学習ガイドとは、テスト勉強のストレスを軽減するためのツールです。たくさんの教材を使って勉強している場合、そのすべてを1つのガイドにまとめる作業は面倒かもしれません。ただ、情報を整理し、自分に合った形式にまとめるコツをつかめば、次回のテストで優秀な成績を収め、今後のあらゆる試験に備えることができるようになるでしょう!

パート 1
パート 1 の 3:
学習ガイドの形式を決める

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    目的に合った形式を選ぶ 学習ガイドには様々な種類があり、科目や学習スタイルに合わせて形式も異なります。復習する科目が何であれ、その科目に合っていて、その科目を学ぶ際の自分のニーズに合った形式があるはずです。情報を整理し、最も使いやすい学習ガイドを作成しましょう。
    • 視覚的な学習を得意とする場合:学習ガイド内のセクションごとに色分けしたり、マインドマップで情報を書き出したりすることで、より短い時間で確認できるようにしましょう。[1]
    • 線的な考え方を得意とする場合:情報を時系列やアルファベット順に整理して、1つの事柄を一連のつながりで記憶していきながら学習を進めましょう。[2]
    • 感情的に情報をつなぎ合わせて理解するタイプの場合:物語形式のメモにまとめて、学習内容の理解を深めましょう。数学の概念なども、共感できるようなストーリーに変換します。短編小説のような形で学習ガイド内にまとめ、読み返しながら公式の応用などを身につけましょう。
    • 情報を短時間で暗記できる場合:単語や定義を暗唱して録音し、iPodなどで1日中繰り返し聴く、フラッシュカードを作成して定期的にテストするなど、効率よく暗記できる方法で学習しましょう。
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    コンセプトマップを作成し、主な項目をつないで情報の優先順位を決める コンセプトマップで、主な項目をそれぞれ別のボックスに書き込み、時系列や重要度に応じてつないでいきます。その後、主な項目から派生する関連情報をつなげていきましょう。[3] この方法を使えば、その科目で扱う内容がどう組み合わさって、全体の概念を構成しているのかを視覚的に理解することができます。
    • 宇宙飛行の歴史の章をコンセプトマップにまとめる場合は、「宇宙開発競争」を大見出しとし、それをアメリカとソ連のカテゴリに分けます。その後、それぞれのミッション、プロジェクト、成功、失敗などのデータを書き加えていきましょう。
    • エッセイの課題で書かされることがある、決まった形式のアウトラインも、コンセプトマップの1つです。アウトラインを作成する方法が自分に合っていて、情報を整理しやすい思う場合は、学習内容をアウトラインにまとめてみましょう。アウトラインは優れた学習ガイドになるものですが、それはアウトラインの作成を簡単だと感じる場合だけです。アウトラインを作成することがストレスになるようであれば、別の方法を探しましょう。
    • テクニカルインフォメーションダイアグラムという図を使えば、一連の決まった段階を経るプロセスや手順を、視覚的に表現できます。まず主要な概念を書き入れ、次に重要なポイントとなる事柄を、左から右に向かって起こる順番に並べていきましょう。
    • タイムラインは、時系列に沿って出来事の概要をまとめることができるため、歴史・政治・生物などの科目の学習によく使われます。
    • 勉強をする際には、大まかな事実や公式、概念、それらの関係を優先して学ぶとよいでしょう。歴史的に重要な日付や名前など、細かい部分も覚えやすくなります。
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    比較図表を使って、重要な概念の違いをわかりやすくする 関連する内容のグループを比較対照する必要がある場合、比較図や表を使った学習ガイドを作成します。歴史や生物などの科目で、特定の事柄の類似点を整理したり、文学の講座で異なる作家を比較したりする場合に表を利用しましょう。
    • さまざまな植物の種類についてまとめた比較図表の場合、植物の名前をそれぞれの列の先頭に記載し、その下の行に(植物界での分類である)科や属を記載します。情報をまとめることで、短時間で比較や復習ができるようになるでしょう。
    • 文学の勉強の場合は、それぞれの列に小説の登場人物の名前を書き、その下に属性などの情報を書き入れた比較図表を作成します。同様に、異なる2つの小説の情報を比較図表にまとめてもよいでしょう。
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    フラッシュカードやコンセプトカードを使って単語を覚える フラッシュカードは、通常約13㎝×約18㎝の白紙のインデックスカード(索引用カード)を使って作成します。情報量は多くても少なくても構いません。個々の単語や特定の概念を記憶するのにぴったりの方法であり、語学や歴史の勉強の際に特に効果的でしょう。
    • インデックスカードの表に重要な概念を1つ書き、カードの裏にはその概念に関連する事柄を書き込みます。カードを使って、一人で何度も繰り返し学習したり、誰かにクイズを出してもらったりしてみましょう。カードの表側を見て裏の内容を答えたり、裏側を見て表の内容を答えたりを何度も繰り返し、本当に内容を覚えているか確認します。この方法は、特に外国語の単語を覚える際に有効です。
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    自分で模擬試験を作って勉強する 模擬試験を作成することで、試験問題にどんな内容を含めるべきかを教師の視点で考えられるようになり、テストで出題される内容を2つの観点から分析できるようになります。問題を予想することで、他の人より一歩先を行くことができるでしょう。実際に受けるテストが、択一式のテストなのか、穴埋め式のテストなのか、それとも作文問題なのかを確認しておきます。それに合わせて、テストに出そうな問題を作成しましょう。
    • 教材の内容を参考にしながら問題を作ってみましょう。講師から出題される内容を想定して、実際のテストの時と同じように答えを書いていきます。
    • 過去のテストが手元にあれば、先生がそれを学習ガイドとして配布してくれるはずです。教科書にサンプルテストが掲載されていることも多いので、それを利用して勉強してもよいでしょう。何度もテストを受けるのは大変だと思うかもしれませんが、これはかなり効果的な勉強法です。テストにどんな問題が出るのかを、予想するためのヒントも得られるでしょう。
    • クラスメイトと一緒に勉強している場合は、時間を取って互いにテスト問題を作りましょう。その問題を交換し、相手の考えた問題を解いてみます。自分が重要な内容をきちんと覚えているか確認できるでしょう。
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    複数の学習ガイドで勉強する 教材から抜き出した主な概念や補足情報を使って、さまざまな形式の学習ガイドを作成します。紙に手書きでまとめても、ワープロソフトやスプレッドシート、学習ガイド用のプログラムを使ってまとめてもよいでしょう。
    • メモを書き直したり、手書きの学習ガイドに情報をまとめたりすることで、タイプするよりも、頭の中で情報が物理的に結びつきやすいと感じる学生もいます。メモの丸写しには記憶力を高める効果はありませんが、積極的に読んだり書き直したりすることにより、読むときと書くときとで、2重の学習効果が得られるでしょう。[4]
    • 手書きの文字が読みにくいという人や、単にパソコン作業が好きな人は、学習ガイドをタイプして作成し、自由におもしろい図や表を挿入してもよいでしょう。それらをプリントアウトするか、モバイルデバイスを使って読み返すなどして学習しましょう。
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パート 2
パート 2 の 3:
勉強する内容を明確にする

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    テストの内容について先生に質問する 適切なポイントに目を向け、努力の方向性を定めるために、まずは講師・教授・先生・TA(ティーチングアシスタント)などと話しましょう。教師側の回答が授業で主に議論していた内容とは異なる場合、授業中に議論し、読み、取り上げた内容が、今回のテストにどのように含まれるのかを確認しておきます。
    • 授業で学んだ知識やスキルが学期中に蓄積されていく、累積的なタイプのコースもあれば、最終試験まで全体的な内容についてのテストは行わず、個別のトピックや章ごとにテストを行うコースもあります。次の試験の具体的な内容については、必ず先生に質問し、その内容に絞って勉強するようにしましょう。
    • 何を勉強すべきかわからない場合は、新しい知識やスキルについて勉強しておきましょう。教師側が学生の記憶力を試すために、嬉々として過去に学んだ内容から出題してくる場合もあるかもしれませんが、最近学んだ章、講義内容、知識について聞かれる可能性のほうが高いでしょう。教師の多くは、学生を罠にかけようなどとは考えません。
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    教科書やその他の資料を一通り読む 授業にもよりますが、教科書とその授業関連の資料は最も重要な情報源となります。多くの教科書では、学習する上で最も重要となる、主な概念・スキル・内容が太字などで強調されているため、優れた学習ガイドとして利用できるでしょう。
    • 教材を再読して、自分の学習ガイドに掲載する主な内容を抽出しましょう。復習の際に、その章の一言一句を漏らさずすべて読む必要はないはずです。主な概要に目を通し、学習ガイドに掲載する情報をマークしましょう。この作業自体が、テストのための復習の最初のステップになります。
    • 学習ガイドに記載する内容を絞り込むために、章のまとめやクイズをチェックしましょう。教科書内にクイズや理解度チェックが掲載されている場合は、それらをコピーして、学習ガイドに加えます。先生が教科書を基にテストを作成しない場合でも、教科書の内容を徹底的に学んでおくことは、テストの問題を想定した優れた復習方法の1つです。
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    授業のノートの内容をまとめて、「変換」する 講義内容のメモや配布されたプリント、その他の補足資料などをまとめましょう。コースのテーマや内容によっては、授業のノートが教科書や課題図書と同程度、あるいはそれ以上に重要になる場合があります。[5]
    • 授業中に取ったノートはぐちゃぐちゃだったり、複雑になっていたりして、復習が難しい場合があります。学習ガイドは、その内容をすべて網羅したきれいなバージョンのノートのようなものです。元のノートの一字一句すべてではなく、先生が話した主な概念や重要な内容だけを抽出し、書き写す時間を少しでも短縮しましょう。ノートの内容を学習ガイド用に簡潔に変換します。
    • ノートを取るのが苦手な場合は、クラスメイトに、ノートを見せてもらえないか頼んでみましょう。細心の注意を払い、ノートはすぐに返すようにします。より詳細なノートを作成し、それを復習に使ってもらうことで、あとで友人に恩返しをしましょう。
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    補足となる定義・解説・資料を探す 特定のテーマについての理解を深めるために、ノートや教科書以外で調べた内容が役に立ったり、必要になったりすることもあります。概念やスキル、事実を完璧に理解するのに、ノートや教科書だけでは不十分な場合は、わからない重要な用語などについて、さらに調べて明らかにしましょう。その概念について十分に調べておくことで、独自の視点で考えられるようになり、テストに向けた理解も進むはずです。
    • 期末試験に向けて勉強しているなら、過去のテストや学習ガイド、プリントなどをまとめておきましょう。これらは優れた学習ガイドになります。
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    各章や講義の主要な概念に的を絞って学習する そのセクションや章で最も重要な概念を見極めます。具体的でも重要度の低い情報は無視して、概念を理解することに力を注ぎましょう。科目によっては、日付や公式、定義などの具体的な内容が重要な場合もありますが、スキルや主要なテーマの方がより重要になります。
    • 数学や理科の復習の場合:重要な公式は必要に応じて暗記しますが、その公式を応用することがより重要になります。公式の使い方を理解し、いつ、どのように使うかを考えましょう。公式そのものよりも、その公式の背景にある考え方が大切です。物理や化学などの理系科目についても同じことが言えます。実生活に即した例題を作って学ぶようにしましょう。
    • 国語の復習の場合:テスト範囲に含まれる作品の登場人物の名前をすべて知っていることはもちろんですが、具体的な内容よりも、プロットや物語の意味、テーマなどに注目しながら読むようにしましょう。小論文形式のテストで、「主人公の妹」に言及しなければならない場合に、その登場人物の名前を忘れていても、それ以外の部分が考え抜かれていて、よく書けていれば、あまり問題にはなりません。
    • 歴史の復習の場合:重要な出来事や用語の暗記に多くの時間を割くのが一般的ですが、勉強している時代のテーマや、それらの出来事がなぜ重要なのかを理解することも大切です。また、名称や日付の関連性を理解することで、さらに効果的に学習できるでしょう。
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    情報に優先順位をつける 学習に使うすべての資料を、管理しやすくセクションごとにまとめましょう。章全体に目を通すよりも学習しやすくなるはずです。セクションごとに太字の見出しを使ったり、短時間で効率的に情報にアクセスできるよう、箇条書きでリスト化したりしてもよいでしょう。
    • 学習ガイドのサブステップとして、個々の知識と概念の関係を明確にし、説明して示しましょう。また、それぞれの学習ガイドをグループ化し、まとめて学習できるよう、情報の小さなまとまり同士をリンクさせます。例えば、歴史の最終試験のための復習をする場合は、戦争のすべてのセクションを1つの学習グループとしてまとめる、関係する大統領たちの情報をすべてまとめるなどして、共通のテーマを探すとよいでしょう。
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パート 3
パート 3 の 3:
学習ガイドを活用する

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    必要な内容をすべて盛り込み、常に持ち歩く 試験に必要な内容をすべて学習ガイドに盛り込みましょう。持ち運びに便利な資料として、学習ガイドを常に持ち歩くようにし、教科書は家に置いておきます。これはテスト範囲の情報量の多い、情報蓄積タイプの試験の場合は特に重要になるでしょう。1つ1つの章に目を通すのは大変ですが、きちんとまとめたノートを読み込むことで、短時間で効果的な学習ができます。
    • バスに乗っているときや、テレビを見ているときなどに、学習ガイドを取り出して、パラパラとめくりましょう。テスト範囲の「回診」の頻度を上げれば上げるほど、内容を覚えていけるはずです。
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    テスト前に確認できるよう、難しい部分をマークする 特定の公式を覚えられなかったり、概念を理解できなかったりする場合は、青などの決まった色でマークして、残りの部分の勉強を続けます。再度勉強する際には、青でマークした部分から始めて、テストまでに確実に覚えられるようにしましょう。これは、もっと学習の必要がある箇所がわかりやすくなるだけでなく、学習を進める上で達成すべき、具体的な目標も明確になる優れた方法です。
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    いろいろな場所で勉強する 勉強する場所を変えることで、記憶する能力が上がるという研究結果があります。寝室・裏庭・学校の食堂など、少しずつ場所を変えて勉強した場合よりも、自分の寝室に籠って勉強した場合のほうが、学習内容を覚えづらくなる可能性があるのです。[6]
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    スケジュールを立てて勉強する できるだけ早い段階で学習ガイドを作成し、テストが間近に迫ってくる前に、勉強できる時間をたっぷり確保しましょう。テスト前の数週間は、勉強しなければならない科目やセクションごとに時間を割り振り、それぞれの内容の復習に十分な時間を割けるようにします。直前になってすべてを詰め込むような事態にならないようにしましょう。
    • ストレスや不安に悩まされ、テスト前にパニックに陥りがちな人は、先手を打ってそれぞれの章やトピックの締め切りを設定しておくとよいでしょう。今週は第1章と第2章を終わらせて、翌週は第3章と第4章に進むとあらかじめ決めておくことで、1週間は第1章と第2章の学習に集中し、第3章と第4章の内容については後で考えることができるようになります。
    • 勉強は別々に分けて行い、一度に1つの科目だけに集中するようにします。1つの科目の勉強が完了するまで集中的に学習し、5つの科目を行ったり来たりしないようにしましょう。[7]
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ポイント

  • 学習ガイドの形式にはそれぞれに長所と短所があり、学習スタイルも様々です。複数の形式を取り入れ、科目や学習タイプに合わせて学習ガイドを適切に活用しましょう。例えば、視覚的な学習を得意とする人には、地図や図の形式が最も有効であり、聴覚的な学習を得意とする人には、声に出して覚えるフラッシュカード形式が適しているでしょう。
  • なるべく簡潔にまとめましょう。不必要な情報は盛り込まないようにします。
  • 学習ガイドの作成に付箋を使いましょう。必要に応じて剥がし、新しいものと交換できます。
  • 教科書内で強調されている用語・定義語は、重要なポイントである場合が多く、学習ガイドに盛り込む内容を決める上でも参考にできるでしょう。
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このwikiHow記事について

Jake Adams
共著者 ::
家庭教師、テスト対策専門家
この記事の共著者 : Jake Adams. 家庭教師として11年以上の経験を持つジェイク・アダムスは、カリフォルニア州マリブを拠点にSAT・ACT対策と大学受験カウンセリング、また幼稚園から大学の教科科目指導を提供している会社「PCH Tutors」の経営者です。また、カリフォルニア州在住の優れた家庭教師をクライアントに紹介するオンライン家庭教師仲介会社「Simplifi EDU」の最高経営責任者も務めています。ペパーダイン大学にて国際ビジネス・マーケティングの学士号を取得。 この記事は1,042回アクセスされました。
カテゴリ: テスト
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