この記事の共著者 : Diana Yerkes. ダイアナ・ヤーケスはアヴェダ研究所と国際皮膚研究所にて美容学を学び、「Rescue Spa NYC」の代表エステティシャンを務めています。スキンケア専門家協会(ASCP)の登録メンバーでもあり、美容を通じて癌と闘う患者達に精神的サポートを提供している団体「Wellness for Cancer」および「Look Good Feel Better 」よりボランティア美容師として認定されています。
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自分でヘアカラーを施すと、不運にもカラーリング剤で肌が汚れてしまうことがありますが、指、髪の生え際、耳などについてしまったカラーリング剤を簡単に落とす方法があります。カラーリング剤、重曹、家庭にある製品を使って色素を緩めてから洗い流しましょう。色素が沈着する前なら簡単に洗い流せます。落ちない場合は、手順を繰り返すか他の方法を試してみましょう。
ステップ
方法 1 の 3:
カラーリング剤を使う
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1肌を水ですすいでから、手を保護するために手袋を着用します。手についたカラーリング剤を落とす場合は手袋は不要ですが、髪の生え際や頭皮についたカラーリング剤を落とす場合は手袋を着用しましょう。[1]
ポイント: 髪の生え際や頭皮についたカラーリング剤は、ヘアカラーが終わってから落としましょう。
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2シミがついた肌にカラーリング剤を2~3分間こすりつけます。手袋をつけた指で硬貨大のカラーリング剤をすくって肌に塗り広げます。手についたカラーリング剤を落とす場合は、手袋をつけずにそのまま指ですくいます。カラーリング剤を2~3分間肌にこすりましょう。
- 新しくカラーリング剤をつけると、シミついたカラーリング剤が活性化して浮き上がり、洗い流せるようになります。
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3石鹸水で濡らしたタオルでカラーリング剤を拭き取ります。濡らしたタオルに食器用洗剤かハンドソープをつけて泡立てます。このタオルで注意しながらカラーリング剤を肌から拭き取ります。カラーリング剤が完全に落ちるまで拭きましょう。[2]
- 肌に石鹸が残っても心配する必要はありません。
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4肌を水ですすいで石鹸とカラーリング剤を洗い流します。流水(温水)の下で石鹸とカラーリング剤を洗い流しましょう。好みに応じて、水で濡らした清潔なタオルで肌を拭いても構いません。[3]
- カラーリング剤が完全に落ちなければ、この方法を繰り返すか別の方法を試しましょう。
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方法 2 の 3:
重曹ペーストでシミを落とす
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1重曹と液体食器用洗剤を1:1の割合で混ぜます。重曹大さじ2杯(24g)を小さなボウルに入れ、低刺激の液体食器用洗剤大さじ2杯(30ml)を加えます。[4]
- 重曹には穏やかな研磨作用があり、角質やカラーリング剤の色素を肌からこすり落とすことができます。
- 家庭にあれば、レモンを含む食器用洗剤を使うとシミを浮き上がらせることができます。
バリエーション: 石鹸や洗剤を使わずに早く落とすには、酢、除光液、消毒用エタノール、メイク落としに浸したコットンでシミのついた部分をこすります。この方法は色素が沈着する前の小さなシミに効果があります。
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2よく混ぜてペースト状にします。スプーンや小さな泡だて器で重曹と洗剤をよく混ぜます。重曹が溶けて泡が立ち、滑らかなペースト状になるまで混ぜましょう。[5]
- 残ったペーストは、キッチンのシンク磨きや浴室のタイル掃除に使えます。
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3ペーストを肌に1~2分間すり込みます。指で円を描くように肌をこすりましょう。こすり続けると重曹の作用でカラーリング剤が分解します。[6]
- カラーリング剤が分解するにつれ、ペーストに色がつきます。
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4濡らしたタオルでペーストを拭き取ります。タオルを温水で濡らして絞ります。このタオルで肌を拭いて重曹ペーストを拭き取りましょう。必要に応じてタオルを何回かすすぎ、ペーストを完全に拭き取ります。[7]
- タオルの代わりに濡らしたコットンボールやコットンシートを使うこともできます。
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5温水で肌を洗います。流水に肌をあて、手でやさしくこすりながら残ったカラーリング剤を洗い流します。重曹ペーストが完全に落ちるまでしっかり洗い流しましょう。[8]
- シミが完全に落ちなかったら、この方法を繰り返します。ただし、こすって肌が多少荒れているかもしれないので、数分間肌を休ませてから再度行いましょう。
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方法 3 の 3:
日用品を使う
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1洗剤、油、歯磨き粉を使います。洗濯用洗剤、食器用洗剤、ベビーオイル、オリーブオイル、歯磨き粉などを使って、カラーリング剤を落とすことができます。できれば、無香料の洗剤を使うと肌荒れを防げます。[9]
- 顔についたカラーリング剤を落とす場合は、油や歯磨き粉を使いましょう。繊細な顔の皮膚を傷める可能性が低いので他の製品より安全です。
- どんな歯磨き粉を使っても構いませんが、カラーリング剤を落とすには、重曹を含む歯磨き粉がより効果的に作用します。
専門家情報スキンケア専門家Diana Yerkes
スキンケア専門家専門家の技: 「スキンケア製品として人気のミセラーウォーターは、肌についたカラーリング剤を落とすのにも使えます!少量をコットンパッドにのせ、付着したカラーリング剤をこすり落としましょう」
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2濡らしたタオルに石鹸、オイル、歯磨き粉のいずれかをつけます。タオルを流水で濡らして固く絞ります。そのタオルに選んだ洗浄剤を広げましょう。使用する量は硬貨大くらいで十分です。[10]
- シミが少なく小さければ、タオルではなくコットンに洗浄剤をつけて使いましょう。
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3洗浄剤をつけたタオルで肌を1~2分間こすります。タオルでやさしく肌をこすってカラーリング剤を分解すると、簡単に洗い流すことができます。色素が沈着した場合や色が濃い場合は、洗浄剤を肌につけて1~2分間そのままおきましょう。[11]
- 肌荒れや肌のダメージにつながるので、ごしごしこするのはやめましょう。
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4肌をすすいでカラーリング剤を洗い流します。できれば、流水(温水)の下ですすいでカラーリング剤を洗い流しましょう。流水にあてるのが難しければ、温水で濡らした清潔なタオルを使ってカラーリング剤と洗浄剤を拭き取ります。[12]
- カラーリング剤が残っていたら、この方法を繰り返すか別の日用品を試しましょう。
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ポイント
- カラーリングを始める前に、カラーリング剤が肌につかないように保護しましょう。髪の生え際や耳にワセリンを塗って保護します。カラーリングが終わってからワセリンを洗い流しましょう。[13]
- できるだけ早く肌についたカラーリング剤を落としましょう。時間がたつと落ちにくくなります。
- どうしてもカラーリング剤が落とせなければ、美容学校、ヘアサロン、皮膚科などに行きましょう。カラーリング剤を簡単に落とせる薬剤があるはずです。
注意事項
- 紹介した方法で使用したいずれの製品も、目に入ると炎症を起こす恐れがあります。誤って目に入ってしまったら、直ちに水で目を洗いましょう。
- ここで紹介した方法で肌の痛み、灼熱感、ヒリヒリ感が生じたら直ちに水で洗い流しましょう。
必要なもの
カラーリング剤を使う
- ヘアカラー
- タオル
- 石鹸
- 手袋(任意)
重曹ペーストでシミを落とす
- 重曹
- 液体食器用洗剤
- 小さな容器
- スプーン又は泡だて器
- タオル
- 酢、除光液、メイク落とし(任意)
日用品を使う
- 洗濯用洗剤
- 食器用洗剤
- ベビーオイル
- オリーブオイル
- 歯磨き粉
- タオル
出典
- ↑ https://www.byrdie.com/how-to-get-hair-dye-off-of-skin
- ↑ https://www.byrdie.com/how-to-get-hair-dye-off-of-skin
- ↑ https://www.byrdie.com/how-to-get-hair-dye-off-of-skin
- ↑ https://www.southernliving.com/fashion-beauty/hairstyles/how-to-get-hair-dye-off-skin
- ↑ https://stylecaster.com/beauty/hair-dye-skin-coloring-hair-home/
- ↑ https://stylecaster.com/beauty/hair-dye-skin-coloring-hair-home/
- ↑ https://www.southernliving.com/fashion-beauty/hairstyles/how-to-get-hair-dye-off-skin
- ↑ https://www.southernliving.com/fashion-beauty/hairstyles/how-to-get-hair-dye-off-skin
- ↑ https://www.harpersbazaar.com/beauty/hair/advice/a4503/how-to-remove-hair-dye/