スタンドアップパドルボードは近年注目を集めているウォータースポーツの一つです。一口にスタンドアップパドルボード(SUP)と言ってもいろいろな楽しみ方があり、自分に合ったボードを探すのは容易ではないように思えるかもしれません。しかし、そんなことはありません!どんな楽しみ方をしたいか、身長や体重、それぞれのSUPの特徴や機能を考慮して、自分に合ったボードを選びましょう。

方法 1 の 4:
ボードの種類と選び方

  1. 1
    オールラウンド、レジャー用、ツアリング用など多目的用のボードを選びましょう。初心者の多くが選ぶ多目的用のSUPは、基本的に、湖、湾、流れの穏やかな川などのフラットウォーター向けの仕様になっています。このタイプのボードは体長が長く、幅も広く、サーフィンやレース用ボードに比べて体積も大きな作りとなっています。
    • 多目的SUPは、軽くて持ち運びしやすいファイバーグラス製のものがほとんどです。価格が安めのプラスチック製のものもありますが、ファイバーグラス製に比べると重量があります。
  2. 2
    波乗り用にはサーフィング用ボードを選びましょう。サーフィングパドルボードは、他のタイプのボードと比べると短く、幅が狭く、軽量です。また、上下両サイドの先端(ノーズとテール)が細くなっています。このタイプのボードは、素早くターンを切れるように設計され、サーフィングエリアで使用するために作られています。[1]
    • サーフィンが目的の場合のみ、このタイプのボードを選びましょう。このボードは長いボードに比べて安定感がなく、長距離のパドリングには向いていません。
  3. 3
    パドルボード上級者は、レース用ボードを購入しましょう。レース用のボードは体長が長く、標準的またはサーフィン用ボードに比べて幅が狭く、高速で波を乗りこなしていくレースに合わせて設計されています。このボードは高速で直進していないと、安定感が非常に悪いため、パドルボード上級者以外は使用しないようにしましょう。[2]
  4. 4
    流れの速い川でのパドリングには、ホワイトウォーター用のボードを選びましょう。ホワイトウォーターSUPは体長が短く、より操作性のある仕様になっています。ボード自体にロッカー(ボードが反り上がっている)または、曲線が入るなどして、波や流れに対応できるように作られています。このタイプのボードは、インフレータブル(自分で空気を入れて膨らます)タイプのものが多く、軽量で水上での浮力が増すようにできてきます。[3]
  5. 5
    水上でのヨガには、ヨガやフィットネス用のボードを選びましょう。ヨガ・フィットネス用ボードは、サーフィン用または多目的ボードに比べて幅が広く、体長も長い作りになっています。ボードトップも柔らかめで、エクササイズ用の様々な道具を取り付けるパーツが付いています。[4]
    • このタイプのボードは、大抵の場合、エクササイズ中に流されずに停泊できる様にアンカー(錨)がついてきます。アンカーなしのフィットネスボードを購入する場合は、ボードとは別に、ボードに合った重さのアンカーを探しましょう。
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    保管場所に困るようであれば、インフレータブル(自分で空気を入れて膨らます)のボードを探しましょう。アパート住まい、または車が小さく大きなボードを運ぶことが困難な場合は、インフレータブルボードが適しているでしょう。インフレータブルボードは、穏やかなフラットウォーターと流れが速い川のどちらでも使うことができます。[5] また、インフレータブルボードは普通のボードよりも厚みがあり、大きいので、初心者に向いています。[6]
    • このタイプのボードは、安定性に欠けるので波乗りには向いていません。サーフィンをするつもりなら、このタイプのボードは避けましょう。しかし、最近ではボードの性能が上がってきて、サーフィン用のインフレータブルボードも人気が出てきています。
    • インフレータブルボードは、そうでないボードに比べて寿命が短く、約2年とされてます。
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方法 2 の 4:
正しいサイズの選び方

  1. 1
    体重が80kg以下の人は長さ3.2m〜3.5m(10.5〜11.5ft)のボードを選びましょう。ボードの最大積載重量によってSUPの長さを選ぶのが一般的です。体重が軽ければ軽いほど、短いボードを選んだ方が良いでしょう。水上で子供や他の家族と一緒に使用する場合は、ボードに一緒に乗る人の総重量を考えて、長めのボードを選ぶと良いでしょう。[7]
    • 体重が軽い、または体重が20kg〜55kgで1人で使用する場合は、長さが2.7m〜3.2m(9〜10.5ft)の一番短い、オールラウンドボードが良いでしょう。
  2. 2
    体重が65kg〜100kgの人は、長さが3.5m〜3.8m(11.5〜12.5ft)のボードを選びましょう。体重が65〜100kgの平均的な体重の人は、大抵の場合、ミディアムサイズのボードを選ぶとよいでしょう。オールラウンドのボードの多くがこのサイズで作られています。このサイズは、多目的用のボードの中で一番簡単に探すことができるでしょう。[8]
  3. 3
    体重が90kg〜125kgの人は、3.8m(12.5ft)以上のボードを選びましょう。長いボードは幅が広いことが多く、体重が分散しやすくなっています。1人または家族の総重量が90〜125kgになる場合は、一番大きなボードを選びましょう。[9]
  4. 4
    パドルサーフィン用のボードは、ボードのボリュームガイドに従いましょう。サーフィン用のSUPはそもそも短めなので、長さではなくボリューム(体積)で適正サイズを割り出します。ボリュームの割り出し方は、体重に経験値を示す定数を掛けます。[10]
    • 初心者は体重をポンドに変換し、1〜1.4を掛けます。
    • 中級者も同様に、体重をポンドに変換し、0.8〜1を掛けます。
    • 上級者も同様に、体重をポンドに変換し0.6〜0.8を掛けます。
    • 上記の計算で導き出された数字が、自分に合ったボードのボリューム値(単位はリッター)になります。
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方法 3 の 4:
SUPのオプション機能を選ぶ

  1. 1
    厚みのあるトラクション(ギザギザ)の入った、滑りにくいデッキパッド付きのボードを選びましょう。初心者にとってデッキパッドは一番重要なオプションパーツと言っても良いでしょう。ボードのノーズからテールまでデッキパッドが入っているボードもありますが、そこまで必要ではありません。むしろ、十分な厚み、トラクションがしっかり入っているかどうかが重要です。[11]
    • ボードを選ぶ際にはそれぞれのデッキパッドの厚みを見比べ、デッキパッドが厚いボードを選びましょう。デッキパッドが厚い方が、長時間のパドリングでの快適さが増します。
    • また、学習プロセスで避けられない転倒は、より厚いデッキパッドでより快適に感じるでしょう[12]
  2. 2
    埋め込み(凹み)型持ち運び用ハンドルのあるボードを選びましょう。多くの場合、ボードの中心には、デッキパッドと同様の素材のハンドルが埋め込まれています。このハンドルなしでボードを運ぶのはとても大変です。ボードの中心に埋め込まれたハンドルがあると、腰にボードを引っ掛けることができ、重量が分散するので運びやすく便利です。[13]
    • ほとんどのボードは埋め込み型ハンドルが付いていますが、万が一ハンドルなしのものを購入してしまった場合は、ボードを脇に抱えるか、頭の上に乗せて運びましょう。また、ボードを運びやすいようにする専用のキャリーベルトなどが市販されています。
  3. 3
    サーフィンやパドリングをする距離に合わせてリーシュコードを準備しましょう。リーシュコード用の金具やバーがボード後部にある場合は、そこにリーシュコードを取り付けます。リーシュコードは、長距離のパドリングやサーフィン時には役に立ちますが、ホワイトウォーター(白波立つ荒れた川)SUPの場合、クイックリリース可能な構造でない限り、つけないようにしましょう。実際にボードから落ちた時だけ伸びるコイル状のリーシュを選びましょう。
    • タイダウン(デッキパッド上の伸縮性コード)が付いているボードは、荷物や他のギアを繋ぎ止めて置くことができるので長距離のパドリングには便利です。
  4. 4
    サーフィンをする場合は、フィンが1つ以上付いているボードを選びましょう。大抵のSUPボードのフィンの数は1〜5個です。湖や池などのフラットウォーターでの使用では、1つのフィンでも大丈夫です。フィンが多ければ多いほど、波に対応できる仕様になっています。[14]
    • 万能型のトライフィン仕様のボードは、中心に穏やかな湖面用の大きめのフィンが1つと、側面にサーフィン用のフィンが2つ付いています。
  5. 5
    実用性を考慮してファイバーグラスのボードを選びましょう。SUPボードの素材は、通常、重さの割に強度があり、形を加工しやすいファイバーグラスでできています。ファイバーグラス製のSUPボードの重量は概ね10〜15kgと運びやすい重さです。[15]
    • 強度があるとはいえ、ファイバーグラスのボードは傷ついたり割れたりすることがあるので、岩の周りで使用したり、アスファルト道路の上に落としたりすることは控えましょう。
    • プラスチック製のボードに比べてファイバーグラスのボードは高価ですが、パドルボードをじっくりやってみたいという気持ちがあり、頻繁に使用するつもりであれば、その価値はあります。
  6. 6
    費用を抑えたい場合は、プラスチック製のボードを選びましょう。初心者でSUPをやってみたいけれど、好きかどうか分からないという場合は、プラスチック製のボードを選んで費用を節約しましょう。 プラスチック製のボードは約30kgと重いため、持ち運びにくく、水上でのスピードが落ちます。[16]
    • 価格以外でのプラスチック製ボードの良い点は、ほとんど壊れないという点が挙げられます。
  7. 7
    競技者または真剣にパドルボードに乗るという人は、カーボンファイバー素材のボードを選びましょう。サーフィンまたはパドルボードレーサーなど上級者の場合は、カーボンファイバー製のボードの購入を検討しましょう。カーボンファイバー製のボードは一番軽量で一番高価です。しかし、カーボンの軽量さがレースでのスピード向上に貢献するので、上級レーサーにとっては価値のある選択となるでしょう。[17]
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方法 4 の 4:
コストパフォーマンスを考える

  1. 1
    付属品にも注意しましょう。 費やしたお金を最大限に活用するため、ボード自体に付属しているアクセサリーもチェックしましょう。基本的なパッケージでは、ボードにパドルがついていますが、ボードのみの場合もあります。 しかし、パドル(含まれていない場合)、キャリーバッグ、ポンプ(インフレータブルの場合)、リーシュ、修理キットなどの付属品のついたパッケージを選択すると、かなり節約できます。[18]
    • パドル:アルミまたはカーボンファイバー製。(分割式と一体型があります)
    • キャリーバッグ(バックパック):丈夫で、背中にフィットするもの
    • ポンプ:シングルアクションポンプ、もしくはデュアルアクションポンプ(引き上げたときにも空気が入る)
    • フィン:取り外し可能、もしくは固定式
    • リーシュ:普通のタイプ、もしくはコイルタイプ
  2. 2
    最大限にSUPを楽しむには、一体型のカーボンファイバーパドルを選択しましょう。 大抵の場合、ボードには、長さ調整可能な3分割式のパドルが付属しています。 安価なボードにはアルミ製のパドルがついていますが、高価なボードにはカーボンファイバー製のパドルがついています。[19]
    • カーボンファイバー製のパドルは、アルミニウム製のものよりも軽く、より効率的にパドリングできます。
    • 一体型のパドルは作りが頑丈なので、余計な動きが必要ありません。 一方、長さ調整可能なパドルを使用すると、最小限の力で漕ぐことができるため、長距離のパドリングも可能です。
  3. 3
    すべてのフィンが取り外せるかどうかを確認します。 フィンが取り外せないボードもありますが、破損していて取り外せない場合もあります。 [20]
    • フィンがユニバーサルフィンどうかを確認します。 ユニバーサルフィンがついたボードなら、他の様々な種類のフィンと互換性があり、取り換え可能です。 しかし、自社メーカーのフィンしか取り付けられないボードもあります。
  4. 4
    デュアルアクションポンプを選びます。 できるだけ楽にSUPボードを膨張させたい場合は、利用可能な最高のポンプを入手しましょう。 [21]
    • デュアルアクションポンプは、押す時も引く時もボードを空気が入る仕組みになっているため、標準のシングルアクションポンプよりもはるかに速くボードを膨らませることができます。
    • それでも手動のポンプは手間がかかるため、もっと楽をしたい場合は電動のポンプで膨らませましょう。
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