適切な方法で処理すると、苺は冷蔵庫の中でも1週間は保存できますが、お店で購入した苺の場合、何日前に収穫したものなのか不明なこともあります。[1] これから紹介するコツを参考にすれば、これまでよりも2〜3日長く苺を保存できるようになります。また、使い切れない場合の対策として、冷蔵保存の方法も紹介します。

方法 1 の 2:
苺の保存可能期間を伸ばす

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    購入前に古い苺が入っていないか確かめる ケースや箱に汚れや潰れがある場合、中の苺が腐っている可能性があります。また、腐っていないにしても、中の苺が何らかの理由で濡れているため、腐りやすい状態になっています。黒く変色した苺や潰れた苺はすでに腐り始めていて、カビが生えている苺は捨てるしかありません。
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    カビの生えた苺はすぐに捨てる カビは苺から苺へと広がり、あっという間に一箱を全滅させます。カビや潰れのない鮮やかな赤色で実のしまった苺が入ったパックを見つけるのが理想ですが、古いものやキズ物が1〜2個紛れ込んでいることがよくあります。購入後にすぐに全部をチェックして、変色したもの、キズ物、カビの生えたものは即刻取り除いて、残りの苺が腐るのを防ぎましょう。
    • 苺の近くにカビの生えたフルーツがある場合には、それもすぐに捨てましょう。
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    使う直前まで洗わない 水分のついた苺をそのまま置いておくと、その水分が浸透し、表面が柔らかくなり、潰れ始めます。そして腐るスピードを早めてしまいます。[2] 腐るスピードを遅らせるには、苺を食べる直前や料理に使う直前に洗いましょう。
    • うっかり苺を洗ってしまったときには、ペーパータオルなどで水気をしっかりと拭き取りましょう。
    • 潜在的に有害な化学物質や土壌生物を洗い落とすという点でも、食べる直前に洗った方がよいでしょう。
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    酢で洗う効果を理解する 水だけで洗うよりも、酢を混ぜた水で洗うと、潜在的に有害なバクテリアやウィルスを効果的に除去できます。しかし、これで苺が長持ちするというわけではありません。[3][4] フルーツから栄養を得る有機物が除去されてもフルーツの劣化は進む上に、水分が豊富なフルーツはもともと劣化の速度が早いと言えます。パックの苺のほとんどにカビが生えて処分するしかない場合には、酢1:水3の割合でスプレーボトルで混ぜて、苺に吹きかけてみましょう。そうでない場合は、フルーツを使う直前に洗うときだけ酢水を使うようにしましょう。
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    冷蔵庫か温度の低い所で保存する 苺は寒い環境で保存すると長持ちします。理想的な温度は0〜2℃です。しなびさせないようにするには、冷蔵後の野菜室で保存する、プラスチック製フードパックに入れる、空気穴を開けたビニール袋に入れるなどの方法があります。[5]
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方法 2 の 2:
苺を冷凍保存する

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    熟して実のしまった苺を凍らせる 古くなった苺や柔らかくなった苺は冷凍保存できません。鮮やかな赤色に熟した苺が保存に向いています。[6] カビが生えたり、柔らかくなった苺の処分方法には、コンポストに入れて肥料にする、菜園に埋める、ゴミとして出すなどがあります。
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    食べられない部分はカットする 大抵の苺は緑色のヘタがついた状態で売られていて、短い茎がついていることもあります。冷凍する前にヘタと茎は切り落としましょう。
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    冷凍する前に準備の仕方を決める 苺をそのままの形で冷凍しても大丈夫ですが、料理の材料やトッピングとして使う予定であれば、冷凍する前にスライスする、小さく切る、荒く潰す、ピューレ状にするなどしておくと便利です。冷凍した苺を解凍してから切るのは大変なので、その場合はピューレにすると良いでしょう。また、粒の大きな苺は小さくカットすると、冷凍も解凍も均等にできます。[7]
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    砂糖かシュガーシロップを加える(任意で) 砂糖やシュガーシロップをまぶすと風味や食感が増しますが、非常に甘くなるので万人受けはしません。[8] このやり方を採用する場合には、丸ごとでもカットしたものでも形に関係なく、苺1リットルに対して砂糖180ml(約3/4カップ)を加えます。または、同量の砂糖とぬるま湯で作った濃いシュガーシロップに、苺が全部浸るように入れて、冷蔵保存する方法もあります。[9][10]
    • 苺を保存容器や袋に入れたあとで砂糖やシロップを入れる方が合理的に思えますが、保存容器や袋に入れる苺の量を調節する必要が出てくるので、詰める前に砂糖やシロップを加えるか決めましょう。
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    ペクチンシロップを使ってみる(任意で) そのまま保存容器で保存する場合よりも風味と食感を残したいけれど、甘みは加えたくないという人には、ペクチンシロップを使う方法があります。ペクチンシロップを作るには、市販の粉末ペクチンを水に入れて、沸騰させて溶かします。メーカーによって加える水の量が異なるので、作り方を確認しましょう。ペクチンシロップが出来上がったら、粗熱を取ってから苺を浸します。
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    冷凍庫で使用可能な保存容器に入れる 厚手で硬いガラスやプラスチック製容器が最適ですが、使用する前に冷凍庫で使えるか確認します。冷凍庫専用のジッパー付き保存袋でも良いでしょう。くっついて凍って大きな塊にならないように、苺を離して入れます。また、冷凍すると苺が膨張するので、保存容器の上部に1.5〜2cm程度の空間を作りましょう。
    • 砂糖やシロップを使わずにそのまま冷凍保存したい場合には、トレイの上に苺をまばらに並べて、そのまま冷凍庫で2〜3時間冷凍する方法もあります。苺が凍ってから小さめの保存容器に移して冷凍保存します。この方法だと苺が一つ一つ凍るため、大きな塊になるのを防ぐことができます。
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    使用する前に部分解凍する 使用する何時間か前に冷凍庫から苺を取り出し、冷蔵庫に移して時間をかけて解凍します。解凍時間を短縮したいときは、苺を容器に入れて流水にくぐらせましょう。電子レンジで加熱するなどの方法では苺が柔らかくなりすぎて味が落ちます。また、完全に解凍すると柔らかくなるので、凍った部分が少し残っている程度で食べましょう。
    • 解凍にかかる時間は苺の大きさと量によって異なります。大きな容器や袋で大量の苺を冷凍した場合には、解凍に一晩以上かかることもあります。
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ポイント

  • 柔らかくなってしまった苺は、腐っていず、カビも生えていないのであれば、焼き菓子に使ったり、ピューレにしてサラダドレッシングに混ぜて使いましょう。

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注意事項

  • 亜鉛などの金属に長時間触れるとフルーツは腐りやすくなります。[11] しかし、これは工場や店舗などで大量のフルーツを処理する場合の注意事項であり、家庭では特に気にする必要はないでしょう。
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カテゴリ: 野菜と果物
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