結婚式で挨拶をする方法

3 パート:テーマを見つける挨拶文を書く挨拶をする

たとえ自分がやりたかったことであっても、頼まれたことであっても、結婚式に適した挨拶をするための準備にはとても神経を使います。しかし、テーマを決め、正しく下書きをし、練習をすることで、「結婚式での挨拶」という苦手意識やストレスから解放され、自分にできる限りの挨拶をすることができるでしょう。

パート 1
テーマを見つける

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    挨拶の内容は事前に考えましょう。新郎・新婦を祝福する絶好の機会です。結婚式の前夜に慌てて作るということがないようにしましょう。その場に立った時の気持ちを言葉にしたい、という方も中にはいるかもしれませんが、いざ立ってみると、頭が真っ白になってしまうということにもなりかねません。「何を話したいのか」というポイントだけでも、事前に書き出しておくと良いでしょう。
    • 過去の出来事や話題、テーマなど、挨拶の中で触れることになりそうな内容から書き始めます。結婚する本人のことを考えた時に真っ先に思い浮かぶ事を書いてみましょう。
    • 友人の人柄や特に優れている点など、スピーチに盛り込みたい事柄をいくつか簡単に挙げてみます。新郎・新婦が結ばれたことの素晴らしさとは何でしょうか。
    • 一方で、テーマや大まかなコンセプトなどを決めずに書き始めることも一つの方法です。結婚式を挙げる友人や親せきを思い、自由気ままにペンを走らせてみましょう。10分間を目安にして休まず書き続け、どのような内容になっているのかを見てみます。
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    挨拶は短く収め、個人を関連づけた思いやりのある内容にしましょう。一番良いのは、心のこもった挨拶をすることです。面白かったり悲しかったりと、その内容は人によって様々ですが、最高の挨拶に共通するのは、新郎や新婦を祝福する気持ちを自分の言葉で表現している点です。
    • お笑い芸人になる必要はありません。ユーモアのある話題は好感が持てますが、センスの良いものにしましょう。泥酔時の失態や品の無い話、過去に付き合っていた人の話などを持ち出すと結婚式が気まずい雰囲気になるだけでなく、挨拶そのものが白けてしまいます。
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    新郎・新婦を祝して挨拶をします。乾杯の音頭で自分が目立っていけません。たとえ自分が主な登場人物であったとしても、これはあくまでも人の結婚式です。自分のことを話し過ぎてはいけません。過去の出来事や詩を紹介する際も新郎・新婦に関係のあるものを選び、二人に敬意を表しながら心をこめて話しましょう。
    • スピーチの中で使われている「私」「自分」などの自身を指す言葉と、新郎・新婦の名前の登場回数を比べると確実です。前者が多い場合は、スピーチの内容を見直した方が良いでしょう。
    • 結婚後の苦労について長々と語るのはやめましょう。たとえそれが現実的な内容であったとしても、二人は失敗する運命にあると言っているようなものです。現実的な話を淡々と語ることは避け、心の底から祝福しましょう。
    • 交友関係が新郎・新婦のどちらかとしかなかった場合でも、二人一組で考えます。また、「楽しかった過去」にではなく、「二人の未来」に乾杯するということを覚えておきましょう。
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    「きっかけ」を見つけましょう。話し始めのきっかけとして、過去の出来事や瞬間、テーマなどが必要です。結婚式で多く使われるのは、友人から初めて新郎(新婦)のことを聞いた時、あるいは自分にとって二人が大切な存在であると気が付いた時の話です。こうした個人的な話で始めると心のこもった個性的なスピーチになり、自然に乾杯へとつながります。ほかにも、独自の方法で「きっかけ」を見つけることはできます。
    • 二人が直面した困難や、一方が困っている時に新郎(新婦)が救いの手を差し伸べた、という話から始めても良いでしょう。
    • 交際が始まってからの新郎(新婦)の変化を述べるのも一つの始め方です。
    • 自分が年を取り、二人について回想した時に一番印象に残りそうなものをあえて一つを挙げるとすれば、何を思いつくでしょうか?
    • 自分以外の人は知らない新郎・新婦の趣味や行動、意外な性格を紹介し、祝福するところから始めてみるのも良いでしょう。ただし、シンプルにまとめておくことだけは覚えておきましょう。

パート 2
挨拶文を書く

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    挨拶文の粗筋を書き出しましょう。テーマや話題など、話したい内容が決まったら挨拶文を書きます。挨拶文には二通りの書き方があります。一つは「挨拶文を一言一句書く」方法で、もう一つは「要点だけを書く」という方法です。結婚式の挨拶文を書く上では、どちらも効果的な書き方だと言えます。
    • 自然な発想に任せたい、または会話をするように挨拶をしたい、という場合は、話の要点や流れをメモし、思い出せる状態にしておきます。メモには、引用したい用語やフレーズなども書いておくと良いでしょう。例えば「新婦に初めて合った時のことを話す。お互いにとても相性が良かった。」などのようにポイントだけを押さえ、実際の挨拶ではその時の気持ちを言葉で表現すると良いでしょう。
    • 原稿がないと不安だ、という場合は、挨拶文を一言一句書きます。ゲストへの心遣いも忘れてはいけません。何処で一息つくのか、何処でどのような動きを入れ、顔を上げるのか、など、失敗を起こすスキがないように動作のタイミングを細かく書き出します。また、機械的に原稿を読み上げないためにも練習をしましょう。[1]
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    インデックスカードに挨拶文を書きましょう。インデックスカードと言うと学生時代のプレゼンテーションを思い出すかもしれません。しかし、この方法はとても効率が良く、自分自身の考えを整理するだけではなく、話したい内容を簡潔にまとめることができます。人前で話すことが苦手な場合は特に効果的です。[2]
    • 挨拶文を一言一句書く場合は、読みやすいように大きな文字で書きましょう。全てを一つのカードに書き収める必要はありません。しかし、枚数が多くなりすぎても管理が出来なくなってしまうため、3、4枚にまとめておくのが良いでしょう。インデックスカードにはページ番号を振り、分かりやすくしておきます。
    • 要点だけを書く場合も、自分が見て分かるメモを簡潔に書きましょう。「パーティについて話す」としか書かなかったがために、その場で頭が真っ白になっては大変です。
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    挨拶の締めくくりに、決まり文句を入れましょう。決まり文句は、挨拶の締めくくりを示すだけではなく、周りにも次の行動を知らせることが出来ます。結婚式では、「それでは皆様、新郎・新婦を祝して、乾杯!」など、乾杯前によく使われるフレーズがあります。そのようなフレーズで挨拶を締めくくった後、グラスを挙げ、新郎・新婦に向けて少し傾けます。席が近ければ、直接グラスを合わせに行っても良いでしょう。[3]
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    練習をしましょう。2分以内を目標にして、心のこもった挨拶を行いましょう。結婚式では何度も乾杯をすることが想定されます。挨拶を複数名に依頼している場合や余興の時間が設けられている場合もあるでしょう。長々と話をしたり言葉に詰まったりして周囲に迷惑をかけないように、しっかりと準備をしましょう。口調や話し方、内容に関わらず、短く心のこもった挨拶をテンポ良くできるまで練習しましょう。
    • スピーチは短く収めます。短いものでは15分または20分で終わる結婚式もあります。挨拶に5分以上かけてはいけません。
    • インデックスカードは必要に応じて修正しましょう。どうしても早口になりすぎてしまう箇所には、「ゆっくり」など、自分に対するメモ書きをしておくと良いでしょう。練習を繰り返してもつまずいてしまう箇所は飛ばし、うまく表現できない箇所は違う言い回しを考えましょう。
    • 人前で挨拶をすることに不安がある場合は、ゲストがどこに座っているのかを想像し、シミュレーションをしてみます。練習中でもゲストがいることを想定し、その方向に目線を向け、取り入れたい動きをすることで、本番でも同じ動作が自然とできるようになるでしょう。

パート 3
挨拶をする

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    スケジュールを確認しましょう。自分一人だけが挨拶をするということはおそらく無いでしょう。一般的な結婚式では、食事後、ケーキ入刀からデザートの間、余興後などに挨拶が組み込まれている傾向があります。[4] 必ず司会者や進行担当者と打ち合わせをして、挨拶の順番を把握しておきましょう。以下は挨拶の順番の一例です。
    • 新婦の父親、または、古くから親しい家族共通の友人が二人を祝します。
    • 新郎の会社の上司や学生時代の恩師が祝辞を述べます。
    • 新郎の付添人が新郎・新婦に向けて挨拶をします。
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    会場の雰囲気を読み取りましょう。挨拶の内容が場の雰囲気に適しているかを確認する最後のチャンスです。決して遅すぎることはありません。大学時代の友人や同年代のゲストが来ると想定して書いたところ、出席者の大半が60歳を超えていたということもありえます。その場合、クラブでのお祭り騒ぎの話などは割愛して挨拶を切り上げたほうが賢明でしょう。
    • 緊急事態に陥り、用意しておいた挨拶が出来なくなってしまった場合を想定して、代替案も考えておくと良いでしょう。心がこもっていれば、極端に短くなってしまっても失礼にあたることは無いでしょう。例えば、「二人がこの日を迎えられた事をとても嬉しく思います。おかしなことを言い始める前に、私の挨拶は以上とさせていただきます。」など、二人を祝福しつつ、早めに切り上げるという方法もあります。
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    挨拶をする前からお酒を飲むことは避けましょう。結婚式でよくある失敗は、緊張をほぐすためにお酒を飲み過ぎてしまうことです。酔っぱらってマイクにぶつかってしまったり、舌が回らなくなってしまったりと、一生懸命考えた挨拶を台無しにしかねません。挨拶の前にお酒を飲むことは避け、挨拶が終わったらその達成感と一緒に飲みましょう。その方が、お酒もより一層美味しく感じられることでしょう。
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    挨拶の順番が回ってきたら、席から立ちあがります。挨拶の合図は、皆がグラスを鳴らしたり司会者によって紹介されたりと、結婚式によって様々です。どのような合図せよ、流れに従って対応しましょう。
    • 国や文化によって違いはありますが、乾杯をする前に、自分自身を含めた全員のグラスにワインやシャンパンが注がれている必要性があります。会場をよく見渡し、乾杯用のドリンクが行き渡っているかを確認しましょう。お酒が飲めない人も、乾杯の時だけは少量のアルコールをグラスに注いでおくと良いでしょう。
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    新郎・新婦との関係性を説明しましょう。来場したゲストの中には、あなたのことを知らない人もいるでしょう。挨拶を始める前に、新郎・新婦との関係性を説明しておくことで混乱を防げます。挨拶を始める時にはグラスを降ろしますが、テーブルには置かずに片手で持ちます。
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    できるかぎりの挨拶をしましょう。挨拶は新郎・新婦を見て行いますが、時折ゲストの方にも目を向けると良いでしょう。新郎・新婦含め、出席者全員と向き合うことを意識しましょう。メモを機械的に読み上げるようなスピーチでは、見ている方も共感できません。
    • 緊張で早口になってしまう場合は、スピードを意識して、ゆっくりとした口調で話しましょう。区切りのいい所で間を置き、顔を上げ、飲み物を口にするなどして一呼吸置きます。聞き取りやすい口調で挨拶をし、乾杯をします。

ポイント

  • 結婚式に招かれたゲストは、新郎・新婦のどちらかと交友があり、招待されて来ているはずです。新郎または新婦に面識が無かったとしても、できる限り相手側の性格や趣味などの情報を得て、挨拶文に盛り込みましょう。
  • 比較的短く、心のこもった常識的な挨拶であれば、出席者も多めに見てくれるはずです。テレビのコマーシャルでさえ長くて30秒です。90秒を超えるようなスピーチをするのは、よほど話術に自身のある人だけでしょう。
  • 結婚式の流れはカップルによって様々です。その場の雰囲気に合うように、言い回しや乾杯の音頭を変えましょう。
  • 短く、上手くまとまった挨拶に仕上げたい、という気持ちもあるでしょう。しかし、「あまり考えてこなかったのでは?」とも思われかねません。新郎・新婦を関連づけた内容も含めましょう。
  • 挨拶の途中で感極まって泣いてしまう可能性がある場合は、ティッシュまたはハンカチを持参しましょう。
  • 挨拶の内容は、もちろん自身の主観による新郎・新婦の話になるでしょう。しかし、主役は新郎・新婦(またはどちらか)でなければなりません。自分中心の話に終始することのないように注意しましょう。

注意事項

  • お笑い芸人としての自分の人生の幕開けとして、この場を使うのは止めましょう。冗談を言って不発に終わった場合は、できるだけ早く挨拶を切り上げましょう。
  • 挨拶の前にお酒を飲むのは避けましょう。酔っぱらった口調ではなく、ハッキリとした口調で挨拶をする必要があります。
  • 身内だけに通じる冗談や、その場に不適切な例えは控えましょう。例えば、「残念ながら新郎の「アウトレイジ」な日々も今日で終わります。たとえ二人が「共犯者」であっても。」など、結婚式には不適切な用語は避けましょう。

記事の情報

カテゴリ: 学び・コミュニケーション

他言語版:

English: Make a Wedding Toast, Español: ofrecer un brindis en una boda, Italiano: Proporre un Brindisi a un Matrimonio, Português: Brindar em um Casamento, Nederlands: Een speech geven op een bruiloft, Deutsch: Einen Hochzeitstoast aussprechen, Русский: подготовить свадебный тост, Français: porter un toast lors d'un mariage, Čeština: Jak pronést přípitek na svatbě, 中文: 做婚礼致辞, Bahasa Indonesia: Menyulang di Pernikahan, العربية: إلقاء خطبة الزفاف, ไทย: กล่าวคำอวยพรงานแต่งงาน

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