翡翠(ヒスイ)は美しい宝石です。色は緑、オレンジ、黄、白などがあり、品質は高・中・低にランク付けされます。翡翠の購入を考えている場合や、アンティークの翡翠を持っていたら、本物とよくできた偽物とを見分けられると好都合です。本物と偽物の特徴を知り、ちょっとした簡単なテストを行えば、宝石の価値を鑑定できるようになります。以下、ステップ1からご説明しましょう。

パート 1 の 3:
翡翠とは

  1. 1
    本物の翡翠について学びましょう。 ジェダイト(和名:硬玉)とネフライト(和名:軟玉)の2種の鉱物だけが、本物の翡翠として扱われます。
    • 翡翠にはネフライト(軟玉)とジェダイト(硬玉)の2種類があります。ジェダイトのほうが若干硬く、磨くと(ガラスのような透明感のある)つやが出て、色は灰色(最も多く産出され、したがって価値が低い)、緑、オレンジ、紫、黄、白などです。ジェダイトは貴石に分類され、エメラルドグリーン色のジェダイトの価値は本物のエメラルドに匹敵します。ネフライトはジェダイトほど硬くないものの、それでもモース硬度が5.5~6 あります。これは一般的なスチール製ナイフの先より硬いくらいです。これが翡翠と他の柔らかい半貴石(石を彫る研磨剤は必要ありません)とを区別する最も重要なテスト方法です。ジェダイトとネフライトの色や組成の違い(2つは別物です!)を学ぶのは、2番目に大切なステップです。ネフライトは宝飾品よりも彫刻の価値が高く、中国王朝時代の作品はオークション市場で100万ドル以上の値段がつけられます。最も高価な色は純白と半透明の薄緑です。
    • ジェダイトのうち最も高価で人気の高いもの(バーミーズジェダイト、ビルマ翡翠、インペリアル翡翠、中国翡翠)は、通常ミャンマー(前ビルマ)産ですが、少量ながらグァテマラ、メキシコ、ロシアでも産出します。翡翠はさまざまな場所で採れますが、多くは価値の低い灰色または灰緑色です。
    • 全世界の翡翠の75%はカナダのブリティッシュコロンビア産ネフライトですが、他に台湾、米国、オーストラリア(少量)でも産出します。
  2. 2
    偽物の翡翠に使われる石を知っておきましょう。以下の鉱物が、偽物の翡翠として売られています。
    • サーペンティン(和名:蛇紋石)(別名:ニュージェイド、オリーブ翡翠)
    • プレナイト(和名:ぶどう石)
    • アベンチュリンクォーツ
    • グロッシュラーガーネット(和名:灰礬柘榴石)(別名:トランスバール翡翠)
    • クリソプレーズ(和名:緑玉髄)(別名:オーストラリア翡翠。ほとんどがオーストラリアのクィーンズランドで産出)
    • マレーシア翡翠(半透明水晶を半永久的に染色したもので、色によって赤翡翠、黄翡翠、青翡翠と呼ばれる)
    • 不透明ドロマイト大理石(別名:マウンテンジェイド。アジア産の石で、鮮やかな色に染色される)
    • ニュージーランドのマオリ族はグリーンストーン(和名:緑岩石)、別名ポウナムを珍重します。マオリ族は色と透明度によって、ポウナムを主に4タイプに分類しています。このうちカワカワ、カフランギ、イナンガはすべてネフライトです。第4のポウナム、タンギワイは、ニュージーランド南島のミルフォード・サウンドで産出する貴重な石で、マオリ族以外の目には本物の翡翠と遜色ありませんが、実際はボーウェナイトです。
  3. 3
    翡翠を明るい光にかざしてみましょう。可能なら、宝石鑑定用10倍ルーペで内部構造を調べましょう。 繊維状、粒状、フェルト状、アスベスト状の小さな結晶が絡まり合っているのが見えますか。もし見えたら、おそらく本物のネフライトかジェダイトです。一方、クリソプレーズは微結晶質なので、見え方は同じです。これを見分けるのは熟練の鑑定眼が必要です。
    • ルーペで見たとき層らしきものが見える場合は、おそらく「2層」または「3層」のジェダイトです(薄いジェダイトの層が別のジェダイトの層に重なり、くっつく場合があります)。
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    翡翠の加工法を学びましょう。これはジェダイト宝飾品に関する話で、ネフライト彫刻品の話ではありません。所有しているのがたとえ本物の翡翠であっても、染色、漂白、ポリマー加工(含浸加工)、2層や3層にする合成などの処理がされている場合があります。加工によって、翡翠は以下3つのカテゴリーに分類されます。
    • Aタイプ――天然、無処理、伝統的な加工(梅の汁で洗浄、蜜蝋でつや出し)のみ。「人工加工」(高温・高圧処理など)は一切行いません。このタイプは「天然の」色をしています。
    • Bタイプ――薬品で漂白して不純物を除去、透明感を増すためにポリマーを注入、遠心分離器にかける、硬質な透明プラスチックでコーティング。時間が経つとポリマーが熱や洗剤によって壊れるので、石がもろくなり、色あせしやすくなります。このタイプも100%天然色の100%本物の翡翠です。
    • Cタイプ――薬品で漂白、色を増すために染色。時間が経つと強い光や体温、洗剤に反応して色あせしやすくなります。
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パート 2 の 3:
基本的テストを行う

スクラッチテストを除く以下のテストは、科学的根拠に基づくというよりも「民間療法」的なものですので、ご注意ください。これらのテストによって真贋の見当がつくかもしれませんが、それで確定するわけでも他のテストが不要なわけでもありません。

  1. 1
    調べる石を放り投げて、掌で受け取りましょう。本物の翡翠は密度がとても高いので、見かけより重く感じるはずです。同じ大きさのほとんどの石よりも重く感じられ、目視に合格した場合は、おそらく本物の翡翠でしょう。[1]
    • このテストはもちろん曖昧ですが、なかなか有効なので、かつては宝石商や購買客の間で一般的に行われました。
  2. 2
    石と石を軽くぶつけましょう。別の伝統的な方法で、石の密度を機械を使わず調べます。まず、プラスチック製ビーズを優しくぶつけ合わせて、音をよく聞きます。本物の翡翠を持っていれば、それを調べる石にカチンとぶつけましょう。プラスチックビーズのような音がしたら、たぶん偽物です。よく響く深みのある音がしたら、本物である可能性があります。
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    調べる石を手で持ってみましょう。冷たく滑らかで、手の中で石鹸のような感じがするはずです。本物は温まるまでしばらく時間がかかります。このテストは、よく似た形と大きさの本物の翡翠と比較すると、はっきりします。
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    スクラッチテストを行いましょう。基本的なテストの中で最も信頼できる方法です。ジェダイトはとても硬いので、ガラスや金属にも傷をつけられます。しかし、ネフライトはもっと柔らかいので、スクラッチテストを不用意に行うと本物の宝石を傷つけるかもしれません。また、たとえガラスや金属に傷がついた場合でも、グリーンクォーツやプレナイトの変形などの他の石である可能性はあります。
    • 調べる石の一部分にはさみの背でそっと線を引きましょう。細工に傷をつけないように、裏面で行いましょう。
    • 風雨にさらされた石は大変柔らかくなっていて簡単に傷つくため、スクラッチテストは控えましょう。スクラッチテストで白い線がついたら、優しく拭き取ります(はさみの金属粉かもしれません)。拭いても引っかき傷が残っている場合は、おそらく本物の翡翠ではないということです。
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パート 3 の 3:
密度テストを行う

  1. 1
    石の重量を体積で割りましょう。ジェダイトもネフライトも非常に高密度の石です(ジェダイトは3.3、ネフライトは2.95)。密度は重量(グラム)を体積(cc)で割って求めます。
  2. 2
    調べる石を挟むのに、ワニ口クランプを使いましょう。秤にワニ口クランプが付属していなければ、強力なゴムバンドや髪ゴムなどで縛りましょう。[2]
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    ばね秤の取っ手を持ち上げて、石の重さをグラム単位で量ります。その重さを記録しましょう。ここでは秤の単位にグラムを使うことが重要です。そうすると、力の単位ダインを使うことができます。
  4. 4
    バケツの水に調べる石をそっと完全に入れます。その状態での重さを記録します。クランプが水に触れるかもしれませんが、重さにはほとんど影響ないはずです。
    • しかし、もし心配ならば、上述した別のものを使用しましょう。このテストは重量の差が問題なので、紐やバンドが空気中と水中で翡翠から外れない限り、差は同じになります。
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    その石の体積を計算しましょう。空気中での重量÷1000(電卓を使う場合は981)から水中での重量÷1000(電卓を使う場合は981)を引きましょう。空気中の質量と水中の見かけの質量を求めて、水中の質量を空気中の質量から引くと、体積(cc)がわかります。
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    本物の翡翠の特徴と比較しましょう。調べる石の密度を計算したら、その結果が本物の翡翠に合致するかを確認しましょう。ジェダイトの密度は3.20~3.33g/ccで、ネフライトの密度は2.98~3.33g/ccです。
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ポイント

  • 翡翠が大好きで高品質のものが欲しいなら、鑑定書付きの宝石を買いましょう。有名一流宝飾店のほとんどは、一級品しか扱いません。
  • ジェダイト(ネフライトではなく)の場合、中に気泡があるものは本物ではありません。ネフライトの彫刻品の鑑定は、信頼できる中国翡翠専門店に依頼しましょう。

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必要なもの

密度テスト用:

  • ばね秤(100グラム、500グラム、2500グラムなど、調べる対象によって変わります)
  • バケツ(調べる対象が完全に入る大きさのもの)
  • 髪ゴム
  • ゴムバンド
  • ペーパータオル(調べた物を拭くため)

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