまく使えば多くの時間を費やさずに済みます。
    • 多くの冷凍野菜は、栄養面・衛生面で生鮮野菜と遜色ないことが明らかになっています。[2]
    • 肉類の冷凍品は、特に忙しい際のメインのおかずとして活躍します。唐揚げに適したサイズにカットされた鶏肉やサイコロ型の成形肉、ソーセージなどは使いたい分を解凍するだけでよく、面倒な下処理はほとんど必要ありません。
    • 処理方法やカットの形状などは商品により様々ですので、よく確認して選びましょう。
  3. 3
    色々な保存食材を使う 冷凍以外にも色々な保存食材があります。冷凍食材よりも長期間保存できるものが多いという長所もあります。うまく組み合わせれば、これだけでお弁当のおかず一式を作ることもできますよ。
    • 缶詰や瓶詰は古くからある保存食品です。ツナの油漬けや野菜の水煮、ピクルスなどが一般的で、多くの家庭で食べられています。
    • お湯をかけるだけで使えるフリーズドライの食材も増えています。乾物のイメージとは違い、元の食材の栄養価・食感・風味がよく保たれた食品です。ブロッコリーやカボチャなどの定番野菜の他、キャベツの千切りや大根おろしといった変わり種も使ってみるとよいでしょう。
    • 乾物にも便利な食材があります。ひじきや切り干し大根といえば煮物が一般的ですが、ツナや枝豆を使ったサラダにもよく合います。
    広告

方法 3 の 3:
調理を時短しましょう

  1. 1
    冷凍食品を使う 時短弁当の本命アイテムと言えるのが冷凍食品です。冷凍食材とは違って調理まで終わっていますから、温めるだけ。種類も数え切れないほどの数が市販されています。[3] 冷凍食品ばかりでは味や栄養の偏りが気になりますが、他のおかずとの組み合わせ次第では主役級の活躍が期待できます。
    • 唐揚げやとんかつなどボリュームのある冷凍食品をメインにしたら、周りを緑の野菜・黄色い卵で埋めていく、と考えるのも楽になります。
    • サブのおかずに最適な冷凍食品もたくさんあります。「あと1品」が欲しい時、いつもの手料理と違う風味のおかずがあるのはとても助かります。
  2. 2
    時短調理グッズを使う 短い時間で効率的に調理するためのグッズを使うのも面白い手です。100円均一ショップやホームセンターに並んでいるものもありますので、探してみてはいかがでしょうか。
    • 卵には専門の調理器具がたくさんあります。だし巻き玉子・オムレツ・ゆで卵など、電子レンジだけで作れるグッズが中心です。
    • 数種類の食材を同時に加熱できるよう仕切られたフライパンは、少量のお弁当を素早く作るのに便利でしょう。
    • 昔からあるおにぎり型は、ご飯を型に詰めて押すだけでおにぎりを作ることができます。便利さ以外に衛生面でも優れています。
  3. 3
    弁当箱に効率的に詰める おかずを効率的に作ったとしても、弁当箱に詰める作業に意外と手こずるものです。でも、ここまで来たら詰める作業のコツもつかんで、スムーズにお弁当を完成させてしまいましょう。
    • 詰めやすい弁当箱を選びましょう。「2段重ねで細長い四角形」のものが最も詰めやすいと言われています。ごはんとおかずの面積や味が混ざることも気にする必要がありませんし、細長い形はおかずを端から順番に詰められ、配置がくずれにくい利点があります。
    • おかずは、大きくて形のしっかりしたものを先に詰めましょう。大きいおかずに立てかけるように他のおかずを詰めていくと、配置がくずれにくいのでストレスもたまりません。
    • 小さな野菜などのおかずは、最初から「隙間用おかず」として残しておき、最後に隙間を埋めるのに使いましょう。隙間がなくなるとおかず全体がばらけにくくなり、見た目もきれいです。
    広告

ポイント

  • お弁当は作ってから食べるまでに数時間開くため、その間に食中毒の原因となる菌が増殖しないよう注意が必要です。特に夏場にはお弁当が傷まないよう十分気をつけて調理しましょう。家庭で発生する食中毒に関しては、農林水産省[4]や厚生労働省[5] が注意喚起を行っています。また、食品の滅菌には電子レンジ調理が有効であるという研究結果も参考になるでしょう。[6]

広告

このwikiHow記事について

wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、著者の皆さんがボランティアで執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。
カテゴリ: ランチ
このページは 47 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告