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自転車の塗装が古くなったり剥がれ始めてしまっている時は、塗装し直すと新品のような輝きが復活します。実は、高い費用を払って専門サービスに依頼しなくても、自宅で行うことも可能なのです。正しい道具と作業のための時間が確保できれば、カスタム自転車のような洗練された見た目に仕上げることができるでしょう。

パート 1
パート 1 の 3:
自転車を分解し準備する

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    フレームだけになるまで自転車を分解する タイヤ、左右のクランク、ボトムブラケット、前後の変速機、チェーン、ブレーク、ハンドル、サドル、フロントフォークに至るまで全て取り外しましょう。ボトルホルダーなど、これ以外の付属品が自転車に取り付けられている場合も取り外しましょう。[1]
    • 取り外されたネジや小さな部品は小さな袋を使って分類・保管しておけば、あとで組み立てる際に便利です。
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    フレームに貼られた転写シールやステッカーを剥がす 古くなり貼りついてしまっていると剥がしにくいかもしれません。なかなか剥がせない場合は、ヘアドライヤーやヒートガンを使い、シールの部分を温めましょう。温まると粘着剤が弱まり、剥がしやすくなります。[2]
    • 指で剥がすのが困難な場合は、パテナイフを使って隅から浮き上がらせるようにして剥がしてみましょう。[3]
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    フレームをしっかりと拭く ステッカーの粘着剤がフレームに残っている場合は防錆潤滑剤スプレー「WD-40」を吹きかけ、布で拭き取りましょう。[4]
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    フレームにやすりをかける 光沢付きの塗料が厚くフレームに塗られている場合は、グリットの低い(目の粗い)やすりを使い、古い塗装を取り除きましょう。塗装がマットな場合、または何も塗装されていない場合はグリットの高い(目の細かい)やすりを使ってこすりましょう。[5]
    • ワイヤーブラシ、粗目のサンドペーパー(80~120グリッド程度)を使って下処理をします。[6]
    • スクレーパーを使っても良いでしょう。多目的スクレーパーが非常に便利です。[7]
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    フレームをしっかりと拭き、乾かす せっけん水に浸した布を使いましょう。[8]
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    塗料を塗ってはいけない箇所に養生テープを貼る 次の部位は塗料がつかないように覆いましょう。[9]
    • ブレーキの支柱
    • ベアリング
    • 後で再度組み立てる際にネジをしめる必要のある個所(ねじ山)
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パート 2
パート 2 の 3:
フレームを吊り下げる、または設置する

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    塗装用の場所を確保する 外で作業することが難しい場合は、扉を開け放したガレージなどの換気の良い場所を選ぶようにしましょう。防水シートまたは新聞紙を床に敷き、塗料が床につかないようにしましょう。安全用のゴーグルやダストマスクも用意しましょう。[10]
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    輪になったワイヤー、またはロープをヘッドチューブに通してフレームを吊るす 屋外で塗装を施す場合は、ワイヤーやロープを吊るせる場所を探しましょう。木の枝や屋根付きのポーチの垂木があれば理想的です。屋内で塗装を施す場合、ワイヤーやロープは天井から吊るしましょう。ここで大切なのは、自転車の周りをぐるりと歩き回ることができて、あらゆる角度から塗装を行えるような場所を選ぶことです。[11]
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    吊るせない場合はフレームをテーブルに設置する ヘッドチューブにほうきの柄やダボを通し、クランプを使ってテーブルに固定して、フレームが宙に浮いた状態でテーブルの側面にしっかりと取り付けられているようにしましょう。[12]
    • 適したテーブルが無い場合、デスク、スタンドなど、フレームを床から離して取り付けられるようなもので代用しましょう。
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パート 3
パート 3 の 3:
塗装を施し再び組み立てる

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    高品質のスプレー塗装をする オンラインショップあるいは近所の工具店等で金属専用のスプレー塗料を探しましょう。汎用タイプの製品は、塗装が均一に仕上がらないので使わないようにしましょう。[13]
    • 異なるブランドの製品を組み合わせることもやめましょう。相性が悪いこともあります。[14]
    • 光沢のある仕上がりでなくマットな見た目にしたいという場合は、「マット」、「ツヤ消し」と特記されている製品を選びましょう。
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    1回目の塗装を行う スプレー缶を手に持ち30センチほど離れた位置に立ち、一定の動きでスプレーを噴射しましょう。1つの箇所に断続的に噴射しないようにしましょう。塗料が流れた跡が残ってしまいます。周りを移動しながらフレーム全体にまんべんなく塗料を噴射し、くまなく全体を塗装しましょう。[15]
    • 1回目の塗装の後に古い塗装が少し見えていても心配する必要はありません。薄い塗装を複数回繰り返して厚くしていくので、最終的に古い塗装は見えなくなります。[16]
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    15~30分ほどかけて1回目の塗装を乾かす 1回目の塗装が完全に乾いたら、スプレー噴射の手順をもう一度行い、薄く2回目の塗装を施しましょう。[17]
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    古い塗装が完全に見えなくなるまで複数回繰り返す その都度15~30分ほど待って塗装を乾かしましょう。最終的に何層の塗装が必要になるかは、色と、使用するスプレー塗料次第で変わります。古い塗装やフレームの金属が見えなくなり、新しい塗装が均一に施されていれば充分でしょう。[18]
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    錆びを防ぐためにクリアコートを施し、新品のような見た目を維持する 塗装が完了したら2~3時間待ちます。フレームが完全に乾いたところで、塗装の時と同じ要領でクリアコートを均一に、全体にスプレーしていきましょう。[19]
    • クリアコートは3回施すと良いでしょう。その都度15~30分待ってから再び噴射します。
    • または、最初に金属専用の酸化プライマーを使っても良いでしょう。長期的にサビの発生を抑えます。[20]
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    24時間放置して乾かす 触ったり動かしたりせず24時間待ちます。屋外で作業を行う場合は、天気予報を確認し、雨や雪が降る恐れがあれば注意深く屋内に移動します。完全に乾いてから貼ってあった養生テープを剥がしましょう。[21]
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    自転車を再度組み立てる タイヤ、ブラケット、チェーン、左右のクランク、前後の変速機、ハンドル、ブレーキ、サドル、フロントフォークなど、分解してあった部品を全て組み立てます。新品同様に生まれ変わった自転車に乗ってみましょう![22]
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ポイント

  • プロ仕様のスプレー塗料を使用しましょう。[23]
  • フレームの古い塗装のやすりがけが上手くいかない場合は、塗装除去剤を使うと作業の進みが早くなります。[24]
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注意事項

  • スプレー塗料を使用する際は常に安全用ゴーグルとマスクを着用しましょう。[25]
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必要なもの

  • 自転車
  • 工具一式
  • やすり
  • 洗剤
  • パテナイフ(必要に応じて)
  • ヘアドライヤーあるいはヒートガン(必要に応じて)
  • 養生テープ
  • スプレー塗料
  • クリアコート

このwikiHow記事について

Patrick Coye
共著者 ::
塗装専門家
この記事の共著者 : Patrick Coye. パトリック・コイはヴァージニア州アレキサンドリアにある「Patrick’s Painting & Home Improvement」の運営者兼経営者です。住宅建築業界にて15年以上の経験を有し、専門は塗装、壁紙剥がし及び張替え、乾式壁設置、デッキやフェンスのステイン塗装、キッチンキャビネットの塗装。同社はこれまでに2000件以上の内装塗装、800台以上にわたるデッキのステイン塗装を施工。2020年には建築コントラクター業界紙にてAmerican Painting Contractorの最優秀塗装技術大賞を獲得しました。 この記事は4,708回アクセスされました。
カテゴリ: 自転車
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