コンクリートを流し入れる前に、強度を高める目的で鉄筋を使う場合、交差部を結束線で結束することが重要です。鉄筋を結束する方法は、鉄筋の交差の仕方によって様々なものがあります。また、ジュエリーまたはフェンス用ワイヤーなど、2本のワイヤーを繋ぎ合わせる場合は、リーフノット(本結びまたはスクエアノット)やダブルラブノット(ダブルオーバーハンドノット)が適しています。

方法 1 の 9:
スプライス(splice tie)結束で鉄筋を重ね継ぎする

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    このシンプルな結束方法は、1本の鉄筋の長さが足りない場合に適しています。2本の鉄筋の端同士を最低5~8cm重ねます。そして、鉄筋を重ねた部分の下に結束線をくぐらせます。2本の結束線の端を合わせ、手で2回ねじって鉄筋に締め付けます。ねじった箇所をペンチでしっかり挟み、ペンチを4、5回ほど回転させてさらに締め付けます。[1]
    • 余分な結束線の処理をするには、結束線の端をペンチの切断刃で切り、残りの部分を邪魔にならないように折り曲げます。
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方法 2 の 9:
鉄筋の交差部を1箇所縛って(片たすき)結束する

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    それほど強固な結束が必要でない場合には、この方法が早く簡単です。結束線の両端が上を向き、それぞれが鉄筋の交差部の反対側にくるように、結束線を鉄筋の下にくぐらせます。鉄筋の交差部の上で、結束線を手で1、2回しっかりとねじります。ねじった部分をペンチで挟み、4、5回ほど回転させて締め付けます。余分な結束線を切断し、ねじった結束線を邪魔にならないように折り曲げます。[2]
    • 片たすきで結束する方法は、一般的に地面の上に平らに組んだ鉄筋の交差部を結束する場合に使われます。コンクリートの壁を強化するなど、鉄筋を縦に組む場合は、より強固な方法で結束しましょう。[3]

方法 3 の 9:
鉄筋の交差部を両たすきで結束する

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    鉄筋の交差部を片たすきで結束するより、8の字の両たすきにするとより強固に結束できます。結束線をU字に折り曲げ、鉄筋の交差部で、下側の鉄筋の下にくぐらせます。結束線の一方を上側の鉄筋の上から、下側の鉄筋の下をくぐらせ、Xを作ります。もう一方の端と合わせて手でひねってから、ペンチを使って交差部の上でしっかりと締め付けます。[4]
    • 両たすきの結束方法は、鉄筋を横に組む場合にも、縦に組む場合にも適しています。[5]
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方法 4 の 9:
ラップ(wrap tie)結束で結束する

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    両たすきと同様に、ラップ結束も片たすきより強固な結束方法です。始めに、結束線をU字に曲げ、鉄筋の交差部で、下側の鉄筋の下にくぐらせます。一方の結束線を交差部のすぐ下で下側の鉄筋に巻き付けます。そして、2本の対角の結束線を合わせ、交差部の上で片たすきで締め付けます。[6]
    • 下側の鉄筋に結束線を巻き付けることで、上側の鉄筋にしっかりと固定されます。[7]

方法 5 の 9:
サドル(saddle tie)結束で結束する

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    この方法はU字結びとも呼ばれ、縦に組み立てた鉄筋に適しています。始めに、結束線をU字に折り曲げます。そして、鉄筋の交差部で、下側の鉄筋の下にくぐらせます。一方の結束線の端を持ち上げ、上側の鉄筋の上に被せ、下側の鉄筋の下にくぐらせます。この際、結束線は常に交差部に接するようにしましょう。そして、その端を上に持ち上げ、もう一方の端と合わせます。2本の結束線を手でひねってから、ペンチを使って締め付けます。[8]
    • この方法で締め付けると、両方の鉄筋はどのような状況でもしっかりと固定されます。
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方法 6 の 9:
ラップ・アンド・サドル(wrap and saddle tie)結束で結束する

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    これはラップ結束とサドル結束を合わせた方法で、最も強固な結束ができます。まずラップ結束をし、結束線を交差部の近くで下側の鉄筋に巻き付けます。ここから一方の結束線を上側の鉄筋の上に被せ、下側の鉄筋の下をくぐらせ、端を持ち上げて、もう一方の端と合わせ、サドル結束をします。2本の結束線を手でひねってから、ペンチで締め付けます。[9]
    • この方法は、地面で鉄筋の枠組みを作り、それから縦に持ち上げる場合に適しています。ラップ結束とサドル結束の組み合わせは、鉄筋の交差部をしっかりと固定します。

方法 7 の 9:
バッグ・タイ(bag tie)とハッカー(結束器)使って結束する

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    この方法は、たくさんの鉄筋を結束する場合に適しています。バッグ・タイは、あらかじめカットされた結束線で、先端にループが付いています。バッグ・タイを使い、スプライス結束や片たすきなどの一般的な結束方法で鉄筋を結束します。この方法には、電動式、半自動のハッカー、手動のハッカーを使います。ふたつのループにハッカーの鈎爪を引っかけ、ハッカーを回して結束線を鉄筋に締め付けます。バッグ・タイが手に入らない場合は、あらかじめカットされたU字結束線を使うこともできます。[10]
    • 電動式のハッカーは、ボタンを押すと結束線が締め付けられます。半自動のハッカーは、片方の手で結束線を固定し、もう一方の手でハッカーを持って上に引くと結束線が締め付けられます。最も一般的な工具は手動式のハッカーで、片方の手で結束線を押さえ、もう一方の手で角度のついた柄を回して、結束線を締め付けます。
    • バッグ・タイ、U字結束線、ハッカーは、鉄筋および関連工具、機械を扱っている店舗で販売されています。
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方法 8 の 9:
ワイヤーをリーフノット(本結び)で繋ぐ

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    ジュエリーやフェンス用の2本のワイヤーの端を、リーフノットで繋ぎます。それぞれのワイヤーの端をJ字に折り曲げてフックを作り、フック部分を外側に向けておきます。右側のフックの長い方を左側のフックに上から通し、左側のフックの長い方を右側のフックに下から通します。そして、左右の短い方を交差させて、それぞれの輪に通します。[11] 両側の4本のワイヤーを持ち、反対方向に引っ張って結び目を締めます。[12]
    • リーフノットは、本結びまたはスクエアノットとも呼ばれています。[13]
    • リーフノットは、緩いフェンスワイヤーなど、ピンと張られていない2本のワイヤーを繋ぐ際に適しています。

方法 9 の 9:
ダブルラブノットでワイヤーを繋ぐ

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    ふたつのオーバーハンドノットを組み合わせ、ワイヤーを強固に繋ぎます。1本目のワイヤーの端にループを作り、そこにワイヤーの先端を通して、オーバーハンドノットを作ります。その結び目に2本目のワイヤーを通し、同様にオーバーハンドノットを作って、1本目の結び目と繋ぎ合わせます。両方のワイヤーの端を反対側に引っ張り、ワイヤーを締め付けます。[14]
    • ダブルラブノットは、ふたつのオーバーハンドノットを組み合わせるため、ダブルオーバーハンドノットとも呼ばれています。結び方はリーフノットと異なりますが、どちらも張力がかかっていない2本のワイヤーを繋ぐ場合に適しています。[15]
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ポイント

  • 目的とワイヤーの種類によっては、ひもやロープに用いる様々な結び方を使うことができます。他の種類の結び方については、ウィキハウやその他の信頼できるサイト(https://www.animatedknots.com/ -英語- など)で検索しましょう。
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注意事項

  • どのような種類のワイヤーでも、鋭い先端で皮膚を傷つける恐れがあるため、結ぶ際は注意しましょう。特に、太いワイヤーを使う場合は、丈夫な作業用手袋、ズボン、長袖の衣服を着用しましょう。
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