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粘土を使った作品作りは、雨の日にうってつけの楽しい作業です。子供と一緒に楽しむこともできますが、ここで紹介する粘土は無害で安価に作れるため、子供だけで好きなだけ遊ばせてもよいでしょう。自然乾燥粘土は、乾燥させた後に着色することもできます。粘土は重曹とコーンスターチで一から作る、または工作用接着剤(多目的木工用ボンド)を使って簡単に作ることができます。大人のクラフトプロジェクトには、細かい細工もできるコールドポーセリンを作ってみましょう。

方法 1
方法 1 の 3:

粘土を一から作る

  1. 1
    材料を用意する 自然乾燥粘土は、家庭にある一般的な材料で作ることができます。食品棚を調べ、次の材料を用意しましょう。[1]
    • 重曹 460g
    • コーンスターチ 125g
    • 水 360ml
    • 食用色素(ジェルタイプまたは液体)
    • 古い鍋
    • 泡だて器
    • ボウル
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    鍋に重曹とコーンスターチを入れる しゃもじまたは泡だて器を使い、材料をよく混ぜ合わせます。
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    水を加えて混ぜる ダマがなく滑らかになるまで、材料をよく混ぜ合わせましょう。
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    食用色素を加えて混ぜる 数滴の食用色素を加えると、白い生地を赤、青、緑、オレンジなど、好みの色に着色できます。数滴の食用色素で粘土がパステルカラーになります。濃い色にする場合は、好みの色になるまで食用色素を加えましょう。
  5. 5
    生地を中火で熱する 加熱中は生地を常にかき混ぜ、鍋底にこびり付くのを防ぎましょう。[2]
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    生地の濃度が高くなるまで混ぜる 鍋の中の生地は泡立って濃度が増し、5分ほど混ぜ続けるとひとかたまりになります。泡だて器で生地を混ぜるのが難しくなったら、鍋を火から下ろしましょう。[3]
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    生地を冷ます 加熱した生地をボウルに移します。湿らせたふきんをボウルに被せて中の湿度を保ち、生地が完全に冷めるまで待ちましょう。
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    滑らかになるまで生地をこねる 柔らかさに注意しながら生地をこねましょう。生地に粘り気がある場合は、コーンスターチを入れて硬くします。生地が硬すぎる場合は、水を小さじ1杯加えましょう。
  9. 9
    粘土を成形して乾燥させる 星形、食べ物の模型、恐竜、クリスマスデコレーション、花など、思いつくものは何でも作れます。成形した作品はトレイに載せて乾燥させましょう。
    • 粘土が完全に乾燥するまで、24~28時間ほどかかります。
    • 粘土が乾燥したら、アクリル絵の具で着色できます。
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方法 2
方法 2 の 3:

接着剤で粘土を作る

  1. 1
    材料を用意する この方法だと火を使わずに簡単に粘土が作れるため、時間をかけたくない場合に最適です。次のような少ない材料で作れます。
    • コーンスターチ 250g
    • 白い工作用接着剤 240ml
    • 食用色素(ジェルタイプまたは液体)
    • ボウル
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    コーンスターチをボウルに入れる まず250gのコーンスターチで作ってみましょう。足りない場合は、コーンスターチと接着剤を加えるだけで量を増やすことができます。
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    接着剤をゆっくりと加える 材料をかき混ぜながら、コーンスターチに接着剤を少量ずつ加えていきます。適度な硬さになるまで、接着剤を加えましょう。通常はコーンスターチと接着剤が2:1の割合でちょうどよい硬さになります。
    • 生地がぽろぽろと崩れるようでであれば、さらに接着剤を加えましょう。
    • ねばねばしている場合は、コーンスターチを加えましょう。
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    粘土に着色する ボウルに食用色素を入れて手でこねます。濃い色の粘土を作る場合は、好みの色になるまで食用色素を加えましょう。
    • 異なる色の粘土を作る場合は、粘土を小分けにしてそれぞれに着色しましょう。
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    粘土を成形する 砂遊び用の型やクッキーカッターを使うか、創造力を働かせて成形しましょう。満足のいく作品ができたら、涼しく乾燥した場所で粘土を硬化させましょう。数時間後に粘土か乾燥したら着色して、世界にたったひとつの作品が完成です!
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方法 3
方法 3 の 3:

コールドポーセリンを作る

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    材料を用意する 自然乾燥させるポリマークレイの代わりにコールドポーセリンを使い、キャンドルホルダーやジュエリーなどの小さく繊細な作品を作れます。コールドポーセリンはデリケートな粘土で、乾燥するとやや収縮します。必要な材料を次のとおりです。
    • コーンスターチ 125g
    • 白い工作用接着剤 240ml
    • ホワイトビネガー 大さじ2杯
    • キャノーラオイル 大さじ2杯
    • 食品用ラップ
    • 耐熱容器
    • 生地の付着を防ぐため手に付けるオイル
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    耐熱容器に材料を入れる まず接着剤、ホワイトビネガー、キャノーラオイルを容器に入れ、次にコーンスターチを加えてダマがなく滑らかになるまでよく混ぜ合わせます。材料を混ぜ合わせると粘り気がでます。
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    高温の電子レンジで15秒加熱する 加熱後、容器を電子レンジから取り出して生地を混ぜます。加熱された生地は、この段階ではまだ粘り気があります。
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    さらに電子レンジで15秒加熱する 容器を電子レンジから取り出し、生地を混ぜます。この段階で、表面はやや固まっています。
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    3度目の加熱をする さらに電子レンジで10~15秒加熱し、容器を取り出して生地の状態を確認しましょう。この段階で、生地はねばねばした状態から、まとまった状態になっているはずです。
    • まだねばねばしている場合は、さらに15秒加熱しましょう。完成した粘土は、やや粘り気がある柔らかな状態です。乾燥しているようであれば、加熱のしすぎです。
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    生地をこねる 生地を少し冷ました後、手にクッキングオイルを付けて、生地が滑らかで手で伸ばせる状態になるまで3分ほどこねます。そして、生地をボール状にして引き伸ばしてみましょう。引きちぎった部分が尖ったままになっていれば出来上がりです。生地が崩れる場合は、加熱のしすぎです。
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    ラップに包んで保存する 粘土をすぐに使わない場合は、ラップでしっかりと包んで湿り気を保ちましょう。
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ポイント

  • 粉末の材料に食用色素を混ぜるのではなく、粘土に直接着色するには、色素を水に溶かして粘土に練り込みましょう。
  • 作品が乾くまで待ちましょう。大きな作品ほど、乾燥するまで時間がかかります。
  • 作業を終えたらすぐに後片付けをして、乾燥したコーンスターチと接着剤が作業台にこびり付くのを防ぎましょう。
  • 粘土が乾いて硬化する過程で、ひび割れができたり壊れたりすることがあります。
  • 粘土は涼しく乾燥した場所で保存しましょう。
  • コールドポーセリンで作った作品は、乾燥過程で収縮することを考慮して少し大きめに成形しましょう。
  • 粘土作りや成形作業の際は周囲が汚れるため、作業場所を覆ったりエプロンなどを着用したりしましょう。
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カテゴリ: 趣味・DIY
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