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司会は、結婚披露宴の中でも最も大切な役割の一つです。司会の仕事は、結婚式を可能な限りスムーズに進行すること、そして、新婚夫婦が披露宴のことを心配せずにリラックスして良い時間を過ごせるようにすることです。計画的に事を進めていかなくてはいけないため緊張するかもしれませんが、自分の役割を熟知して会場の雰囲気をつかめば、披露宴を成功へと導くことができます。それではステップ1から詳しく見ていきましょう。

パート 1
パート 1 の 3:
役割を把握する

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    当日のスケジュールを把握する 披露宴の主催があなたではなくても、その成功はあなたにかかっています。司会として、時間通りに予定された内容を進め、できる限りのサポートをすることが、あなたの仕事です。そのため、計画段階から関わる必要があります。プログラムの内容を決めるのではなくても、演出の順番やタイムスケジュールは把握しておきましょう。披露宴の主役は新郎新婦ですが、問題なく進行させるのはあなたの役割です。
    • 新郎や新婦、披露宴のスタッフは通常、当日のスケジュールを詳しく記載した進行表を用意しています。事前に自分用の進行表を用意しておき、当日は肌身離さず持っておきましょう。戦闘態勢は万全にしておくのが吉です。
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    披露宴の進行をする 披露宴の司会は、おもてなしをするお知らせ係のような立ち位置です。ゲストにブッフェに並んでもらうタイミングはいつがいいのでしょう?着席のタイミングはいつでしょうか?ブーケトスのタイミングと場所はどうしましょう?披露宴の司会はこれらの内容を把握して、ゲストに伝える必要があるのです。
    • マイクを通して一斉に伝えることと、ゲストの入場またはテーブル着席の際にテーブルごとに回って伝えることは区別しておきましょう。
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    他の会場スタッフとコミュニケーションを取る ゲストや新郎新婦家族がケータリングの係と言い争って時間を無駄にしないように取り計らうのも、司会の仕事です。シェフやウェイター、DJなど披露宴に直接かかわる人たちには自己紹介をしておきましょう。また、彼らの話に耳を傾け、必要なものがあれば手配します。
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    想定外のことが起こると想定しておく ケータリングのスタッフが人数不足だったらどうしますか?伯父さんがこの日のために作ったビールの樽が空になってしまったらどうしましょう?ダンスの準備が整っているのに、サウンドシステムが動作しなくなってしまったらどうしますか?人数不足なら片づけを手伝いましょう!ビールはなくなってしまうこともあります!音楽はiPodをドックにつなぎましょう!これで披露宴が中断されることはありません。臨機応変に対応策を考え、前向きな態度でいるよう努力して、新郎新婦のためにできるだけストレスフリーな披露宴を執り行いましょう。
    • 土壇場でやらなくてはいけない用事や、細かい業務は進んで行いましょう。新郎が介添人へのプレゼントを家に忘れたら、本人には取りに行かせないようにしましょう。あなたの小さな手伝いが、大きな違いを生むこととなるでしょう。
    • 誰かに助けを求めても構いません。片づけが大変であれば、暇そうな親戚の子供達を連れてきて、空き缶つぶし大会をしようと伝えます。無理やりやらせようとしてもいけませんが、自分だけですべてをやろうとしなくていいのです。[1]
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    落ち着く すべてをまとめ、司会進行をして、みんながどの段階でも楽しめるよう取り計らうのは、精神的に疲れてしまうかもしれません。とはいえ、せっかくの披露宴なのですから、楽しんで、リラックスして、来てくれた人みんなに楽しんでもらいましょう。次の演目を周りに伝えようとすることは大切ですが、例えばケーキ入刀の時間を5分以上過ぎているのに、新郎と友人達が乾杯し続けているような場合は、流れに任せて少しくらい妥協しても構いません。
    • 何事もなるべく複雑にしないようにしましょう。披露宴の司会は、会をスムーズに進めることもできれば、細かい規則に縛られすぎて参加者の楽しみを奪ってしまうこともあります。全体を見るようにして、物事をシンプルに捉えましょう。
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パート 2
パート 2 の 3:
役割を果たす

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    早めに会場入りし、手伝いをして、最後まで残る 披露宴はあなたにとっては仕事です。お楽しみの時間はあとに残し、まずは早めに到着しておく必要があります。会場スタッフとの直前の打合わせ、会場のあらゆる準備、そして自分自身の司会としての準備を行うために、十分な時間を確保しましょう。披露宴が始まるまでに準備することは山ほどあるので、どれだけ早く到着しても困りません。
    • 結婚式が別の会場で行われる場合は、後ろのほうに座って、終わったらすぐに披露宴会場へ向かえるようにしましょう。
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    披露宴開始前にマイクで話す練習をする 来てくれた人全員の前で、唇は動いているのに声が出なかったり、耳障りなマイクの機械音が鳴り響いたりしたら、残念な気持ちになりますよね。初めて大勢の人の前で話す時が、あなたのマイク初体験とならないように練習をしましょう。
    • 全員に声が聞こえるように、マイクとちょうどよい距離を保ちます。そうすれば、家族や友人の面前で気まずいマイクテストをしなくてすみます。
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    披露宴の始めのほうで必要事項をアナウンスする 披露宴が始まったらすぐに、一番大きな仕事が待っています。ゲストが到着したら、テーブルへ案内されるなどの開始前の準備が行われます。お決まりの流れとしては、新郎新婦入場、開宴の挨拶と司会の自己紹介、新郎新婦の紹介の順で進行を行います。
    • 通常、新郎新婦入場が一番大きなアナウンスとなります。「新郎新婦様ご入場です!」と掛け声をします。二人が着席したら披露宴の開始を宣言します。[2]
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    ゲストスピーチの紹介をする 食事が始まると、少しの間は司会としてやることがなくなるので一緒に食事を楽しみましょう。たいてい、ゲストスピーチは食事の間に始まります。マイクを取り、スピーチをするゲストの紹介を行います。
    • スピーチのたびに長い導入を入れないようにしましょう。スピーチをする人ひとりひとりの紹介で、くどい冗談を言う必要はありません(司会は余興要員ではないので)。簡潔に「新婦のご友人の○○様です。拍手でお迎えください」と伝えましょう。
    • スピーチに適しているのは、緊張がほぐれて心の準備がしやすい食事のタイミングです。時間制限はできるだけ守るようにしつつ、スピーチ予定のゲストを急かさないようにしましょう。落ち着いて、順序どおりに物事を進めていきます。
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    新郎新婦が計画した演出を予定どおりに進行する 披露宴によって、演出項目も変わります。ブーケトスや、その他にも新郎新婦が希望する演出を行います。これらの演出の際には、堅苦しくない雰囲気でゲストに語りかけ、希望があれば新郎新婦にマイクを渡しましょう。
    • ここでも簡潔さが鍵となります。テーブルをまわって、簡潔かつ礼儀正しく説明しましょう。「みなさん、楽しまれていますか?あと5分ほどすると、ダンスフロアでブーケトスを行うようなので、よければ参加なさってください」のように伝えます。
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パート 3
パート 3 の 3:
適切な雰囲気作りをする

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    お笑いよりも誠実さを優先する マイクで話す時は、結婚披露宴の司会として一番大切なことを思い出しましょう。それは、あなたが余興要員ではないということです。あなたの仕事は、笑いをとることでも自分の話をすることでもなく、ゲストに会の流れを伝え指示を与えることなのです。[3]
    • 通常、新郎新婦が入場した後、披露宴の最初の方で、少しあなたの自己紹介をして会場の雰囲気作りをする時間があります。会場はおそらくざわついているので、学生時代に新郎と行ったゼミ旅行の時の下ネタで盛り上げようなどすべきではありません。
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    計画的に物事を進める 新郎新婦があなたに司会を任せたのは、あなたの賢さ、魅力、陽気さを見込んだからでしょう。だからといって自分の才能や腕前に頼って、当日を即興で乗り切れると思ってはいけません。結婚式当日は忙しく、精神的にも疲れるので、いざというときに頭が真っ白になることは珍しくないのです。
    • 話す内容を書き出し、携帯やメモなどで保存して、すぐに取り出せるようにしましょう。万が一話すことを忘れた場合にその場でひねり出さずともメモを読みさえすればよいように、一語一語書き起こしておきましょう。
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    新郎新婦にドッキリはいらない 何を、誰が、いつ話すのかという流れを新郎新婦が把握できるようにしましょう。披露宴当日に、急な変更は必要ありません。直前にスケジュールを変えて、新郎の父親が外で祖母と話しているときに、友人代表のスピーチが始まるようなことがないようにしましょう。全員が準備万端で、計画通り進むよう計らいます。
    • スピーチをする人がみんなを驚かせるような話をしたいと思っていたとしても、新郎新婦には内容を伝えておくようにしましょう。品がない冗談を結婚の場で聞かされるのは、恥ずかしいものです。さっとでいいので確認しておきます。スピーチの内容を変えさせるのはあなたがすべきことではありませんが、新郎新婦が(とても)恥ずかしい思いをしないよう、心の準備ができるように内容は伝えておくといいでしょう。
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    友達に意見をもらう 台詞の準備ができたら、声に出して何回か読んでみましょう。慣れるまで練習し、端的であるか(長くても1~2分となるようにしましょう)、内容が明瞭であるかを確認します。友達に意見をもらい、変更を加えましょう。
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ポイント

  • 新郎新婦の写真撮影が終わって披露宴に登場するまで、ゲストの待ち時間があります。その時間にゲストを楽しませることができるよう、出し物の準備をしましょう。
  • カメラマンと協力し、新郎新婦が最高のアルバムを記念に残せるようにしましょう。
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注意事項

  • 司会をやるのであれば、お酒は飲まないようにしましょう。任務を遂行するためには、頭をクリアにしておく必要があります。
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このwikiHow記事について

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カテゴリ: 結婚式
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