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秋は1年の中で最も美しい季節と言えるでしょう。しかし、秋は最も短く感じる季節でもあります。季節の移り変わりを止めることはできませんが、冬がやってくる前に紅葉した葉を乾燥させたり、押し葉にしたり、空気に触れないように閉じ込めたりすると、1年中秋を取っておくことができます。

方法 1
方法 1 の 6:
デコパージュ専用液でコーティングする

  1. 1
    鮮やかな葉を選びましょう。色が鮮やかで、かつ非常に柔らかい落ち葉を集めます。多少乾燥していても構いませんが、かなり乾燥しすぎて端が脆くなっていたり丸まっていたりするものは選ばないようにします。また、破れている部分や腐敗した部分がある葉は避けましょう。
    • 乾燥させると葉の色が薄くなるため、選んだ葉が鮮やかであるほど、完成時の色褪せが目立ちにくくなります。
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    葉の両面をデコパージュ専用液でコーティングしましょう。デコパージュ専用液とは粘着性のある白色の物質であり、乾くと透明に変わります。これは近くの手芸用品店で手に入れることができるでしょう。[1] まず葉の片面にスポンジ刷毛を使って十分な量のデコパージュ専用液を丁寧に塗り、新聞紙の上で乾かしましょう。
    • ほとんどの場合、葉を集めた当日にデコパージュ専用液を塗る必要があります。時間が経ちすぎると、葉が枯れて茶色くなったり脆くなったりします。
    • ただし、葉がかなり湿っている場合や落ち葉ではなく木から直接取った葉を使用する場合は、重みのある本の間に数日間挟んで軽く乾かしましょう。
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    デコパージュ専用液を完全に乾かしましょう。乾かすと透明になり、粘り気もなくなります。
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    もう片面にも同じ作業を行いましょう。葉を裏返してもう片方の面にもデコパージュ専用液を塗ります。2番目に塗った方の面が乾いたら、葉を活用する準備は完了です。この方法を使えば、葉の色と形を長期間保つことができます。
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方法 2
方法 2 の 6:
パラフィンワックスで葉をコーティングする

  1. 1
    新鮮な葉を選びましょう。まず色が鮮やかな、枝から落ちたばかりの落ち葉を用意します。パラフィンワックスで葉をコーティングすると、鮮やかな色のままで葉を保存することができます。作業を開始する前に、ペーパータオルで葉の水気を取りましょう。
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    パラフィンワックスを使い捨ての鍋で溶かしましょう。近所の手芸用品店や食料品店で約450gのパラフィンワックスを購入し、使い捨ての鍋に入れて弱火で溶かします。[2]
    • パラフィンワックスを速く溶かすには、厚切りにして鍋の底に均等に広げましょう。
    • 使い捨ての鍋を使用しない場合には、これ以上調理に使用する予定のないケーキ型を使用しましょう。ワックスにより鍋が使えなくなってしまうため、調理によく使う鍋は使わないようにしましょう。
  3. 3
    溶かしたワックスをコンロから移しましょう。溶けたワックスは非常に熱くなっているため、注意してコンロから作業台に移します。特にペットや小さな子どもがいる場合にはひっくり返してしまわないように細心の注意を払いましょう。
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    溶かしたワックスに葉を1枚ずつ浸しましょう。葉柄の先を持って液体状になったワックスに数回葉を浸します。この時、葉の両面がワックスでコーティングされるように行いましょう。また、指をワックスに近づけすぎないようにしましょう。コーティングし終わったら、残りの葉にも同じことを繰り返します。
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    葉を並べて乾かしましょう。ワックスでコーティングした葉をパラフィン紙の上に並べて、ワックスが固まるまで置いておきます。そして風通しのない場所で数時間乾かしましょう。葉が乾いたら、パラフィン紙から簡単に剥がれるはずです。この方法を使えば、長期間葉の形と色を保つことができます。
    • 万全を期すため、パラフィン紙に並べる前に新聞紙を敷いておきましょう。2重にしておくことで、ワックスが作業台に落ちる危険性を最小限に抑えられます。ワックスが作業台についてしまうと、かなり落ちにくくなる可能性があります。
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方法 3
方法 3 の 6:
グリセリン溶液を使う

  1. 1
    新鮮な葉もしくは葉の付いた小枝を選びましょう。紅葉を枝ごと保存したい場合は、ワックスを使用するよりもこの方法が簡単です。葉の色が鮮やかで、葉が枝にしっかり付いているものを選びましょう。[3]
    • この方法では、色をより鮮やかにすることができます。黄色はより濃くなり、赤やオレンジはより鮮やかに赤みを増します。
    • 木に付いている枝を折るのではなく、自然と落ちた小枝を探しましょう。枝を折ると木が傷んでしまいます。
    • 不健全な葉や霜が降りた葉が付いた枝は選ばないようにしましょう。この方法は、既に霜が降りた葉には使用できません。
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    それぞれの枝の先端を開きましょう。枝の先端をハンマーで叩いて生きている部分が露出するように開きます。こうすることで、しっかりとグリセリン溶液を吸収できるようになります。これを行わなければ、グリセリン溶液が葉まで到達することができません。
    • 葉のみを保存する場合は、この手順は飛ばしましょう。
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    グリセリン溶液を作りましょう。植物性グリセリンは、近所の手芸用品店や食料品店で手に入れることができます。大きなバケツもしくは花瓶に液体状の植物性グリセリン530mlと2Lの水を入れ、溶液を作りましょう。
    • グリセリンは植物由来の天然成分であり、この方法では化学物質を使わずに葉を保存することができます。
    • 大きな枝を保存する場合は、刺激の少ない液体食器用洗剤を4〜5滴ほど混ぜましょう。食器用洗剤が界面活性剤の役割をし、グリセリンの表面張力をなくすため分子が木に浸透しやすくなります。最高の結果を得るためには、着色料や香料の入っていない食器用洗剤を使いましょう。また、多くの園芸店で手に入る液体界面活性剤を使用しても構いません。
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    枝を3〜5日間溶液に浸けておきましょう。少なくとも3〜5日間枝と葉にグリセリンを吸収させます。吸収させる際には、バケツを日陰に置いておきましょう。
    • 葉だけを保存する場合は、しっかり浸るように重しを乗せる必要があります。平たいフライパンに溶液を注ぎ、葉を浮かべた後、皿や蓋で押さえましょう。
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    溶液から葉と枝を取り出しましょう。色が鮮やかに、また葉がしなやかになっているはずです。枝全体を工芸などに使うこともできますし、葉を離して別々に使うこともできます。
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方法 4
方法 4 の 6:
電子レンジで葉を乾燥させる

  1. 1
    ペーパータオルの間に新鮮な葉を挟みましょう。この方法は、工芸用に葉を乾かすのには優れていますが、多少の色褪せが起こります。2枚のペーパータオルの上に新鮮な葉を並べて、その上からペーパータオルを1枚被せましょう。
    • 木から落ちたばかりの、鮮やかでしなやかな葉を使いましょう。端が丸まっている葉や、破れた部分や腐敗した部分がある葉は避けましょう。
    • 最高の結果を得るには、葉が乾燥する際にお互いがくっつかないようにそれぞれの葉の間隔を少し空けましょう。
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    葉を電子レンジで温めて乾燥させましょう。まず、葉を電子レンジで30秒間温めます。その後、5秒間隔で繰り返し温めます。
    • 一般的に、紅葉の葉は十分に乾燥するまで30〜180秒ほど温める必要があります。
    • 電子レンジで葉を温める際には注意して行いましょう。温めすぎると発火する可能性があります。
    • 葉が焦げている場合は、長く温めすぎです。また、電子レンジから出した後に葉の端が丸まる場合は、加熱が十分でないということを示しています。
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    葉を一晩置いておきましょう。葉を風通しのない日陰に置いておきます。最短で一晩、最長で2日放置しますが、色の変化が見られた場合にはすぐに空気に触れないように閉じ込める必要があります。
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    工芸用のスプレーで葉の表面を覆いましょう。透明のアクリルスプレーを葉の両面に吹きかけ、現在の葉の色を保ちます。装飾や工芸に使う場合は、乾かしてから使いましょう。
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方法 5
方法 5 の 6:
本を使って葉を乾燥させる

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    葉を2枚の紙の間に挟みましょう。この方法では葉を乾燥させることはできますが、色を維持することはできません。まず、紅葉した葉を真っ白で重めのタイプ用紙2枚の間に挟みましょう。[4]
    • トレーシングペーパーのような薄い紙ではなく、少なくともタイプ用紙ほどの重みがある紙を使いましょう。そうしなければ樹液が染み出てシミになることがあります。
    • 葉は1層になるように並べましょう。葉同士がくっついてしまうため、葉は重ならないように並べます。
    • 形の良い葉を選びましょう。木から落ちたばかりの湿った葉を選び、また端が乾いたり丸まっているものは使わないようにしましょう。
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    紙の上に重い本を置きましょう。大きくて重めの本を使うと上手くいくはずです。本などの重しや作業台が汚れる危険性を減らすために、タイプ用紙と本の間に吸い取り紙もしくはペーパータオルを敷きましょう。こうすれば葉の水分を吸収することができます。
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    本を使って押し葉にするもう1つの方法として、本の中に直接葉を挟むこともできます。葉でページが傷んでしまうことに備えて、汚れても構わない古い本を使いましょう。方法は、本のページの間に葉を挟むだけです。最高の結果を得るには、葉の間は最低でも20ページ空けましょう。
    • 電話帳がある場合は、電話帳を使えばかなり高い効果を得られます。
    • 本の上に重しを置きましょう。重しによって葉の水分が押し出され、また葉を平らにするのに役に立ちます。重しとしては本、レンガ、その他重みのあるものなどが使えます。
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    1週間後に状態を確認しましょう。1週間後には葉が乾燥しているはずです。まだ葉が柔らかい場合は、もう2〜3日置いておきましょう。
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方法 6
方法 6 の 6:
パラフィン紙で葉を押し葉にする

  1. 1
    新鮮な葉を選びましょう。まず木から落ちたばかりのしっとりとしていて色が鮮やかな葉を選びます。パラフィン紙で押し葉にすると、色が鮮やかなままで保存することができます。
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    葉を乾燥させましょう。葉が湿っている場合は、2枚のペーパータオルの間に葉を並べて乾かします。この時、葉同士がくっついてしまわないように、葉が重ならないようにしましょう。そして葉の両面に中温でアイロンをかけます。余分な水分を吸収するために、表裏それぞれに3〜5分アイロンを当てましょう。
    • 前もって葉を乾かしておくと、パラフィン紙で押し葉にした後にも色と状態を保つことができます。
    • アイロンを使用する際は、スチームを使用しないようにしましょう。水蒸気が葉の水分をそのまま維持してしまいます。ドライ設定でアイロンをかけましょう。
    • 3〜5分アイロンを当てた後、葉を触ってみましょう。葉が乾燥していない場合は、両面をさらに数分ずつ温めます。
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    2枚のパラフィン紙の間に葉を並べましょう。パラフィン紙は両面にロウが塗られているため、どちらの面が葉に面していても構いません。2枚のパラフィン紙の間に、間隔を空けて乾燥させた葉を並べます。この時、パラフィン紙同士がくっつくようにする必要があります。
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    パラフィン紙を2枚のタイプ用紙の間に挟みましょう。茶クラフト紙やその他の厚紙を使っても構いません。アイロンにロウが付かないように、パラフィン紙全体が一般的な紙に覆われるようにします。また、葉同士は重ならず、間隔が空いていることを確認しましょう。
  5. 5
    アイロンを使ってパラフィン紙をくっつけましょう。中温に設定したアイロンで紙の両面にアイロンをかけ、パラフィン紙をくっつけます。ロウが焦げないようにアイロンは常に動かし続けましょう。まず片面を3分間温め、紙、パラフィン紙、葉を慎重に裏返してもう片面も温めます。
    • アイロンをかける際にはスチームを使用せず、ドライ設定でかけましょう。
    • 熱くなった紙は注意して取り扱いましょう。肌が敏感な人は、手袋を着用して手を保護しましょう。
  6. 6
    パラフィン紙を冷ましましょう。葉の周りのロウがわずかに溶け、冷える時にくっつきます。パラフィン紙が冷めるまで待ってから扱いましょう。
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    葉の形に沿って切りましょう。手で触れるほど全体が冷めたら、パラフィン紙から一般的な紙を取り除きます。そしてハサミもしくはカッターでそれぞれの葉の周りを丁寧に切り取りましょう。
    • 葉がしっかりとパラフィン紙の間に閉じ込められるよう、葉の周りにはパラフィン紙を少し残しておきましょう。
    • パラフィン紙を切るのではなく、葉から剥がすこともできます。剥がしてもロウのコーティングが十分に葉に残り、葉を保存することができます。
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必要なもの

パラフィン紙で押し葉にする

  • 新鮮な紅葉した葉
  • パラフィン紙
  • ペーパータオル
  • 茶クラフト紙
  • アイロン
  • ハサミ

パラフィンワックスで葉をコーティングする

  • 新鮮な紅葉した葉
  • パラフィンワックス
  • 使い捨ての鍋もしくはケーキ型
  • コンロ
  • パラフィン紙
  • 新聞紙

グリセリン溶液を使う

  • 新鮮な紅葉した葉もしくは葉の付いた枝
  • 液体グリセリン
  • 液体食器用洗剤
  • ハンマー
  • 大きめのバケツもしくは花瓶

デコパージュ専用液でコーティングする

  • 新鮮な紅葉した葉
  • デコパージュ専用液
  • スポンジ刷毛

電子レンジで乾燥させる

  • 新鮮な紅葉した葉
  • ペーパータオル
  • 電子レンジ
  • アクリルスプレー

本を使って乾燥させる

  • 新鮮な紅葉した葉
  • タイプ用紙2枚
  • ペーパータオルもしくは吸い取り紙2枚
  • 大きな本もしくはその他の重い物

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このwikiHow記事について

Lana Starr, AIFD
共著者 ::
フラワーデザイナー、Dream Flowers経営者
この記事の共著者 : Lana Starr, AIFD. ラナ・スターはサンフランシスコ・ベイエリアにて特別イベント、結婚式、祝賀会、そして企業イベントのフラワーデザインを専門に手掛ける会社「Dream Flowers」の経営者です。花屋業界にて14年以上の経験があり、その業績はInternational Floral Art、Fusion Flowers、Florist Review、そして Nacreなどの花の専門書や業界誌にとりあげられました。2012年にカリフォルニア州認定フラワーデザイナー(CCF)の資格を取得。2016年より全米フラワーデザイナー協会の会員として活躍しています。 この記事は12,036回アクセスされました。
カテゴリ: 趣味・DIY
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