なかなか赤ちゃんを授かることができないと悩むカップルは少なくありません。妊娠しにくい原因はさまざまなので、双方が検査を受ける必要がありますが、なかなか妊娠しない場合は、精子数を検査したほうが良いかもしれません。オーガズム時に射精した精液中の精子の数を自宅で測定できる検査キットもありますが、病院で診察を受ける方が精子の状態を総合的に判断することができるでしょう。

方法 1 の 3:
自宅で検査する

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    検査キットを使う 自宅で行うセルフチェック検査キットの精度はおよそ95%といわれています。[1] キットに含まれるカップの中にマスタベーションで射精し、指示通りに取り扱います。手順や注意点を把握するために、説明書の指示は事前によく読みましょう。
    • 通常は精液をカップに採取し、決められた時間置いてから精液を検査キットへ移して測定結果を見ます。キットによっては、他の溶液を加える場合もあります。
    • このような検査キットは多くのドラッグストアや薬局、オンラインストアで取り扱っています。
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    検査結果を見る キットにもよりますが、通常10分ほどで結果が出ます。正常な精子濃度は1mlあたり2,000万以上と言われています。検査結果がこの数値よりも低い場合は、より詳細な不妊検査について医師に相談をしましょう。[2]
    • 検査キットによって、精子数が正常値か低いかということだけを測定するものもあれば、より正確な数値を示すものもあります。まずは説明書をよく読みましょう。
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    専門家に精子の検査をしてもらう 自宅の検査キットでは不妊の原因となる他の要因についてはわかりません。自宅でのセルフチェック検査で異常がないのになかなか妊娠できないときには、不妊治療の専門家に相談することも検討してみましょう。セルフチェック検査では以下の項目は調べられません。[3]
    • 一度にどれだけの量の精液を射精するか(精液量)
    • 生きている精子の割合 (生存性)
    • 精子がどれだけ活発に動いているか (運動性)
    • 精子がどんな形をしているか(形態)

方法 2 の 3:
医療機関で検査する

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    問診や身体検査を受ける 不妊の疑いがあるので検査を受けたいと医師に伝えましょう。その後、自分や家族の病歴を聞かれ、身体検査を受けることになります。生殖器の診察を受けたり、過去の性交や性的発達について尋ねられることもあります。[4]
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    精液分析の検査を予約する 顕微鏡で精液を観察し、精液分析を行います。検査技師、医師、またはコンピューターによって、マス目で刻まれた中のある区画内の精子の数を数えます。この検査方法はもっとも一般的なものなので、医師に相談して不妊治療の専門家に予約を入れてもらいましょう。[5]
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    繰り返し検査を受ける 精液分析の検査は一定期間中に少なくとも2回は行います。 精子の数は検査によって多少ばらつきがあり、医師はより正確な数値が必要となるからです。[6]
    • 2回目の検査は、通常初回の検査の1、2週間後に行います。

方法 3 の 3:
精液を採取する

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    医師から渡された容器にマスタベーションで採取する 検査時に医師から専用のカップまたは容器を渡されるので、その中にマスタベーションで射精をします。精液をこぼさないように容器のふたをしっかりと閉めましょう。[7]
    • できればクリニック内で精子を採取しましょう。希望すれば、自宅に容器を持ち帰ることもできるかもしれません。その場合は、容器の保存方法やクリニックへ持参する時間について医師によく確認しましょう。
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    精液検査用のコンドームを使う クリニックによっては、性交用のコンドームを提供されるかもしれません。このコンドームは検査用の精液を採取するのに利用されます。このような方法で射精する方が楽だという人もいますし、クリニックで採取するのは緊張するという人には合っているかもしれません。コンドームでの採精は、どこのクリニックでも行っている訳ではないので、まず医師に確認しましょう。[8]
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    よくある落とし穴を避ける 精子の採取に失敗する原因はさまざまなものがあります。正しい採取方法について医師に詳しく聞きましょう。最高の状態で検査に臨めるよう、以下のガイドラインに従いましょう。
    • 採取する前にシャワーを浴び、手を洗う
    • 精子の動きに影響を及ぼす可能性があるので、潤滑剤の使用は避ける(殺精子剤を含む潤滑剤もあるため)
    • 採取前の最低2日間は射精しない。ただし、節制は最長10日間までにする
    • 採取前の10日間はタバコ、アルコール、薬の服用を控える
    • 射精した精液全量を容器に採取する。失敗した場合は1日経ってからもう一度採取する[9]

ポイント

  • 精子の数を増やすために生活習慣を変えれば、3か月ほどで効果を実感できるでしょう。精子は10~11週間かけて作られます。[10]
  • 精子の数が正常なのにもかかわらず生殖機能が低下している場合、他の検査も受けることができます。ホルモン検査、尿検査、生検、抗体検査や超音波検査について、医師に相談してみましょう。[11]

このwikiHow記事について

Jennifer Boidy, RN
共著者 ::
正看護師
この記事の共著者 : Jennifer Boidy, RN. ジェニファー・ボイディーはメリーランド州在住の正看護師です。2012年にキャロル・コミュニティー・カレッジにて看護学の準学士号を取得しています。
カテゴリ: 健康
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