抜け毛の原因は様々であり、すべてが加齢によるものとは限りません。幸い、高価な製品や処方薬に頼らなくても、過剰な抜け毛を防ぐ方法がいくつもあります。ただし、原因不明の脱け毛やほかにも症状がある場合は医師の診察を受けましょう。また、ハーブやサプリメント、エッセンシャルオイルなどは、事前に医師に相談したうえで使いましょう。

方法 1 の 4:
塗布剤による家庭療法

  1. 1
    エッセンシャルオイルで頭皮をマッサージして、血行を改善します。頭皮をマッサージすると血行が良くなり、毛包への血流が増します。毎日数分間、頭皮を手でやさしくマッサージしましょう。アーモンドオイルやココナッツオイル、ホホバオイル、グレープシードオイル、ごま油などのベースオイルに、ラベンダーやローズマリー、タイム、ペパーミント、シダーウッドなどのエッセンシャルオイル数滴を混ぜてマッサージに使うとさらに効果的です。[1]
    • 多くの人がこの方法で効果を得られたと言っていますが、現時点でその有効性について明確な科学的証拠はありません。[2]
    • エッセンシャルオイルを電子レンジで15~30秒間温めてから使うと、リラックス効果があります。[3]
  2. 2
    髪と頭皮の健康のため卵油を使いましょう。科学的には証明されていませんが、卵油が脱毛予防に効果的だと考える人が多くいます。卵油には、白髪やフケを抑えて髪に潤いを与える効果も期待できます。[4] 卵油を頭皮にすり込み、一晩おきましょう。
    • 翌朝、刺激の少なく肌にやさしいサルフェートフリーシャンプー(硫酸系化合物を含まないシャンプー)で油を洗い流します。シャンプーを使うのは1日1回に抑えましょう。シャンプーを繰り返して使うと髪の自然な脂分が奪われるので、髪が乾いてもろくなってしまいます。
    • 一般的に週に2~3回、少なくとも12週間続けると効果が現れるようですが、髪がタンパク質に敏感な場合は、使用頻度を減らす必要があります。
    • 卵油は卵黄を使ったヘアパックより手軽で生の卵黄のにおいもなく、感染症を引き起こす恐れがあるサルモネラ菌の危険性もありません。
    • 卵油は自分で作ることもインターネットで購入することもできます。
      • 卵油を手作りする場合は、サルモネラ菌の危険性があります。手と作業した場所をしっかり洗いましょう。また、髪に手作りの卵油をつけて寝た場合は、枕カバーも洗う必要があります。
  3. 3
    ホットオイル・トリートメントで水分を補給します。温めたオイルを髪につけると、髪の潤いが増して成長が促進されます。ベニバナ油やキャノーラ油、オリーブオイルなど自然由来のものであれば、どのオイルでも使えます。
    • 熱くなりすぎない程度にオイルを温めましょう。適温は40℃以下です。その後、オイルを頭皮に塗ってよくマッサージしましょう。
    • シャワーキャップをかぶって30分ほどおきます。その後、シャンプーでオイルを洗い流しましょう。
    • マヨネーズにもコンディショナーとしての効果があります。マヨネーズをたっぷり髪に塗り、シャワーキャップをかぶって1時間おきましょう。その後、髪をすすぎます。[5]
  4. 4
    ヘナを髪にすり込んで髪を強くしましょう。科学的に効果が実証されていないものの、健康で丈夫な髪のためにヘナを使う人が多くいます。ヘナは緑色の粉末で、キューティクルを包み込み、毛幹を根元から強化します。[6]
    • ほとんどの場合、肌や髪にヘナを使うことは安全ですが副作用が起こる場合もあります。副作用が出た場合はすぐに使用を止め、必要に応じて医師の診察を受けましょう。
    • 色が濃いヘナを使うのはやめましょう。一般的に、色が濃いヘナは100%天然のものではなく、パラフェニレンジアミン(PPD)と呼ばれる化学薬品が含まれています。
  5. 5
    髪の成長を促すために緑茶でマッサージしましょう。抜け毛に対する緑茶の効果は科学的には実証されていませんが、いくつかの研究が行われており、その結果として効果が期待できるとされています。緑茶には抗酸化物質が含まれているので、抜け毛予防や髪の成長促進に効くかもしれません。[7]
    • 緑茶のティーバッグ2つを250 mlのお湯で煎じ、少し冷ましてから髪に塗ります。
    • そのまま1時間おき、髪をしっかりとすすぎましょう。
  6. 6
    輝く強い髪のためにフェヌグリーク(メティ)シードを試してみましょう。フェヌグリークシードのサプリメントが抜け毛予防に効果があるかもしれないという研究結果もあります。[8]フェヌグリークのヘアパックを髪に直接塗るのも良いでしょう。このヘアパックを定期的に使用すると髪が輝き丈夫になると考えられているので、抜け毛予防にも効くかもしれません。フェヌグリークのヘアパックを作る方法は次の通りです。
    • フェヌグリークシード(インディアン・メティ・シード)180gを十分な量の水に浸してから、ペースト状になるまでよくすり潰します。
    • このペーストを頭皮につけて軽くマッサージします。
    • そのまま30分ほどおきましょう。
    • 冷水でペーストを洗い流します。
  7. 7
    健康で丈夫な髪のためにアロエベラの抽出液とニームペーストを使ってみましょう。抜け毛を抑える効果があると多くの人が信じている方法です。この効果を実証するには科学的な研究をさらに進める必要がありますが、アロエベラを塗った部分は血行が良くなり、治癒を促進する効果があると考えられています。[9] ニームペーストには、髪の成長や潤いを促進して頭皮を健康に維持するといった、髪への利点が多くあります。[10]
    • アロエベラの抽出液とニームの粉末を混ぜてココナッツオイル2~3滴を加えます。
    • このペーストを頭皮に塗り、30分おきましょう。
    • その後シャンプーで洗い流します。週に1回行って抜け毛を防ぎましょう。
  8. 8
    髪の健康を守るためにアボカドヘアパックを試してみましょう。アボカドは栄養が豊富で、髪を守り強くする効果があります。アボカド半個分と卵黄1個分、蜂蜜大さじ1杯(15ml)を使ってヘアパックを作りましょう。[11]
    • アボカドを潰し、材料をすべて混ぜ合わせます。
    • 清潔で湿った髪にこのヘアパックをよくすり込んで、30分ほどおきます。
    • その後髪をすすいでヘアパックをしっかり落としましょう。
    • 最大限の効果を得るために2週間ごとに繰り返しましょう。
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方法 2 の 4:
生活習慣の見直し

  1. 1
    タンパク質の豊富な食品と野菜をもっと食事に取り入れましょう。脂肪の少ない肉や魚、大豆をはじめとしたタンパク質を多く取ると抜け毛を抑えることができるかもしれません。たくさんの野菜を取り入れたバランスの良い食事をすれば、髪の成長と健康維持に必要なビタミンをたくさん摂ることもできます。
    • タンパク質が豊富な食品は、タンパク質のほかにビタミンB12やオメガ3脂肪酸を含んでいます。
    • 多くの野菜には亜鉛、ビオチン、鉄、セレン、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンEが含まれています。これらはすべて髪の健康に効果があります。[12]
  2. 2
    髪を洗う回数を減らし、サルフェートフリーの中性シャンプーを使いましょう。抜け毛を防ぐためにはシャンプーを賢く選び、洗いすぎに注意します。本来の脂分を失った髪は乾燥してもろく、まとまりにくくなります。毛幹の膨らみを抑えるために、サルフェートフリーシャンプーの中でも水素イオン指数(pH)が中性のものを選びましょう。[13]
    • 乾燥しやすい髪に脂っぽい髪用のシャンプーを使わないなど、髪質に合うシャンプーを選ぶことも大切です。
    • 毎日のように髪を洗っている場合は、1日おきにしてみましょう。
  3. 3
    今ある髪を大切にしましょう。濡れた髪をとかしたりタオルでこすって乾かしたりするのはやめましょう。髪を自然乾燥させるか、ある程度までドライヤーで乾かした後自然に乾かします。毛染めやパーマなど髪にダメージを与える施術を避けましょう。 髪の乾燥や切れ毛を引き起こし、髪が傷みやすくなってしまいます。
    • サテンの枕カバーを使うと就寝中の切れ毛を防ぐことができます。
  4. 4
    抜け毛の原因になる場合もあるので、ストレスを抑えましょう。ストレスが原因で髪が抜けることもあります。日常生活からストレスを完全になくすことはできませんが、たとえば次のような方法でストレスを抑えましょう。
    • 心を落ち着かせ、ホルモンバランスを整えるために瞑想しましょう。瞑想には、気持ちを落ち着かせてホルモンのバランスを整える効果があります。これ以外にも、瞑想には様々な効果があります。[14]
    • 運動しましょう。ウォーキング、水泳、サイクリングなど、1日30~60分間の運動をしましょう。ボールを打ってイライラした気持ちを発散できるので、テニスなどのスポーツも良いでしょう。運動にはストレスを軽減する効果があります。[15]
    • 会話や日記に気持ちを吐き出します。配偶者や友人、家族、心理カウンセラーに自分が抱えている問題を話したり、時間を取って日記に自分の感情を書き出したりすることもストレス解消に効果的です。
  5. 5
    抜け毛を引き起こす恐れがあるので、粗悪なかつらや部分ウィッグを使うのはやめましょう。見た目の改善には効果があるように思えるかもしれませんが、質の悪い材料で作られたかつらやサイズが合わないかつらを使うと、抜け毛がかえって悪化する恐れがあります。毛包を圧迫して血行が悪くなる場合もあるので、このようなかつらを使うのはやめましょう。
  6. 6
    喫煙者は禁煙しましょう。心疾患や呼吸器疾患のリスクが高まるなど、喫煙は健康に悪影響を及ぼします。また、たばこに含まれる毒素によって毛包がダメージを受けるので、抜け毛や白髪が増えるかもしれません。抜け毛を最低限におさえるために禁煙するか、少なくとも本数を減らしましょう。[16]
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方法 3 の 4:
ハーブやサプリメントを摂取する

  1. 1
    健康な髪のためにノコギリヤシのサプリメントを試してみましょう。ノコギリヤシは髪と肌の健康のために何世紀にも渡って使われてきました。ノコギリヤシには、前立腺肥大の原因になるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑える作用もあります。DHTの生成は抜け毛の原因になるため、ノコギリヤシに抜け毛予防効果があると見なされていますが、ノコギリヤシが抜け毛の抑制に効果があることを裏付ける確実な臨床報告はまだありません。[17]
  2. 2
    髪を強く健康に保つためにビタミンを摂りましょう。ビタミンは体に良いと母親に言われた経験があるかもしれませんが、ビタミンは体だけではなく髪の毛にも有効です。毎日次のビタミンを今より少し多く摂るようにしてみましょう。
    • ビタミンA:ビタミンンAは抗酸化物質で、頭皮の皮脂の正常分泌を促します。さつまいもにはビタミンA、つまりベータカロチンが豊富に含まれており、頭皮の健康だけでなく髪の成長促進にも効果的です。
    • オメガ3:オメガ3脂肪酸を摂りましょう。オメガ3脂肪酸が豊富な食品は、脂が多い魚、卵黄、魚卵(キャビア)、フラックスシード、チアシード、オメガ3脂肪酸配合の牛乳などがあります。
    • ビタミンE:ビタミンEには血行促進作用があるので、毛包の活性化のために重要な頭皮への血液循環が良くなります。
    • ビタミンB:ビタミンBは体がメラニンを生成するために必要な成分です。メラニンには髪の色を健康に保ち血行を促進する作用があります。パントテン酸(ビタミンB5 )は、毛包内の細胞分裂に必要になるので、髪の健康な生育のために大切です。
    • ビタミンC:ビタミンCは強力な抗酸化物質で、植物由来の非ヘム鉄の吸収を助けます。そのため、ビタミンCが不足すると髪が乾燥してもろくなり、抜け毛を引き起こすことさえあります。
    • ビタミンD:ビタミンDはプロホルモンで、主に日光を浴びることで体内に取り込むことができます。体内のビタミンD2 濃度が低下すると、特に18~45歳の女性の抜け毛につながります。[18]
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方法 4 の 4:
医学的な治療が必要になるとき

  1. 1
    抜け毛の原因がわからない場合は、医師の診察を受けましょう。抜け毛はよく見られる症状ですがその原因は様々で、治療で改善する場合もあります。また、場合によっては、体の健康を全体的に改善するための治療を受けることが重要となります。医師に抜け毛の症状とその期間を説明しましょう。抜け毛には次のような原因がありますが、どれに該当するかを医師が適切に判断してくれるでしょう。[19]
    • 壮年性脱毛症もしくは女性型脱毛症
    • 基礎疾患
    • ダイエットによる栄養不足
    • 摂食障害
    • 髪を引っ張る髪型
    • 過剰な洗髪とブラッシング
    • 特定の薬
    • がんの治療
    • 白癬
    • 更年期障害
    • 出産
  2. 2
    不規則な脱毛が現れた場合や局所的な脱毛が急激に起こった場合は医師の診察を受けましょう。地肌がむき出しになる部分や奇妙な形で毛が抜ける部分が現れたり、体の数個所で毛が抜けたりする場合は基礎疾患の兆候かもしれません。医師に診断してもらい、脱毛の原因を突き止め、適切な治療を受けましょう。脱毛を抑え、全体的な健康を改善できるかもしれません。[20]
    • たとえば、ひげや眉毛からも毛が抜ける場合は、脱毛症の疑いがあります。[21]
    • 同じように、貧血症、甲状腺疾患、感染症が脱け毛を引き起こすこともあります。[22]
  3. 3
    抜け毛のほか、にきび、ひげ、月経異常がある場合も医師の診察を受けましょう。多嚢胞性卵巣症候群が原因で毛が抜けることがあります。多嚢胞性卵巣症候群のほかの症状は、にきび、ひげ、月経不順などです。この場合は、多嚢胞性卵巣症候群の治療を受ければ脱け毛が改善されるかもしれません。[23] 次のような症状があれば、医師の診察を受けましょう。[24]
    • 女性の壮年性脱毛症
    • 量が多い経血を伴う月経の回数が少ない
    • にきび
    • ひげや体毛が濃い
    • 排卵障害
  4. 4
    体重が増加して疲れやすくなり寒気やだるさを感じる場合は、医師の診察を受けましょう。これらは甲状腺機能低下症や貧血症の症状かもしれませんが、その場合は治療を受ければ改善します。症状とその期間を医師に伝えましょう。そのうえで、必要な検査を受けて甲状腺機能低下症や貧血症であるかを医師に診断してもらいます。診断がおりたら医師が適切な治療計画を立ててくれるでしょう。[25]
    • 抜け毛の原因となる病気を治療すれば、抜け毛がなくなるか改善するでしょう。
  5. 5
    頭皮にかゆみや赤み、うろこ状の剥がれなどがある場合は頭皮を診察してもらいましょう。皮膚の感染症や炎症を治療せずに放っておくと、抜け毛につながる場合があります。皮膚トラブルが原因で脱け毛が起こっている場合は、頭皮に異常が見られるはずです。脱け毛の原因を突き止めるために、医師に頭皮を診察してもらいましょう。そのうえで、効果的な治療法について医師と相談しましょう。[26]
    • たとえば、頭皮が真菌感染症を発症しているかもしれません。
  6. 6
    ハーブやサプリメントを使う前に医師に確認しましょう。ハーブやサプリメントは一般的には安全ですが、すべての人に適しているわけではありません。特定のハーブやサプリメントにアレルギー反応を起こす場合や、服用している薬と相互作用する危険もあります。脱け毛を改善するのためにハーブやサプリメントを摂取することを医師に話し、避けたほうが良いハーブやサプリメントがあるか確認しましょう。[27]
    • 現在服用している薬やサプリメントがあれば、医師に伝えましょう。
    • 妊娠している場合は、個々のハーブやサプリメントについてしっかり確認しましょう。
  7. 7
    エッセンシャルオイルを使う前に医師に確認しましょう。ハーブやサプリメントと同じようにエッセンシャルオイルも一般的には安全ですが、アレルギーがある場合や薬を服用している場合、健康状態によっては注意が必要です。エッセンシャルオイルを安全に使うために、事前に医師に確認しておきましょう。[28]
    • 現在服用している薬やサプリメントがあれば、医師に伝えましょう。
    • 妊娠中や授乳中は特に注意が必要です。
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ポイント

  • 治療を受ければ改善や予防ができる脱け毛もありますが、すべての脱け毛を治療できるわけではありません。遺伝性の壮年期脱毛症や女性型脱毛症など、脱け毛が起こりやすい遺伝的要素を持っている人もいます。[29]
  • 極端なダイエットなどによる急激な体重変動や栄養不足、もしくは甲状腺機能低下症、薬、病気によるホルモンバランスの乱れが原因で脱け毛が起こることがあります。家庭療法を試す前に、脱け毛の原因がこれらにあてはまるか医師に相談してみましょう。
  • 家庭療法として頭皮に塗るものが衣類、家具、寝具に付着しないように気を付けましょう。シミになったり強いにおいがついたりすることもあります。
  • 妊娠している場合は、脱け毛を抑える目的でサプリメントを摂取し始める前に、その安全性について医師に相談しましょう。

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カテゴリ: 髪とネイル | 健康

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