紙で切った傷を治療する方法

共同執筆者 Luba Lee, FNP-BC

この記事には:紙で切った傷を洗浄する紙で切った傷に絆創膏を貼る紙で切った傷を民間療法で治療する7 出典

紙が発明されてからというもの、人は時々紙で小さな切り傷を作り、その痛みと向き合ってきました。うっかり紙で切ってしまうのはたいてい指先です。指先の傷は、ほんの些細な傷でもとりわけヒリヒリと痛みます。ここでは、紙で切った傷への対処法をご紹介します。以下の方法を試してみれば、けがをしたことすらすぐに忘れてしまうでしょう。

パート 1
紙で切った傷を洗浄する

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    冷たい清潔な水で傷をすすぎ、泥や小さな破片などを取り除きましょう。 [1]冷たい水には、ヒリヒリとした痛みを抑える効果もあります。
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    水と刺激の少ない石鹸で優しくこすりましょう。傷にはそっと触れます。強くこすりすぎると、傷口をさらに広げてしまいかねません。
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    冷たい清潔な水で石鹸が落ちきるまですすぎましょう。
    • 水道からの冷たい流水がない場合は、バルブシリンジ(洗浄の際に使用する注射器型の医療用スポイト)を利用したり、水を入れたペットボトルに穴をあけ、そのボトルを握って流れた出た水で、傷口を洗うようにしましょう。
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    過酸化水素(オキシドールなど)、イソプロピルアルコール、ヨウ素(ヨードチンキなど)での消毒は避けましょう。細菌を消毒する成分は、健康な細胞組織までも壊してしまう可能性があります。これらを使うことで深刻な問題が起こることはまれですが、傷の治癒を遅らせてしまうこともあります。[2]
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    必要であれば止血しましょう。患部がひどく出血しているか、血がすぐに止まらない場合には、タオルや絆創膏で優しく圧迫して止血しましょう。[3]
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    傷を自然治癒させましょう。患部は清潔に保ちます。空気が患部を乾かし、一日もたてば、けがをしたことすら忘れてしまうほどによくなるでしょう。

パート 2
紙で切った傷に絆創膏を貼る

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    これはただ紙で切っただけの傷、表皮の傷に過ぎないということを覚えておきましょう。このままでも簡単に治りますが、絆創膏を貼ることで痛みが和らぎ、手で触ってしまうことも防ぎます。
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    抗生物質が配合されたクリームや軟膏を薄く塗り、患部表面をしっとりさせておきましょう。傷の治りが早まるわけではありませんが、感染症を防ぎ、体の治癒力を高めます。痛みを抑える効果のある、麻酔成分入りの軟膏やクリームを選びましょう。[4]
    • 抗生物質クリームや軟膏の原料に含まれる成分により、副作用として軽度の発疹が起こる場合があります。そのような兆候が見られたら、クリーム、軟膏の使用を中止しましょう。
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    傷に絆創膏を貼りましょう。絆創膏は清潔なものを使用します。特に、指や手など汚れやすい箇所の傷については、きれいな絆創膏を使うようにしましょう。絆創膏を貼ることにより、接触する細菌量を抑えることができ、また、患部をぶつけるなどして傷口が開いてしまうことも防ぎます。[5]
    • 絆創膏はしっかりと貼りますが、傷の治りを促すため、血流の妨げになるほどきつくならないように気をつけましょう。
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    絆創膏を交換しましょう。絆創膏が濡れたり、汚れたりした場合には取り替えます。治りをよくするために、患部はできるだけ清潔に保ちましょう。
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    絆創膏を濡らしてしまうようであれば、液体絆創膏を利用しましょう。液体絆創膏には、殺菌消毒効果のある製品もあります。軽い切り傷用の液体絆創膏を薬局で探してみましょう。
    • 瞬間接着剤などの製品を使うと傷がしみることがありますが、患部を覆い、乾燥させ、傷口を閉じる効果もあります。ただし、このような製品は、皮膚に直接つけるようにはできていないため、この方法を行った場合、しみるような痛みやヒリヒリ感をもたらすことがあるので注意しましょう。
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    傷が回復しはじめたら、絆創膏を取りましょう。ほとんどの場合、紙で切った傷は治るまでに数日しかかかりません。適切な治癒に必要な酸素が患部に行き渡りづらくなるため、絆創膏は長期間使用しないようにしましょう。

パート 3
紙で切った傷を民間療法で治療する

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    傷に生のはちみつを擦り込みましょう。ここでは、はちみつが生であることが大切です。加熱処理されたものは、抗菌酵素が失われているからです。
    • 民間療法は、医療行為が必要な場合にその代用になるものではありません。ここでご紹介する方法は、あくまでも、傷を早く治すことができるかもしれないという民間伝承などに基づいた方法です。もちろん、適切な傷の洗浄や感染症の予防(治癒していない間は傷を覆っておく)は必要です。また、化膿した場合には、医療専門家の診察を受けましょう。
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    新鮮なアロエベラの果肉を少し、傷口の上に絞り出しましょう。市販のアロエベラ・ジェルなどの商品を使ってもよいでしょう。アロエベラは、けがの治癒を早める効果があることで知られています。
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    傷にミントを使ってみましょう。ミントのティーバッグを沸騰したお湯の中で温め、そのティーバッグを傷全体にのせます。もしくは、指先の傷であれば、冷やしたミントティーにそのまま指を入れてみましょう。ミントには、炎症を起こした組織を鎮静させる効果があります。[6]
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    にんにくの塗り薬を作ってみましょう。にんにく3片を1カップの白ワインに入れ、2~3時間そのまま置いて濾したものを、清潔な布を使って傷口に塗布します。一日1~2回行いましょう。
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    カレンデュラ(キンセンカ)オイル入りの軟膏、ラベンダーオイルやティートゥリーオイルを傷に塗りましょう。ここに挙げたものは、ハーブやアロマテラピー関連の商品を扱っているお店やインターネットで手に入るもので、傷の治りを早める効果を持ちます。一日2~4回、直接傷に塗るか、絆創膏に塗る、または垂らすなどして使用します。
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    指をお湯に浸します。指サックで指が濡れないようにし、コーヒーカップなどに入れたお湯に浸します。手のひらをカップの縁に載せて指だけをお湯につけます。1回に10~15分間、1日に3、4回浸してみましょう。傷がよくならなかったり、悪化するようであれば医療機関に相談しましょう。
    • 指サックはドラッグストアなどで入手できます。
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    早く自然に傷が治るように、健康的な生活を心がけましょう。水分を十分に摂り、バランスの取れた食生活で健康な体を作ります。1日に30分以上の運動を心がけ、夜は6~8時間の睡眠をとりましょう。

ポイント

  • 傷がとても深く、30分たっても血が止まらない場合や出血がひどい場合は、病院へ行きましょう。また、患部に赤味や腫れなどの感染の兆候があったり、痛みが増すような場合、膿が出ている場合にも病院に行きましょう。
  • 今後また紙でけがをしてしまわないために、紙の縁で指を滑らせないように気をつけましょう。仕事内容によって、また、課題などを仕上げるためにはやむを得ないこともありますが、慌てずに注意を怠らなければ、けがを防ぐことができます。[7]

記事の情報

この記事はLuba Lee, FNP-BCが共著しています。 ルーバ・リーはテネシー州に住む家庭医療を専門とするナース・プラクティショナー(一定レベルの診断や治療を行うことが許可されている上級看護師)です。2006年にテネシー大学にて 看護学修士号を取得しています。

カテゴリ: 救急処置・緊急医療

他言語版:

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