親になるのは、とても幸せなことですが、難しいことでもあります。子どもが何歳になっても、親としての役割は一生続きます。良い親というのは、子どもにたくさんの愛情を注ぎ、人生の様々な教訓を教えるものです。子どもが優しく立派な大人として独り立ちできるように環境を整えてあげるのが、親の最も重要な役目です。そんな理想的な親になるための方法を見ていきましょう。

パート 1 の 3:
子どもに愛情を注ぐ

  1. 1
    子どもをたくさん愛してあげましょう。子どもは、愛情を最も必要としています。優しく触れ、そっとハグをしてあげるだけで、子どもは親からの愛情を感じることでしょう。スキンシップは非常に重要な愛情表現です。以下のような方法で、子どもとの身体的接触を図りましょう。
    • 親の些細な言動によって、子どもの自信や優しさは養われます。優しいハグをしたり、勇気付けの言葉を言ってあげたりしましょう。また、感謝や共感の気持ちを伝えることも大切です。笑顔で接することも意識しましょう。
    • 子どもには毎日きちんと「愛している」ということを言葉で伝えましょう。どんなに子どものことを叱った日でも、欠かさずに伝えることが大切です。
    • ハグとキスは、とても重要な愛情表現です。幼い頃からの身体的接触で、子どもは親から愛されていることを感じ取ります。
    • 子どものことは、無条件で愛しましょう。みなさんの中の「良い子」の理想像を押し付けてしまっては、子どもは自分が愛されていると感じないでしょう。何があっても、子どものことを愛してあげるのです。
  2. 2
    褒めてあげましょう。良い親は、上手に子どもを褒めるものです。子どもが何かを達成したときには、褒めてあげることで、自信を付けさせましょう。社会に出るためには、自分に自信を持つことが非常に重要な要素になります。自信がないと、自主性や冒険心が養われません。子どもが何か良い行いをしたときには、必ずそれに気付き、褒めてあげましょう。
    • 子どもを注意する回数よりも三倍は褒めてあげしょう。子どもが悪いことをしたときには、もちろん叱る必要がありますが、自分に自信を付けさせることの方が大切です。
    • 子どもがまだ幼く、言葉だけでは全てを理解できないときには、拍手や笑顔などのリアクションで喜びを表現しましょう。トイレの使い方を覚えたときや、成績が良かったときなど、様々な場面で褒めてあげるのです。そうすることで、子どもは達成感や喜びを覚えていきます。
    • 漠然と「よくできました」と褒めるのではなく、具体的に何が良かったのかを伝えてあげましょう。例えば、「妹に順番を譲ってあげて、偉かったね」や「おもちゃを片付けてくれて、ありがとう!」など、子どもの言動で良かった点を明確にしてあげることが重要です。
  3. 3
    子どもを他者と比較しないようにしましょう。特に、兄弟姉妹との比較は禁物です。子どもには、それぞれに個性があります。一人一人の個性を尊重し、それぞれの興味や夢を認めてあげましょう。自分の個性が尊重されないと、子どもは劣等感を感じます。子どもに何かを教えるときは、他人と比較する発言は避け、その子どもの個性を踏まえた上で話しあってみましょう。劣等感ではなく、自尊心を育ててあげるのです。
    • 子ども同士を比較することで、兄弟の仲が悪くなることがあります。ライバル心の強い兄弟ではなく、仲の良い兄弟を育てることを目指しましょう。
    • えこひいきしないようにしましょう。とある調査によると、多くの親は、自分の子どもの中に「お気に入りの子」がいるそうです。そして、ほとんどの子どもは、自分がその「お気に入りの子」であると信じています。子どもたちが喧嘩をし始めたときには、どちらか一方の味方になるのではなく、公平な立場で発言をしましょう。
    • 子どもが二人以上いる場合、歳が上の子どもに多くの責任を負わせないようにしましょう。弟妹の面倒を見ることを押し付けると、兄弟仲が悪くなってしまいます。自分の責任は自分で持つ大切さを教えると、子どもはきちんと自立していきます。
  4. 4
    子どもの言うことには、耳を傾けましょう。親の考えを伝えるばかりではなく、きちんと子どもの意見を聞くのです。子どもが何か問題を抱えているときには、話をたくさん聞いてあげましょう。子どもの悩みに興味を示し、助けになりたいという姿勢を常に見せると、子どもはあなたにどんなことでも相談しやすくなります。
    • 毎日子どもと話す時間を設けましょう。寝る前や、朝食を食べているとき、学校から帰ってきたときなど、時間帯はいつでも問題ありません。話しあうときは、他の作業の手は止めましょう。
    • 子どもに「話がある」と言われた場合には、真剣に向き合ってあげましょう。「今話したい」と言われれば、全ての作業は止め、きちんと聞いてあげるのです。あるいは、どうしても手が離せない場合には、きちんと話を聞くことができる時間を後で設けましょう。
    • 子どもの賢さを過小評価しないようにしましょう。子どもはあらゆることに敏感で、勘も鋭く働きます。子どもの考えは、きちんと受け入れましょう。
  5. 5
    子どもと過ごす時間は、とても大切です。しかし、親子間の距離が近すぎるのも問題です。「守ること」と「過保護になること」は全く別物だということを認識しましょう。親と過ごす時間が子どもにとって息苦しいものではなく、特別で楽しいものであると感じさせましょう。
    • 二人以上の子どもがいる場合には、一人一人の子どもとの時間を平等にきちんと設けましょう。
    • 自分の今後のビジョンについて子どもが話をしたときには、子どもの考えを尊重しましょう。しかし、何でも許すわけではありません。世の中には、ルールや制限があることも教育する必要があります。何でも親に許されてきた子どもは、大人になったときに、社会のルールを守れなくなってしまいます。子どもの望みをなんでも叶えてあげるのが、親の優しさではありません。ときには「ダメ」と言うことも大切です。しかし、「ダメ」と言うときには、その理由もきちんと説明し、代替案を出してあげましょう。「親がダメと言っているんだから、言うことを聞きなさい」という発言は、典型的な悪い例です。
    • 子どもの興味に合わせて、楽しい場所に連れて行ってあげるのも親の務めです。公園やテーマパーク、博物館や図書館など、どこに行きたいかを聞いてみましょう。
    • 子どもの学校行事には参加しましょう。また、宿題も見てあげましょう。授業参観や保護者会などでは、担任の先生と話し、子どもの学校生活について聞いてみます。自分の子どもがどのような生徒であるのかを把握しておきましょう。
  6. 6
    子どもの晴れ舞台は、必ず見てあげましょう。仕事がどんなに忙しかったとしても、バレーの発表会や高校の卒業式など、子どもにとっての大切な行事には、駆けつけるようにしましょう。子どもの成長は早く、気が付けばあっという間に大人になっているものです。たとえ会社の会議に一度参加しなかったとしても、上司はきっとそのことはすぐに忘れます。しかし、子どもは、みなさんが大切な発表会を見に来てくれなかったことをずっと覚えていることでしょう。子どもをいつも優先する必要はありませんが、大切な節目の日には、そばにいてあげましょう。
    • 大切な日に子どものそばにいてあげられないと、一生後悔するかもしれません。また、子どもが自分の卒業式のことを思い出したときに、「親が来てくれなかった日だ」と思ってしまうのは、とても悲しいことです。
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パート 2 の 3:
正しい躾をする

  1. 1
    子どもが納得の行くルールを設けましょう。自分の勝手な理想を押し付けるのではなく、子どもが幸せになるためのルールを設けるのです。あまり厳しくし過ぎると、子どもは、自分の判断は常に間違っていると思い込んでしまいます。厳しくせずとも、正しいルールを覚えさせることで、子どもは立派に成長していくものです。子どもには、親が「怖い存在」ではなく、「大切な存在」であると認識してもらえるように意識しましょう。
    • 家庭のルールについては、きちんと伝えましょう。子どもは、自分が何をすれば叱られるのかを知っておく必要があります。子どもに何か罰を与えるときには、罰せられる理由を理解しているかも確認しましょう。子どもが納得のいく説明を親ができなければ、その罰の効果は無くなってしまいます。
    • ルールの内容だけでなく、ルールを守らせるタイミングも筋が通っている必要があります。厳しすぎる罰は、あまり意味がありません。また、体罰は決して使わないようにしましょう。
  2. 2
    どんなに怒っていても、冷静さを保ちましょう。子どもにルールを守らせる場面では、親は落ち着いていることが大切です。叱ってばかりいると、子どもから「怖い」や「すぐ機嫌が悪くなる」と思われてしまいます。とは言え、子どもが言うことを聞かないときに冷静さを保つことは非常に難しいです。したがって、感情が高まり、大きな声を出してしまいそうになったら、一旦頭を冷やすために別の部屋に移動しましょう。そうするだけでも、子どもは、親が怒っているということを理解します。
    • 冷静さを失い、感情をぶつけてしまうことは誰にでもあります。撤回したい発言を子どもに言ってしまったのであれば、きちんと自分の非を認め、謝りましょう。感情的になるのが普通のことのように振舞うと、子どもはそれを真似するようになります。
  3. 3
    常に首尾一貫した発言を心がけましょう。一度設けたルールは基本的には変えず、子どもが何か特別な理由でルールを破ろうとしても、許さないことが大切です。子どもが自分の気分次第で勝手にルールを破り、親がそれを許すと、そのルールの効力は無くなります。子どもに対して、「今回だけは特別だよ」と二回以上言ったことがある人は、注意が必要です。意味のあるルール作りをしましょう。
    • 一度ルールを破って、それが許されると、子どもは何度でもルールを破ります。
  4. 4
    夫、あるいは妻と一緒にルールを決めましょう。子どもが何かの許可を求めたときに、両親の返事がそれぞれ異なるのは問題です。例えば、「母親の方が父親よりも甘い」と覚えた子どもは、母親のことを見下し、母親に嘘をつくようになるかもしれません。子どもにルールを守らせるためには、夫婦の意見は一致していることが大切です。子どもの教育については、夫婦できちんと話しあいましょう。
    • 子どもの教育に関して、夫婦間で全ての考えが一致している必要はありません。しかし、何か意見がぶつかった場合には、きちんと話し合って、解決案を考えましょう。
    • 子どもの前では、夫婦喧嘩は避けましょう。子どもが寝ているときは、口論になっても、小声で話しあうのです。両親が喧嘩している場面は、子どもにとっては怖くて不安を感じるものです。また、子どもは、両親の喧嘩の仕方を見て育つため、他の人と同じように喧嘩するようになるでしょう。意見が対立したとしても、物事は平和に解決できるということを子どもに見せてあげましょう。
  5. 5
    家庭内の秩序を保ちましょう。秩序や論理が重んじられた家庭で育った子どもは、安心感を覚え、家の中でも外でも秩序を大切にするようになります。以下のような方法で、家庭内の秩序を保つことができます。
    • 物事には制限があるということを覚えさせるために、寝る時間や門限を決めましょう。このようなルールを設けることで、子どもは親から大切にされていると感じるものです。文句を言うこともあるかもしれませんが、内心では、これらのルールが親の愛の証であると認識しています。
    • 責任感を養うために、子どもには家事の手伝いをさせましょう。そして、何かを手伝った後には、ご褒美をあげるのです。お小遣い、門限の延長、遊ぶ時間の延長など、子どもが喜ぶことをご褒美にしましょう。逆に、与えた仕事をきちんとこなさなかった場合には、罰を与えます。例えば、「お小遣いを1回与えない」など、普段の特権を取り上げましょう。報酬と罰の概念は、幼い子どもでもすぐに理解できます。子どもが大きくなるに伴って、責任を重くしていきましょう。つまり、報酬も大きく、罰も重くしていくのです。
    • 善悪について教えましょう。宗教を信仰している家庭では、子どもがその宗教に興味を示した場合、その宗教施設に一度連れて行ってみましょう。みなさんが無神論者や不可知論者の場合は、みなさんにとっての道徳を子どもに教えましょう。どのような場合でも、言行不一致にならないことが非常に大切です。子どもに「言っていることとしていることが違う」と言われないようにしましょう。
  6. 6
    子どもの人間性ではなく、あくまで子どもの行いを批判しましょう。叱るときは、子どもの言動について叱るのです。子どもにみなさんの理想を押し付けるのは止めましょう。子どもには、自分の努力次第で何でも成し遂げられるという自信をつけてもらうことが重要です。
    • 子どもが暴力的な、あるいは意地悪なことをした場合には、きちんと注意しましょう。そして、どう振舞うべきかを教えてあげましょう。「悪い子ね」と言うのではなく、「妹をいじめるのは、悪いことなんだよ」と説明することが重要なポイントです。なぜその言動が悪いことなのかをきちんと説明してあげましょう。
    • 子どもが悪いことをしたときには、しっかりと、しかし優しく問題点を指摘してあげましょう。きつい言い方は避け、何が悪かったのかを真剣に伝えるのです。
    • 人前で叱ることは避けましょう。子どもが公の場で何か悪いことをしたときは、人がいない場所に連れて行き、こっそりと叱ります。
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パート 3 の 3:
子どもの個性を伸ばす

  1. 1
    子どもの自主性を育てましょう。周りと同じことをする必要はなく、人と違うのも良いことであると教えるのです。幼いときに善悪についてきちんと学んでいれば、子どもはあらゆることを自己判断できるようになります。子どもを自分の分身のように扱うことは禁物です。親と子どもは別々の人間です。自分が成し遂げられなかった夢を、子どもに押し付けるのは止めましょう。
    • 子どもが何ごとも自分で判断できる年齢になったときには、その判断を尊重しましょう。部活動や友達について、自分で判断をさせます。何かが危険である、あるいは悪影響であると感じたとき以外には、子どもの判断に口を挟まないようにしましょう。
    • 子どもは、親とは反対の嗜好や性格を持つことがあります。したがって、みなさんが選んだものが子どもには合わないこともあります。子どもには、好きなものを選ばせましょう。
    • 子どもは、自分の行動には、必ず何かしらの結果が伴うということを学ぶ必要があります。それを学ぶことで、正しい判断を下せるようになり、大人に一歩近づくのです。
    • 子どもが自分でできることは、自分でさせてあげましょう。例えば、子どもがすぐに眠れるように、寝る前に必ずお水を一杯与えているとします。それは、優しい気遣いかもしれません。しかし、それに慣れてしまうと、子どもはみなさんが水を持ってくることを当然のことだと思い込んでしまいます。
  2. 2
    子どもの良い手本になりましょう。子どもに行儀正しく育ってほしいのであれば、親も行儀正しくいる必要があります。子どもは親の真似をするものなので、逆に言えば、真似をしてほしい振る舞いをすれば効果があります。自分で設けた家庭内のルールは、きちんと守りましょう。「百聞は一見に如かず」ということわざがあります。言葉で説明するだけでなく、行動で示しましょう。子どもは、見たことや聞いたことに非常に影響を受けやすいものです。親として、完璧な人間である必要はありませんが、子どもの手本になることは常に意識しましょう。「人には礼儀正しくしなさい」と子どもに教えてきたにも関わらず、スーバーで人と口論になっている姿を見せたら、子どもはみなさんが有言実行できていないと思ってしまいます。
    • 間違いは誰にでもあります。しかし、間違えた自覚があるのであれば、子どもにきちんと謝りましょう。「大きな声を出してごめんね。本当は怒鳴ろうと思ったんじゃないんだ。ただ、とても悲しかったんだよ。」というように説明をすれば、子どもも分かってくれるはずです。親が自分のミスについて何も言及しなければ、子どもはそれが正しい行いであると勘違いしてしまいます。
    • 子どもに慈善活動について教えたい人もいるでしょう。そのような場合は、食料供給所やホームレス施設などに連れて行き、子どもに慈善活動の手伝いを経験させてあげましょう。慈善活動の重要性について説明してあげれば、きっと子どもは興味を示します。
    • 子どもに家事手伝いの仕方を教育するときには、家事のスケジュールを立ててあげましょう。そして、「やりなさい」と命令するのではなく、「手伝ってくれる?」と頼みごとをするのです。幼い頃に家事の手伝いを覚えた子どもは、自然と自分から手伝いをするようになります。
    • 子どもに「物を共用すること」を覚えさせるためには、まずはみなさんが自分の物を子どもと一緒に使うようにしましょう。
  3. 3
    子どものプライバシーは尊重しましょう。自分のプライバシーと同等の扱いをしてあげます。例えば、勝手に親の部屋に入らないように躾けているのであれば、みなさんも子どもの部屋に勝手に入らないようにします。自室は安全な空間であり、自分の日記や持ち物は誰にも見られないと感じさせてあげましょう。そうすると、子どもは自分だけの空間に安心感を覚え、また、他人のプライバシーも尊重するようになります。
    • 子どもの物を勝手に触れば、親は信頼を失いかねません。そして、いつ再び信頼してもらえるかも分かりません。
  4. 4
    健康的な生活を送ることの大切さを教えましょう。健康的な食事、適度な運動、そして十分な睡眠が人間の体には必要であることを子どもに伝えるのです。しかし、健康面に関して厳しくし過ぎたり、何かを強制したりはしないようにしましょう。あくまでアドバイスをします。健康な体でいることの大切さが理解できれば、子どもは自分から進んで健康管理をしっかりとするでしょう。
    • 幼い頃からスポーツに携われば、子どもは運動の大切さと楽しさに気付くことでしょう。
    • 健康管理について、過剰に説明をし過ぎると、子どもは自分が批判されているのだと誤解してしまいます。こうなってしまっては、子どもは親と食事をしたくなくなるでしょう。また、隠れてお菓子を食べるようになる可能性もあります。
    • 健康的な食事についての教育は、子どもが幼いときから始めましょう。例えば、ご褒美にお菓子をあげる習慣は、子どもを肥満にさせる恐れがあります。幼い頃から、ジャンクフードはあまり与えず、フルーツやクラッカーなど、ヘルシーなおやつを出してあげましょう。
    • 食習慣というのは、一度身に付くとなかなか直せません。したがって、子どもには食事のマナーを教えましょう。食べ残しはせず、自分が食べられそうな量を取ることを教えるのです。一度皿に乗せた物を元に戻すのは、マナー違反であるということも伝えましょう。
  5. 5
    飲酒に関しては、節度と責任についてきちんと教育しましょう。子どもがまだ幼くても、飲酒の危険性について話しておくことは大切です。飲酒には年齢制限があること、また、飲酒運転は法律違反であることをきちんと伝えましょう。幼いうちに飲酒のルールについて教えなければ、子どもは遊び半分で危険な飲酒をしてしまうかもしれません。
    • 子どもが酒を飲める年齢に達して、友達と飲むようになったら、そのことについて一度話し合ってみましょう。酒を飲むこと自体が悪いことではないので、叱りつけないことが大切です。あなたの反応を恐れて、迎えに来ることを頼めず、結果的に、子どもが飲酒運転をしてしまった、などということがないようにしましょう。
  6. 6
    子どもには、自分のことは自分で決めさせましょう。間違った判断を下すと、人はそれ相応の報いを受けるということも学ぶ必要があります。したがって、全ての判断に親が口を挟むことは止めましょう。大人になれば、子どもは全て自己判断で生きていかなければなりません。親から少しだけアドバイスをもらいつつ、自己判断をすることに早い段階から慣れさせましょう。そうすることで、判断ミスを最小限に抑えることができます。
    • 行動には結果が必ず伴うということは、知っておく必要があります。判断能力や問題解決能力を養うことで、人は主体性を身に着けるのです。
  7. 7
    間違いを犯すことも人生には必要な経験です。したがって、何か深刻な問題でない限り、すぐには救いの手を差し伸べないようにしましょう。例えば、ハサミやカッターなどの刃物で、子どもが指を切ってしまったとします。痛みは伴うかもしれませんが、このようにして子どもは尖った物の危険性を学んでいくのです。親が一生子どもを守り続けることは不可能なので、子どもは自分からあらゆることを学ぶ必要があります。子どもが間違った判断を下すことを見るのは辛いかもしれませんが、長い目で見れば、みなさんにも子どもにもメリットがある行為なのです。
    • 子どもが自分の間違いから何かを学んだ際に、「だから言ったでしょ」という発言は禁物です。子どもには、自分でミスの重みに気付いてもらいましょう。
    • 子どもが何か誤った判断をしたときには、そばで見守ってあげましょう。親は、子どもの全ての判断ミスを阻止するのではなく、少しアドバイスをして支えてあげることに徹しましょう。そうすることで、子どもの問題解決能力が養われます。助け舟を出すことは問題ありませんが、考える作業は子どもに任せましょう。
  8. 8
    自分の悪習は直しましょう。ギャンブル、酒、薬物などへの依存は、子どもへの悪影響にしかなりません。タバコも、子どもの健康に被害を与えます。受動喫煙は、子どもが呼吸器疾患になるリスクを高めます。また、吸っている本人の寿命を縮める行為でもあります。アルコールや薬物依存によって、子どもに暴力を振るってしまうこともあるかもしれません。
    • もちろん、たまにワインやビールを少し飲む分には全く問題ありません。親が節度を保った飲み方をすれば、子どももそのような飲み方を覚えるでしょう。
  9. 9
    子どもに必要以上の期待をするのは止めましょう。子どもを、責任感と分別のある大人に育てることと、自分の理想とする「完璧な子ども」に育てることは全く異なります。学年でトップの成績を取ることやサッカーチームで最も上手にプレーすることなど、不必要な期待を押し付けるのは禁物です。代わりに、良い勉強習慣や健全なスポーツマンシップについて教えてあげましょう。そして、自分の好きなことに努力をできる子に育てるのです。
    • 常にトップを取ることを求めれば、子どもは自尊心が低くなり、いつか反抗することでしょう。
    • 理想を押し付け過ぎると、子どもは親のことを恐れるようになります。子どもにとっての「鬼教官」ではなく、「いつも応援してくれるチアリーダー」のような存在を目指しましょう。
  10. 10
    親の役目は、終わることはありません。高校を卒業する頃には、子どもは立派な大人になっていると考える人もいるかもしれませんが、それは間違いです。みなさんの親としての態度は、子どもに一生影響を与え続けます。子どもが遠くに離れても、常に気にかけ、愛情を注ぎましょう。子どもが大人になると、親は常に隣にいることは無くなります。しかし、何かあればいつでも支えになるという気持ちを子どもに示し続けることがとても重要です。
    • 子どもはいくつになっても親のアドバイスを求め、親の背中を見るものです。子育て術の次には、良い祖父母になる方法を考えていきましょう!
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ポイント

  • 子どもには、決して嘘はつかないようにしましょう。子どもは勘が鋭いので、嘘はすぐにばれてしまいます。
  • 子どもの言い分にも耳を傾けましょう。
  • 自分の子どもについては、何でも把握している気になるのは危険です。子どもが何かを嫌がるであれば、それは受け入れてあげましょう。
  • 子どもの人生に過干渉になることは避けましょう。自己判断をさせることも子育てにおいて大切です。
  • 子どもの前での喫煙は、控えましょう。子どもは何でも真似をします。特に未成年の場合、喫煙行為は犯罪なので、真似をしないよう注意しましょう。
  • 子どもの友達を見た目や態度で判断しないようにしましょう。子どもは、自分の友達が嫌われると悲しむものです。子どもの友達には、寛大な心で接しましょう。
  • 子どもに怒りをぶつけてしまいそうなときは、一旦冷静になりましょう。親も子どもも落ち着いた態度で話しあうことが大切です。
  • 子どもも一人の人間です。怒っているときには、そっとしておくことも親の役目です。
  • 何か良い行いをしたときには、必ず褒めてあげましょう。叱ってばかりいては、子どもに悪影響を与えます。体罰は許されません。
  • 子どもと外に出かける時間も大切にしましょう。美しい風景などを一緒に観に行けば、親子の絆が深まります。

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注意事項

  • 「親」でいることを恐れずにいましょう。ときには友達のように接する姿勢も大切なことですが、あくまでもみなさんは親なのです。堂々と親として振る舞いましょう。
  • 子どもが大人になったからと言って、子育てが終わったわけではありません。親の役目は、一生続きます。しかし、基本的には、大人になれば、子どもは自分で自分の判断を下し、その報いは全て自分で背負います。
  • 子どもを褒めることは大切ですが、結果ではなく努力を主に褒めましょう。
  • 子どもを甘やかし過ぎないようにしましょう。わがままで無責任な性格に育つ恐れがあるからです。
  • 自分の中の「親」の理想像に捕らわれないようにしましょう。子育ての方法は一つではありません。
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カテゴリ: | 家族
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