粘着性の絆創膏を剥がすのは痛い時もありますが、剥がした後に皮膚に残る厄介な粘着剤を取り除くのはさらに大変です。幸いにも、絆創膏の粘着剤は様々な方法で落とすことができます。いずれの方法で落とす時も、軽い力で優しく擦り落とすように注意しましょう。力を入れて洗ったり擦り落したりすると、皮膚に良くないだけでなく粘着剤の状態も悪くなります。また粘着剤の種類により落ちやすい方法も異なるため、一度で落としきれなくても、諦めずに試してみましょう。絆創膏のしつこい粘着剤汚れは少しの時間と手間で落とせるでしょう。

方法 1 の 3:
簡単な家庭療法

  1. 1
    入浴します。ほとんどの絆創膏の粘着剤は熱や水分で柔かくなります。[1]粘りつく部分にお湯を簡単に浸透させるには、入浴したりシャワーを浴びるのが手っ取り早い方法です。それだけで自然に粘着剤が剥がれ落ちてくることもありますが、剥がれ落ちない時には、洗浄タオルや肌に優しい擦り洗い用パッドで軽く擦りましょう。
    • 入浴したりシャワーを浴びる時間がない場合は、調理用ボウルや鍋にお湯を張り、粘着剤の付着した部分を浸します。長時間浸しておくと、粘着剤が剥がれ落ちやすくなります。読書をしたりテレビを見たりしながらこの方法を試してみましょう。
  2. 2
    調理用油を塗ります。オリーブ油やキャノーラ油、また植物油やココナッツ油、ひまわり油を2、3滴使って皮膚に付着した粘着剤を落とすことができます。粘着剤には、油に溶けるものと、油が皮膚と接着剤の間に浸透して粘着力を弱めるものがあります。[2]
    • 柔らかい布や綿棒を使い、粘着汚れに油をゆっくりと優しく塗っていくのがコツです。あまりたくさん塗る必要はありません。油に浸すのではなく、皮膚に薄く塗るだけで十分です。少しの間油を浸透させたら、柔らかいタオルや綿ボールで優しく擦りましょう。粘着剤がすべて剥がれ落ちるまでこれを繰り返します。
  3. 3
    絆創膏を剥がした後の粘着汚れに氷をあてます。氷が皮膚にくっつかないようにペーパータオルで氷を包み、粘着汚れに5分あてます。氷で粘着剤がもろくなり、粘着剤が剥がれることがあります。[3][4]
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方法 2 の 3:
一般的なスキンケア製品を使った方法

  1. 1
    粘着汚れにベビーオイルを浸します。調理用油と同じ原理を利用して粘着剤を溶かしたり皮膚に付着した粘着剤の粘着力を低下させます。さらに、ベビーオイルの多くは特別肌に優しく作られているので、敏感肌にも適しています。
    • 多くのベビーオイルは、単に少量の香料が加えられたミネラルオイルなので、ベビーオイルの代わりに純粋なミネラルオイルを使用してもよいでしょう。またミネラルオイルはベビーオイルに比べて安価で手に入れることができます。
    • 子供の肌に付着した粘着剤を落とす場合は、ベビーオイルに食品着色料を1滴加え、粘着汚れに「色付け」をします。 着色料の色で子供を楽しませながら注意を逸らし、ベビーオイルで粘着剤を落とすことができます。[5]
  2. 2
    肌に優しい化粧水をつけます。多くの化粧水は油分や脂質ベースで作られているため、ベビーオイルや調理油と同じ要領で粘着剤を落とすことができます。少量の化粧水を擦り込み、数分間おいてから柔らかいタオルや綿ボールで擦ります。
    • 無香料の化粧水が最適です。香料を含んだ化学薬品が荒れた肌に付着すると、痛みや発疹の原因となることがあります。[6]
  3. 3
    ベビーオイルや化粧水、何らかの調理油に温湿布を組み合わせて使います。多くの絆創膏の粘着剤は熱でほぐれるため、これらの材料に温湿布を組み合わせて粘着汚れを剥がしやすくします。お湯は油や化粧水を洗い流してしまうため、温湿布を使用します。
    • 筒状の靴下にお米を上部まで詰め、詰めた米が出ないように靴下の開口端に結び目を作ります。これを30秒刻みで電子レンジに入れて、扱う際に熱過ぎない程度まで温めましょう。次に、粘着汚れの上に温湿布をあて、油や化粧水を汚れに浸透させます。
    • 靴下に油が付くのが気になる場合は、温湿布と皮膚の間に使い捨ての布を挟みましょう。
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方法 3 の 3:
化学薬品を使った方法

  1. 1
    消毒用アルコールをつけます。消毒用アルコールはイソプロピル・アルコールとしても知られており、日用品店や安売り店で安価で販売されている一般的な家庭用洗浄剤です。消毒用アルコールは、いくつかの種類の粘着剤を非常によく溶かします。少量の消毒用アルコールを綿棒や綿ボールにつけてしばらくの間おいたら優しく擦って落とします。
    • 消毒用アルコールは肌に刺激を与えて乾燥させてしまいます。特に顔のような肌の繊細な部分はこのような刺激を受けやすいため、一度に2、3滴のみ使用し、次に使用するまでしばらく間をあけて肌を休めるようにしましょう。
  2. 2
    マニキュア除光液で湿します。化学溶剤のアセトンは、マニキュア除光液に有効成分として含まれており、一般的な糊や接着剤はアセトンに触れると溶けます。[7]粘着汚れに少量のマニキュア除光液を塗り、しばらく置いてからやさしく擦り落とします。
    • アセトンは消毒用アルコールと同様に、肌を刺激したり乾燥させるため、使用の際には消毒用アルコールと同じように注意しましょう。
    • 純粋なアセトンが手に入れば、マニキュア除光液と同様に純粋なアセトンでも粘着剤を落とすことができます。
    • アセトンの取り扱いには十分に注意しましょう。アセトンは引火性の高い物質であるため、火気を遠ざけて使用しましょう。[8]
    • 非アセトン系のマニキュア除光液は粘着汚れを溶かす溶剤を含まないため、使用しません。
  3. 3
    石油から作られたゼリー状の製品を塗ります。ワセリンのような石油から作られたゼリー状の製品も、油や化粧水のように粘着剤を皮膚から剥がすことができます。ワセリンは特に固さがあるので、長時間塗ったままにしておきやすいという利点があります。(ただし、ワセリンの油っぽさを不快に感じる人もいるかもしれません。)皮膚の粘着汚れに薄くワセリンを塗り、触れないようにして5~10分おいた後、柔らかい布かペパータオルで拭き取るだけです。
  4. 4
    医薬用の粘着剤除去剤を使用します。[9]医薬用の粘着剤除去剤は、絆創膏に使用されている粘着剤を落とすことを目的として作られており、一般的にスプレーか使い捨てウェットティッシュとして製造されています。上記の方法よりも少し費用がかかり、手に入れるのも比較的困難ですが、粘着汚れを非常によく落とします。
    • 医薬用の粘着剤除去剤は、地域の薬局でも手にいれることができますが、見つからない場合は、種類も豊富に販売されているインターネット通販で手に入れることもできます。製品により価格は異なりますが、一般的に一瓶又は一箱1,000円~2,500円ほどです。[10]
  5. 5
    化学溶液の使用後は石鹸と水で洗い流しましょう。多くの化学製品(特に消毒用アルコール、アセトン、その他の粘着剤除去剤)は、長時間触れていると、肌に刺激を与えます。そうしないためにも、これらの化学薬品の使用後は、必ず石鹸と水で洗い流すようにします。皮膚から化学薬品を洗い落として肌の負担を減らしましょう。
    • 一度で粘着剤を落としきれない場合は、刺激の強い化学薬品を連続して使用するのではなく、一日おいてから再度試してみましょう。時間をおいて肌を休ませ、回復を促します。肌を休ませ回復させます。肌を休ませている間は、化学製品を使用する代わりに肌により優しい方法を試してみましょう。
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ポイント

  • 気長に待ちましょう。医療用粘着剤は時間とともにもろくなり自然に剥がれ落ちます。
  • 消毒用アルコールの中には、便利な使い切りタイプの医療用拭き取りティッシュになったものがあります。地域の薬局の医薬品コーナーで「消毒用アルコール」や「アルコール消毒綿」を探してみましょう。

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注意事項

  • 消毒用アルコールやマニキュアの除光液は、開いた傷口や切り傷、敏感肌に付けると、ヒリヒリとした痛みを引き起こします。
  • 消毒用アルコールを柔らかい布に使用すると、布を損傷させてしまうこともあるため、粘着剤の付着した部分にだけ塗るようにしましょう。また使用後の消毒用アルコールパッドの破棄にも注意しましょう。


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このwikiHow記事について

Mohiba Tareen, MD
共著者
米国皮膚科学会認定皮膚科医
この記事の共著者 Mohiba Tareen, MD. モヒバ・タリーン医師はミネソタ州のローズビル、メイプルウッド、そしてファリバルトの各市にて皮膚科専門クリニック「Tareen Dermatology」を経営する認定皮膚科医です。ミシガン大学アナーバー校の医学部を卒業。在学時には名誉協会「Alpha Omega Alpha」に在籍しました。皮膚科の研修医としてニューヨーク市のコロンビア大学に勤務中、同市の皮膚科学協会よりコンラッド・ストリッツラー賞を受賞。その業績は医学専門誌「The New England Journal of Medicine」にも掲載されました。皮膚形成外科、レーザー治療学、そして美容皮膚科学に焦点をおいた実務課程を修了。 この記事は62,619回アクセスされました。
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