自宅で回転性めまいを治す方法

共同執筆者 Carolyn Messere, MD

この記事には:基本的な家庭療法その他の家庭療法各種エクササイズ生活習慣を変える35 出典

回転性めまいとは、急激なめまい感とともに、自身の周囲がグルグル回転していると感じる症状のことです。回転性めまいの主な原因は、「良性発作頭位めまい症」と呼ばれる、内耳の器質的疾患です。この疾患は、内耳の「耳石」の一部が剥がれ、リンパ液で満たされた三半規管に入り込んでしまう病気です。耳石の破片が半規管の内部に蓄積すると、リンパ液の正常な流れが阻害されるため、頭部の動きを感知する三半規管の働きに支障が出始めます。その結果、内耳が脳に誤った運動シグナルを送り、静止した状態であっても、自身の体が回転しているように感じたり、または、自身の周囲が回転しているように感じます。回転性めまいについては、みなさん自身でも、家庭で実践できる治療法がたくさんあります。ただし、回転性めまいを感じたら、まずは、かかりつけの医師に連絡を取って診断を仰ぎ、心臓病、卒中、内出血、腫瘍といった深刻な病状がないかを検査しましょう。[1][2]

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基本的な家庭療法

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    休息を取りましょう。めまいが襲ってきたら、その時点で休息を取りましょう。また、めまいが収まった後も、油断はできません。十分な休息を心がけましょう。忙しい日常の中では難しいかもしれませんが、長時間休息を取って体をリラックスさせれば、回転性めまいの症状を最小限に抑えることができます。[3][4]
    • めまいを感じた時点で、すぐに腰を下ろすか、または横になりましょう。急な動き(場合によっては、あらゆる動作)は、回転性めまいに伴う不快感を悪化させます。
    • できれば明るい光は避けましょう。 テレビの光や部屋の照明、または携帯画面の光は回転性めまいをさらに悪化させます。
    • 回転性めまいを感じている最中は、車の運転や重機の操作は禁物です。ビデオゲーム、映画、ナイトクラブといった強い光を感じる環境も避けましょう。
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    水を飲みましょう。回転性めまいを始め、あらゆるめまいは、水分不足によっても起こります。水分不足は血液量を低下させるため、脳へ十分な酸素が行き渡らなくなります。加えて、バランスシステムを司る内耳は、三半規管内を流れる水分を使って体内の水分レベルに関する情報を伝達します。脳はその情報を解析し、身体の平衡感覚を生み出します。とりわけ、運動の最中や、下痢に苦しんでいる最中は、頻繁に水分補給をして、めまいを最小限に抑えましょう。[5]
    • 人間の体には、1日2.2~3リットルの水分が必要です。中でも、水が最も効果的です。ソーダ、コーヒー、紅茶、ジュースといった利尿作用の強い飲料とは違い、水には空カロリーやカフェインが含まれていません。[6]
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    ショウガを試してみましょう。かつて数世紀にわたって中国の船乗りの間で船酔い止めとして使用されたショウガは、今日では、めまい止めとして広く愛好されています。ショウガは料理に入れたり、紅茶に入れたり、または、そのまま生ショウガとしてかじることもできます。[7]
    • ショウガには、血圧および体内の酸度を抑え、全身の血行を改善する効果があるため、日常的に摂取すれば、回転性めまいの頻度を減らすことができます。ショウガに含まれる物質には、炎症をコントロールし、胃のむかつきや回転性めまいの症状を和らげる働きがあると言われています。
    • 刻んだショウガを沸騰したお湯に加えて、生姜湯を作りましょう。1日に摂取する根ショウガは3本以内に留めましょう。通常は、1本の根ショウガ、または大さじ1杯分のエキスで十分です。
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    市販の酔い止め薬を試してみましょう。薬局で購入可能なメクリジンやジメンヒドリナートといった酔い止め薬は、めまいの緩和にも有効です。ただし、薬に頼りすぎてはいけません。どうしても必要な場合にのみ服用しましょう。常に薬剤に依らない対症療法を探ることが大切です。[8]
    • めまいを薬剤で抑える場合は、事前に必ず医師に相談しましょう。服用すべき薬剤および適用量についてしっかりと説明を受けましょう。

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その他の家庭療法

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    アーモンドを食べましょう。ナッツの中でも、とりわけアーモンドは栄養価が高く、ビタミンA、ビタミンB、そしてビタミンEを豊富に含んでいます。1日5粒のアーモンドを毎日食べれば、回転性めまいに効果を発揮することが分かっています。アーモンドは、直接食べるか、または割って食べるか、あるいは砕いて料理に入れても良いでしょう。[9]
    • 正確なメカニズムは明らかではありませんが、アーモンドに含まれるビタミンBとビタミンEに、回転性めまいの原因となる「遊離基」を除去する働きがあるのではないかと言われています。
    • アーモンドは1時間ほど水に浸してから食べても良いでしょう。
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    レモンを料理に使いましょう。一切れのレモンの皮、またはレモンの皮のエキスを1、2滴毎日の料理に加えれば、味わいが広がるだけでなく、エキスに含まれる抗酸化物質と微量のミネラルが回転性めまいの症状を和らげるのに役立つでしょう。
    • レモンに豊富に含まれるビタミンCには、回転性めまいを引き起こす遊離基を抑える働きがあります。また、お好みで、レモンをリンゴジュースやショウガと混ぜて摂取してみましょう。[10]
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    リンゴ酢とハチミツを試してみましょう。何百年にもわたって、ハチミツは病の治療に使われてきました。ハチミツとリンゴ酢を2:1の割合で混ぜ、大さじ1杯分を1日2~3回摂取しましょう。[11]
    • ハチミツとリンゴ酢は脳への血流を促進するため、回転性めまいの発症を予防したり、あるいは、すでにめまいが起こっていれば、その症状を解消するのに効果的でしょう。
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    吐き気止め飲料を自作しましょう。回転性めまいに伴う吐き気や嘔吐を防ぐために、グラス1杯分のお湯に、砕いた黒コショウの実4個分、レモン汁7~8滴、そして一つまみの塩を加えます。よくかき混ぜて飲みましょう。[12]
    • この飲料は、日常的に摂取しても効果は期待できませんが、急な回転性めまいに襲われている最中に摂取すれば、症状の緩和に有効です。きっと回転性めまいに伴う吐き気を抑えることができるでしょう。レモンや塩の酸味が胃のむかつきを抑えます。
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    アムラまたはユカン(グースベリー)を試してみましょう。アムラには、ビタミンC、ビタミンA、抗酸化物質、フラボノイド、およびペクチンが豊富に含まれています。これらの物質は、すべて栄養素となり、みなさんの体を日々活性化させます。中でも、ビタミンCには、体内に拡散した遊離基を中和し、回転性めまいを抑える働きがあります。 [13] ユカンの摂取は、インドで古くから実践されている統合医療の一つです。
    • アムラを生のまま、毎日1、2個食べましょう。あるいは、絞ってジュースにしたり、紅茶に混ぜたり、裏ごししてペースト状にすることもできます。ジュースにする場合は、毎日(できれば朝に)、グラス1杯分(200ml)を摂取しましょう。[14]
    • アムラをマリネードに浸し、インド伝統の漬物を自作することもできます。毎日の料理に添えて食べましょう。アムラを漬物にした場合は、1日大さじ2杯程度の摂取で十分でしょう。
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    ヨーグルトとイチゴを試してみましょう。ヨーグルト、またはカード(凝乳)に取れ立てのイチゴを混ぜて食べれば、ほとんど瞬時に回転性めまいを抑えることができるでしょう。ヨーグルトとイチゴの組み合わせであれば、毎日でも食べることができるでしょう。[15]
    • わずかでもめまいの兆候が出た時点で、少量(120mg程度)のヨーグルトに取れ立てのイチゴを5~6粒入れて摂取しましょう。ただし、偏頭痛持ちの人は、ヨーグルトの摂取は控えた方が賢明です。ヨーグルトには、チラミンと呼ばれる、偏頭痛を悪化させる化合物が含まれています。[16]
    • イチゴ、ラズベリー、アムラ、クランベリーといったベリー系の果物には、すべてフラボノイドが含まれています。抗酸化物質を豊富に含んだ色素の一つであるフラボノイドは、回転性めまいを抑えるのにとても有効です。さらに、ベリーに含まれるビタミンCもまた、回転性めまいの治療に効果を発揮します。
    • ヨーグルトとベリーの組み合わせに刻んだアーモンドを加えれば、さらに効果的です。

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各種エクササイズ

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    エプリー法を実践しましょう。「浮遊耳石置換法」とも呼ばれるエプリー法は、前庭(三半規管を含めたバランス器官)に入り込んだ耳石の破片を元の位置に戻し、内耳のバランスメカニズムを元通りにするエクササイズです。これら耳石の破片が内耳に閉じ込められると、めまいを引き起こします。このエクササイズは自宅で行うことができます。もっとも、いくつか素早い動作も必要となるため、自身で行う前に、ヘルスケアの専門家による手本を見ておいたほうが良いでしょう。エプリー法は回転性めまいの90%のケースに有効とされています。ただし、最初のうちは、さらに激しいめまいを経験することを覚悟しましょう。また場合によっては、友人や家族に助手になってもらい、頭の位置が適切かどうかをその都度確認しましょう。エプリー法は以下の手順で行います: [17][18]
    • ベッドに腰を下ろします。あらかじめ、枕の位置を調節しておきましょう。後で仰向けになった際に、枕が肩の下に来るようにします。
    • ベッドに座ったまま、頭を右へ45度回します。
    • 素早く仰向けになり、両肩を枕の上に置きます。頭が肩よりも低い位置に来ていることを確認しましょう。頭は右へ45度回したままにします。30秒間この体勢を維持します。
    • 30秒経ったら、今度は頭を左へ90度回します。この動作の間、頭を浮かせないように注意しましょう。30秒間この体勢を維持します。
    • 左側へ体ごと回し、真下を見るつもりで、頭をさらに左へ90度回します。この時点で、みなさんは左側面で体を支える状態になります。頭は肩よりも低い位置に置いたままにしましょう。
    • このエクササイズを1日3回、繰り返し行うのが効果的です。
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    “半でんぐり返し”を試してみましょう。いわゆる土下座の体勢のことです。場合によっては介助を必要とするエプリー法とは違い、一人でできる手軽なエクササイズです。ある研究によると、両方のエクササイズを行った患者からは、それぞれのエクササイズで症状の軽減を実感するものの、半でんぐり返しのみを実践した方が、めまいや合併症が起こりにくいことが報告されています。症状が緩和するのが分かるまで、このエクササイズを繰り返し行いましょう。半でんぐり返しのエクササイズは以下の手順で行います: [19][20]
    • 床の上で正座し、数秒間天井を見ます。
    • 額を床に着けます。若干顎を胸に向けて引き、頭を膝に近付けます。回転性めまいが和らぐまで(約30秒)、その体勢で我慢しましょう。
    • 症状のある耳の方向へ頭を回します(例えば、左側にめまいを感じる場合は、頭を左へ回し、左肘に顔を向けます)。30秒間その位置に頭を置いたままにします。
    • その後、手足を床に着けたままで、頭を上げ、背中と頭を一直線にします。背筋を真っ直ぐにしましょう。引き続き、頭は45度回したままにします。その体勢を30秒間維持します。
    • 上体を起こして正座の姿勢に戻ります。ただし、頭は症状のある耳の方向へ回したままにします。その後、ゆっくり立ち上がりましょう。
    • 同じエクササイズをもう一度繰り返したり、または逆の方向へ頭を回して行う前に、15分間の休憩を入れましょう。
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    ブラントダロフ体操を実践しましょう。主に頭および首の筋肉を使うこのエクササイズは、医療者の介助を必要とせずに、自宅で手軽に行うことができます。回転性めまいに襲われても慌てず、繰り返し頭を左右に傾ける体操で内耳の前庭にある耳石を分散させ、少しずつ症状に慣れていきましょう。[21]
    • まずはベッドに腰を下ろして背筋を伸ばします。速やかに上体を横に倒し、45度の角度で鼻を上に向けます。30秒間(または、回転性めまいが収まるまで)そのままの体勢でじっとします。その後、上体を起こして再びベッドに座ります。引き続き、同じ動作を反対側でも行いましょう。
    • このエクササイズは、1日最低2回、繰り返し行うのが効果的です。
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    “目隠し”エクササイズを毎朝試してみましょう。私達が、頭を動かしていても、大抵の場合、身体のバランスを保つことができるのは、目の筋肉と内耳の緊密な関係のおかげです。ところが、内耳の中で耳石が移動すると、たとえ静止していても、みなさんは自身の体が動いていると感じ、バランスを保つために眼球が誤って動き出します(眼振)。その結果、みなさんには、自身の周囲がグルグルと回転しているように見えるのです。このような症状を放置していると、やがて三半規管や蝸牛管の感度が低下し、振動数の高い音が聞き取りにくくなるとともに、さらに激しい回転性めまいが頻発します。[22]
    • 朝起きたらすぐに、片手で片方の目を隠して20秒間つむりましょう。その間、開いた方の目で遠くを見据え、視線を一点に集中します。その後、片手で逆の目を隠し、先程と同様に、遠くの一点を見つめます。毎朝起床時に、この動作を10回ほど繰り返しましょう。
  5. 5
    一点を凝視しましょう。一点を見つめて、めまいを克服しましょう。頭を動かしている最中に一点を見つめれば、視野を改善し、視線を安定させることができます。ダンサーはターンをする際、“目印”を見つけなさいとよく言われます。体を回転させながら、できる限り長く視線を一点に集中するという意味です。そのため、ダンサーは、めまいを起こすことなく、コマのように繰り返し回転することができるのです。この方法は、一般のみなさんがめまいを克服する場合にも有効です。めまいに襲われたら、真っ直ぐに前方の一点を見つめましょう。めまいの症状が和らいでいくのが分かるはずです。以下は、視線を安定させるための練習法です: [23]
    • 真っ直ぐ前を向き、正面の目線の高さにある一点(色の付いた小さな四角形やボタンなど)を見つめましょう。
    • 一点を見つめたまま、頭を左右に傾けましょう。少しずつ頭を動かすスピードを上げていきます。常に目標物に視線を集中し、動きに合わせて目線がブレないように注意しましょう。めまいがひどくなったら、スピードを落としましょう。
    • 脳が運動に慣れるまでに多少の時間が掛かるため、1分ほどは頭を動かし続けましょう。
    • このエクササイズを、毎日3~5回こなせるようになるまで継続しましょう。無理をせず、目標回数を目指して少しずつ強度を上げていきましょう。
    • また、うなずくように頭を上下に動かしながら、このエクササイズを試してみましょう。
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    単に頭を回すだけでも効果はあります。椅子に座って背筋を伸ばし、顎を胸に付けて頭の位置を下げます。そこから3回、時計回りに頭を回します。ゆっくり、そしてしっかりと回しましょう。この運動で筋肉の痙攣が解消されれば、回転性めまいが収まるかもしれません。[24][25]
    • もう一度、今度は反時計回りに3回、頭を回します。各エクササイズの間に、45秒の休憩を入れましょう。さらに、片方の手のひらで進行方向の側頭部を押さえつけながら、頭を回してみましょう。首の筋肉のストレッチができます。

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生活習慣を変える

  1. 1
    脳への血流に悪影響を及ぼす薬物は控えましょう。脳への血液供給の妨げとなる物質として、カフェイン、チョコレート、アルコール、各種非合法ドラッグなどがあります。[26]
    • これらの物質には、神経を膨張させるとともに、血管を収縮させる働きがあります。そのため、これらの物質を摂取すると、めまい感は増大します。とりわけ、空腹時に摂取すると、身体へさらなる悪影響を及ぼすのでくれぐれも注意が必要です。
  2. 2
    睡眠をしっかり取りましょう。回転性めまいの予防や緩和には、快眠が不可欠です。毎晩熟睡を心がけ、決まった時間に就寝するとともに、毎朝同じ時間に起床しましょう。人によって必要な睡眠時間は異なりますが、一般成人の場合、7~9時間の睡眠が最適とされています。子供および10代の青少年の場合は、さらに長時間の睡眠が必要です。[27][28]
    • 規則正しい睡眠を取るのに苦労しているみなさんは、ひとまず日中の仮眠を控え、就寝時まで眠気を我慢しましょう。すでに一定の睡眠スケジュールで生活をしていれば、仮眠は活力の回復に極めて有効ですが、睡眠習慣を変えようとする場合には逆効果となります。
  3. 3
    健康的な食生活を心がけましょう。中でも「抗炎症ダイエット」は、炎症および炎症に発展する疾患の予防に効果的です。また、この食事療法を実践すれば、多種多様な食物から各種必須ビタミンやミネラルを摂取することもできます。抗炎症ダイエットには、「地中海ダイエット」を始め、いくつかの種類がありますが、基本的な方法は以下の通りです: [29]
    • 食物はできる限り取れ立てのまま、自然な状態で口にしましょう。精製食品や既製品を避け、できれば食事はその都度一から作りましょう。
    • 塩分および糖分の摂取を減らしましょう。チップス、クッキー、クラッカーといった食品は極力控えましょう。
    • 食用油には、健康的な脂肪を多分に含んだオリーブオイルを使いましょう。
    • オニオンリング、フライドポテト、ハンバーガー、ホットドッグといった揚げ物、または脂っこい食品は避けましょう。
    • 赤肉の代わりに、皮なしの鶏肉や魚を進んで摂りましょう。
    • 食生活に魚を積極的に取り入れましょう。鮭、マグロ、イワシ、アンチョビなどには、身体に優しいオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
    • 果物、ベリー、野菜をさらに食べましょう。色鮮やかなベリーや果物、そしてスイスチャード(フダンソウ)、ホウレンソウ、ビート(サトウダイコン)、カラシナ 、ケールといった緑の野菜をたくさん食べましょう。さらに、ブロッコリーやカリフラワーおよびメキャベツには抗炎症物質が多分に含まれているため、癌の予防にも役立ちます。ぜひ食生活に取り入れましょう。[30]
    • 抗炎症物質を含んだニンニクや玉ねぎを進んで摂り、免疫力を強化しましょう。[31]
  4. 4
    定期的にエクササイズをしましょう。必要な運動量は人によって異なります。しかし、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、一般成人に、1週間当たり少なくとも2時間半の適度な有酸素運動(早歩きなど)と、週2日の適度な筋力トレーニング(ウェイトリフティングなど)を勧めています。[32][33]
    • 前出の食生活の変化と同様に、これらのエクササイズもまた、回転性めまいの治療に直接つながるものではないかもしれませんが、健康全般に配慮し、丈夫な肉体を育むことは、様々な疾患を予防するうえでも非常に大切です。
  5. 5
    ヨガをしましょう。筋肉の痙攣を解消し、首の筋肉をしなやかで柔軟に保つヨガは、回転性めまいの治療にも有効なエクササイズです。長期的に見て、通常のヨガを1日最低30分行えば、回転性めまいの再発を予防し、ストレスへの耐性を上げることができます。またヨガは、心身のバランスを改善し、集中力に磨きをかけるのにも役立ちます。[34][35]
    • 肉体面でも、精神面でも、ヨガは優れたエクササイズです。ストレスレベルを低下させて筋肉をリラックスできれば、回転性めまいの発症頻度は格段に下がるでしょう
    • すでに回転性めまいを発症している場合は、事前にヨガのインストラクターにその旨を伝え、必要に応じて、負担のかからない体勢で実践できるメニューを組んでもらいましょう。
  6. 6
    専門家の助けを借りましょう。回転性めまいを始め、あらゆる種類のめまいは、重篤かつ潜在的な疾患によっても起こります。回転性めまい、またはその他のめまいが頻発する場合は、迷わず専門家に相談しましょう。かかりつけの医師に精密検査を依頼し、悪性・良性腫瘍のような深刻な疾患に罹っていないかを調べてもらいましょう。
    • 場合によっては、近所の病院の耳鼻咽喉科やリハビリテーション科に連絡を取り、めまい治療のためのグループセラピーについて尋ねましょう。

ポイント

  • 回転性めまいとは、めまい感とともに、自身が回転していると感じる症状のことです。頭がフワフワしていると感じる「浮動性めまい」とは別物です。回転性めまいが起こると、静止しているにもかかわらず、自身の体が動いていると感じたり、自身のいる部屋や周りの物がグルグルと回転しているように感じます。

出典

  1. http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/ency/article/001432.htm
  2. http://vestibular.org/understanding-vestibular-disorders/types-vestibular-disorders/benign-paroxysmal-positional-vertigo
  3. http://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/menieres-disease/basics/lifestyle-home-remedies/con-20028251
  4. https://www.nlm.nih.gov/medlineplus/ency/patientinstructions/000692.htm
  5. http://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/menieres-disease/basics/lifestyle-home-remedies/con-20028251
  6. http://www.mayoclinic.org/healthy-living/nutrition-and-healthy-eating/in-depth/water/art-20044256
  7. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3537898
  8. https://www.nlm.nih.gov/medlineplus/ency/patientinstructions/000692.htm
  9. http://www.home-remedies-for-you.com/health-tips/vertigo-home-remedies.html
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記事の情報

この記事はCarolyn Messere, MDが共著しています。 メッセレ医師はフロリダ州在住の内科医です。1999年にマサチューセッツ大学医学部から医学博士の学位を授与されています。

カテゴリ: 代替医療

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