一般的に、スピーキングは言語の4技能の中で最も難しいとされています。聞き取り、理解、読み書きといった技能と、ネイティブスピーカーとの会話とはまた別物です。話したくても頭が真っ白になったり、しどろもどろになったりすることもあるかもしれません。しかし、正しい方法で努力を継続することで、スピーキングは容易に上達します。

パート 1 の 3:
一人でスピーキング力を伸ばす

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    自分の発話を録音する 一人でいれば、緊張する必要はありません。脳を自由に回転させ、自分の発音を録音しましょう。一人ならベストな状態で英語を話すことができます。英語のオーディオブックやビデオクリップなどを探して、その真似をします。同じように発音できますか?
    • もしくは、本を音読して、それを録音しましょう。実際に話す時には自分の発音は意外と聞こえないものですが、録音するとじっくりと聞くことができ、自分の発音がおかしい、遅れる、発音が難しいといった部分に気付くことができます。その後再び録音し、上達の程を確認しましょう。
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    音読をする 忙しくて時間がない、録音機器がないといった場合は、音読だけでも行いましょう。できれば一日に15分から20分以上の音読を毎日続けます。そうすることで英語を長時間話すことに慣れ、長い文章を抵抗なく作れるようになります。さらに、新しい単語を増やすこともできます。
    • 音読には、台詞が多い本を選ぶと良いでしょう。台詞とはすなわち会話文であり、主に分かりやすく、現実に即した言葉が使われます。詩の朗読ができるのは素晴らしいことですが、会話にはもっと実践的な言葉が必要です。
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    MP3、ポッドキャスト、ニュースを聞く 今や時代はデジタル全盛です。会話の練習に付き合ってくれるネイティブスピーカーがいなくても、心配することはありません。インターネット上にはおびただしい数のポッドキャストがあり、少数ながらニュース局もあります。科学雑誌のScientific American、CBC、BBCやオーストラリアの ABCラジオなどのポッドキャストを聞いてみましょう。最大の長所は、ポッドキャストの話し手の英語は大抵なまりがなく、明確で聞き取りやすい点です。
    • ポッドキャストのメリットは他にもあります。英語で楽しく話せる話題作りができることです。ニュースで聞いたことをそのまま繰り返すだけでも、立派な話題になります(ありふれた話題とは一味違います)。さらに、ニュースを聞くと知識の幅が広がり、英語が上達します。まさに一石二鳥です。
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    音楽を聴く プロが読み上げるニュースやポッドキャストには劣りますが、音楽も英語学習に効果があります。一つの曲を丸一日程度集中して聞くと、さらに良いでしょう。とにかく積極的に歌詞を聞き取り、理解しようと努めることが大切です。また、その曲の歌詞を検索して、一緒に歌ってみましょう。
    • この学習方法には、テンポが遅く歌詞を聞き取りやすいバラードが最適です。一日に一曲を選んで、歌詞の意味を理解し、ほぼ暗記できるまで聞き込みます。また、これはイディオムやスラングを覚えるのにも良い方法です。
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    テレビや映画を見る 聞き取り(リスニング)はスピーキングにおいて重要な役割を果たします。実際に人と会話をしなくても会話を経験するには、英語のテレビや映画を見るのが最も効果的です。どうしても必要な場合は日本語字幕を表示しても構いませんが、なるべく字幕なしで番組を見ましょう。
    • 映画は繰り返し見ることができるため、英語学習に最適です。何度も見れば見るほど、聞き取れる言葉が増えるはずです。テレビ番組は毎回出演する登場人物に親近感を覚えやすく、その話し方や言葉遣いに慣れることができて最適です。
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    自分の行動や思考を言葉にする 日々の生活の中で、自分の行動、感情、感覚、思考などを心の中で言葉にします。今現在、みなさんはウィキハウを読んでいます。おそらく椅子に座っているでしょう。音楽やテレビの音が聞こえているかもしれません。こういった事柄をすべて英語で表現すれば、その可能性は無限大です。
    • 過去や未来についても考えてみましょう。次に何をしますか?先ほど何をしましたか?スピーキング力を実際に上達させるには、常に英語で考える必要があります。英語で多くを考えれば考えるほど、結果が早く出ます。
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パート 2 の 3:
人の助けを借りてスピーキング力を伸ばす

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    リズムを真似する それぞれの言語には独自の音楽性があります。文法を完璧にマスターすることができても、その言語の持つリズムを正しく模倣できなければ、ネイティブスピーカーのように話すことはできません。そのためネイティブスピーカーと話をしたり、テレビで英語の番組を見たりする際には、強調、イントネーション、感情の込め方などをよく観察して、英語の持つ音楽性を上手に模倣しましょう。
    • あらゆる文章には、長く、強く、高いピッチで発音される部分があります。例えば「rock and roll」という言葉を「rock AND roll」のように中央を強く発音すると非常に違和感があります。代わりに文頭を強くし、「and」を軽く「rockin roll」のように発音すると、はるかに自然に聞こえます。これが英語の音楽性です。
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    話し手の口の動きも観察する すべての言語にはそれぞれの音楽性だけでなく、よく使われる独自の口の動きがあります。技術的には、ネイティブスピーカーでなくても正しい発音をすることはできますが、口の形が正しくなければ正しい音は出ません。ちなみに口の動きとは、唇と舌の両方の動きを意味します。
    • もちろん、話している人を遮って「今の舌の位置を見せて」というわけにはいきません。しかも、それはネイティブスピーカーにしか分からないことです。ネイティブの発音を聞いてすぐに完璧な発音ができなくても、とにかく試行錯誤しましょう。口の中のもう少しだけ後ろか、もう少し上の方で発音すれば正しい音が出せるかもしれません。正解は必ずどこかにあります。
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    ノートとポケット辞書を携行する 人と話したり、人の話を聞いたりした時に意味がよく分からない言葉が出てきたら、それを書き留めておいて辞書で調べましょう (スペリングはできるという前提で話を進めます)。 書いておけば、その夜になって「しまった、あの単語は何だったっけ?」と悔やむことなく、ノートをめくってその単語を覚えることができます。これが学習というものです。
    • 実は、単語を書き留めて調べるだけでは不充分で、覚えた単語を実際に使ってみることに最も意味があります。そうしないとせっかくの単語を忘れてしまいます。その日の夜や翌日に、さっそく新しい単語を使って話してみましょう。そうすることで、その言葉は自分のものになります。
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    様々な種類のクラスを受ける 毎日同じ英語のクラスを受けているとしたら、それはとても良いことです。英語学習においては、なるべく頻繁に英語に触れる必要があるためです。しかし、授業を2コマに増やすと「常に」英語でしゃべることができ、さらに効果的です。例えば、やたらと人数が多く、つまらない文法のクラスを受けているならば、もう一つ、少人数で集中的に個人指導が受けられる会話のクラスを受講しましょう。さらに週末にも、英語に触れる機会を作りましょう!
    • 発音矯正クラス、ビジネスクラス、トラベルクラスやその他のテーマに特化した英語のクラスがあります。料理に興味がある人は英語で行われるクッキングクラスを受講してみましょう。校内や市内にみなさんが参加できるスポーツチームはありませんか?自分の好きなことならば、英語であっても興味を持って取り組めるはずです。
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    英語を話す理由を作る 普通レベルの壁を超えるためには、日々の生活を無理にでも英語漬けにする必要があります。学校や授業だけでなく、生活の隅々にまで、英語をもれなく浸透させましょう。以下のアイデアを試してみましょう。
    • 英語学習中の友達はいませんか?もしいれば、スタディグループを作りましょう。英語圏以外の人との会話であっても、英語で考えることができて効果的です。お互いから学ぶこともでき、ストレスのない環境で学習できます。
    • 日本を訪問中の旅行者や、日本に住もうと考えている外国人を自宅に迎え、おもてなしをしましょう。Airbnb、Couchsurfing、Hospitality Club、BeWelcome、Global Free loadersといった民泊や宿泊施設を提供するサイトが数多くあります。ゲストを家に招くと、家庭で英語を話さざるを得ないでしょう!
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    オンラインで話し相手を探す そうは言っても、外国人旅行者を家に招く機会がない場合はどうすればいいでしょう?もちろん、安全なチャットルームをのぞいてみましょう。おしゃべりだけを期待する人が数多く参加しています。友達を見つけることができたら、ビデオチャットやボイスチャットでの会話も可能です。
    • ネット上には「あらゆる種類」のチャットルームがあります。怪しげなチャットルームに入る必要はありません。自分の興味のある部屋を選び、その評判を一応サーチしましょう。
    • チャットルームは性に合わないという人は、World of WarcraftやSecond Lifeといった交流型オンラインゲームに参加してみましょう。ゲーム上の世界では、身元を明かすことなく英語力を磨くことができます。
    • 文通相手を見つけましょう。PenPal WorldやPen-Palといったサイトでは文通相手を探すことができます。是非チェックしてみましょう。パソコンの向こう側にも、皆さんと同様に文通相手を募集している人がいるはずです。
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パート 3 の 3:
脳を鍛える

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    毎日新しいフレーズを覚えることを目標にする せっかくのポケット辞書とノートを活用できない場合は、ボキャブラリーの幅を広げるために別の方法を模索する必要があります。本、ウェブサイト、テレビ番組などで拾った新しい単語を書き留め、意識的にそれらを使う努力をしましょう。単語を覚えるにはそれしかありません。
    • 単語は使わなければ忘れてしまいます。新しい単語はもれなくノートに書き留め、必要な時には必ず見直します。時々時間を作ってノートをおさらいし、忘れてしまった単語を「これがあった!」と思い出しましょう。
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    音声記号を学ぶ 音声記号は退屈かもしれませんが、英語学習には非常に効果的です。国際音声記号(The International Phonetic Alphabet)は音と関連する記号のシステムです。発音が分からない単語に出会ったら、すぐに辞書で調べましょう。そこに記された音声記号を読むだけで、正確に発音できます。魔法のように素晴らしいシステムです。
    • 英語はドイツ語、フランス語、ラテン語を起源とし、そこに247もの言語がちらほら混ざる、非常に複雑な言語です。スペイン語のように文字と音が一致する言語では音声記号はさほど問題になりませんが、英語を学習する際には、音声記号の習得は最重要事項です。例えば、英語では「cough」「rough」「through」のouの発音はそれぞれ異なります。文字と音が必ずしも一致しないことが分かります。
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    報酬や罰でモチベーションを上げる 少々手厳しいかもしれませんが、ご褒美や罰の導入を検討してみましょう。例えば、家庭で「夕食時は英語オンリー」ルールを作るとします(これは非常に良いアイデアです)。しかし、このルールがどれほど続くでしょうか。おそらくあまり長くは続かないでしょう。しかし何らかの報酬(2週間続いたら外食して良いなど)や罰(日本語をしゃべったら100円払うなど)があれば、続けられる可能性がさらに向上するはずです。
    • なるべく英語を話すための上記の例は当然家庭内でのルールですが、クラスやスタディグループでこれを行うのもいいアイデアです。英語を話さない人がいる場合は、次回に何か食べ物を持ってきてもらいましょう。
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    あまり考えすぎない 英語のネイティブスピーカーの前では、頭が真っ白になり、体は硬直し、習った英単語が一つ残らず消え失せてしまうこともあるでしょう。何も思い浮かばず、しどろもどろになって、後には嫌な気持ちが残り、英語なんて二度と話したくないと思うかもしれません。しかし、それはみなさんだけではありません。何も心配することはありません。
    • これは誰にでも起こることで、いわば「大敗を喫した」状態です。このような事態を避けるには「こんなことは大したことではない」「永久に続くわけではない」「そのことで自分を批判する人はいない」ということを悟るしかありません。英語を話す人は世界中で大変な数に上るため、ネイティブスピーカーは様々なレベルの英語に慣れています。彼らがみなさんの話す英語を聞き取れないことはありません。
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    辛抱強く続ける あとは、とにかく辛抱強く続けることです。言語学習は「何年も」かかる長い道のりです。自分自身に腹を立てて学習を止めてしまうと最悪です。そのため、あまり自分に厳しくし過ぎてはいけません。結果は必ずついてきます。いつかはできると信じましょう。
    • 英語学習を続ける最も簡単な方法は、時々自分の進歩の状況を確認することです。つまり、新しい単語を増やし続けたノートを見返す、何度も見てマスターした番組を再度視聴する、かつては難しいと思ったことを時々振り返るといったことです。自分の努力の成果を実感することは、学習継続への大きな後押しになります。
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ポイント

  • 家族が英語を話さない場合は、折に触れていくつかの単語を教えてあげる機会を持ちましょう。家族が基本を理解できると、家庭で英語を話しやすくなります。

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