この記事の共著者 : Jerry Ehrenwald. ジェリー・アーレンウォルドはニューヨーク市に住む宝石鑑定士です。GG(Graduate Gemologist)とASA(American Society of Appraisers)の認定資格を持ち、International Gemological Institute(インターナショナル・ジェモロジカル・インスティテュート。世界最大の宝石鑑別、鑑定機関)の代表取締役を務めるジェリーは、生涯にわたり宝石業界に携わってきました。ジェリーはLaserscribe℠(レーザー刻印技術。DINと呼ばれるダイヤモンドの個体識別番号など、その石を特定する符号をダイヤに刻印する。米国特許取得済み)の発明者でもあります。IGIの宝石研究機関、そして鑑定部門はジェリーの責任下にあります。ジェリーはASAの上級会員、そしてニューヨーク市に拠点を置くTwenty-Four Karat Club(社交クラブ。会員数を200人に限定しており、宝石業界で成功をおさめている者のみ入会可能)の会員という、稀にみる名誉な地位を手に入れています。
この記事には8件の参照文献があり、文献一覧は記事の最後に表示されています。
この記事は75,791回アクセスされました。
美しい光沢を持つ翡翠には緑、ラベンダー、オレンジ、赤、黄などの豊富なバリエーションがあり、その品質は加工処理の仕方によってA貨、B貨、C貨で分類されます。[1] 翡翠を購入する際、または自分のコレクションの価値を知りたい場合、翡翠が本物か偽物かを見分ける知識が役に立ちます。まず、石の色や質感を観察し、なめらかで光沢があり、模様に一貫性があるかを調べます。そして、家庭でできる基本的な検査を行います。さらに正確な鑑定は、宝石商や鑑定機関に依頼しましょう。
ステップ
方法 1
方法 1 の 3:色と質感を調べる
-
1水のように光を反射し、なめらかで鮮やかな色であるかを調べる 石の色が、深く鮮やかであるかを観察しましょう。大抵の翡翠は不透明な部分と透明な部分が混在しているため、完全に不透明または透明ではありません。水が光を反射するような輝きに注目しましょう。石の色が鈍く均一であれば、それは偽物と言えるでしょう。[2]
- 完全に不透明な翡翠もありますが、それは価値が高い石とは言えません。[3]
- 中に気泡が混入している石は本物ではありません。
ポイント: 本物の翡翠は、石の色を調整するための加工方法によってA貨、B貨、またはC貨に分類されます。A貨の翡翠は天然の未加工の石で、艶を出すためにワックス加工がされている場合もあります。B貨の石には、黄、茶、黒などの斑点を除去するための漂白加工と、強度を高めるためのポリマー加工がなされています。C貨には、色鮮やかにするために漂白加工と染色加工が施されており、時が経つと色褪せたり変色したりする場合があります。[4]
-
2石の色彩に一貫性があるか、また色が均一すぎないか、シミのような不規則な模様がないかを調べる 本物の翡翠であれば、石全体に色のバリエーションが見られます。色彩には一貫性があり、全体に一定のパターンが見られます。一方、偽物の翡翠は、ほぼ均一な色をしているか、シミのような不規則な色合いをしている部分が見られます。[5]
- 翡翠を光にかざすと、さらに詳しく調べることができるかもしれません。
-
3くぼみやでこぼこした部分など、石の表面の微細な欠陥を探す 大抵の場合、本物の翡翠にはいびつな形や表面のくぼみなどの小さな欠陥が見られます。これらの欠陥は、石の研磨後も残ることがあります。石が整いすぎていないかを観察しましょう。そうであれば、おそらくその石は偽物です。[6]
- 価値の高い翡翠には欠陥がないものもあるため、その場合この方法に信憑性はないかもしれません。
広告
方法 2
方法 2 の 3:基本的なテストをする
-
1翡翠を真上に放り投げ、手のひらで受け止めて重さを確認する 本物の翡翠の密度は非常に高いため、見た目より重く感じます。石を数回放り投げて手で受け止め、重さを確かめてみましょう。可能であれば、違う種類の石と比較し、翡翠の重さを感じてみるとよいでしょう。[7]
- これは精密なテストではありませんが、翡翠の真贋を見分けるためによく使われる方法です。
-
2石を顔の側面に当て、冷たく感じるかを調べる 翡翠は本来、非常に冷たい石であるため、触れると冷たく感じます。石を顔や首に当て、冷たく感じるかを調べましょう。冷たくない場合、その石はおそらく偽物です。[8]
- 石を数分間顔に押し当てても、本物の翡翠であれば暖かくなることはありません。石を皮膚で擦っても、冷たい状態を保ちます。
-
3石を手で温めることができるかを調べる 石を手のひらできつく握りしめ、温くなるか実験してみましょう。1~2分間手で握り、石がまだ冷たいままか確かめます。本物の翡翠であれば冷たく感じ、偽物の場合は暖かく感じるでしょう。[9]
- 偽物の石でも冷たく感じることがありますが、このテストで暖かくなった石は偽物と判断できます。
専門家情報International Gemological Institute代表、宝石鑑定士Jerry Ehrenwald
International Gemological Institute代表、宝石鑑定士専門家の意見: 石の温度は、翡翠の真偽を見分ける助けとなります。翡翠を手に持って温度を確認しましょう。本物の翡翠は暖まるのに時間がかかります。石が手の中ですぐに暖かくなるようであれば、それは偽物と言えるでしょう。
-
4真贋が分からない石と本物の翡翠を打ち合わせてみる このテストで、調べる石の密度を調べられます。ふたつの石を何度が打ち合わせて、その音を聞いてみましょう。翡翠は硬度が高いため、本物の翡翠同士であれば、深く共鳴するはずです。プラスチックのビーズのような音がしたら、その石は偽物と言えるでしょう。[10]
- 本物の翡翠を持ち合わせていない場合は、違う種類の石を使うこともできます。しかし、本物の石を使う時ほど正確ではありません。
-
5爪または金属片を使い、スクラッチテストをする 簡単なテストとして、石の側面を爪でひっかき、傷がつくかを調べます。または、石の目立たない部分をハサミやナイフで擦ります。石に傷がついたら、その石は本物である可能性は低いと言えます。[11]
- 本物の翡翠は硬度が高いため、簡単には傷つきません。
他の方法:別の石が翡翠に似せて染色されていないかを調べるために、温めたスティックピンを使ってスクラッチテストをすることもできます。スティックピンを熱湯に浸けて温め、ピンの先端で石の表面を擦ります。そして、石に傷がついているかを確かめます。傷がついている場合は、その石は偽物と言えるでしょう。[12]
広告
方法 3
方法 3 の 3:宝石店を訪れる
-
1宝石商に翡翠の鑑定を依頼する 宝石商は、宝石の真贋を鑑定する知識を持っています。拡大鏡を使い、その石が本物の翡翠の構造を持っているか、偽物の特徴が見られないかを観察します。石の特徴を調べ、本物か偽物かが判断されます。[13]
- 一般的に、鑑定は依頼主の目の前で行われます。
- 何人かの宝石商に依頼し、複数の鑑定を受けるとよいでしょう。
-
2翡翠の密度(比重)検査を依頼する ばね秤と水中置換法を用いて石の密度を測定し、翡翠の密度と比較して真贋を判断します。翡翠の密度と一致すれば、その石は本物と言えます。一致しない場合は、偽物である可能性が高いでしょう。[14]
- 密度検査について疑問があれば、検査前にそこで行われる検査方法を尋ねましょう。目の前で検査をしてもらえる場合もあります。
-
3翡翠の査定を依頼する 宝石商を訪れるひとつの利点として、宝石の査定を受けられることがあります。翡翠がジュエリーとしてセッティングされている場合、翡翠とセッティングの両方を査定してもらえます。翡翠の現在の売却価格と将来的に価値が上がる可能性があるかを尋ねましょう。[15]
- この査定は、あくまで見積であり最終価格ではありません。
- 宝石の査定は複数の宝石商に依頼するのが理想的ですが、1度の査定でもおおよその価値は分かります。
広告
ポイント
- 翡翠を愛好していて高品質な翡翠を希望している場合は、鑑定書に「A貨」と認定された翡翠を求めましょう。大抵の場合、石には鑑定書がついています。
注意事項
- 翡翠の真贋を見分けるのは難しいため、購入する際には注意が必要です。多額の代金を払う前に、知識が豊富な宝石商や鑑定士に鑑定を依頼しましょう。
出典
- ↑ https://www.jewellerybusiness.com/features/judging-jade-how-to-identify-type-a-b-and-c-jadeite/
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=_Hnmcol0Jf0&feature=youtu.be&t=33
- ↑ https://www.jewelryshoppingguide.com/a-complete-buying-guide-on-jade/#How_do_I_evaluate_jade
- ↑ https://www.jewelryshoppingguide.com/a-complete-buying-guide-on-jade/#How_do_I_evaluate_jade
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=_Hnmcol0Jf0&feature=youtu.be&t=57
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=_Hnmcol0Jf0&feature=youtu.be&t=57
- ↑ https://www.jewelryshoppingguide.com/a-complete-buying-guide-on-jade/#How_do_I_evaluate_jade
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=_Hnmcol0Jf0&feature=youtu.be&t=39
- ↑ https://www.jewelryshoppingguide.com/a-complete-buying-guide-on-jade/#How_do_I_evaluate_jade
- ↑ https://www.gemrockauctions.com/learn/how-tos/how-to-test-jade-if-its-real
- ↑ https://www.jewelryshoppingguide.com/a-complete-buying-guide-on-jade/#How_do_I_evaluate_jade
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=_Hnmcol0Jf0&feature=youtu.be&t=44
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=_Hnmcol0Jf0&feature=youtu.be&t=73
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=_Hnmcol0Jf0&feature=youtu.be&t=73
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=_Hnmcol0Jf0&feature=youtu.be&t=73