腹痛は煩わしい症状で、決まって悪いタイミングで起こります。幸い、たいていの腹痛は深刻なものではなく、自宅でのちょっとしたケアで治すことができます。通常、お腹が痛むのは体が何らかのケアを必要としているためです。腹痛を治すための手軽な方法をここでいくつかご紹介します。

パート 1 の 2:
簡単な緩和法

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    座る 動き回らずにじっとして、胃に振動を与えないようにしましょう。胃を揺らすとそれだけで胃のむかつきが起こります。そんな時は胃を落ち着かせると腹痛が緩和されるでしょう。ゴボゴボという音がしてお腹が鳴ったらそれは良い兆候です。覚えておきましょう。
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    飲食しない 飲食をただちに中止して、胃を完全に休めます。どうしても食べなければならない時は、穀物などの非酸性食品(クラッカー、米、オートミール)や非酸性の野菜や果物(ジャガイモ、バナナ、葉物野菜)を少量だけ食べましょう。
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    市販の制酸薬(胃腸薬)を服用する 消化不良による腹痛や胸やけの症状がある場合は、制酸薬を服用して胃酸を中和しましょう。
    • 市販の制酸薬にはサクロンS(エーザイ)やパンシロンAZ(ロート製薬)などがありますが、同様の成分を含むその他の制酸薬も薬局で購入できます。
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    ジメチコンを服用する お腹が張って苦しいときにはジメチコンを服用しましょう。ジメチコンは腹部膨満感に効く市販薬で、余分なガスを排出する働きを持ちます。
    • 腹痛の原因がガスか否かを判断するには、腹部をマッサージしてゴボゴボという音が聞こえるか確かめましょう。ゴボゴボという音が聞こえたら、恐らく胃の中に余分なガスが溜まっています。ジメチコンはこうした余分なガスの排出を促します。
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    次サリチル酸を服用する 次サリチル酸には下痢止めの効果があります。残念ながら、次サリチル酸ビスマスは日本では未承認の成分ですが、海外では「ペプトビズモル(Pepto-Bismol)」という商標名で購入が可能です。
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    トイレに行く 「まさか!」と思われるかもしれませんが、腹痛の原因がただの便意であることも考えられます。
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    シャワーまたは入浴をする 体を休める、内臓を温める、心を落ち着かせるといったことはどれも腹痛の改善に効果があります。ストレスが溜まるとその反応として腹痛が起こることがあります。
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    横にならない 胃酸が食道にまで上ってきたために腹痛(または胸やけ)が起こる場合があります。楽な姿勢でソファーや椅子などに座り、胃酸が胃の中に戻るまでゆっくり待ちましょう。
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    腹部を温める 温熱パッドが手元にない場合は、蒸しタオルを腹部に当てます。必要なだけ当て続けましょう。
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    腹部をマッサージする 2本の指で押しながらゆっくりと円を描くように上腹部と下腹部をマッサージしましょう。
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    眠る 可能であれば昼寝をしましょう。たいていの場合、起きた時には腹痛は治まっています。眠れない場合は、仰向けで胃を真っすぐに伸ばして休息しましょう。
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パート 2 の 2:
家庭療法

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    プロバイオティクス(善玉菌)入りヨーグルトを食べる ヨーグルトは胃の不調を改善する非常に優れた食品です。健康に良いプロバイオティクス(善玉菌)が豊富に含まれていて、胃を落ち着かせる働きがあります。マンチェスター大学の研究では、過敏性腸症候群を抱える複数の女性が毎日ヨーグルトを食べ続けたところ、全体の78%に膨満感の減少がみられました。
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    プロバイオティクス(善玉菌)を含む食品や発酵食品を食べる プロバイオティクスは様々な形態で販売されており、胃のトラブルを著しく軽減することが報告されています。コンブチャ(紅茶キノコ/発酵茶)、ヨーグルト、ケフィアおよび乳酸菌発酵野菜にはすべてプロバイオティクスが豊富に含まれています。
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    重曹を水に溶かして飲む 大さじ2杯の重曹を約240mlの飲料水に混ぜましょう。
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    ハーブや薬草を利用する 特に腹痛を鎮める効果のあるハーブが数多くあります。以下をお試しください。
    • シナモンティーを作る カップ2杯の水にシナモンスティック2本を入れて、弱火で15~20分沸かします。シナモンスティックを取り除き、マグカップまたはグラスに注ぎます。大さじ1杯のハチミツで甘みを加えましょう。
    • ペパーミントティーを作る 中にはシナモンティーよりもペパーミントティーを好む人もいます。どちらも胃を落ち着かせる効果があり、リラックスできます。
    • キャラウェイティーを作る カップ2杯の水に小さじ2杯のキャラウェイシードを入れて、弱火で15~20分沸かします。茶漉しで濾して液体をグラスに注ぎ、大さじ1杯のハチミツで甘みを加えます。またはキャラウェイ油を摂取しましょう。キャラウェイ油は、胃腸の痙攣など消化器系の疾患に広く活用されます。
    • フェンネルを摂取する インド料理の多くにフェンネルシードが使用されているのを不思議に思ったことはありませんか?フェンネルシードには、ガスを取り除いて消化を促す働きがあります。スプーン一杯分のフェンネルシードをそのまま食べるか、フェンネルシードティーとして摂取しましょう。
    • 生姜を摂取する お腹の不調には生姜が効きます。生姜は吐き気や消化不良を鎮めるために活用されています。生食やお茶で摂取する、あるいは生姜カプセルを購入するなどしましょう。
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    リンゴ酢とハチミツの霊薬を作る 昔ながらのレシピは現代でも広く重宝されています。万人向けというわけではありませんが、気が向いたら試してみるのもよいでしょう。胃の不調が解消されるかもしれません。グラス1杯の水にハチミツとリンゴ酢を大さじ1杯ずつ加えて飲みましょう。
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    パパイヤ、ザクロ、パイナップルを食べる こうした果物に含まれている酵素は、何世紀にもわたり腹痛を鎮める効果があるとして食されてきました。ただし、食べすぎは禁物です。こうした果物は大量に摂取すると腹痛を引き起こすと言われています。
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    炭酸水を飲む 炭酸飲料はゲップを促し、その働きで体内に溜まったガスが排出されるため、胃を鎮める効果があります。
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    固めに焼いたトーストまたはクラッカーを食べる 固いトーストやクラッカーを食べると満腹感が得られると同時に、ぜん動リズムが整えられて体内イオンの消失を防ぎます。
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ポイント

  • 深部が痛む場合は、横になって腹部を枕で押してみましょう。
  • 食事に気を配りましょう。不健康な食事は胃の不調の大きな原因となります。体に良くないものやジャンクフードを食べていると、長期的な胃のトラブルを招くことにつながります。毎日の食事に新鮮な野菜や果物、発酵食品、乳製品、全粒穀物を取り入れましょう。
  • 仰向けになって、できるだけ多く数を数えてみましょう。こうして気持ちを胃痛からそらすことで、気分が良くなり痛みが和らぎます。
  • 軽い食事を頻繁に摂りましょう。1日に少量の食事を5、6回に分けて摂ることが最良の食事法として栄養士に推奨されています。この食事法は消化器官にやさしく、胃のトラブルを防ぎます。
  • ストレッチをしましょう。 ストレッチは体の緊張をほぐすだけでなく、消化器の循環を促し、機能を正常に保ちます。
  • 生姜、ペパーミント、フェンネルシードを料理に取り入れましょう。これらは最も腸に優しい食材です。ぜひ食事に加えてみましょう。
  • 吐き気がしたら我慢してはいけません。嘔吐すれば腹痛の原因となっている胃酸を除去できます。
  • 横になって休むと体の緊張がほぐれます。
  • リラックスしましょう。ストレスや不安、落ち込んだ気分が腹痛の原因となる場合も多くあります。ストレス解消になることを積極的に行いましょう。瞑想する、安らげる音楽を聴く、キャンドルを灯してストレッチを行うなどしましょう。
  • 料理にカイエンペッパーを加えましょう。ニューヨーク大学の研究では、毎日2.5gのカイエンペッパーを摂取した人は、3週間後に胃の不調が改善されたとの結果が出ています。
  • トイレには時間をかけてゆっくり入りましょう。
  • 部屋の照明を消して、お気に入りの曲をかけましょう。温かい毛布にくるまって少し眠ってみましょう。睡眠からは一時的な昏睡状態の作用が期待できます。睡眠は体の回復を促し、覚醒時には通常できないことを体に働きかけます。
  • 読書やゲームなど集中力を必要とすることを行って、痛みから気を紛らわせましょう。
  • ペパーミントを食べましょう。アメや薄いミントクッキーであれば、痛みを和らげる効果があります。
  • 仰向けで横になりましょう。腹痛はたいてい物事がうまくいっていない時に起こります。リラックスするように努めましょう。
  • コーラやジンジャーエール、サイダーなどの炭酸飲料を少しずつ飲みましょう。胃の中に溜まったガスがゲップになって出てきます。
  • 仰向けに横になって癒しの音楽を聴くとリラックスできます。
  • 動かずにじっとしていましょう。走ったり跳び回ったりすると、腹痛がひどくなることがあります。
  • 食べすぎに注意しましょう。食べすぎると腹痛が悪化すると同時に肥満の原因にもなります。

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注意事項

  • 胸やけや胃酸の逆流が原因でお腹が痛む場合は、横にならないようにしましょう。横になると胃酸が食道まで上ってくるおそれがあります。
  • 以下の痛みを感じたら医師に相談しましょう。
    • 耐えられない痛み、鋭い痛み、焼けつくような痛み
    • 今まで経験したことのないような激しい痛み
    • 日に日にひどくなる痛み
    • 突然の痛み
  • 虫垂炎(俗にいう盲腸)は実際にある病気です。以下の症状には注意が必要です。
    • 虫垂炎は非常に特殊な痛みを伴います。通常、まず上腹部(へそ)辺りに鈍い痛みを感じ始め、それがより鋭い痛みになって下腹部へと移動します。
    • 食欲不振
    • 痛み出した直後の嘔吐や吐き気
    • 発熱
    • 腹部の腫れ
    • ガスの停滞
    • 以上の症状に心当たりがある場合は、直ちに医師に相談してください。虫垂炎は虫垂に起こる炎症で、通常、虫垂を手術で切除して処置します。しかし心配は無用です。虫垂がなくても身体機能に支障はありません。事実、なぜ虫垂が人体にあるのかは謎のままです。
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カテゴリ: 全般的健康
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