緊急防災グッズを用意する方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

この記事には:防災グッズを揃える出典

緊急事態について考えたことがありますか。全く気にしたことがなく災害の後で防災用具を揃えるという人がいますが、後の祭りです。この記事では、何が起ころうとも3日間快適に暮らせるように緊急防災グッズの揃え方を紹介します。

防災グッズを揃える

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    「助かる」とはどういう意味かを考える 貴方にとって「助かる」とはどういう意味ですか。手足の指全部が無事であることを指しますか、それとも贅沢な暮らしを続けられることを意味しますか。
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    1回きりの使い捨て防災グッズか再利用可能なグッズかを決める どちらを選択するかにあたり使い捨て防災グッズで2つほど重要なポイントがあります。1つ目としては死が迫っている時だけしか使えないこと、2つ目はただ命を救うことが目的で手足も完全に守ることは二の次になるということです。一方、再利用可能な防災グッズは日常生活の一部になり得ます。「災害」を大惨事としてではなく「単なる不便な状況」に留める、若しくは「危険な冒険」に挑む感覚にさせることができるでしょう。
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    キャンピングカーがなければ用品を揃え過ぎない 不安からたくさん揃えがちになりますが慎重に考えて用意する物を選択しましょう。「これが必要『かもしれない』」という気持ちを抑えましょう。大きすぎの防災グッズ、重すぎる防災グッズは緊急時に全く機能しません。
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    避難場所を確保する 避難場所を確保することが一番大切です。炎天下を避ける、雨風をしのぐ、凍てつくのを避けるためにも避難場所の確保を第一に考えましょう。春、秋、冬に体が濡れると低体温症になる可能性があります。タヒチのような良好な環境なら別ですが、そうでないなら避難場所がないと不便なだけでは済みません。テントや大きな防水シートを張って避難場所を作ることもできます。単に生き延びるだけなら大きなゴミ袋や簡易な筒型のテント、またはキャンピングカーでも凌げるでしょう。リップストップ生地のナイロン製ポンチョは小さく折り畳め、テントとしても使うことができるので便利です。汎用性に優れ、軽量でしかも丈夫に作られています。また、複数枚組み合わせれば大きなテントにもなり、複数の人が身を寄せることができるでしょう。1つで2役も3役もこなすことができるため、防災グッズを軽くしたい時に持つべきアイテムでしょう。ロープと杭も合わせて用意しましょう。
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    水を備える 防災グッズとして水を備える必要があります。どのくらいの量が必要かは状況や体のサイズによって異なりますが、1日に1人当たり最低4〜5リットルが必要です。体格の小さい人は4リットル、大きい人は5リットルを備えるといいでしょう。ただし、これは必要最低限の量です。これよりも少ないと命に危険が生じるかもしれません。米国政府は飲料水の他、洗濯用、炊事用の分も含み1日1人当たり4リットルを推奨します。水の他に滅菌ボックス、滅菌バッグ、水用ボトル、再利用可能な容器などを用意すると便利でしょう。容器入りの滅菌水は箱型でもバッグ型でも入手が比較的困難かもしれないですが、必要な時に使えると非常に便利です。5年間保存可能で賞味期限を忘れてしまっても問題ない程です。ボトル水も便利ですが、毎年交換しなければならず保管に広いスペースが必要です。また、折りたたみ可能なプラスチック製再利用可能な容器を入手するといいでしょう。容器を使って水を滅菌する、また滅菌状態のまま保管することができ、容器を洗って何度でも水を交換することができます。浄水錠剤も選択肢の1つです。ただし、あまり美味しいとは言えないので自分で判断しましょう。アウトドアスポーツ店などでは浄水システムが市販されています。
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    1日に1人当たり2000カロリーの食糧を備える 食糧には色々な選択肢がありますが、スプーンやフォーク、食器なしで済むバータイプが最適です。特にグラノラバーや登山用栄養補給食品のゴープなどが便利でしょう。ただし、賞味期限が来たら、または年に一度交換しなければなりません。米国の沿岸警備隊は5年間保存できるバータイプの食糧を準備します。ナッツ類、全粒粉の穀物など色々な種類を揃えましょう。3日間バータイプの食糧だけで凌ぐという経験は想像するほど辛くありません。ただし、3日過ぎたらドーバー海峡を泳ぎきってでもハンバーガーを食べたいと思うかもしれません。バータイプの食糧の次に理想的な食べ物は耐熱性のフィルムで包まれたツナや調理済みの肉などが入ったマイラーバッグでしょう。スプーンやフォーク、食器等が必要ですが、ツナであれば袋から直接食べられます。調理済み肉製品は直接袋から食べるのは難しいかもしれません。パッケージ商品や加熱調理ずみの肉製品を詰めすぎると、防災バッグのスペースを作ろう、軽くしようと思うあまり、つい手が出て深刻な食物源としての位置付けが揺らぎます。可能な限り健康的に食べることが大切です。また、快適に過ごせるように、エネルギー補給のためにとチョコレート、飴、低栄養高カロリーのジャンクフードを詰め込むのも避けましょう。砂糖は、摂取量に比例して低血糖状態を招く恐れがあります。体に負担をかけるためストレスのかかる状況では食べるのを控えましょう。全粒粉の穀物、ナッツなどは体に満遍なくゆっくりとエネルギーを与え、ストレスのかかる状況で特に必要となる脂肪、タンパク質などの栄養素も提供します。
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    暖かい寝具を用意する ウールやフリースなどが毛布の素材として最適です。濡れても熱を逃がしません。ウールは難燃剤でフリースは軽量です。火事が発生し易い地域では、軽めのウール素材の毛布が理想的です。木綿は汗をかいたり体が濡れたりすると熱を逃すので避けましょう。できれば、オレンジ色の毛布を用意しましょう。地面を覆うオレンジ色は子供が包まれていても、救助サインとして使えます。[1]アルミ製の毛布も便利です。小さく降りたため、地面に敷いて防水シートとしても機能します。体から熱を逃がさず防湿、風除けに役立ちます。ただし、「熱反射性が素晴らしい」という誇大広告を鵜呑みにして購入していけません。基本的にはアルミ製なので体から放出される遠赤外線を反射させるだけです。非常に寒い地域ではキャンプ用にダウンスリーピングバッグを準備し、3日間用緊急防災グッズとして保管するといいでしょう。非常に小さく軽量で驚くほど暖かい寝袋です。
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    衛生用品を備える 快適に過ごすには衛生用品が欠かせません。ただし詰め過ぎはいけません。トイレットペーパー、マスクや手拭きに使える木綿のバンダナ、赤ちゃん用のお尻拭き、石鹸、幼児用便器、ウイルス対策用のN95マスクは不可欠です。他には歯ブラシ、歯磨き粉、ゴム製の手袋、女性用生理用品などを揃えましょう。
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    救急箱を準備する たくさんの絆創膏と頭痛薬のみの標準的な救急箱の購入は避けましょう。包帯、ガーゼ、医療用テープ、鎮痛剤、アルコール消毒液、火傷クリーム、カイエンヌなどの抗生物質の血液凝固剤、ワセリン、その他の潤滑剤を準備しましょう。絆創膏はガーゼと医療用テープで作ることができます。また、様々な軽傷の手当ができるように自分自身で救急用品を準備しましょう。
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    救命道具や援助器具を加える 繰り返しますが詰め過ぎはいけません。明かり(ケミカルライトや手回し懐中電灯)、カイロなど携帯暖房器具、笛が必要です。他に「あると便利な物」として火おこし道具、多機能ペンチ、銃器、ロープ、手回し発電式ラジオ、粘着テープ、折り畳み式の鋸などがあります。また、鋸、はさみ、ピンセット、鋭いナイフ、フック付きの小型のポケットナイフを準備してもいいでしょう。それ以外のものは必要ありません。田舎なら釣り糸と釣り針を詰めると便利かもしれません。繰り返しますが詰めすぎは禁物です。考え抜かれた道具一式については「www.Gorgimi.com」の「ツール」をクリックしましょう。
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    防災グッズを詰めるバッグを選ぶ ラバーメイドは簡単に手に入りますが蓋が簡単に外れることがあるので持ち運びには注意が必要です。ドライバッグ(防水タイプの小さな袋)、ダッフルバッグ、リュックサックなどは予算と場所にもよりますが、全てきちんと機能するでしょう。防水加工を施して持ち運びたいなら(米国の自然災害のほとんどは水に関係しています)、背負えるタイプのドライバッグが理想的です。強靭で防水性があり、色々な持ち運び方法があります。チャック付きポリ袋は普通のポリ袋よりも重くなりますが、小物をひとまとめにしてバッグに入れられ、湿気にも強いので役立ちます。マッチのような必需品を2つのポリ袋に分けて入れ、それぞれのチャックの付いている側を反対方向に向けて保管しましょう。再利用可能な薬瓶やアルトイズ缶のような小型の容器は、縫製道具、釣り道具、衛生用品、身分証明書の収納に使用できます。
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    防災バッグを試しに使う 自分で準備した防災バッグをキャンプに持って行き実際に使ってみましょう。キャンピング用具として買った物を防災グッズの一部として保管するのもアイディアです。必要な時に全てが役に立つことが証明できればお金を払って買っただけの価値があります。同様に緊急防災用具一式は、停電の時、車の中でポテトチップの袋をかみ切れない時、道路で車が故障した時、懐中電灯が見つからない時、また人里離れた田舎の道路で1メートルの雪に埋もれた時などに、最初に取り出す頼りになる道具になります。
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    「電源内蔵式のラジオ」と「手回し発電式懐中電灯」を買う これらの機器は明かりや情報を得るのに便利です。特に緊急事態の原因についての情報を得ることは重要です。緊急時には電池などを買えないかもしれません。ケミカルライトも用意しましょう。ロウソクよりも安全性が高く竜巻や地震の際にガソリン漏れなどを見つけるのに役立ちます。これらの機器には携帯電話を充電できるものもあるので備えていると安心です。緊急時に携帯電話が使えないとしたら中継塔が機能停止状態なのだと判断できるでしょう。もちろん、自分で壊してしまったのなら別です。
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ポイント

  • 買える範囲内で最良の物を買いましょう。普段の屋外のアクティビティにも使えます。ただし、使い終わったら防災グッズの1つとして保管場所に戻しましょう。
  • 季節や住んでいる地域によって、用意する水の量を多くしましょう。カナダでは1日に1人当たり2リットルを推奨します。アリゾナ州での緊急事態管理局では1日に1人当たり4~8リットルを推奨します。実際に防災グッズを試して自分にとって最適な水の量を見極めましょう。
  • 個人情報に加え医師や家族の連絡先を防災グッズに含めましょう。貴方に何かが起こった時、誰に連絡をすればいいでしょうか。アレルギーを持っていますか。貴方の名前は、住んでいる場所はどこですか。
  • ペットのことも考えて最初からもう一度復習しましょう。
  • 防災グッズの中に現金を準備しましょう。緊急時に銀行が閉鎖する、またはATMが使えない場合を考えて現金を用意しましょう。
  • 官庁の指示に従いましょう。市区町村の役人が近くにいない場合は、警察官、消防士、自衛隊員などの指示に従いましょう。
  • 時間つぶしや気を紛らわすためにゲームや本があると便利です。
  • 防災グッズをすぐに買い換えられないなら、想定した人だけのために使いましょう。実際には一人一人が自ら防災グッズを用意しなければなりません。貴方が用意した必需品を無責任な人のために無駄に使うのは避けましょう。

注意事項

  • 詰め過ぎず、かつ十分な用意をしましょう。
  • 防災グッズは命を保証するものではありません。

必要なもの

  • 飲み水
  • 救命胴衣
  • 手斧
  • 毛布
  • 缶詰の食料
  • 救急用品
  • ラジオ、携帯電話
  • 電池
  • マッチ、ロウソク、点火棒

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 健康

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