舌痛を治療する方法

共同執筆者 Ronn Callada, RN, MS

舌痛には舌の痛みやヒリヒリとした感覚、また乾燥するような症状が伴います。舌痛が発症する上で様々な要因が挙げられます。[1]舌を噛んでしまったり、舌に火傷を負うことで発症してしまう場合があるでしょう。それに加えて、真菌感染口腔カンジタ症といった感染症や口内炎、および舌痛症として知られている口腔内灼熱症候群なども原因として考えられます。[2]また、原因が不明な場合もあります。症状と診断内容によって、舌痛を緩和すると共に、それに伴う不快感を解消するための様々な治療法があります。

パート 1 の 2:
自宅療法で舌痛を治療する

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    噛んだ舌を冷水ですすぐ 舌を噛んでしまった場合には、冷水ですすいでみましょう。こうすれば患部付近に残った汚れや食べ物、また血液や破片を取り除くことができ、感染症を予防できるでしょう。[3]
    • 舌を深く噛んでしまった場合には、可能な限りすぐに医師に診てもらいましょう。[4]
    • 舌を冷水ですすいだ後に、氷を舐めれば腫れや痛みを軽減することができます。
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    氷かアイスキャンディーを舐める 舌に痛みやヒリヒリとした感覚がある場合には、氷やアイスキャンディーを舐めてみましょう。冷たさにより痛みが麻痺するだけでなく、腫れも抑えられるので不快感が緩和されるでしょう。
    • 舌を噛んだり火傷してしまった場合には、氷を舐めることが特に効果的です。[5]
    • 氷から溶け出す水分により水分補給も可能です。こうすれば舌が乾燥することもありません。舌が乾燥すると、噛んだり火傷してしまった舌の状態は悪化してしまいます。
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    食塩水で口をすすぐ 温かい食塩水で口をすすいで舌を綺麗にすると、舌痛の痛みが軽減されます。痛みや不快感が和らぐまで数時間置きに口をすすいでみましょう。[6]
    • 小さじ一杯の塩をコップ一杯のお湯に入れて、かき混ぜて溶かします。痛みを感じる舌の部分を中心に、30秒間口をすすぎます。終了後に吐き出しましょう。
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    舌痛を悪化させるような物を摂取しない 舌痛を患っている際には、辛みや酸味を伴う食品や、タバコといった痛みを悪化させるような物を控えましょう。こうすればすぐに回復するというわけではありませんが、不快感を抑える上で効果的です。
    • 食べる際に痛みを悪化させないためにも、柔らかく、爽快感があると共に、ひんやりとした食品を摂取してみましょう。スムージーやお粥、またバナナのような柔らかい果物を摂ってみても良いでしょう。ヨーグルトやアイスクリームも冷たく爽快感があるので食べやすいでしょう。
    • トマト、オレンジジュース、またソフトドリンクやコーヒーなどの酸性の食品や飲料は痛みを悪化させる恐れがあります。シナモンやミントも不快感を増大させる恐れがあるので控えましょう。
    • 知覚過敏向けに配合された歯磨き粉や、ミントやシナモンを含まない歯磨き粉を試してみましょう。
    • タバコを吸ったり、噛みタバコを噛んだりしないようにします。痛みを悪化させる恐れがあります。
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    液体を多めに飲む 一日を通じて水分補給をしっかりと行いましょう。こうすれば口の乾燥を防げるだけでなく、回復速度を速めることができます。
    • 口内の湿度を保つために大量の冷水やジュースを飲むように心がけましょう。
    • コーヒーやお茶といった熱い飲料は、舌のヒリヒリした感触や痛みを増大させる恐れがあるので控えましょう。
    • カフェインやアルコールは舌に不快感を生じさせる場合があるので気を付けましょう。
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パート 2 の 2:
検査を受けて医薬品を試してみる

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    医師に相談する 舌痛に悩まされており、自宅療法を行っても効果が見られない際には医師に相談してみましょう。医師は痛みの原因を突き止めて、適切な治療法を説明してくれるでしょう。
    • 舌痛には様々な原因が考えられます。真菌性、ウィルス性、また細菌性感染や、栄養不良、義歯不適合、歯ぎしりが原因で発生する場合もあります。また舌の磨き過ぎや、アレルギー、ストレス、不安なども原因となる場合があります。[7] 舌痛は口腔内灼熱症候群が原因である可能性もあります。[8]
    • 健康状態によっては、舌や口に物理的な変化が生じない場合もあります。または一般的な症状として、刺激を感じたり、炎症を起こす可能性もあります。例えば口腔カンジタ症の場合は白苔が舌に付着することがあり、その他にも腫れ、潰瘍、また舌がヒリヒリするといった症状があります。[9]
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    検査を受けて診断してもらう 舌痛や口腔内灼熱症候群の兆候が見られる場合に、医師は痛みの原因を判定するために検査を実施するでしょう。検査をしても舌痛の原因を解明できないことも少なくありませんが、医師は検査結果をもとに適切な治療法を決定します。
    • 医師は様々な診断方法を使用して舌痛の原因を解明します。これらの方法には血液検査、口内培養、生体検査、アレルギー検査、また胃酸検査が含まれます。また、心理テストを通じて、舌痛の原因が不安や鬱またストレスにないかどうかを確認する場合もあります。[10]
    • さらに医師は特定の医薬品が舌痛を引き起こしていないかどうかを確認するために、それらの薬剤の服用を控えるように依頼する場合があります。[11]
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    舌痛を治療するために薬を摂取する 検査の結果次第で、医師は舌痛の原因となる症状を緩和する薬を処方します。検査後に原因が判明しない場合にも、痛みや不快感を和らげるために、医師は薬や自宅療法を提案してくれるでしょう。
    • 舌痛において一般的に処方される薬として、アミトリプチリン、アミスルプリド、オランザピンの3つが挙げられます。これらの薬品は、舌の痛みやヒリヒリする感覚を引き起こすガンマ酪酸の作用を妨害します。[12]
    • 特に睡眠に悪影響が生じる際には、舌痛の不快感を緩和する上で、市販の鎮痛剤を飲むように医師が提案する場合があります。[13]一般的な市販の鎮痛剤には、アセトアミノフェン、イブプロフェンまたアスピリンが含まれます。
    • 鎮痛剤を飲む際には、医師の指示や、箱に記載されている説明に従いましょう。[14]
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    のど飴や、のど用スプレーを使用する 軽度の鎮痛剤を含むのど飴やのど用スプレーには舌痛の症状を抑える効果があります。のど飴やのど用スプレーは薬局やオンライン上で購入可能です。
    • 2~3時間置き、または医師の指示や箱に記載されている説明に従って、のど飴やのど用スプレーを使用しましょう。[15]
    • 完全にのど飴が溶けるまで舐め続けましょう。噛んだり、丸ごと飲み込んだりしないように注意します。さもないと喉が麻痺してしまい、飲み込むのが困難になります。
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    カプサイシンクリームを塗って喉の症状を和らげる カプサイシンクリームは痛みを緩和する作用を持つ局所鎮痛剤です。一日に3~4回舌に塗ってみましょう。[16]
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    殺菌性マウスウォッシュを試す 舌や口の感染症を治療する上で、ベンジダミンや殺菌性マウスウォッシュを試してみても良いでしょう。舌の痛みや腫れを軽減する助けになります。[19]
    • ベンジダミンはプロスタグランジンを妨害して痛みを緩和します。プロスタグランジンは炎症に起因する痛みがある時に生成される化学物質です。[20]
    • 15mlのベンジダミンをカップに注ぎ、口を15~20秒間すすいでから吐き出します。
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このwikiHow記事について

ナース・プラクティショナー
この記事はRonn Callada, RN, MSが共著しています。 ロン・カラーダはニューヨーク州にあるメモリアル・スローン・ケッタリングがん治療センターでナース・プラクティショナーとして、ニューヨーク大学看護学部では非常勤職員として働いています。2013年にストーニー・ブルック看護大学にて看護学修士号を取得。
カテゴリ: 健康
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