脈圧を算出する方法

共同執筆者 Shari Forschen, NP

この記事には:血圧を測定する測定結果を解釈する11 出典

脈圧とは、血圧を表す値としてよく目にする、心臓の収縮期圧と拡張期圧(例:120/80)の差です。高い方の値は収縮期圧であり、心臓が収縮(鼓動)して血液を送るときの動脈内の圧力を表します。低い方の値は拡張期圧であり、心臓の収縮期と収縮期の間(鼓動と鼓動の間)の動脈内の圧力を表します。脈圧の測定は、心臓発作などの心血管障害や冠動脈イベントのリスクを測るのに有効です。[1] 脈圧は血圧を測定したときに得られる2つの数値(収縮期圧と拡張期圧)から算出されます。言い換えれば、脈圧とは血圧の最高値と最小値の差です。

パート 1
血圧を測定する

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    血圧を測定する 血圧計カフ、聴診器、血圧計を用いた従来の方法で血圧を測定するには、ある程度の練習を要する可能性があり、教育や経験を必要とします。そのため、地元の薬局などにある全自動血圧計を利用して血圧を測定する人もいます。
    • 家庭用血圧計を購入する際には、カフ(腕に巻きつけるバンド)が自分の腕にぴったりと合うこと、血圧計の表示が読みやすいこと、そして手頃な価格であることを確認しましょう。たいていの血圧計は自動化されています。カフに腕を置き、スタートボタンを押して測定結果を待つだけです。[2]
    • 血圧測定の前は、糖類やカフェインを摂取したり、過剰なストレスを抱えるのは避けましょう。これらは、血圧を上昇させて、誤った測定結果となる要因となります。
    • どうしても自宅で血圧を測定したい場合には、正しい測定結果を得るために、3回測定しましょう。楽な姿勢で座り、リラックスして、腕を心臓と同じ高さにして測定します。[3]
    • たいていの血圧計は較正を必要とすることに注意しましょう。使用している血圧計が正確であるかどうかを確かめるには、取扱説明書を参照したり、製造メーカーに連絡して較正や点検が必要であるかどうかを確認します。
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    収縮期圧と拡張期圧の数値をメモする たとえば、血圧測定の結果が110/68だとします。これらの数値を記録しておけば、血圧の変動を監視できるという利点があります。
    • 血圧は1日を通して変化するため、1日に複数回、異なる時間に(最も正確な数値を得るには、2~3週間にわたって)測定して、それらの結果から平均値を算出します。
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    収縮期圧から拡張気圧を差し引いて、脈圧を算出する この例では、110から68を差し引きます。すると、脈圧は42となります。[4]

パート 2
測定結果を解釈する

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    脈圧が正常範囲内であるかを判断する 脈圧は年齢や性別によって若干異なりますが、医学的に定められた指標があります。
    • 脈圧40(mmHg)は正常であり、40~60は比較的正常(健康)の範囲内です。[5]
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    脈圧が60を超える場合には、医師の診察を受ける 60を超える脈圧は、心臓発作などの心血管イベントや、高血圧などの一般的な心血管疾患のリスク要因とみなされます。脈圧が高いということは、心臓弁が血液の逆流を防ぐために正常に機能しておらず、心臓が効率的に血液を送り出せていない(弁逆流の)可能性があることを示唆しています。[6]
    • 収縮期高血圧は、収縮期圧が140を超える一方で、拡張期圧は通常とほぼ変わらない(90mmHg以下)場合に発生します。この疾患の治療用処方薬には様々なものがあります。[7]
    • 多くの場合、心身のストレスは脈圧上昇の原因となる可能性があります。[8]
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    脈圧が40mmHg以下である場合には、かかりつけ医に相談して、原因となる疾患の診断を仰ぎましょう。脈圧が低くなる要因はいくつかあります。
    • 大動脈弁閉鎖不全症は、大動脈から左心室に血液が逆流する病気で、大動脈弁に問題がある場合に発生します。これにより拡張期圧が低下します。この症状がある場合には、外科的手術が必要になります。[9]
    • 心臓麻痺、腎不全、糖尿病、および血漿ナトリウム濃度の低下等、これら全ては脈圧低下の要因となります。[10] かかりつけ医に相談して、原因となる疾患の診断を仰ぎましょう。

ポイント

  • 脈圧は、あくまでも心臓や循環器系のあらゆる疾患の可能性を示す指標です。脈圧によって、特定の疾患を直接診断することはできませんが、それはリスク要因の存在と心臓の精密検査が必要であることを示す有用な指標であることが多くの研究によって明らかにされています。[11]

記事の情報

この記事はShari Forschen, NPが共著しています。 シャリ・フォーシェンはノースダコタ州にある医療センター、「Sanford Health」に勤務する正看護師です。2003年にノースダコタ大学にてナース・プラクティショナー(家庭医学専門)の修士号を取得後、正看護師として働いています。

カテゴリ: 全般的健康

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