耳を濡らさずにシャワーを浴びるのは難しいかもしれませんが、耳の感染症にかかっているときや耳の手術後の回復期間には、耳を乾いた状態に保つ必要があります。耳の中や外を濡らさずにシャワーを浴びるために、頭やその周りを覆うことができる便利なものがたくさんあります。また、外耳道に水が入らないようにするには、特殊な耳栓を使っても良いでしょう。耳の外側が少し濡れたり耳の中に少量の水が入ったりしたら、耳を早く治すためにすぐに乾かすことが重要です。

方法 1
方法 1 の 3:
耳を保護する

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    シャワーキャップで頭と耳を覆う 必要に応じて髪をお団子にまとめましょう。シャワーキャップの端のゴムを持ち、片側を首の後ろにあてます。ゴムを伸ばしながら頭にかぶり、シャワーキャップの端が生え際を通って耳を覆うように整えます。
    • シャワーキャップは、ドラッグストアや100円ショップなどで販売されています。
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    耳が濡れないように、使い捨てのイヤーキャップを使う 使い捨てのイヤーキャップは、小さいシャワーキャップのような形をしている耳を覆う製品です。耳の上に引っ掛け、ゴムを伸ばして耳たぶまで覆いましょう。髪を洗う場合は、シャンプーやコンディショナーをつけて頭をこするときにイヤーキャップを引っ張らないように注意しましょう。
    • 使い捨てのイヤーキャップは、ドラッグストアや100円ショップで販売されています。
    • 使い捨てのイヤーキャップは、髪を染める際に耳が汚れないようにするためにも最適です。
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    耳が隠れるくらい大きめのスイムキャップをかぶる 長い髪は、ポニーテールやお団子にまとめましょう。スイムキャップの端を額にあて、頭の後ろへ伸ばします。前端が眉毛のすぐ上になるように整え、横端で耳を覆いましょう。[1]
    • スイムキャップが小さくて耳が隠れない場合は、耳の部分が長めに作られていて耳を覆うことができるスイムキャップを購入しましょう。
    • スイムキャップは、水着や水泳用品を扱っている店、またはオンラインショップで購入できます。フィットネスクラブやスポーツウェア販売店でもスイムキャップを扱っているところがあるかもしれません。
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    耐水性のあるヘッドバンドで耳を覆う 小さい滑り止めがついている裏地を内側にして使いましょう。片端を額の上部にあて、反対側を頭の後ろの生え際まで伸ばします。[2]
    • 頭にぴったりフィットして耳をきちんと保護できるネオプレン100%のヘッドバンドを探しましょう。
    • 水泳用ヘッドバンドは、オンラインショップで購入できます。
    • 耳全体が隠れる幅が広いヘッドバンドを購入しましょう。
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方法 2
方法 2 の 3:
外耳道を乾いた状態に保つ

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    ワセリンを塗ったコットンボールを耳に詰める 清潔な指でコットンボールの片側にワセリンを塗りましょう。耳の穴にそっと入れ、ぴったり収まったらコッボールトンの外側にワセリンを塗り足します。
    • ワセリンは水をはじくので、外耳道に水が入る心配がありません。
    • シャワーを浴びたら、コットンを取り出して捨てましょう。
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    耳の中に水が入らないようにシリコン耳栓を使う シリコン耳栓に触れる前に手を洗いましょう。片手でシリコン耳栓を耳の穴にあて、耳の穴と溝に沿うように指で形を整えます。耳の穴にシリコン耳栓を入れるのではなく、耳の穴を軽く覆うように形を整えましょう。[3]
    • シリコン耳栓にひびが入った場合は、成形し直すのではなく新しいものを使いましょう。
    • シリコン耳栓を外すには、耳の裏側から耳を押し上げて耳たぶを下に引っ張りましょう。手で外せるようになるまで、これを繰り返します。
    • 良好な状態(ひび割れや端の破損がない状態)であれば、同じ耳栓を最長2週間使うことができます。
    • 耳の感染症にかかっている場合や耳の手術後の回復期間にあたる場合は、シリコン耳栓を使う前に医師に確認しましょう。
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    頭からシャワーを浴びない 体だけが濡れるように、シャワーの手前に立ちましょう。手で体に水をそっとかけるか、濡らしたタオルやスポンジを使います。それでも耳の外側に水滴がつく可能性があるので、すぐに拭けるように乾いたハンドタオルを近くに用意しておきましょう。
    • この方法は、髪を洗わない場合に限って有効です。
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方法 3
方法 3 の 3:
耳を乾かす

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    タオルやティッシュペーパーで耳を軽く叩いて乾かす 耳の外側に水がかかった場合は、シャワーの後すぐに乾かしましょう。柔らかいバスタオルやティッシュペーパーを手に持ち、耳を軽く叩きます。指にタオルやティッシュペーパーを巻き付けて、耳の狭い隙間や溝についた水分を拭き取りましょう。[4]
    • 耳のデリケートな皮膚を刺激する可能性があるので、ざらざらしたタオルやちくちくするタオルを使うのはやめましょう。
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    外耳道から水を出すために、頭を横に傾ける 耳の中に水が入った可能性があれば、シャワーの後すぐに取り除きましょう。前屈みになり、耳が下になるように頭を横に向けます。水が出てくるまでこの姿勢を保ちましょう。[5]
    • 頭をそっと上下に動かすと効果があるかもしれません。
    • 耳の中に水が入っている場合は、頭を完全に下に倒し(頭をつま先に近づけるように)、耳の中で水が動くのを感じるまで頭を逆さまにしておきましょう。その後、地面と平行になるまで上半身を起こし、頭を横に向けて水を出します。
    • 水が入った耳を下にして、横向きに寝ても良いでしょう。
  3. 3
    顎を動かして耳に詰まった水を出す ガムを噛む、あくびをする、顎を動かすなどの噛む動作をして耳に詰まった水をほぐしましょう。水が出てこない場合は、水が入った耳を下に向け、体を片側に傾けたり横たわったりしながら噛む動作を続けます。[6]
    • このような簡単な動きをすると耳管が動き、なかなか出てこない水滴を取り除くことができるかもしれません。
  4. 4
    低温や冷風に設定したドライヤーで耳を乾かす ドライヤーを耳から30㎝離し、低温、低速に設定してスイッチを入れましょう。ドライヤーを冷風に設定できる場合は、冷風と低温を交互に切り替えながら乾かします。[7]
    • 耳がすぐに熱くなってしまうので、高温に設定するのはやめましょう。
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    消毒用エタノールとホワイトビネガーで耳を乾燥させる 消毒用エタノールとホワイトビネガーを同量ずつ混ぜ、水が入った耳に2、3滴垂らしましょう。スポイトを使用するか、コットンに浸み込ませて絞ります。液体が外耳道に入るように耳の外側をそっと動かし、その耳が上を向くように頭を傾けて3~5分待ちましょう。終わったら、頭を反対側に傾けて液体を排出します。[8]
    • 消毒用エタノールとホワイトビネガーを混ぜた液体には外耳道を乾燥させる効果があり、外耳炎などの感染症を予防する効果もあります。
    • 必要に応じて、市販の点耳薬を使ってもかまいません。
    • 消毒用エタノールとホワイトビネガーを混ぜた液体を耳に入れる前に、低温に設定したドライヤーやタオルで耳の外側をできるだけ乾かしておきましょう。
  6. 6
    発熱、かゆみ、耳だれなどの症状があれば病院で診察を受ける 外耳道にかゆみを感じるとともに赤みや耳だれの症状があれば、病院で診察を受けましょう。熱っぽい、頭が痛い、耳に触れると痛いなどの症状があれば、医師に伝えます。[9]
    • すでに耳の感染症にかかっていて症状が悪化した場合や、症状が改善しない場合も病院で診察を受けましょう。
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ポイント

  • 耳の感染症にかかっている場合は、治ってから泳ぐようにしましょう。病院では、感染症の治療に効果的な抗生物質が処方されるかもしれません。[10]
  • 耳に入った水を出すには、鼻をかむと良いかもしれません。だたし、耳の感染症にかかっているときや耳の手術後の回復期間にこの方法を試すのはやめましょう。圧力がかかって痛みが生じたり、耳の中に問題が起こったりする可能性があります。[11]
  • 耳の感染症にかかっている場合は、温かく乾いたものを耳にあてて痛みを和らげましょう。ドライヤーで数分間温めたハンドタオルや温熱パッドを使います。[12]
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注意事項

  • 外耳道に異物を入れるのはやめましょう。耳垢が耳の奥に押し込まれたり、鼓膜が損傷したりする可能性があります。[13]
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このwikiHow記事について

Luba Lee, FNP-BC, MS
共著者 ::
治験審査委員
この記事の共著者 : Luba Lee, FNP-BC, MS. ルーバ・リーはテネシー州に住む家庭医療を専門とするナース・プラクティショナー(一定レベルの診断や治療を行うことが許可されている上級看護師)です。2006年にテネシー大学にて 看護学修士号を取得しています。 この記事は1,599回アクセスされました。
カテゴリ: 全般的健康
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