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耳鳴りの音はリンリン、ブーン、ゴーなどと表現されますが、非常にうっとおしいものであり、理由もなく起こることがあります。耳鳴りは、神経や循環系に何らかの問題があるときや、大した問題がないときにも起きる場合があるため、医師の診察を受けることが大切です。[1] 予防も一つの方法ですが、遺伝的な原因で、コントロールができないケースもあります。[2] ダメージを受けた後でも耳鳴りに対処することは可能です。こちらの記事で役に立つヒントを学びましょう。

方法 1
方法 1 の 3:
一時的な耳鳴りの対処法

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    頭をたたいてみる コンサートの後に耳鳴りが止まらなくなったことがありませんか?それは、内耳の蝸牛にある小さな毛がダメージを受け、神経が炎症を起こして刺激されたためです。脳はこの炎症を何かがずっと鳴っていると勘違いするわけですが、頭たたきでこの耳障りな音を止めることができます。この方法が効果的だとする人もいますが、実際の公課についてはさらなる研究が必要です。
    • 手のひらで両耳をふさぎます。指は背中側に向けて、それぞれの中指の先が頭の真後ろで互いに触れるようにします。
    • 人差し指を中指の上に重ねます。
    • その位置から人差し指で中指をはじき、その人差し指で後頭部をたたきます。ドラムをたたくような音、それもかなり大きな音が聞こえますが、これは普通のことですので驚かないでください。
    • 人差し指ではじきながら後頭部をたたく動作を40回から50回行って、耳鳴りが収まるかどうか試してみましょう。
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    待ってみる 大きな音のする場所にしばらくいたことで起きる耳鳴りは、通常は数時間後には自然に消えます。症状を悪化させる可能性のあるものから離れて、しばらく休んでみましょう。24時間たっても耳鳴りが止まないようであれば、医師の診察を受けましょう。[3]
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    大きな音は避け、避けられない場合は耳を保護する 何度も大きな音にさらされると、耳鳴りが繰り返し発生することがあります。大きな音にさらされる環境にいることが多い場合は、耳を保護する装備を着用しましょう。
    • 耳にフィットするフォームタイプの耳栓や、耳を覆うタイプの防音保護具を入手しましょう。
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方法 2
方法 2 の 3:
慢性的な耳鳴りの対処法

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    医師の診断を受けて耳鳴りの原因を突き止める たいていの耳鳴りは治療が可能です。原因を突き止めてそれを治療すれば、耳鳴りをいくらか鎮めたり、完全に止めることができます。[4]
    • 医師に耳あかを取ってもらいましょう。安全に行うことができるなら自分でしてみてもよいでしょう。[5] 耳あかを取るだけで症状が改善されることがあります。
    • 血管の状態も診てもらいましょう。血液循環に問題があると耳鳴りがひどくなることがあります。
    • 複数の薬を飲んでいる場合は、薬の相互作用による副作用が原因で耳鳴りが生じていないかどうかを医師に相談してみましょう。
    • 他にも症状があれば、必ず医師に伝えましょう。顎関節機能不全(コステン症候群)に関連する耳鳴りかもしれません。[6]
    • 内耳の鼓膜張筋やアブミ骨筋の筋振動や筋痙攣のせいで耳鳴りが発生している可能性もあります。
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    耳鳴りに対するバイオフィードバック療法を受ける 抑うつ、ストレス、疲労があると耳鳴りをより感じやすくなる可能性があります。耳鳴りの原因や悪化させる原因となる感情と状況に対処できるカウンセラーを探しましょう。耳鳴りが始まっても、それを止めたり、再発を予防したりできるようになるかもしれません。[7]
    • 耳鳴りの治療にバイオフィードバック療法が大変効果的であるという研究結果があります。[8]
    • 耳鳴りのバイオフィードバック療法の経験がある療法士を、医師に紹介してもらいましょう。
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    ノイズ抑圧法で治療する 耳鳴りを相殺するために、医師の指導で行うノイズ抑圧法という方法があります。この方法では、以下のような機器や技術を使用します。[9]
    • ホワイトノイズを出す機器を使う 雨の音や風の通り抜ける音などのホワイトノイズを「バックグラウンド」に流し、耳鳴りから注意をそらします。扇風機、加湿器、除湿器、エアコンなどもホワイトノイズ機器として効果的です。
    • マスカーを使う ホワイトノイズを継続的に出すマスカーを耳に装着して、慢性的な耳鳴りを抑えます。
    • 補聴器を使う 耳鳴りに加えて難聴もある場合は、補聴器の使用が効果的です。
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    薬物治療で耳鳴りの症状を緩和する 薬で耳鳴りが完全に止まることはないかもしれませんが、それほど気にならない程度まで抑えることができるかもしれません。
    • 三環系抗うつ薬について医師に相談してみましょう。三環系抗うつ薬は深刻な耳鳴りに効果を発揮する場合がありますが、口の中が乾いたり、目がかすんだり、便秘や心臓障害といった望ましくない副作用が出ることもあります。耳鳴りに対する三環系抗うつ薬の使用の裏付けとなる研究はいくつかありますが、その効果についてはさらなる研究が必要です。[10]
    • アルプラゾラムについて医師に相談してみましょう。ソラナックス、コンスタンとしてよく知られているアルプラゾラムは耳鳴りを効果的に抑えますが、依存性があり、望ましくない副作用もあります。耳鳴りに対するアルプラゾラムの使用の裏付けとなる研究はいくつかありますが、その効果についてはさらなる研究が必要です。[11]
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    銀杏葉エキスを試す 1日3回(摂食時に)銀杏葉エキスを摂取すると、首や頭への血流が改善され、血圧が原因で起こる耳鳴りの症状が緩和される可能性があります。2ヶ月試して治療の効果を見ましょう。耳鳴りに対する銀杏葉エキスの使用の裏付けとなる研究はいくつかありますが、その効果についてはさらなる研究が必要です。[12]
    • 製造元の定める用量を守りましょう。
    • 銀杏葉エキスを摂取しても大丈夫かどうか、かかりつけの医師に確認しましょう。
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方法 3
方法 3 の 3:
耳鳴りの予防

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    内耳の蝸牛へダメージを与えて耳鳴りを引き起こす状況を避ける 耳鳴りは治療が難しい症状であるため、問題を引き起こしたり症状を悪化させる以下のような状況をはじめから避けるのが最善です。[13]
    • 大きな音  コンサートは耳鳴りの元凶になることが多々ありますが、建設現場、車の往来、飛行機、銃声、花火などの大音量も危険です。
    • 水泳 泳いでいる時に水や塩素が内耳に入り込んで、耳鳴りを引き起こしたり悪化させる場合があります。泳ぐときには耳栓をしましょう。
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    ストレスを解消する方法を見つける 耳鳴りを常時感じている場合は、 ストレスによる症状の悪化を抑えましょう。[14] 運動をする、瞑想の時間を取る、マッサージを受けるなどして緊張をほぐし、ストレス解消に努めましょう。[15]
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    アルコールとニコチンの摂取を控える これらの物質は血管を拡げ、血管に与えるストレスを増やします。これは特に内耳で起こりやすい現象です。アルコール飲料やたばこの摂取を控えて、耳鳴りの症状を抑えましょう。[16]
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ポイント

  • 耳鳴りを止めるために免疫機能を高めましょう。耳障りな音のレベルを上げてしまいかねない病原菌や病気から身体を守ることができます。また健康の増進に努めることで耳鳴りの症状が改善される場合もあります。したがって、健康的な食事、適切で定期的な運動、夜の十分な睡眠など、健康的な生活習慣を維持するように努めましょう。
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このwikiHow記事について

Luba Lee, FNP-BC, MS
共著者 ::
治験審査委員
この記事の共著者 : Luba Lee, FNP-BC, MS. ルーバ・リーはテネシー州に住む家庭医療を専門とするナース・プラクティショナー(一定レベルの診断や治療を行うことが許可されている上級看護師)です。2006年にテネシー大学にて 看護学修士号を取得しています。 この記事は9,248回アクセスされました。
カテゴリ: 全般的健康
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